私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

生まれ変わってもよろしく 第7,8話

2023-08-31 20:54:33 | 生まれ変わってもよろしく 韓国ドラマ

姉が帰ってきた事を殊の外喜び、人前でも思わずジウムの事を「お姉さん」と呼んでしまうチョウォン。
素直な性格なのは、ソハの秘書であるドユンの前でも一緒だ。涼やかに目を見開いて彼を見つめる様子を見ていたら、ドユンでも本心を打ち明けてしまうのは良く分かる。ただ、裕福な家庭で姉の事を除いたらこれと言った大きな問題もなく育った彼女を前にして、彼が「僕がダメなんだ」と拒否するのも良く分かる。
ジウムとチョウォンの姉妹の共通点は、好きだったら躊躇せずにグイグイ積極的な事だ。ソハとジウムの前の山が乗り越えるには大きすぎるのと違って、チョウォンとドユンが乗り越える壁は二人の心の中だけの問題だ。きっとこのカップルの温かさがジウムとソハを勇気づける展開になるんだろう。

「10回切って倒れない木はない」を実践するジウムの前にソハも彼女に心を開くも、チュウォン時代の因縁は二人の前に暗くのしかかるのだ。自動車事故は自分を狙って起こった事、そしてその実行犯がジウムの父親であることを知ってしまうソハ。
前世の因縁は消える事なく今に繋がり、その悪縁が今世では近しい肉親となって影を落とすというパターンがあるらしく、まさしくジウムはそのループにはまってしまっているのだ。更にキムチ鍋店に住み込みしている男性ミンギも何度も転生している事が発覚。現在と過去の因縁がずっとループになっている事が分かる。

転生とループを何も知らないソハは、自分が殺されそうになった事件の黒幕を探すべく尽力するが、その結果はやっぱり一番身近な人間の策略だったことが分かるのだ。自分を庇ってくれていたはずの叔父の仕業にショックを受けるソハ・・・・

イ・ボヨンが演じたソハの母は、フラワーコーディネーターとして息子のそばに出現。

前世と今世を含めた人間関係図を考えたら、その繋がり具合の自由さに驚くしかない。ドラマとしても面白く描くための腕の見せ所が沢山あるということか。


おさつバターフラペチーノ

2023-08-30 21:06:23 | スターバックス 特化 フラペチーノ・・・

本格販売は9月に入る今週金曜日からとの事だが、モバイルオーダーで今日、明日の2日間先行販売との事。初めてのモバイルオーダーで秋の香りを楽しむ。

クリームの中に感じられるのはサツマイモのホロっとした柔らかさ。そのホロっとした食感はクリームの中でも存在感を消す事なく、キチンと残っており、クリームのしっとり感と良いバランスのまま口の中にすっと入ってくる。

上にパラパラと降りかかっているカリカリとした芋けんぴがとても楽しい食感を産んでいる。ほのかな甘じょっぱさだけでなく、柔らかくなることなく、小さいながらも、最後までピリッとした仕事をしているのだ。

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モバイルオーダーにはニックネームが必要だ。毎朝モバイルオーダーで注文したものを出勤途中にピックアップして職場に向かわれる人もいる様子。スターバックスらしく、ニックネームを、「コロンビア〇〇さん」「ペルー〇〇さん」などコーヒーにちなんだ名前にしている人も多い。

私もそのネーミング方法に憧れ、一番好きなコーヒーから名前を貰って「カフェベロナ〇〇」というニックネームにしようとしたのだが、やりなれない事をして自分の事だと気づかないと困る。結局ごくごく普通の名前で登録。


乃木憂助は何故お赤飯を食べたかったのか?

2023-08-29 21:32:57 | なんということはない日常

日曜日の夜は「VIVANT」を楽しく見ている。

ドラマの謎考察は出来ないが、「乃木憂助は何故モンゴルでかなり唐突にお赤飯を所望したのだろう?」とドラマの謎とはあまり関係ない事がずっと気になっている。

あの時は、かなり唐突な申し出ではあるが、「モンゴルで大変な事を乗り越えたから、いわゆるハレの日の食べ物の代名詞お赤飯を野崎にねだったのだろう」と思っていた。ただ、ドラマが進み、乃木憂助の壮絶な半生を知ると、「彼はハレの日にお赤飯を食べた事があったのだろうか?」と、彼がいつお赤飯を好きになったのかが気になったりしていた。とてもお赤飯をゆっくり食べているような人生ではなかったのだから・・・

