岩崎醸造(勝沼町)の一升瓶ワインの改廃で、終売になるホンジョー金ラベルの甲州醸しに、惜しむ声がお客様より、よく聞かれます。
甲州醸しとは、白ワイン用の葡萄の甲州種を、皮を取らずに醸造する(赤ワインの醸造方法)ワインの作り方。
皮の渋味やエグミが果汁に入る為、白ワインの醸造には適しません。
しかし、昔は甲州種を皮が着いたまま、醸造していた時期があったとのこと。
岩崎醸造は、一升瓶ワインでその醸造を再現していました。
ワインの色も、透明ではなく、ピンク色になります。
だから、ラベルにピンクとあります。
ただ、普通の甲州種とは味が違うので、売る時、説明が必要で、なかなか厄介なワインでした。
もちろん、ロゼとも言えません。
このワインが最近は良く売れるようになり、だからこそ、原料不足に悩む岩崎醸造にとって、終売対象ワインになったかもしれません。
最近、甲州醸しが、丸藤葡萄酒やマルサン葡萄酒でも、数量限定で作られているとの事。
うーん、大変残念ですが、終売です。