私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

マイネーム: 偽りと復讐 第7,8話

2021-11-23 19:24:58 | マイネーム: 偽りと復讐(韓国ドラマ)

自分の出自を知り、チーム長の思いを知るも、警察官として後戻りが出来る状況ではないヘジン。チーム長の心配をするパートナーのピルトを見ても、警察官として彼女に出来る事はもう一つもないのだ。

本名だと思っていたジウも偽名であり、復讐の後には虚しさしか残らない事を悟る彼女。ここでタイトルの意味が全部はっきりするのだ。

ヘジンを殺す事に失敗した事を知ったムジンは、ヘジンを試すかのように自ら警察に出頭するのだが、取調室でムジンを挑発するような態度を取り、ムジンが釈放されるように仕向けるヘジン。組織の秘密を知ってしまい、命を狙われるヘジンに残された道は結局ムジンへの復讐しかない。警察にいては彼への復讐は不可能だ。父親が死んだ後、孤独でも彼女には選べる道がいくつもあったはずなのに、ムジンは彼女の父親だけでなく彼女の未来さえも奪ったのだ。

黒の上下と黒い帽子で気持ちばかりの変装をしても、そこら中にある防犯カメラの映像を確認すれば彼女がチーム長の家に忍び込んだ事ははっきりしてしまう。彼女が組織に情報を流していた事もすぐにばれ、結局は同僚たちに手錠をかけられる事になるヘジン。

しかし組織側の人間はあらゆる所に入り込んでいる。ヘジンが治療に向かった病院にも組織側の人間がおり、ヘジンが逃げるのを手助けするのだが、それを阻止するのはチーム長から彼女の事を聞いたパートナーのピルトだ。見ず知らずの人の手で薬を盛られた事により妹を亡くした彼。何か秘密がありそうなヘジンをパートナーとして受け入れていた彼。一番の理解者であり、そして虚しさが残るだけの復讐を止められるのは彼しかいないのだ。最後の最後に自分の名前を呼び、命がけで復讐を止めてくれたパートナーのピルト。

しかし、ヘジンの父親に裏切られたショックから抜け出せず、ヘジンを警察への駒として使いながらも、彼女にゆがんだ愛情を持っていたムジン。ヘジンの行く末を決めるのは、彼の父親に裏切られた自分だけだという妙な独占欲から、またしてもヘジンの未来を潰すムジン。

結局タイトルの通り、ドラマは偽りと復讐でエンディングになるのだ・・・・

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ドラマなのに、ここまでノワールにこだわりノワールの香りを感じさせるとは。ナイフで刺した後、ナイフを抜き取る際の音や、ナイフを二度刺しする音がこれほど繰り返されるドラマは初めて見た。ノワール物の映画だってこれほどではない・・・そして組織の掟云々より、ムジンのねじれた愛情により、未来を潰されたヘジンの悲しさが切ない。


マイネーム: 偽りと復讐 第5,6話

2021-11-20 20:03:59 | マイネーム: 偽りと復讐(韓国ドラマ)

自分が組織から追い出されたのはジウことヘジンのせいだと思い、いつまでも前世代の薬を扱っているムジンの代わりにのし上がろうとしているガンジェは、ヘジンとパートナーのピルトを拉致し、二人を廃車場のプレス機でつぶそうとする。殺めるのも、彼のてにかかれば、一つのショーらしい・・・

このガンジェ、やる事がさすがクレージーだ。そんなヘジンを助ける為にプレス機に車で突っ込むのはムジンだ。本当に彼女を助けたいのか、それとも対警察のコマが居なくなると困るからなのか・・・黒い社会で生きる男の考えは今一つ分からないものあり。

これを機に麻薬捜査班はまずはガンジェ次にムジンという図式で、組織の壊滅を狙う。ガンジェはムジンを売る事で生き残ろうとするのだが、ムジンにはヘジンの情報というアドバンテージあり。ムジンはヘジンを守るために警察内にいるヘジンの身許を分かっている刑事を殺害し、彼女の身許がばれないようにするのだ。

ムジンVSガンジェの場面を演出し、二人を捕まえようとする警察と、ナイフで切りつけあうムジンとガンジェ。ナイフで切りつけあう音がドラマとは思えない程生々しく激しく続く中、ガンジェに銃を向けるヘジン。

映画でもここまでねちっこく撮らないようなシーンが続き、ムジンは息も絶え絶えに山寺に逃げ込むのだが、同じ頃ヘジンは亡くなったガンジェから送られてきた写真で自分の父親が麻薬捜査班の仕事でムジン達の組織に潜入していた事を知るのだ。

