私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

セブンイレブン クッキーシューパンプキン

2021-10-31 19:04:15 | なんということはない日常

セブンイレブンスイーツは、新発売のシールがついてあるものを購入して食べる事が多く、その後、繰り返して同じものを食べる事は殆どないのだが、唯一このクッキーシューパンプキンはその後2度ほど小腹が空いた時に手に取って午後のおやつにした事があった。

ザクザクとした皮の食感もさることながら、滑らか過ぎずにどこかカボチャの雰囲気が残る甘さ抑え目のクリームが美味しかったからだろう。

ハロウィンらしいパッケージも可愛かったのだが、それが見られるのも今日が最後だ。

明日からはコンビニもスーパーもクリスマス一色になることだろう。


行列が出来ていたが・・・

2021-10-31 19:01:12 | なんということはない日常

午後4時現在の投票率26.78%、前回0.48ポイント上回る 衆院選

いつもは昼食を済ませた後で散歩がてらに行く事が多かったのだが、今日は天気があまりよくなく、午後雨が降りそうな気配だったので、お昼前に投票に行ってみた。

投票所に向かう道は、普段殆ど人が歩いていない道だ。かなりたくさんの人が荷物も持たずに歩いているので、一目で投票所に向かっている事が分かる。

午前中は人が多いのだな~と思いながら歩いていると、投票所に入る為に長い行列が出来ていた。ざっと見たところ50人以上100人以下といった感じだ。

「コロナであまり沢山の人が入らないように、入場制限でもしているからだろうか?」と思ったのだが、投票を終えて会場から出てくる人の波も途切れる事がない。単純に入場整理券と投票用紙との交換のキャパシティを越えてしまって行列が出来ているようだ。

15分程まって会場に入ると、記載台も誰かしらが使用していた。一つだけ空いていた記載台で記入して投票を済ます。

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「あんなに行列が出てきていて、一体どうしたんだろう?」と思っていたのだが、入場整理券と一緒に送られてきた、コロナ関係の注意事項が書いてある用紙を見ると『午前9時から正午までの時間帯が込み合う傾向にあります』と書かれていた。

いつも午後にしか行った事がなかったので、午前中に投票所が混みあう事を知らなかっただけだったのだ。。。

以前、グズグズしていて終了時間ギリギリに投票所に行き、選挙管理委員会の人に「早く早く」と手招きされた為、終了間際に行くのは辞めようと思っていたのだが、これからは密の事も考えて、午前中の混みあう時間も避けるようにしようと思う。

 


ご近所の猫

2021-10-30 20:30:26 | なんということはない日常

ここ半年ほどご近所の猫が自宅の庭にやってくるようになった。

庭の横に駐車場があるのだが、どうやらそこで日向ぼっこをして過ごすのが好きらしい。

私が家にいる週末の昼間には必ず見かけるので、おそらく平日の昼間にも私の車の横でのんびりとしているのだろう。

こんな風に塀の上を歩き、

こんな風に車の下や廻りでのんびりしたり、

こんな風に私の車を見つめたりしている。

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最近は室内飼いをするのが基本だと思うので、近所の猫を見かける機会も減ってしまったが、私は猫好きなので、こんな感じの突然の訪問はとても嬉しい。

ただ残念な事に人懐っこい猫ではないようで、かなりな距離を取っていないと逃げてしまう。

最近は少しずつ慣れてきて、近づいて行ってもすぐに逃げる事はなく、様子を見ていることが多くなっているようではあるが、それでも警戒を解く事はないようだ。

それでもいい。好きなだけ車の周りで日向ぼっこをしていて欲しい。

これからは、運転する前に猫が車の下で寝ていないかどうか、ボンネットを叩いて確認しよう・・・・

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猫好き故、猫が出るドラマや映画も好きだ。

最近は、「婚姻届に判を捺しただけですが」で主人公が飼っているエキゾチックショートヘアの猫が可愛くて仕方ない。

ルーツがペルシャ猫にあるだけにドラマの中でも非常におとなしい。ドラマでは「おもち」と呼ばれているが、その容貌から私は勝手に「ヘチャ」と呼び、ストーリーそっちのけでゆっくりした一挙手一投足を楽しんでいる。

清野菜名×坂口健太郎「ハンオシ」猫のおもちが可愛すぎると話題

 