ただ、その後は、お赤飯問題より誰が裏切者か?が気になり、お赤飯問題をすっかり忘れていたのだが、先日彼が神田明神のそばにあるらしい彼の自宅(これもこだわりの日本家屋だ)で自らお赤飯を蒸している場面が出て来た事で「そんなにお赤飯が好きになるきっかけはなんだったのか?」と又気になり始める。ツヤツヤと光るお赤飯だけでなく、新鮮なカツオの刺身、お浸しまで・・・こだわりの夕餉だ。日本男児として、キチンと生活しているという設定なんだろうな・・・と想像してしまう。

「父親が農業支援をしていた地で母親にお赤飯を炊いてもらった思い出があるが心の奥底にあって、お赤飯が好きだ」なんていうエピソードがあったなら、私もすっきりするのだが・・・・

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あの乃木憂助の自宅のこだわり具合にも感動してしまう。縁側、卓袱台、食器棚、そして神棚。クーラーもキチンと設置されているのが見えるが、雰囲気はあくまで奥ゆかしい雰囲気の日本家屋だ。毎日キチンと三和土に打ち水もしているという設定なんだろうな・・・と映っていないところまで気になったりする。

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お赤飯の事が気になりすぎたのか、今日のお昼はお赤飯のおにぎりにしてみる。コンビニだけれども、私には十分美味しい。。。

 

 


続・韓国カルチャー 描かれた「歴史」と社会の変化

2023-08-28 21:38:20 | たまに読んだ本

「韓国カルチャー 隣人の素顔と現在」の続編との事だが、残念な事に私は未読。しかし、カバーのそでの部分の『本著では歴史に重点を置き、韓国社会の変化を考察する』という文章を目にして購入。

韓国ドラマや韓国映画は好きだが、あくまでも自分のその時の気分や好きなジャンルの物を見ているだけなので、順序立てて考えた事もない。ポイントを絞ってまとめてある本は、自分の視聴したドラマの事を思い出すのに手助けになりとても有難い。又タイミングが合わなかったりして見るチャンスのなかったドラマについて改めてポイント等を解説してもらうと「遅まきながら見てみようかな」という気持ちも湧いてくる。

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第9章「ベトナム戦争と韓国ドラマ、そして映画」では、ドラマ「シスターズ」が取り上げられている。ベトナムからは「戦争を歪曲している」という理由からネットフリックスに放送中断を要請した事で話題になっていたが、私は、戦争とお金の関係が非常にリアルに分かるドラマだと思って熱心に見ていた。お金が権力と繋がり、お金が更にお金を生みだすその汚さとリアルさが非常に恐ろしかった。権力を手にした者が悪事に手を染める様を、記者である三姉妹の次女が「1970年代の韓国の黒歴史のオンパレード(多分こんな内容のセリフだったと思う)」というニュアンスで話していた事を思い出す。ドラマを見ている際に、韓国軍がベトナム戦争に参加した理由が少しでも分かっていたらもっと興味深くドラマを楽しめた事だろう。

第3章では「マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~」が取り上げられている。

このドラマは私も大好きだ。人から「お薦めの韓国ドラマは?」と聞かれたら、このドラマを薦める事にしている。この本を読みながら、切ない思いでこのドラマを見た事を思い出した。

この本を読むと、未見のドラマは見たくなり、既に観たドラマはもう一度見たくなる。そんな気分になる。

 

*****(以下、「マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~」ドラマを見た時の感想)*****

社内でのパワーゲームには乗り切れず、閑職に追いやられながらも仕事に励む男性の前に現れたのは、同じ職場で働く契約社員の若い女性。

職場が一緒でも、正社員と契約社員では、キチンとした線引きがされており交流らしいものもないはずなのだが・・・人違いから男性が職場で巻き込まれたトラブルを彼女がこっそりと助けた事から、関わるはずの無かった二人が少しずつ相手の事を知っていくようになるのだ。

肉親、友人同士の行き来が濃い韓国でも驚かれるくらい兄弟愛に溢れる生活を送る男性と、過去の出来事から誰とも打ち解けず、更には借金を返すためにいくつも仕事を掛持ちし、身体の弱い祖母と二人でこっそりと暮らす彼女。

友人同士の行き来が濃いお国柄といっても、それは家庭状況や学歴が一緒であってこそ。そこから一旦外れてしまうとリカバリーは難しい。黙々とダブルワークをこなす彼女のような立場では、どんなに頑張ろうとそこから抜け出すことは不可能に近く、誰に助けも求めることは出来ないのだ。

しかし偶然が重なり、そんな彼女の状況を知ってしまう男性と、少しでも借金返済の足しになればと、彼のやさしさを知りつつも請われるままに彼の身辺調査をすることになる彼女。

妻、兄弟、友人と大切な人に囲まれながらも、時折感じる孤独に向き合う男性と、社会から孤立しながらも、寂しさを感じる余裕さえもなく、生活に追われる彼女。幸せそうな男性がこっそりと抱く投げやりな思いと、投げ出したいような現実に押しつぶされそうになりながらも、それでも生きようとする彼女の強さ。そんな二人が次第にお互いを静かに思いやる気持ちにも泣けてくる。

二人のやりとりも切なくて泣けてくるのだが、それ以外の登場人物一人ひとりにも語るべき話、聞かなければならない話がキチンとある。

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生まれ変わってもよろしく 第5,6話

2023-08-27 19:53:49 | 生まれ変わってもよろしく 韓国ドラマ

自分が前世の記憶を持っている事、前世で関係があった人にそれを告げるのは自分の都合であり、相手によっては混乱をきたすと分かっているジウムだが、19回目の人生は前の人生からいくらも経っていないせいもあり、その自制心もなかなかコントロール出来ない様子。更に本人も無意識に前の人生に話した言葉と同じような言葉を話しているのだろう。自分と庇って彼女が亡くなった事が心の大きな傷になっているソハは勿論、妹のチョウォンにとっても幼い頃に姉を亡くした事は大きな出来事なのだ。ジウムの言葉が、彼女の一挙手一投足が二人を混乱させるのも当然だ。

とうとう妹のチョウォンはジウムが姉であることを確信し、もう隠しきれなくなってしまうし、ソハもジウムを見れば亡くなった過去のチュウォンと現在のジウムの顔が交互に目の前に現れるのだ。これで混乱しない人がいないわけがない。

この転生に本人の強い恨みだとか、やり残しの思いを巡る葛藤等がないのでなんだか温かく見守る事が出来るが、ジウムの弟の借金問題から、更にはソハとホテルの運営の主導権を巡って争う代表の態度から、周りの状況はそんなに優しいものではない事が判ってくる。

幼いソハと生まれ変わる前のジウムが乗っていた車にトラックが突っ込んで来た交通事故は、ソハを狙った事故で、ソハの秘書であり友人であるハ・ドユンの父親も亡くなっていた事が判るのだ。

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前世の記憶が全部残っているジウムの行動が湿っぽくないのでいいのだが、なんでも覚えている事は幸せではないかもしれないな・・・と思ったりする。重い記憶に押しつぶされそうにならないんだろうか・・・

 

 

 


君は行く先を知らない

2023-08-26 21:14:51 | 映画鑑賞

イラクの乾燥した土地を走る車の後部座席に乗っているのは、足にギブスをはめた中年男性とそのギブスに可愛らしいいたずら書きをする幼い少年。後部座席の二人が言葉遊びのようにも思えるとりとめのない話をし続ける中、緊張した面持ちで助手席に乗っている母親と思われる女性と、運転席の青年は殆ど言葉を発する事もない。

家族旅行らしいことは分かるが、車中で旅先での予定が話される事はない。尾行を気にする両親、こっそり携帯を持って来た幼い少年の携帯電話を両親が取り上げる様子から何か理由がある旅であることが分かる。両親は家も車も処分し、車を運転する長男を国外逃亡させようとしているのだ。

逃亡する兄である青年とは年が離れており、何も知らされていない少年にとっては、愛犬を連れたドライブが最高の非日常的な出来事なのだろう。息つく間も惜しんでおしゃべりを続け、大はしゃぎだ。華やかな気持ちで息子の旅立ちを祝えない両親とは違い、何も知らない少年にとっては突然の離別が少し先に待っている事など思いもつかない事なのだ。

車が進めば進むほど別れの時間は近づいてくる。ギブスの中に自分の感情を押し込めたような父親と、溢れる感情を押し殺すような表情を見せる母親と、兄が旅立つことも知らずただ車の旅を楽しむ少年。

この地に残る3人の姿を通して、言葉少なにこの地を立つ青年の不安を思う。この地に残る3人は、今後どんな風に遠く離れた青年の事を思うのだろうか。

Ebi - Shab Zadeh(Official Video)


生まれ変わってもよろしく 第3,4話

2023-08-25 21:20:37 | 生まれ変わってもよろしく 韓国ドラマ

短くして終わった18回目の人生で出会ったソハに近づく為ならなんでも行うジウムは、母との思い出の詰まったホテルの運営に関わりたいという彼の元でホテルの仕事に就き、やや怯える彼の態度も気にせずにグイグイ近づく。しかしそんな彼女も彼が自分の18回目の人生の命日に墓参りをしてくれていることを知ると、自分が亡くなった事で周りの人間が悲しんでいる事を改めて実感するのだ。

長い間に何度も転生してきた彼女だが、以前の自分が死んだことを悲しんでいる人を見る事が出来たのは18回目の人生と19回目の人生が近いからこそだ(そして、この事にもどうやら秘密がある様子・・・)妹のチョウォンの心にもまだ自分が残っている事を知ると切ない気持ちになるジウン。

しかし、そんな切ない思いを抱えながらも、18回目の人生の命日がソハの誕生日であることを思い出したジウムは、「誕生日に告白すれば、忘れられないはず」とグイグイ彼に近づく事を忘れない。

気を許しそうになる度に彼女に対する警戒を強めるソハだが、ジウムのちょっとした言葉は全部彼の子どもの頃の記憶に繋がっていくのだ。どんどんジウムの沼にはまっていくソハ。

自分の誕生日に交通事故でチュウォンを亡くした事で心に大きな傷を負ったままのソハの心を癒したいと、改めてジウムとして彼の心を掴む事を決心するジウムだが、ちょっとした言葉の端々に過去のチュウォンが顔を出すので、余計彼の心に波風を立たせ混乱させる。更に過去の記憶を持ってこの世の中に生きているのは、ジウムだけでない事を思わせる怪しい人物もチラホラ見える。

ファンタジーと分かってはいても、「もしかしたら、妙に気が合う人が周りにいたら、前世で縁があった人なんだろうか?」等と、ドラマとは関係なく、リアルな人生に当てはめて考えてみたくなる。

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母亡き後、母との思い出のホテルの代表になったヨンウクの事が許せないソハは、自ら母との思い出の詰まったホテルの経営に乗り出すのだ。

この間まで見ていたキング・ザ・ランドも財閥2世がホテル経営をする中で恋も仕事も一生懸命というドラマだったが、このドラマのバックグラウンドもかなり近い。ホテルはドラマの中では描きやすい題材なんだろうか?


上弦の月

2023-08-24 21:12:55 | なんということはない日常

帰宅途中、雲一つない南の空に綺麗な半月が見えた。

今日8月24日は上弦の月、上弦の瞬間18時57分との事で、私が見た月は17時58分の月。あと1時間で上弦の瞬間を迎える月だったのだ。1時間ほど早い月だったが、私には完璧な半月に見えた。

昼過ぎに昇り始めた月は、夕方に南の空の真ん中に位置し、そし夜半に西の空に半月の直線部分(弦の部分だ)を上にして消えていく。弦の部分が上になって消えていく為、上弦の月と呼んだとの事。

正直、今まで上弦の月と下弦の月の区別がつかなかったのだが、今日のように綺麗な月を目の当たりにし、西の空に沈んでいく様子を想像すると、もう絶対に間違えないだろうと思う。

暑い毎日が続くが、日が暮れるのは少しずつ早くなっているようだ。

今日の月は12時20分に昇り始め、夜10時過ぎには西の空に消えていくとの事。

 

 


