山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

笛吹ワイン特集② アジロンダック

2024-03-20 12:50:10 | ワイン四方山話

笛吹ワインの特集②は、アジロンダックです。

アジロンダックは、戦前戦後、山梨や長野で、たくさん作られていた北米原産の黒葡萄。

甘口の赤ワインの原料として栽培されていました。

現在では、赤の甘口ワインの需要が少ないので、アジロンダックの栽培は極端に少なくなったのですが、山梨では復活してきました。

今では、10社以上のワイナリーがワインを発売していると思います。

一升瓶では、新酒の時期に、北野呂醸造(一宮町)や麻屋葡萄酒(勝沼町)でも発売されます。

1年を通じて販売しているのは、笛吹ワインだけです。

赤の甘口ワインは、外国ではほぼ発売されていませんが、日本では鳥井信治郎(サントリー創業者)氏が考えた赤玉ポートワイン(現赤玉スイートワイン)のお陰で、まだ多少の需要があります。


この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 笛吹ワイン特集① | トップ | リピートされる自信あり! ... »
最新の画像もっと見る

ワイン四方山話」カテゴリの最新記事