拉致監禁は正当行為として違法性が阻却!?
霊感弁連さんの大御所みたいな、郷路征記弁護士は、「拉致監禁は正当行為として違法性が阻却される」とずっと主張している。
昨年の11月に出した『統一教会 マインド・コントロールのすべて』(1993年12月に出たものを復刻したもの)で、最初の本を出した30年前から、ずっと、30年経って、ご見解を変えていらっしゃらない。
~~~以下引用~~~
…これらの親の行為をとらえて、統一協会は拉致監禁と批判している。
<親の行為は正当行為>
しかし、そのような親の行為は刑法上監禁にあたるものではない。
親が知らずして犯罪行為をしている子どもについて、 その犯罪行為をやめさせるために話しあい、説得の場をもつことが犯罪行為を行なわせている統一協会によって妨害されている状態なのである。
親として子どもとの話し合いの場を確保するために最低限の行為を行なうことは、知らずして犯罪行為を行なう子どもの看護という視点からも、社会に対する責任という視点からも、刑法三五条の正当行為(法令又ハ正当ノ業務にニ因リ為シタル行為ハ之ヲ罰セズ)として、その行為の違法性を阻却されるのである。
~~~引用終わり(同書260頁)~~~
大学生とか社会人になって、家庭連合に入信した子供を、親が「家庭連合はカルトだ! 反社だ! だから犯罪行為をするのが当たり前だ! だから監禁するのが正当行為で許される!」ってことでしょうか。
30年前に出した本を、そのまま、内容を変えず、昨年に出したということは、こうやって、30年間、拉致監禁を正当化してきたってことですね、郷路先生、、
法曹諸兄はどうお考えでしょうか。。。
※ 30歳になって、親から拉致され、精神病院に強制監禁入院させられた美馬秀夫市議が勝ち取った勝訴判決は こちら