セブンイレブン 肉盛り濃厚旨鶏塩ダレの冷やしまぜめん

2023-08-23 21:19:22 | なんということはない日常

麺好きなので、冷温どちらもOKなのだが、こんなに暑いとやっぱり冷たい麺を選ぶ機会が多くなる。

ゴロっとした鶏肉が3つほど、焼き豚、そしてほぐし蒸し鶏肉。肉盛りという名前に恥じない肉の多さに「コンビニ麺でもこれだけの肉が・・・」と驚いてしまう。

鶏肉と焼き豚は勿論、ほぐした蒸し鶏も沢山入っているので、大きな肉を食べ終わってもまだ鶏肉を楽しめるのが何気に満足感を高めている。

暑い時期、塩ダレの味付けが食欲をそそる。麺がモチモチと噛み応えたっぷりで、肉も沢山入っている事でとても腹持ちがいい。

最近は、「コンビニ麺としてはちょっとお値段が・・・」と思う事も多いのだが、これは税込みで604円。お値段的にもお手頃でこちらも満足感があり。


再び市ヶ谷 日本大学会館前

2023-08-23 21:17:03 | なんということはない日常

日大アメフト部 ほかの部員も大麻など所持か 学生寮を再捜索

甲子園が盛り上がっているこの時期、出場校の名前が書かれた垂れ幕が掲げられている。

理事長達の会見前と比べると報道陣の数は格段に少なくなってはいるが、垂れ幕を背にして、報道陣と思われる数名の人達が動きがあるのを待っているようだった。

 


生まれ変わってもよろしく 第1,2話

2023-08-22 21:32:55 | 生まれ変わってもよろしく 韓国ドラマ

韓国ドラマには、ラブコメジャンルに死神や生まれ変わりという一ひねりしたテーマを合わせているドラマも多い。日本のドラマにも同じようなテーマで描かれているドラマもあるが、感覚的にはかなり日本より本数が多いように思う。私は勝手に「死神や生まれ変わりを受け入れる土壌があるに違いない」と思っている。

受け入れる土壌はどこからやってくるのか?と考察出来たらいいのだが、そんな余裕もなく、ただその生まれ変わりから来るあれこれを単純に楽しむだけだ。

生まれ変わりドラマが乗り越えなければならない障害は、「お互いがお互いの事を分からない」という事が定番なのに、このドラマは主人公のパン・ジウムが自分が19回目の人生をやり直している事を知っており、更に前世の記憶を全部持っているということ。多分ここがドラマの肝なんだろうが、この「全部覚えています」というのがある意味新鮮。死神系も生まれ変わり系も過去の事を全部忘れており、それが切なさや苦しみを生み出しているケースが多いのに、ここでは覚えている事がなんとも突拍子もない笑いになっているからだ。見た目が若いのに無駄に経験値が高く、過去の経験が全部現在のスペックの高さに繋がっているので、「その若さでどこでその経験を?」という妙な人生の達人感があちこちに満載なのだ。演じるシン・ヘソンも妙な雰囲気で振り切れており、なんだかその緩さが癖になりそうな感じだ。

アン・ボヒョン演じるMIホテルの専務が、彼女がそばに来ると一歩も二歩も後退りするのも当然だ。でも彼女の猪突猛進型は世の中の酸いも甘いも知っており、今度こそは時間を無駄に出来ないと思ってこそのもの。それが分かっている故、なんだか切ない思いと暖かい思いを同時に感じつつ楽しめる。


スンホン ネイバー記事検索(アン・ボヒョンからのプレゼントにスンホンも驚く)

2023-08-21 21:28:43 | ソン・スンホン(宋承憲)

プレイヤー2の撮影現場に送られたカフェトラックについての記事

記者は最近熱愛が発覚したアン・ボヒョンとジスに話題に絡めて記事を書きたかったのだろう。

記事のタイトルと内容が何だか混線しているようだが・・・

結局のところ、

アン・ボヒョンが先輩であるイ・シオンにカフェトラックを差し入れ。通常カフェトラック差し入れの際には、トラックにも使われるコーヒーカップなどにもその俳優さんの顔が入っているのだが、それに使われているイ・シオンの写真があまりにも奇跡の1枚なので「本人もスンホンもびっくり」という事らしい。

プレイヤー2の撮影も順調に進んでいるのだろう・・・

 


リボルバー・リリー

2023-08-20 19:35:55 | 映画鑑賞

関東大震災後の東京。自宅を男達に襲われた少年は、リボルバーを持つ小曾根百合という女性に助けられる事になる。少年が持つ秘密は日本陸軍が喉から手が出る程欲しいものだったようで、追ってくる彼らに、洋装に断髪というまるで絵にかいたような大正時代のモダンガールである百合が対峙するのだ。

第一次世界大戦後の不況、そして関東大震災からの復興途中という時代背景。資金難に打開策を探したい軍部の思惑。大正ロマンと大正デモクラシーを背景に(♪ラメちゃんったら ギッチョンチョンで パイのパイのパイ パリコとバナナで フライ フライ フライ♪♪という東京節が流れる中)引退した伝説の諜報部員である百合が秘密を胸に秘め、数だけみれば勝ち目がない戦いにドレスを身につけ、手にしたリボルバーだけで挑む。

