寿命時計は、午後7時53分46秒です!

私の平均余命83.846歳(厚生労働省H28年度データ)を24時として、私の生きて来た人生は上の通りです。後残り時間は?

2016(平成28)年3月(大阪)場所

2016年03月28日 12時45分29秒 | 今場所は・・?







いやぁー、終盤から二大関(稀勢の里、豪栄道)そして、王者横綱白鵬の三つ巴戦が繰り広げられるのでは・・・っと観衆は期待をしていたのですが、白鵬の意表を突く作戦で、あっけなく終わってしまいました。




初日から、ぼーっとしていたのか、宝富士に敗れ、奮起をして、怒涛の如く次から次へ来る力士を猛牛の突進の如く蹴散らして、王者の意地を見せつける勝ちっぷりでありました。

                    




快進を続ける稀勢の里の初優勝の期待もあったのですが、11日目の白鵬戦で敗れ、やっぱり白鵬の優勝だろうと、なんとなく観衆も思っておりました。





                    



                  

ひょっとして、白鵬が、ここ一番っと云う処で白鵬が破れたりする事を密かに願って観ていた千秋楽のこの一番・・・・どうしても勝ちたいという白鵬の気持ち(勝利者インタビューで言っていた)で、まさか、まさかの「変化」っという誰もが予想もしなかった奇策であっけなく、終わってしまいましたね。





                    








もう、観客は、ブーイングとヤジの嵐、ボーぜんと立ちすくむ白鵬、心の中で「勝った!」、っという一瞬の歓喜を味わったが、複雑な気持ちの中、まさか簡単に日馬富士が土俵の外へ飛び出すとは思わなかったんでしょうね、たぶん、ちょっとした、ジャブのような張り手感覚で変化をしたんでしょう。



その後、本格的に四つになって闘う事も視野に入れていたんだと思います。
それと、日馬富士の気迫が立ち合いで突っ込んで来ると見抜いたんでしょうね。



しかし、結果は王者横綱としての勝ち方ではなく、誰もが一斉に非難とブーイングの嵐でありました。

日馬富士も、この一番が、自分の為だけではなく、自分には関係がない優勝の行方の鍵を握っているという周り鋭い期待感、空気を読んで、集中して思いっきり立ち合いでぶつかって行ったんでしょうね。



そうゆう気迫に、まっこうからぶつかって行かなければならなかった事に、白鵬はとっさに今までの勝負の相撲勘で変化をしてしまったんですね。

野球で言うと、期待されるバッターとの投手対決で、9回裏2アウト2,3塁、一打逆転のシーンで、投手が満塁策をとり、勝負しないで敬遠した時のカンジでしょうか?
でも、野球だったら、まぁ、仕方ないやろと納得もするかもしれないか・・・?



白鵬は、今まで味わった事のない、みんなのブーイングで、特に場所が悪い、大阪人のヤジは強烈で、その人の人格までも奪ってしまうほどの追い詰めるヤジ!



テレビ放送でも聞こえて来るくらいの大きな声・・・
逆に、地元大阪人にとって、大人げない恥ずかしいヤジ・・・




甲子園で対戦相手のチームは、阪神戦が嫌ではなくて、ヤジが嫌で、慣れていても甲子園で戦いたくないという大阪人の強烈なヤジ!。

そのヤジに、クリーンなイメージの白鵬が一人背負う事に耐えられなくなって、優勝インタビューの後でまさかの泣いてしまい、タオルで目を拭っていましたね。


                    







その姿が、悪役になってしまった白鵬をいじらしく思った観客も多かった事でしょう。
インタビューは、放送事故になるかと思うくらい、思いあまって言葉が出なかったですね。



ただ、一言「申し訳ない、すみません」っと云う、一言だけだったですね。
同じ言葉でも、政治家のすみませんとは、違う本音の処だったんでしょうね。


                    





後日の談話で、認知症の父親に、遠ざかっている優勝を見せてあげたいという気持ちだったそうで、優勝して当たり前の、白鵬の心の重圧感をカンジさせますね。



その重圧感が、今回の勝つための技法として、変化もその一つだったんでしょうね。
変化もある時は、かまわないんですが、ここ一番の時は、その方法は考えた方がいいでしょうね。



最近、白鵬は、勝つための猪突猛進になって、ダメ押しもたまにやっており、注意されてますよね。

八日目の取組で、鼻血で血まみれの嘉風にダメ押しをした時は、危ないし、横綱らしくないと非難をあびましたね。





                    





とにかく周りが見えなくて必死なんですね、勝つためには猫だましもするし、いろいろ試行錯誤しながら考えているんですが、前場所のように後半、あっさりと負ける事もあるのも白鵬そのものなんですね。



