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カレーなる隣人

カレー(華麗)なる隣人。それは日々街の至るところで出会ってしまう、すくうカレースプーンの先に映る人間像

「アウト!」の瞬間を見たい~サウナ編~

2006年05月25日 | 隣人のしおり
朝方、会社から近いサウナを探す。

「おーここでいいわ、とにかくすっきりしよー」

と思って八重洲のサウナへ。

階上へ昇ろうと乗ったエレベーターにはこんな張り紙が。

「足(靴下)の匂いの強烈な方は、他のお客様のご迷惑になりますので、すぐに靴下を脱いで頂くとか、先に足を洗っていただくとかお気遣いくださいませ。場合によっては入館をお断りいただく場合もございますので予めご了承願います。」

いや、私は笑いましたよ。これが見れただけでこの日はラッキー。思い出すたびに何度も含み笑いをしてしまいました。今でも笑えます。

<ツボ>
・「匂いが強烈」と強烈という婉曲的な、なんとも伝えがたい「くせーんだよ」という気持ちを巧みに隠している
・「足を洗っていただくとか」の「とか」がなんとも投げやりで、「そのくれーなんとか自分で考えろよ」みたいな気持ちが伝わってくる
・「お気遣い下さいませ」と、かなり実は命令口調。ここまでくるとかなり我慢も限界?
・「出たー伝家の宝刀」、「場合によってはご入館をお断りいただく場合がございます」
・「予めご了承願います」って、ぜんぜんフォローになってねーよ

ほんとにこんなことあるの?と思ったけど、過去に確実にこの事件が起こり、館内で大きな問題となり、アルバイトの中では伝説の事件となり、そしてやむにやまれず張り出されたビラなのだろう。
そう、あのエレベーター入った正面の一等地に張られるくらいだから。


いやーぜひ見てみたい、その「アウト」の瞬間を。
そしてどうやって判定するのか?
判定されたとき、その否定をされた人はどうするのか?

寝てなかったから早起きとは言わんけど、三文どころか三両くらい得した気分でした。

すがきや(名古屋)のスプーン

2006年02月23日 | 隣人のしおり
名古屋のすがきや

名古屋人ならみんな大好き!と、今日のお客様Yさんは言っている。

そこで見つけた面白スプーンがこれ。
スプーンでありながら、フォークも兼ね、昔割り箸がなかったころは、これだけでラーメンを食べていたそうである。

さらに隣のTさんは力説する!
「蓋に本店の味と書かれた すがきやのカップ味噌煮込みうどんが一番うまい」と。
しかし、実のところ実店舗のすがきやには、そんな手間がかかる味噌煮込みうどんなんて商品は存在しないのであった。

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カレーライフ ←こんなの読み始めました。

2006年02月09日 | 隣人のしおり
カレーライフ

集英社

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先日、「我輩は猫である」をようやく読破し、もうすこし軽いものを読みたいと思い手にしたのがこれ。結構年季のある小説かと思いきや、それほど古くはなく2001年3月発刊だとか。(紹介したのは文庫本です)

見れば中には「スープカレー」も既に登場していて、時代を先取りしています。

まだ読み始めたばっかりで、普通読み終わってから紹介すればいいのですが、なんかそれも味気ないので、読み始めた今日紹介しました。

かと言って、ここで内容を暴露する気もありません。

ようやく20歳になる主人公達なので、私の歳から言うとかなり若い彼らですが、普通っぽい主人公が、なんとなく周囲に流されながらも、自分の意思を確信し、歩んでいく話は変に肩を張らずに済むので読みやすいです。

とにかくカレー好きなら、「No Curry、No Life」!
「カレーライフ」は読んでおくべきでしょう。