川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

MacBook 買い替えました

2024年07月04日 | 業務効率化・ライフハック
5年くらい使った愛機Macbookが、初期化しても具合悪いので、銀座アップルで買い替えました。

13インチ、スペックは低いもの。動画は使わないので。

いろいろ快適~ Google 日本語入力の単語登録をインポートして、Clipyをインストールして。。

Better touch tool もインストールして設定中、、、 これ設定難しくなったね、、

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Space X と会議

2024年07月04日 | 社会・時事など
イーロン・マスクの率いるSpace Xの方とWeb会議。

こちら Human Spaceflightの、私人を前澤友作みたいにどんどん宇宙に連れていくミッションの方と。

Over-populationだから火星に行く、というミッションもあるけど、「宇宙から地球を見ることで、視点が変わる」という効果もあるよ、とアドバイスしました。

Location counts. 場所が大事。

同じことを、東京のコンクリートジャングルで考えるか、サハラ砂漠の中で考えるか、南極大陸の上で考えるか、宇宙で考えるか。全然変わってくる。

だから『移動する人はうまくいく』なんて本も出る。

 
この、「宇宙空間に出ることで、視点や価値観が変わる」ってのは、まさに立花隆の『宇宙からの帰還』の話。

宇宙飛行士は、宇宙を見たことでガツンとアタマを殴られたような衝撃を受ける。具体的には、宇宙と地球の美しさを見て、「これは神がいるに違いない」って思う。

だから、地球に帰ってきた後、半分くらいは宣教師になる。

 
そんなエピソードがたくさん書いています。

この本おすすめだよ、とアメリカのSpace Xの方に説明しましたが、残念ながら英訳は出ていないようですね。

____________

そうそう、無神論者の紀藤正樹さんとか鈴木エイトさんも、この1983年の名著『宇宙からの帰還』を読んだらいいのに。

神や天についてきっといいヒントが得られるはずだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西郷隆盛は、巨大な空白だった

2024年07月04日 | 人物
西郷隆盛が2度目の遠島(正確には3度目?徳之島の次。最初の奄美大島は、遠島の刑というよりは、匿われただけ)に遭った沖永良部に行ってきました。

西郷が流刑に遭った、吹きざらしの座敷牢を見に。

「吹きざらしの座敷牢」を見るためだけに沖永良部に行く人は、あまりいないと思う。

いろんな人が西郷伝を書いているが、「あ、この人、沖永良部に行っていないな」というのは、沖永良部の座敷牢あたりの表現を見れば、すぐわかる。

そんな沖永良部に行く前に、機内で、いくつか重要な西郷伝を読んで思った。

西郷は「死者と同化する能力」が高い。「死者を自らに生かす」能力というか。要するにエンパシー。Empatheticである。

西郷の前に、西郷に思いを託すように、非業に斃れた人たちの、思いを受け取る力が強かった。

  • 平田靱負(薩摩義士。岐阜の堤防で切腹した人)
  • 赤山靱負(久光⇆斉彬の内紛で、西郷の父親が介錯した。その赤山の血染めの衣服を西郷は大事にした)
  • 島津斉彬
  • 月照(一緒に入水自殺して西郷だけ生き延びた)
  • 無参禅師(禅の師匠、特に非業に斃れたというわけではない)
  • 藤田東湖(地震で母を救おうとして圧死)
  • 橋本左内(西郷は、左内からの手紙を城山で死ぬまで肌身離さず持っていた)
そう。

明治6年の政変で下野した以後の西郷が「巨大な空洞」で、岸田首相とか東條英機に似ている、と書きましたが こちら 、やや訂正します。

明治6年以前も、ずっと、西郷は、巨大な空洞ではなかったか。

自らを無にして、本来無一物の禅の境地に立ち、天を相手にして、敬天愛人、有神無我、無欲恬澹、自らを空虚にする。

西郷が聖書を学んでいたのはもう定説のようですが、聖書的に言えば、The more submissive we are, the stronger we will be. 

神に従順であればあるほど、我々は強くなる。自分を無にして、宇宙と一体化して、神とか天に近づこうとするほど、力が発揮できることがある。

西郷は、「欲をなくすこと」を説いた。これは沖永良部の座敷牢あたりでしっかり教わった。






↑ 「欲ヲ離ル」「欲ノ一字」が見える(沖永良部の西郷南洲記念館、座敷牢の脇に立つ)。

この西郷の教えは、沖永良部に行かねば知らなかった。沖永良部最大の収穫の一つ。

欲を離れる、、、ほとんど「宗教家」の西郷。ガンディーそっくり。

華美軽薄な明治政府に厭気が差して下野する前も、維新の英雄として八面六臂の活躍をしていたときも、西郷は無欲で「巨大な空虚」なのではなかったか。

周りが良き人であれば、その空虚に、良きエッセンスが入る。
周りがダメな人であれば(西南戦争で暴発した薩摩男児)、その空虚に、ダメなエッセンスが入る。

大西郷の偉大さと、愚かさは、その「偉大なる空虚」に由来するのではないか。

そんな仮説を立てています。

〜〜〜

後記

空白に「死者」を容れた時代は良かった。維新の英傑。
空白に「生者」を容れたらダメだった。西南戦争。

やはり我々は、死者と共に生きて、100年・1000年の時間軸を持たねばならない。

我々にインストールすべきは、1000年の篩にかけられて風雪に耐えてきた、太くたくましい軸。

令和ニッポンの、一時的で刹那的で享楽的な価値観ではなく。

この辺を見極めるのが、不易流行ですね。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文明とは

2024年07月04日 | 社会・時事など
文明とは。

文明とは、正義が広く行われることである。

西郷隆盛が、西郷南洲遺訓で。



家庭連合に対する解散命令請求。

これが「正義」だったのか。

中(渦中の弁護士)から見ると、とても「正義」とは思えない。

霊感弁連のプロパガンダに振り回されている文科省・政府が、「正義」だとは思えない。

この点で日本はまだ文明国とは言えまい。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする