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家庭連合信者の拉致監禁 裁判例(美馬秀夫現徳島市議の精神病院違法入院事件)

2023年06月13日 | 法律・海外法務
家庭連合信者の拉致監禁は、50年前から続いていた。

中には、12年半も監禁されて、骨と皮だけになった後藤徹さんっていう、イエス・キリストみたいな被害者もいらっしゃる(こちら)。

あまり知られていない(ってか、忘れ去られている)事実として、その拉致監禁の初期の頃、なんと、

 精神病院に強制入院させる

ってことを、反家庭連合グループはやっていた。これも霊感弁連さんだろうか。

一例を紹介します。

1979(昭和54)年12月7日夜、当時30歳の、美馬秀夫さん(現徳島市議、7期)は、何者かに頭から背広のようなものをかぶせられ、両手に手錠をかけられて無理やり車に押し込まれた上、麻酔薬を注射された。

そして、翌日から久留米が丘病院に56日間監禁され、人身保護請求が通って、ようやく解放された。

1986(昭和61)年2月28日、東京地方裁判所(根本久裁判長)は、以下の事実を認め、被告病院長に賠償命令を命じた(昭和55年(ワ)3384号損害賠償請求事件)。

~~~以下(てにをはアレンジしたりして)引用~~~
原告美馬は、昭和五四年一二月八日、両親らによって、手錠をされた上麻縄で縛られて久留米ヶ丘病院(東京都東久留米市)へ連行されたのであるが、途中で睡眠薬を注射されていた上に相当疲労していたので、被告(中山註:病院長)の問いに対しても応答できる状態でなかつたので、 全く口をきかなかった。 

(中略)

被告(病院長)は、…精神病であるかどうかの診断をすることなく、原告美馬を経過観察のためとして入院させた。

(中略)

被告は、原告美馬について、精神病でなかったにもかかわらず、入院させ、不必要な薬物療法を行っていたものと認めるのが相当である。
~~~引用終わり~~~

おいおい、精神病じゃないのに、不要な薬物投与って、、、
ロボトミー出術もひどいけど、この久留米ヶ丘病院もヒドいな、、、

また、この裁判では、美馬さんと一緒に原告となった拉致監禁(強制入院)の被害者について、判決で、病院長が「心電図をとるためと称して睡眠薬を注射して眠らせた」ってことまで認定されています。

心電図と偽って睡眠薬を注射 → 強制入院って、、、

44年前の、信じられない事実。

『日本宗教の闇』88~89頁。

 
霊感弁連(「地獄に堕ちろ弁連」 こちら)さんが、この美馬さんの事件にどれくらい関わっていたかは存じ上げません。

が、拉致監禁を30年間も正当化し続けている郷路征記先生(こちら) は、何らかの形で関わっていたのでは、、
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1 コメント

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Unknown (PureWater)
2023-10-16 03:55:14
家庭連合信者ですが、初めて聞く内容です。驚きます。全国弁連は昔はもっとひどい事をしていたんですね!
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