せっかくの一票だから・・・

2021-10-29 22:12:20 | なんということはない日常

香川照之さん、「他の人のことは考えないで」。若者に投票を呼びかける独特な言葉に反響【衆院選2021】

母が生きていた頃は「選挙に行かないと夕飯を食べさせない!」とよく怒られた。

せっかくの一票が持ったないから無駄にするなと、とにかく行けとお尻を叩かれた。フードロスならぬ選挙権ロスだと怒られていたのだ。

ただ「どういう事を考えて投票すべきか」などという事は一言も言わなかった。投票に行く事は大事だと言っていたが、それ以上の事はなにも言わない。

「個人の秘密だから、ゆみこが誰に投票したかも聞かない。」と言うので、私が逆に面白がって「お母さんは誰に投票したの?」と聞くと「私にも聞くな」と言い、私が「誰に投票したらいいか分からないから行かない」というと「何のために学校で勉強したの?お母さんは勉強は出来なかったけれど、誰に投票するか位は自分で考える。」と妙な𠮟り方をされた。

母が亡くなってもう何年も経つが、今でも選挙になるとお墓の中から「選挙に行かないと夕飯を食べさせない!」と怒られるような気がし、日曜日の午後には葉書を持って地元の小学校に行くようにしている。

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先日、ニュース番組で20歳代の若い人が「選挙に関心はあるけれども、まだ勉強が足りないと思うから行くことをためらっている」と答えているインタビューを見た。真面目だなと思うと同時に勿体ないなとも思った。

「選挙に行かないと夕飯を食べさせない」と怒られながら選挙に行っていた私が、今更何を言うと言われそうだが、選ぶという行為はとても自由な行為だと思う。それを誰にも邪魔されずに行う事が出来るのだ。

勿論どんな選択をしたかを安心して語り合える人がいれば語り合えばいいし、「ちょっと心配だな」と思ったら、どんな選択をしたかは自分だけの秘密にすればいい。私は、言葉のチョイスを間違えたりして、色々問題を起こしそうなので、どんな選択をしたかは自分だけの秘密にする事にしている。

 


3回目接種

2021-10-28 21:55:02 | コロナ禍

3回目接種は国民全員対象 優先順位設けず、8カ月後めど コロナワクチン・厚労省

国内で274人感染、死者9人 新型コロナ

9月の初旬は、職場では2度目の抗原検査キットが配られ、皆が近づいているコロナの足音におびえていた。

それが今は、急激な患者数の減少のニュースと一緒に3回目の接種の話が語られている。

こんな風にメモを残しておかないと、どんな経緯でここまで来たのかはっきり思い出せない位変化が激しい・・・・

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月曜日、北の丸公園の前を通りかかると柿の木が目に入る。すっかり秋だ・・・

 


豚ウォーリー(市ヶ谷・九段お昼時マップ20)

2021-10-27 21:34:45 | なんということはない日常

以前、会社の同僚と@臓物会という会を定期的に開いていた事があった。焼肉の会と命名しなかったところがポイントで、焼肉は焼肉でもカルビなどでなく、珍しい内臓の焼肉を堪能する会だった。

私自身は部位の名前は良く分からなかったが、自分が臓物好きというのは認識していた事と、指南してくれる同僚がいたので、四半期に一度程は内臓系の焼肉を堪能していた。

そんな事もあり、韓国料理のスンデも大好きだ。

ソーセージを思わせる形状のスンデは、豚の腸の中に香味野菜やもち米そして豚や牛の血を入れて作ってある。もち米の代わりに春雨が入っている場合もある。お店によってサイズも色も違う場合が多い。韓国に行く度一度は食べたいと思うものの一つだ。見慣れない形状でビックリする人も多いようだが、コショウや香辛料が入っていているので臭みもなく、塩辛くもなく、そして辛くもないのだ。思ったより食べやすいものだ。

ただ、日本ではランチで食べられる店はとても少ない。ユッケジャン、コムタンは食べられても、スンデをランチで食べられる店はなかなかない。

(写真はオープン前、まだ準備中だった時の写真・・・)

