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人見絹枝がオリンピックで日本女子初のメダル(銀メダル)を獲ったのが、8月2日。
人見絹枝が24歳で逝ったのも、同じ、8月2日。
その64年後、64年ぶりに、日本女子としてバルセロナオリンピックでメダル(同じ銀メダル)を有森裕子が獲ったのも、これまた同じ、8月2日。
ちなみに人見と有森は、同じ岡山の同郷。
有森は、同郷の先輩・人見絹枝に憧れて育ち、岡山の人見絹枝杯で表彰された。それも第一回の人見絹枝杯。
有森の祖母が人見絹枝の一年後輩だった。
有森は、祖母との写真をバルセロナに持って行っていた。
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この岡山、銀メダル、8月2日、という奇妙な符合。
有森の銀メダルに、人見の天からのサポートがあった、と思わずにはいられない。
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人見絹枝は、100メートルで惨敗後、このままでは日本に帰れぬと悲壮感を持ち、人生初の800メートルに出場。
最後、失神するほど、力を振り絞り切った。それで銀メダル。
後に人見は、そのゴールテープ前の根性を「これが大和魂の発露でなくて何であろう!」と振り返った。
人見が大和魂を発露して、人見が長逝して、64年後に有森が先輩を追って銀メダルを獲った、8月2日。
その8月2日を、Google calendar に入力して、毎年、人見の大和魂を、我が惰弱な心に植え付けん。