「お前の父親は俺たちの組織に寝返ったんだ。だから麻薬捜査班のチーム長はお前の父親を殺したんだ」というムジンの言葉を聞き、チーム長を殺害しようとするものの、自分の命を狙いに来たのが自分が組織に潜入させた部下の娘だと知ったチーム長から、父親が警察官として命を落とした事を知らされるヘジン・・・・結局何も知らぬヘジンを保護し、復讐と言う名のもとに麻薬捜査班のチーム長を殺させようとしていたのはムジンの方だったのだ。

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ちょっとした映画よりも本気のアクションシーンが続く。


マイネーム: 偽りと復讐 第3,4 話

2021-11-16 21:37:58 | マイネーム: 偽りと復讐(韓国ドラマ)

オ・ヘジンとして麻薬捜査班で勤務し、父の敵を探すジウ。麻薬捜査班は現行犯逮捕が基本らしい。港に停泊させた船で麻薬精製をしているムジンをターゲットに大きな捜査が行われる。病院船ならぬ麻薬船か・・・捜査に入る前に携帯を回収されムジンに連絡を取る事が出来ないヘジンは、ムジンから渡された父親を撃ったという警察の銃を撃ち捜査を混乱させムジンを逃がすも、当然部内に漂うのは「裏切者は誰か?」という雰囲気だ。自分の銃の弾丸は全部そろっていても、ムジンが警察から取り戻したという銃が調べられれば足がつくのは時間の問題だ。。。それでも捨て身で組織を守ろうとするヘジン。

表向きはホテルを経営するムジンの行動が読まれたのは、ホテルに隠しカメラがセットされムジンの行動が筒抜けだったからだ。ヘジンが組織にそれを連絡すれば、警察内にスパイがいる事があっという間にばれてしまう。しかしそれを見越してホテルのカメラを破壊するムジン達組織。どうやってお互いの裏をかくのか、騙すのか・・・組織VS警察の騙しあいが続く。

国内のヒロポン市場の9割を牛耳るムジンだが、組織から破門されたガンジェは、ムジンの後釜を狙って錠剤タイプの薬でのし上がろうと、ヘジンがトレーニングをしたあの体育館に乗り込みムジン達に宣戦布告だ。組織の新陳代謝はこんな風に下からの突き上げで幕を開け、対警察だけでなく組織対組織の戦いも続く。

ムジンへ警察内の情報をあげようとするヘジンは、フルフェイスマスクのヘルメット姿でオートバイにまたがって動くものの、麻薬捜査班のメンバーの目も節穴ではない。チーム長のギホは「ヘジンが来てから情報が筒抜けだ」と、あっという間に状況を把握。組織側にもヘジンに対しても追及の目を向け、更には組織間でも覇権争いが勃発していることも注目しガンジェも逮捕しようと動きだすのだ。

ムジンを信じて警察に入り込んだヘジンだが、「父を殺害した銃」と彼から渡された銃が、以前の捜査の際に組織に殺された麻薬捜査班のメンバーの銃だった事が分かる。ヘジンを復讐に駆り立てるように仕向けたのはムジンだと思わざるを得ない状況だ。

自分以外は誰も信じられないような状況が続く・・・

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「怪物になってもいい。お前は私が殺す」ポスターのコメントが怖い・・・

 


マイネーム: 偽りと復讐 第1,2 話

2021-11-11 21:56:13 | マイネーム: 偽りと復讐(韓国ドラマ)

父親が組織の一員だった事で高校でいじめにあっていた女子高生ジウ。その為に退学したにも関わらず、しばらくぶりに娘の待つ家に戻った父親は、娘の姿を見ぬまま自宅の前で殺害されるのだ。娘に被害が及んではと、玄関のドアも開けさせずに家の前でこと切れた父。

組織のトップであり父の友人であったムジンから警察の銃が殺害に使われていた事を聞いた彼女は、復讐を望む。

彼女のやる気を試すためなのか、いわゆる荒くれ者のたまり場のような場所に彼女を送り込み、下働きとともにボクシングの練習を彼女に課すムジン。持ち物は父親の骨壺一つでボクシング場の片隅に住み込み、男たちの中で一人狂ったように練習する彼女に、新しい名前を与え、警察への潜入捜査を提案するムジン。(このムジン・・・本当に彼女の父の友人だったのか・・・なぜ簡単に凶器が警察の銃と割り出せたのか・・・いくら友人の娘とは言っても、部下たちの反対を押し切ってまで、こんなミッションを彼女に与えるだろうか・・・・)

名前を変え、警官になってからも恐れを知らない強引なやり方で捜査を続ける彼女は、本格的な復讐の第一歩として麻薬捜査班に異動を願い出るのだ。

韓国映画のアクションシーンは重くて長くてしつこくて痛いアクションシーンが非常に多いのだが、このドラマはその流れをキッチリ受け継いでおり、ドラマとは思えない暗いシーンがねちっこく続く。そして彼女以外は誰もが何かを企んでおり、誰もが裏切りそうな気配がムンムンしている。