オープンしたばかりのこのお店@豚ウォーリーはランチメニューに@スンデクッパがあったので迷わず注文。

スンデをコムタンスープで煮込んだものがスンデクッ。それにご飯を入れてスンデクッパの完成だ。

写真ではスープの白さに隠れてスンデが見えないが、中にスンデが沢山入っている。スンデは春雨タイプの小さいサイズだった。サイズ小さ目の方がクッパの時は食べやすくて有難い。

スンデだけ食べるには小海老の塩辛をつけて食べるのも美味しい。スープからスンデを取り出し小海老の塩辛で食べた後、今度はスープに小海老の塩辛を入れて食べてみた。(スープに投入していいものかどうかは分からないが、美味しかった・・・)

隣の席ではサラリーマンのグループがプルコギ定食やタッカルビ定食を美味しそうに食べていた。

プルコギもいいが、私は今度はソルロンタンにしてみようと思う・・・また行きたい。

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Don't worry→豚ウォリー・・そういえば、新大久保にはタックドナルドという鶏(タッ)のお店があったが・・・・

この言葉遊びは日韓共通ということでいいんだろうか・・・

 

 


香港 (2021.10 秋の終わりに・・・)

2021-10-26 21:30:19 | なんということはない日常

新聞記事のタイトルを少し遡って・・・

2021.10.25

人権団体アムネスティ香港事務所閉鎖へ“自由な活動不可能に”

2021.9.19

香港の選挙、「愛国者」主導 民主派排除、登録有権者97%減 親中派一色に

2021.8.16

香港、民主派の存続難しく 有力団体の解散相次ぐ

2021.8.15

香港、偽ニュース対策で立法検討

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山形国際ドキュメンタリー映画祭2021 インターナショナル・コンペティション

ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)

『理大囲城』監督:香港ドキュメンタリー映画工作者

 

 

 

 


本社機能のバックアップ拠点を 大阪・関西に

2021-10-25 20:59:35 | 日の目を見ない会社員のブログ

『本社機能のバックアップ拠点を 大阪・関西に』
というパンフレットが大阪府・大阪市 副首都推進局から送られてきた。

もう既に大手は着手していると思うのだが、もっと推進をということなのだろう。どうやら首都圏に本社機能がある企業に一斉に送っているようだった。

昨日の夜「日本沈没」を見たばかりなので、妙にリアルな感じだ。思わずパンフレットをめくってみる。

様々なリスクを想定という項目には、地震、火災噴火、感染症、津波水害、電力消失、テロ等と書いてある。どれも絵空事でなく、それぞれ具体的な事例がすぐ頭に浮かんでくるのが怖い。

その下には、首都直下地震の被害想定では・・・というタイトルで関東地区の被害が分かるようなカラー地図掲載されていた。東京湾に面した23区はオレンジ色に彩られており、凡例にはオレンジ→震度6強と表示されており、『●30年以内に70%の確立で発生』と書かれていた。

あれ 何だろう 何か変だ・・・・

「30年以内に70%の確立で発生」・・・

あっ!70%の確立でなく、70%の確率じゃないか・・・・

校正から漏れてしまったのだろう。

確率か確立より、私はやっぱり70%という数字が気になる。

 


殺人鬼から逃げる夜

2021-10-24 19:33:26 | 映画鑑賞

コールセンターでは、自分と同じ聴覚障碍者の担当として働く女性ギョンミ。彼女の夢は一緒に暮らす母と済州島へ旅行に行く事だ。

そんな彼女が、偶然夜の街で若い男に拉致された女性を見かけてしまう。

夜の街で道行く人に声を掛け、優しい声で相手の警戒心を解き安心させて、突然ナイフで脅し斬りつける男。ばれそうになると車内に隠した洋服で変装し、まるで何事も無かったかのように、また夜の街に繰り出すのだ。

そんな彼の犯行現場に偶然居合わせてしまったギョンミは、「俺の犯行の邪魔をした奴」として次のターゲットにされてしまう。

街角に設置された防犯ブザーを押し急を知らせようとするも、話せない彼女の事を警察は認識もしない。彼女が警察に行こうとしているのに気づいた犯人は、帽子にマスクという服装をスーツに着替え、目撃者のふりをして彼女と一緒に警察まで行き捜査を混乱させようとし、警察はまんまとそれに騙されてしまう。更に突然連絡が途絶えた妹(犯人が拉致した女性だ)を探しに来た兄を犯人と間違える失態まで犯すのだ。兄は家でも海兵隊時代のTシャツを身に着ける男の中の男。両親亡き後、両親の代わりに妹を守る兄の熱い思いをあざ笑うかのような犯人の態度。

自分の邪魔をしたギョンミを殺そうとする犯人、妹を探す兄、そして犯人から逃げるギョンミ。3人がそれぞれ夜の街を駆ける。

聴こえない彼女に夜の街は優しくない。車のクラクションも聴こえず、後ろから迫る怪しい足音も分からない。物音を知らせるライトも電源を切られてしまったら意味がない。こっそり逃げようとするものの、自分がどんな音を立てて逃げているのかを分からない彼女には、逃げる事で自分の居場所を犯人に知らせる事になってしまうのだ。

助けてくれるはずの警察は信じられない位に何も分かってくれない。言葉を発しない彼女の助けは廻りに人間には簡単に届かない。自分を信じて夜の街を走るしかない彼女。

理由もなく人を殺める男の行動と役に立たない警察にイライラし、夜の暗闇に響く音にドキドキし、観ている私も思わず息をひそめてしまう。

オリジナルのタイトルはミッドナイト。それではインパクトが弱いと思ったのだろう。邦題は「殺人鬼から逃げる夜」

確かにその通りの映画だ。

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犯人役のウィ・ハジュンは、イカゲームでの刑事役だ。そういう意味ではタイムリーな映画公開。

 


ひっぱりだこ飯

2021-10-23 21:45:13 | なんということはない日常

昨日、JR駅にあるコンビニNewDaysでは、1日限定で駅弁を三種類程朝の7時から販売していたのだが、その中の一つ、山陽新幹線・西明石駅の駅弁である@ひっぱりだこ飯を購入。レジではひっぱりだこ飯用の割りばしをキチンと袋に入れてもらう。

ネーミング、そして実際に使われる蛸壺を模した器。どちらからも駅弁らしい雰囲気が感じられる。

朝、出勤時に駅弁を購入し、お昼休みに備える。旅行には行かずとお手頃に旅気分が味わえるのは嬉しいし、何よりも昼休みに向けてテンションがあがる。

包み紙には温め方も紹介されていたが、冷たくても美味しいのが駅弁の醍醐味だ。旅気分を味わいたいとそのまま食べる。

開けてすぐ目に入る真だこのうま煮の存在感、食べ進めると中から出てくるたこの練り物、そしてアナゴのしぐれ煮。

しっかりとした味付けに箸が止まらなくなる。車窓から見える景色はなくとも、まだ足を運んだ事のない明石の事を想像しつつ、お弁当を完食。

開いた器は、キッチリと洗い、とりあえず会社の机の上に飾って退社。会社でそのままオブジェにするのもいいし、家に持ち帰り、器として使ってもいい。使い方はゆっくり考えよう。

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明石だこは今年不漁で大打撃を受けているとの事・・・・

追記→値段を書くのを忘れてしまっていた。一つ1080円


イカゲーム 第9話

2021-10-22 21:25:44 | イカゲーム 韓国ドラマ

ドラマのタイトルは@イカゲーム。当然、最後のゲームはこのイカゲームに決まっている。

サンウがゲームに関係なくセビョクを殺めた事で、防御でなく攻撃を選ぶギフン。

近所の仲間として子どもの頃やったゲーム。違う道を歩み、大人になりまた再びゲームに興じる事になった二人。しかしゲームの終わりに待っているのは楽しさだけでなく虚しさだけだ。

大金を手に入れても、そのお金を手渡す母はもういない。サンウの母にも会わせる顔がない。お金を手に入れたら幸せが待っているはずだったのに、一つも幸せでないのだ。

そんな風に腑抜けになって日々過ごし、皆が幸せに過ごすというクリスマスに衝撃の事実を知る事になるギフン。

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ギフンは一番最後の参加者として456のゼッケンをつけてゲームに興じた。ゼッケン001をつけたおじいちゃんを、一緒にゲームに参加しているだけなのだから、ただのおじいちゃん(ハラボジ)と呼んでもよかったのに、「ヨンガンニン(韓国語で血の繋がりの無い老年の男性に対する尊敬語だ。)」と呼び、最後まで敬意を表していたギフン。

