山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

清里タッチダウンビール試飲

2007-01-02 19:35:08 | 新商品インプレッション
2007年1月2日、年末の忙しい日々を乗り越え、一週間ぶりの休み。
休みだけど、今日だけは早く起きる。
箱根駅伝を見るため。
毎年、1月2日だけは、強引に休みを取る。
地元山梨の山梨学院大学を応援するため。
しかし、1月3日は、休まない。
近年、山梨学院大学が活躍するのは、往路のみだから。
2区は、山梨学院大学の名が連呼される。
その後は少しさみしい。

去年は復路で頑張って、久し振りに2位の活躍。
今年は、往路9位。
浜松や酒販&酒のディアーズでは、箱根駅伝での山梨学院大学の順位予想をやっている。
見事当てた方は、もれなく缶チューハイがもらえる。
景品の缶チューハイ数は決まっていて、それを当てた方皆で山分け。
1位から5位の予想をするお客様が多かった。
13位とか17位とか予想する方は、1人くらいだった。
もし、そんな結果になったら、その方は缶チューハイ10箱もらえる。
はたして、嬉しいのだろうか。
もしかすると、受け取り拒否されてしまうかも。
山梨学院大学、復路はがんばれ。

箱根駅伝の後は、おせちの残りをつまみにビールを飲む。
今日は、清里のタッチダウンビール。

清里萌木の村のカレーレストラン「ロック」が製造している地ビール。
2006年秋季全国酒類コンテスト第1位になったデュンケルビール。
タッチダウンビールは、同年春のコンテストでも、プレミアムロックビールで第1位を受賞。
レベルの高いビール。

タッチダウンビールは下面発酵ビール。
ビールは酵母が上に行くか、下に行くかで、上面発酵ビールと下面発酵ビールに分かれる。
日本の大手ビールメーカーのビールをはじめ、世界のビールの主流は下面発酵ビール。透明感のあるクリアな味が特徴。
上面発酵ビールは、古代からのビール製造方法で、複雑な味のビールができる。ベルギーの自然発酵ビールもその一つ。

日本の地ビールでは、味の特徴を出すため、上面発酵ビールもあるが、タッチダウンビールは下面発酵ビール。
これから飲むデュンケルは、ドイツ語で暗い、黒っぽいの意。英語のダークにあたる。
でもスタウトのような焦げた味はしないクリアな味わいのはず。

ではグラスに注ぐ。
色は、茶褐色。
見事に透明感があり。
香りは、抑えてありながらも、麦芽の香りが鮮やか。
グッと一杯、茶褐色からくる重い感じは一切なく、飲みやすい味わい。
甘みは少なく、苦味がすこし強いため、すっきりとしたのどごし。
さすが、日本一のビール。
これはぐびぐびいけます。
330ミリ485円。
ぐびぐびいけますが、330ミリで止めておこう。

アルコール5,8度、原料は麦芽とホップのみ。
瓶のみの販売。缶を出してくれないかなあ。
キリンビールOBの方が製造責任者。
ドイツビールの正統派です。









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