山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

塩山洋酒 萩原社長 オレンジ持つ

2019-07-10 12:04:20 | ワイン四方山話

塩山洋酒のオレンジワインが好評です。

塩山洋酒の萩原社長が持つのは、オレンジワインとザルツベルグ。

オレンジワインは、甲州種100%で、甲州種の皮を取らずに4日間醸し、その後通常の甲州種ワインを作ります。

甲州種ぶどうは、独特のえんじ色の葡萄。

えんじ色の葡萄の皮の色素が、そのままワインになります。

味は、本来の甲州種ワインよりは、皮の渋みが感じられ、より複雑な味わいになっています。

ワイナリーでは900本醸造したのですが、すでに半分以上売れたそうです。

当店も、初回販売分が2日で完売、追加入荷しています。

ワイン名のオレンジルーシーのルーシーは、茶味が加わったオレンジ色との事。

「ライバルは、丸藤葡萄酒の甲州醸し」、と野望は大きく言っていました。

こちらが、ライバル指名の丸藤葡萄酒の甲州醸し。2268円。

塩山洋酒のオレンジルーシーは1970円です。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list1.htm#enzan

ちなみに、萩原社長が持つもう一つのワイン、ザルツベルグはドイツワインではありません。

塩山洋酒の塩山を塩の山として、ドイツ語でザルツ(塩)ベルグ(山)です。

甲州種100%のすっきりした辛口です。

ネーミングはどうかなあ、と思いますが、ワインは、東京農業大学醸造科、山梨大学ワイン科学士のエリートコースを歩んだ萩原社長の自信の逸品です。


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