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金沢七井の亀井編

2014-09-06 14:50:05 | 日記
 今日は、「金沢七井」のうち、「亀井」へ行くことにして、金沢区にある称名寺の赤門内西側にある亀井を目指していきました。ところが、称名寺のどちらが西側なのかが分からず、境内で散策している方に「金沢七井」の由来などを説明して、尋ねると赤門から入った2つ目の左側に入る小道を歩いて行き、突き当ったら処を左に折れて暫く行くと民家の敷地左の庭に丸い井戸があります。と教えていただくことが出来ました。行って見ると井戸の原形がのこされ存在していました。
 早速、その民家の家の方に話を伺おうとしたところ、残念ながら留守でしたから、やむを得ず向か側の住民の方に尋ねると時々大勢の方が来て見ていくので間違いないと云われ確定で出来ました。
 しかし、「染井」と違い井戸の付近に「亀井」と彫刻した標石はありませんでした。区の由緒ある井戸と云えども民家の敷地と云うことから、石標を設置することはできないようであります。
 さて、金沢七井の名称の由来を「染井」を訪れてから、横浜市の住居表示や久良岐郡当時の地名にもないので、金沢図書館で調べたところ、「金沢区生涯学習わの会」によれば、「水赤く濁りて物染ぬれば柿色となりし」とあることから、「染井」と名付たとありました。
 今回の「亀井」は、その昔、亀井天皇が御巡幸の折、ここを通りかかり、この井戸で口をすすがれ、喉を潤していかれたので、亀井天皇の名にちなみ、亀井といわれるようになったそうであります。
 「人には沿ってみろ、馬には乗って見ろ」と云われるとおり、先入観で人を判断することなく、実際に精神誠意話をすれば、応えは返ってくることが体験できました。

(称名寺赤門正面)

(称名寺赤門内側から)

(向って右に折れる小路)

(民家の庭の中にある「亀井」の古井戸)

(同じ)