ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

統計の日に思うこと

2013年10月16日 | どうでもよい話
10月18日は統計の日。
世の中、ビッグデータというキーワードが飛び交わない日はないくらい、統計学の手法を使ってマーケティングに活用しようというトレンドではあります。

手元に、総務省統計局が作った「ポケット統計情報」というが来ました。毎年、広報のために作っています。

わが国の基本的な統計データを年次別にコンパクトにまとめてあるので、「おお、一次エネルギー供給量は、CATV加入世帯数は、農家の収支は、年金受給者数は、最高速度違反告知送致件数はこうなっておるのか」みたいなことがよく分かります。いろんなジャンルを長期的に俯瞰できるのでボク的には面白いです。まるで社会科の授業にあるような統計ですので、イマジネーションを働かせないとつまらないかもしれません。

ボクがよく見るのは人口統計。よく敬老の日を前この話題が新聞に載りますよね。

昭和35年(1960年)に65歳以上の人口はたった5.7%、平成24年(2012年)は24.1%。4人に一人は65歳以上になりました。75歳以上だと、1.7%が11.9%に。

人口推計は、2012年が1億2,751万人、2040年になると1億727万人で約2千万人の減少、2050年になると1億人を割って9,707万人、2060年になると8,673万人になり、いまより4千万人も減ります。人口の多いぼくらの年代がいなくなると、こうなるわけですね。

その頃わたしゃ生きていないから関係ない、というのが大方の気持ちでしょうが、未来のためを考えて社会を作っていくのも私たちの役割だ、なんて、統計をみながら気持ちは気宇壮大になってきます。
じゃ、国の借金はどうするんだとか、これは考えても答えが出ない問題は考えないことにします。

そうだよね、これは分かりやすいと思ったのは、世帯数。平成7年(1995年)は4.390万世帯、平成24年が5,184万世帯で、約700万世帯も増えている。1人世帯、つまり独身の世帯主が1,124万世帯から1,678万世帯に、550万も増えているのです。

頼むよ、早く結婚して、こどもをたくさん生んで下さい、とお願いするしかありません。(と書いて、あ、独身が増えているのは若い人ばかりじゃないな、と気づきました。)

この情報は総務省統計局のホームページに載っていますので、お暇な方はどうぞ。