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いげのやま美化クラブ

自然はアイドル!水辺の笑顔、未来の子供達へ素敵な自然の恵みを繋げていきましょう、環境問題、自然生き物、美化活動&男の料理

「ガサガサ」の達人気分で・・川で水中生物をたくさん獲る方法!・・・なかなか獲れない方編

2012-10-16 22:28:15 | 魚捕りの達人
ここは京都府長岡京市の小畑川&犬川合流地点、環境ボランティア「いげのやま」では
水辺にいる水中生き物の観察をしています、普段あまり気が付かない川の中、どんな生き物にめぐり合えるか
遊び半分で、調査しています、私は子供の頃から、魚獲りは大好きでした、最近は、この川も休日となれば
多くの方が、釣りや、川の中に入って、魚獲りをしているのを見かけます、でもよく見ると、あまり獲れてない様子???
「たくさん獲れるはずなのに~」?・・・と・・・・

私なら自信はあります、・・・っと言っても相手は自然・・・その時の状況次第もありますが・・・・・

約1時間で、どれだけ獲れるか、調査する事に!・・・・・

っと、その前に、

皆さんは「ガサガサ」って、知っていますか?・・・
「ガサガサ」って言うのは、水中の草むらに居る水中生物を網で捕獲する方法の事です!どうせ、楽しむなら、たくさん獲りたいですよね!

「がさがさ」の方法もいろいろありますが、今回は私流のやり方で、魚がたくさん獲れる方法
紹介したいと思います。

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ガサガサで、たくさん水中生き物を獲る為に、大切な事は3つ!あります!

最初に、道具・・・・・・
魚獲りの網!・・・っと言っても、いろんな種類があります、大きく分けて、2種類、
ちりとり型の網と丸型の網です・・・・・
もちろん、有効的なのは半円形の先が水平の物、水中の接地面が広いほど魚がすり抜ける確率が低いからです。
要するに、ちりとりと同じです、もし、円形のちりとりで、ゴミを集めようとしても、先からしかゴミはすくえませんよね!
昔からある、どじょうすくいのザル・・・これも半円形で、ちりとり型ですよね!・・・・・
今のガサガサの網はどじょうすくいの網が原点だと私は思います。




そして、網の先端を見てください!・・・・
金属のカバーが付いていますよね、このカバーは重要です、もし付いていなければ、川底ですぐに網が破れてしまうからです。
時々、カバーの付いていないものがありますので、注意が必要です。(プラスチックカバー)の物もありますが、
やっぱり、金属製の方が耐久性に優れています。

そして、網の目の大きさも、網目が大きいと、小さな生き物達は逃げてしまいます。

この、「ガサガサ」用の網を使うのが1つ目のポイントです。



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2つ目は、場所のポイント選び!・・・・・・





基本、両岸に草が覆ってる場所を狙います。
そして、移動しながら広範囲を攻めていきます。
捕獲する魚の種類にもよりますが、流れの速い場所より、流れの緩やかな場所

下画像のように、岸から、草が水面まで出ている場所、こんな所は水中生物のオアシスになっています。



水中には地上から伸びている草の根が水中にある場所や、水草がある場所で、しかも、石が少ない場所!
水の中は、砂又は、泥、落ち葉が体積している場所



下画像・・・こんなくぼみもなかなかのポイント!・・・・

では、すくってみましょう!・・・・
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3つ目のポイント!・・・・・・「ガサガサ」の上手なすくい方・・・

基本、水中から、岸へ向かって、水の底からすくいあげます。
砂や泥、落ち葉が体積している場所では、砂ごと、泥ごと、落ち葉ごと、一緒に岸へと、ずらしながら、すくいます・・・・
慌てなくても魚は逃げません!・・・・
決して、川の底から網を上げないことです、ほとんどの人は、川底から少し上の方をすくっています。
魚も賢い生き物!・・・・川底から、意外と逃げてるんですよ!・・・・




そして、水中の根っこも一緒にすくうことです、そこで「ガサガサ」すると、根っこや草の中に隠れている魚が出てきます。
そして、慌てて、あげないで、しばらく待つ事も大切です!・・・・

「ほらぁ~!・・・どじょうちゃんが入っています」・・・・・・簡単でしょ!



ちょっと、大き目のハヤもこの通り!・・・(12センチぐらいかなぁ~)・・・




どじょうも、10匹!「どう・・じょうかなぁ~」・・・!



ドンコなんて、3センチ~7センチたくさん獲れます!

ちょっと、この川では珍しい、エビ・・・普通の小さなエビでは無く、手の長い(手長エビ)かな?・・・・



10センチぐらいのカメちゃんも!・・・・



ちょっと、珍しい、カニさんも!・・・・川のモズクカニ!・・・・サワガニより土迫力!・・爪の先にはモズクの毛の様な物が・・
足を広げて、20センチぐらいはありました!・・・脱皮したてで、グニャグニャでしたが、元気に生きていました!





あとは、ブルーギル(外来魚)の子供4匹・・・・川エビ50匹ぐらい・・・・・タナゴ1匹(昔はタナゴなんて何処にでもたくさん居ましたが、かなり激減して
今回見るのは、数年ぶりかなぁ~)・・・



約1時間で、「ガサガサ」・・・・たくさん獲れました!・・・・

最後にいつまでも沢山の生き物が獲れるように、「獲り過ぎない!」って言う事です!
最後まで面倒を見てあげる事が出来る分だけ持ち帰る事です。
来年も再来年も沢山魚が獲れるようにです。
それと、川を汚さない事です!・・・・・せめて、自分のゴミは持ち帰りましょうね!

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オマケですが、ドジョウの飼育方法を簡単に説明させていただきます、・・・
持ち帰ったドジョウちゃんは、出来ればエアーレーションや、ろ過機のある水槽で飼育してあげてくださいね!
それと、ドジョウちゃんは、脱走の名人です!・・・・たった5ミリの隙間でも脱獄する恐れがありますので!
今日も1匹学校に行く息子の靴の中に入っていて、「ぎゃぁ~!」・・・・・・でしたから!・・・・
冬場は、必ず、砂を入れてあげてください!来年の春まで冬眠します、その間は、餌も食べません!・・・
また、冬眠させないなら、ヒーターで、1年中水温を温めてあげてください!・・・この場合は餌は食べます!
餌は、市販の底に沈むタイプのフードが良いでしょう!・・・・


秋の10月~11月の寒くなるまでが、絶好の水棲動物捕獲時期です。まだまだ、間に合います!
子供さんもお父さんもがんばって、「ガサガサ」の達人になってくださいね!

また、川の水中生き物の調査、釣り編もありますので、お楽しみに!・・・・


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