綺麗な姿で戦いに挑むというのは彼女の理念の表れらしいのだが、どうみてもリアリティはゼロだ。演じる綾瀬はるかは非常に綺麗に撮られているのだが、彼女の演じる役柄にフォーカスされている感じがない。アクションシーンにスピード感は少なく、更にリアリティは遠ざかる。

百合を助けるシシド・カフカと古川琴音という女性3人のチームワーク、百合を助ける海軍出身の弁護士を演じる長谷川博己。ストーリーが思いのほかシンプルなので、百合を巡る人々とのバディ感を醸し出す時間的余裕もたっぷりあったと思うのだが、それも案外あっさりとしたものだ。

とにかく、銃弾が飛び交う中に果敢に切り込み、弾があたっても倒れない百合。リボルバー・リリーというタイトル通り、綾瀬はるか演じる百合の一挙手一投足にフォーカスした映画だ。

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ジェシーが非常に情けない陸軍軍人を演じている。ステレオタイプな役柄設定にも関わらず、自ら見せ場を作っていると思うのだが、なんとなく演出から置いてきぼりな感じが否めない。

 


中国語は不思議-「近くて遠い言語」の謎を解く

2023-08-19 21:17:51 | たまに読んだ本

サブタイトルの「近くて遠い言語」という通り、「同じ漢字を使う国の言葉だから・・」と軽い気持ちで中国語を勉強し始めた私には、この「近くて遠い言語」という言葉に大きくうなずくしかない。

私は、語順が日本語と同じで更に同じような助詞がある韓国語を学ぶ時と同じ要領で、漢字で意味を推察すればいいのでは・・・と軽い気持ちで学び始めたので、結構大変だった。「近く見えてとても遠い」ということをすぐに気づく事になった。

「近くて遠い言語」ということをちゃんと認識していれば、もっと心して中国語を学んでいただろうにと思う・・・・

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いわゆるフリガナのピンインの読み方も、アルファベットということでいつまでも英語に引きずられた読み方から脱却できず、「その読み方は英語ですよ」と注意される。

「助詞がないから語順に厳格でないと意味が通じません。」と先生に何度も注意され、ホテルで部屋があるか聞く例文を日本語に訳す際、簡単に「部屋ありますか?」と日本語にすると、「空いている部屋がありますか?」と対象物をきっちり確定させなければ中国語と連動しないと注意される。

「リンゴが好きですではなく、リンゴを食べるのが好きですと、動詞もキチンと使うように」と注意され、「本を買いますでは、買うという行為だけしか説明していないので、買ってどうするかという動詞も必要」と補語が必要と注意される。

いつまでも初心者の私には、動作がいつまで続くのか、動作がいつ完了しているのかのルールも非常に厳格に思えて、その壁を乗り越えるのが非常に難しかったし、今もずっと難しい。

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この本には、私の数々の疑問を解決させる答えやヒントがコラム形式で各種紹介されており、今までの謎が解け、すっきりする瞬間が多々あった。

すっきり出来ただけで、話せるようになったわけではないのだが、なんとなく手がかりのようなものを感じる事は出来たので非常に感謝している。

 

 


新宿三丁目交差点ビル

2023-08-18 21:23:50 | なんということはない日常

昨日、仕事の関係で新宿三丁目に行った際、以前JTBが入っていたビルの壁面に大きな女性が描かれているのを初めてみる。描かれてからも、近所に行く用事はあったのだが、地下道を歩いたりしており、実物を見たのは昨日が初めてだった。空中浮遊しているようなその姿はインパクト大なのだが、描かれてから時間が経っている事に加えて、信じられない位暑い事せいもあるのだろう。私のように立ち止まって見上げる人も見当たらない。

そんなぼーっとビルの壁面を見つめている私の目の前をゴーカートに乗って駆け抜けていく外国人観光客の一団。

公道ゴーカート体験はコスチューム着用が標準なのかと思っていたが、気温が35℃近いなかではコスチュームで楽しむとはいかないようで、Tシャツに短パンという軽装で新宿通りを駆け抜けていった・・・・

浮遊している女性とゴーカート・・・暑い中で更に強烈なインパクトを感じる。

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空中浮遊しているような女性は、「girl」をモチーフに描き続けているホガリーの作品。