そしてこのおじいちゃんは、病気を患い余命いくばくもないと分かっていても、どこか突き抜けたようにニュートラルにゲームを楽しんでいた。なぜそんな風に楽しんでいるように見えたのか?なぜおじいちゃんは001だったのか。それには意味があったのだ。

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衝撃の001の意味が、シーズン2に繋がっていくんだろうか・・・・

 


トリート with トリック フラペチーノ

2021-10-21 21:08:38 | スターバックス 特化 フラペチーノ・・・

クリームの中に細かく砕かれた芋の食感が感じられるものの、基本的には「ミルクベースにソースがかかったシンプルタイプ」のフラペチーノだ。味は割とシンプルだが、ホイップクリームの上にかかった紫芋のソースが目を引く。見た目も楽しい、色を楽しむフラペチーノだ。

 

お店の前に飾られた「トリート with トリック フラペチーノ」タペストリー・・・

トム・クルーズ主演の映画@カクテルのポスターを思い出させる色使いとデザインだ。

トム・クルーズのカクテルは、30年以上前の映画(1988年公開)なので、「そんな事・・いわれても」という人が大半だと思うが、私にとっては懐かしの映画。

フラペチーノを楽しみながら、トム・クルーズの事をちょっとだけ考えたりする。

 

 

 

 


イカゲーム 第8話

2021-10-20 21:02:48 | イカゲーム 韓国ドラマ

3人が渡り切ったガラスの橋は粉々に砕け散り、残った3人が最後のゲームに進む事になる。

ギフンはサンウが最後まで残った参加者を突き飛ばした事を責め立てるも、以前の彼とは全く違った様子を見せるサンウ。

「勝ち抜くためにここまできた」という彼に「そもそもソウル大を出ているのに何でこんなところまで来たんだ!」と核心を突くギフン。そうなのだ・・・ギフンがここに来ることになったのは分かる。務めていた自動車会社の工場が閉鎖された事ですべてがうまく行かなくなり、やり直すチャンスがつかめなかったギフン。一度転落してしまったらリカバリーする事が難しかったであろう人生がなんとなく想像出来る。

エリートだったサンウは勝つ人生に固執しすぎたのかしれない。欲を出さなければうまく行っていたのかもしれないが、一度失敗した後は、ギフンと同じように取り返す事が出来ず、結局負債を増やし行きついた場所がこのイカゲーム会場だったのだ。

(このあたりのエピソードがもっとあったらよかったのにと思うが、ゲームに興じる場面が中心のドラマゆえ、台詞のやり取りから想像するのは、この程度で限界だ・・・)

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その後、まるで最後の晩餐かのようにステーキが用意されるも、ガラスの欠片が下腹に刺さったセビョクは殆ど食事を摂る事が出来ない。すべて食べ終わった後に各々の前に置かれたのは一本のナイフ。ゲーム中に勝敗を決めるだけでなく、いわゆる寝首を搔く方式まで取り入れているこのイカゲーム。

眠ったらサンウに殺される事を確信し、セビョクを守ろうとするギフン。「一緒にここを出よう。もしどちらかが負けたら、お互いの家族の面倒を見よう」とセビョクを元気づけようとするも、怪我をしたセビョクには約束する力も残っておらず。

更に怪我に気づいたギフンが助けを求めている間に、セビョクはサンウにとどめを刺される事になるのだ。

キャスティングを見れば、この二人が最後に残る事は最初から分かっていた。それでもこんな形で直接対決になるとは・・・・

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殺人ゲームの様子を携帯で撮影し、島を抜け出す警察官だが、電波の届かない場所からでは証拠の映像を送る事は出来ない。そして追いかけて来たスタッフ達に崖の前で追いつめられる彼。

兄を探しに来たはずだった彼は、黒いマスクを着けた男がゲームに参加して姿を消した自分の兄だと気づくものの、その兄は弟を手にかけてまでもゲーム会場の秘密を守ろうとするのだ。

本当のゲームの主催者ならそれも分かる。ただ、彼は言ってみれば雇われ元締めではないか・・なぜ雇われの身でそこまで・・・

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追記:

このドラマを見て、しばらくしてから「韓国で23年ぶり完成車工場」という新聞記事を目にする。労働組合なしで「賃金半額」を実現し、安価に受託生産を行うことを実現させたのだという。