今場所も、ちょっとそれを期待していた人もあったと思います。
しかしながらこうゆう結果になり、今場所は後味が悪い場所になりましたね。



普通千秋楽の目玉の一つは、表彰式なんですが、嫌気が刺して怒ってしまったのか、ゾロゾロと帰って行く観客が多く、盛り上がりの掛ける表彰式でしたね。





                    





まぁ・・・ルール追加として、横綱、大関クラスは、「変化」は禁止にして欲しいものですよね。




さて、豪栄道のカドバンは、地元大阪で脱出したのは、今回気迫は、違いましたね。
やれば出来るやん・・と、なにわっ子は思った事でしょうが、まだまだ場当たり的な相撲内容なので、ファンはやきもきしながら観てしまいます。







しかし、五日目の琴勇輝戦で、右太もも内転筋を痛めて、残り十日間を踏ん張っていい成績を残したのは立派であります。
でも、解説の北の富士親方は、怪我が多すぎると苦言を言っておりました。



                    







同じカドバンの照ノ富士も、ぎりぎり脱出ですが、本来の豪快な相撲ぶりではなく、ケガを心配しながらの相撲ですね。


                    





そして琴奨菊、前場所優勝をして、今場所、横綱の声もかかった場所でしたが、五日目の隠岐の海戦で、破れてしまい、3大関、3横綱に敗れ、完全に横綱の話は、消滅しましたね。








観ていて、あの隠岐の海戦で、同体に近かったんですが、ものいいがついて、隠岐の海に軍配が決まりましたね。



微妙なカンジだったんで、取り直しかと思ったんですが、隠岐の海!
これで、琴奨菊にケチがついて、モチベーションが下がったんでしょうね。
ちょっと、気の毒な気がします。


                    





顔に出やすいんでしょうね、簡単に読まれて、稀勢の里や照ノ富士にも変化されてしまいましたね。





                    




もう大変でしょうね、綺麗な奥さんも出来、後援会に、次は横綱だと持てはやしたてられて、その期待感と重圧感を背負って挑む場所ですからね。
私だったら、理由つけて仮病か逃げますね・・・



前場所優勝で、マスコミの注目を浴びている琴奨菊に、ちょっとイラっときたのか今場所の稀勢の里は、初日から10連勝の快心撃で、琴奨菊から話題をさらってしまい、初優勝に期待が膨らみましたね。



白鵬戦で気迫に負けてしまいましたが、最期の頼みの綱の白鵬、日馬富士戦に望みをかけていたと思います。

しかしながら、白鵬の変化に、「なんじゃ、これ・・」っと言いわんばかりの顔をして、立ち去って行きましたね。





                    


白鵬は、稀勢の里も変化をやったから、いいと思った?らしいです。




勢も初っ端から、快調に飛ばして7連勝後土がついて、10勝5敗と好成績。







そして、白鵬、鶴竜、稀勢の里に負けただけの、12勝3敗の好成績の琴勇輝、「ホー!」っと気合入れの掛け声が、場内で人気の仕草であります・・・殊勲賞。


                    








蒼国来は、インフルエンザで2日休んで、復帰したものの5勝しかあげられず、負け越し・・・でも、頑張りました。


                    




本来の、切れのいい、すばしこい相撲を取る嘉風は、4勝11敗と、らしからぬ成績であります・・・ケガ・・?栃煌山もボロボロの4勝11敗・・・九州場所で、強かった松鳳山も4勝11敗・・・・





                    







「サンデーモーニング」などに出ている、相撲好きの唐橋ユミが、好きな力士としてあげている妙義龍は、持ち味を生かした相撲で10勝5敗。


                    





解説で北の富士親方に始め、ボロクソに言われている逸ノ城は、頑張って11勝4敗。








北太樹は、福岡場所から1月場所と負け越してもずーっと15枚目におり、春場所でも15枚目にいました・・・なんで、十両に落ち何ないの・・?っと思ってしまいますが、今場所も7勝8敗なので、確実に落ちるでしょう!


                    





それに比べ、前場所で5枚目の大砂嵐は、全休で十両落ち・・・しかし、実力のある彼は、すぐさま十両で優勝して、来場所戻って来ますよね。







好きになれない遠藤も11勝と戻って来るでしょう。


                    




面白い力士では、正代がまだ負け越したことがないという事で、下半身のブレが少ないドシっとした相撲が、今後楽しみであります。







最後は、なんやかんや言われても、優勝はうれしい白鵬でした!(^-^)


                    












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