長野県塩尻市の林農園(五一わいん)の、一升瓶ワインが入荷しました。
前回は3アイテムでしたが、今回は全アイテムの6種類。
ロゼがブームなので、ロゼの一升瓶も2種類入荷です。
塩尻は、桔梗ヶ原メルローで有名ですよね。
桔梗ヶ原メルローは、塩尻のワイナリー8社の多くが作っていて、それぞれが特徴あり、素晴らしいのですが、そのメルローは林農園が始まりです。
甘味果実酒(現在のサントリー赤玉スイートワインのようなもの)が全盛の昭和50年代前半まで、塩尻は甘味果実酒(赤はコンコード種、白はナイアガラ種)の生産拠点でした。
だから、サントリーとメルシャンがあるのですね。
しかし、甘味果実酒の消費が減り、このままでは産地として生き残れないと、大手も含めて話し合いが行われました。
今後、どのような品種を栽培していくか。
その時、いろいろな葡萄品種を栽培していた林農園から、メルローが最も塩尻に合っているのでは、という事で、メルローの栽培が始まったそうです。
林農園のいろいろ試す姿勢は創業以来の伝統で、ブランド名になっている創業者の林五一氏が、塩尻に入植して、様々な果実を栽培したり、最も早くワインを醸造したり、林農園の貢献は非常に大きいものがあるようです。
現在では、道をはさんだ前にある井筒ワインも有名で、大手も含め塩尻全体として盛り上がっています。
その林農園の一升瓶ワイン、楽しみです。
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