韓国の自動車業界は労使対決が激しいのだという。ドラマの中でも自動車業界に限らず、労使が激しく対立し労働者側が苦境に立たされ、それがきっかけで生活が破綻し、家族が散り散りになるという場面が良く出てくる。とにかく労働組合の闘争は、日本では想像できない程激しく描かれ、そしてそれは不幸の始まりとして描かれるのだ・・・


ボイス4(原題)<ハイライト>

2021-10-19 21:35:54 | ソン・スンホン(宋承憲)

【日本初放送】ボイス4(原題)<ハイライト> #KNTV #KNTV801

10月からKNTVで放送しているボイス4。

ボイスはシリーズ物だから「シリーズとして好き」という人もいれば、part1からpart4の内「私はpart1派」「私はpart4派」と自分好みのpart推しの人もいるだろう。

そういう意味では私はpart1とpart4推しだ。

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ボイスシリーズは、誰もが見られる地上波では出来ない刺激の強い映像と内容を、加入者が見るというケーブルテレビという特性を生かして追及した先駆者的なドラマだと思う。

韓国語を教えてくれているSさんは以前「日本に来て初めて2時間ドラマを見た時驚きました。昔は毎日2時間ドラマを放送していましたよね?毎日簡単に誰か殺されて、犯人捜しが始まるじゃないですか。韓国のテレビドラマでは人が殺される事が殆どないので本当に驚きました。」と言っていた。

Sさんが来日したのは、日韓ワールドカップの後だ。当時は韓国でもケーブルテレビ局の数は少なく、地上波で殺人や暴力事件が取り上げられる事は殆どなく、それらの内容は映画の中だけで描かれる事が多かったのだという。

今はすっかり様変わりし、韓国のケーブルテレビは、日本では考えられない位挑戦的なドラマが増えてきている。(勇み足が感じられるケースもあるが)とにかく売れるドラマを作ろうという気概と気迫を感じるドラマが多い。

ただ、復讐劇や兄弟や姉妹を病院で取り違えただの、登場人物が皆なんらかの関係があるだとか、何か困った事があると必ず交通事故が起こり記憶喪失になってしまうという、昔ながら(日本人なら懐かしの大映ドラマを思い出す展開)のドラマが消えてしまったわけではなく、それはそれで地上波で形を変えて生き残っている。

いわゆる棲み分けが進み、観る人に合わせた特化されたドラマ作りが行われているのだ。好き嫌いはあるだろうし、「売れればなんでもいいのか?」という意見もあるだろうが、やる気があるところにお金が集まるという勢いは日本にないものだ。

このボイスシリーズもそんなドラマの中の一つだと思う。

 

 


中央区坂本町公園

2021-10-18 21:32:29 | なんということはない日常

昼間、茅場町に出かける用事あり。

用事を終えて、地下鉄の駅に戻ろうとする途中に、綺麗な公園があるのに気づく。行きは反対側を急いで歩いていたので気づかなかったのだ。

消防署や阪本小学校に囲まれたところに、緑の芝生と木のベンチ、そして池まである広々とした公園だ。茅場町とは思えないゆったりした雰囲気。

仕事中故、長居は出来なかったが、黙って通り過ぎるのは惜しい。公園の片隅にはお神輿が飾られており、遠くから見てもキラキラと目立っていた。

このガラス張りの建物は「兜町・茅場町まちかど展示館」との事。

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丁度、学校の授業が終わった時間だったようで、ランドセルを背負った子どもたちが次々と学校の中から駆け出してきていた。学校の前には「特認○○」という看板が掲げられた観光バスのような大きなバスが2台程止まっている。「特認校?」って何だろう?と思いながら、帰りの地下鉄の中で検索してみる。特認校制度は学区外から通学可能という制度らしい。どうやらその制度を利用している子たちが通学のために利用しているバスのようだった。

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茅場町の交差点そばには、公示日を明日に控え、既に大きな選挙事務所が準備されていた。

自宅のそばで見るようなこじんまりした事務所ではなく、テレビニュースで見かけるような大きな事務所だった。既に大きな達磨も置かれている。準備はすっかり整っているようだったが、公示日前故、候補者の名前には幕がかけられている。

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普段出かけないような場所に出向くと、色々な発見がある。