私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

偉大なショー 第16話

2019-10-17 20:41:52 | 偉大なショー 韓国ドラマ

デハンがダジョン達兄弟とどのような契約を交わしたのか知っているというカン弁護士は、デハンに選挙から撤退するように言い、更にはダジョンの実の父の事も知っていると彼に告げるのだ。

自分が議員としてどうなのかということより、ダジョンに本当の事は知らせられない。彼女をそして彼女の子どもを守らないと・・・と選挙からの撤退を決意するデハン。
補佐官、そしてスヒョンには本当の事を告げるしかないデハンだが、これ以上真実を知っている人を増やすわけにはいかない。記者会見を開き「自分のイメージを回復するために、子どもたちを引き取った。公職に就こうとしている者が取るべき態度ではない」と撤退することを宣言するデハン。
さらに「ダジョンは実の娘ではない」と告白する彼に「私達を保護者が必要だから利用したのだから、お父さんだけが悪いのではない」と記者会見の場で語るダジョン。

子どもたちと自分では立場が違うというデハンに「最初から完璧な人はいないし、失敗しない人もいない。血は繋がっていないけれど、一緒に暮らすうちに一番のお父さんになってくれた。」と訴えかけるダジョン。結局「審判は選挙で受ける」となり、そのまま選挙戦を続けることになるデハン。

カン弁護士は裏で父親が糸を引いていると確信するものの、父であるカン代議士がそれを認めるわけもない。
デハンが結局選挙戦から撤退しないとなると、更にダジョンの継父に金を積み、デハンに打撃を与えるべく画策し続けるのだ。
子どもたちが自分よりもデハンに懐いていることや、デハンの記者会見を見、子ども達に恥ずかしい姿は見せられないと「カン代議士から金を貰い、子ども達がデハンと血の繋がりがないことを公表するように指示された」とテレビ番組で暴露するダジョンの継父。

息子を代議士にしようとして裏工作したことがすべて明らかになってしまい、万事休す・・・結局政界だけでなく、すべての公職から退くことになるカン代議士。
カン弁護士の前には飛んでもない逆風が吹き荒れるのだが、デハンはカン弁護士と一緒に壇上に立ち、これからも意見を戦わせていこうと、お互いにエールを送り合うという、選挙運動とは思えない、感動的な場面の演出をするのだ。

結局代議士になるのはカン弁護士なのだが、軽妙なトークが持ち味のデハンは、抜群の知名度を生かしてコメンテーターとしてコメンテーターとして大活躍。今度は本当にベトナムに行ったダジョン達の継父の代わりに子ども達の世話をし続けるという、大団円でドラマは終了。


偉大なショー 第15話

2019-10-16 20:46:00 | 偉大なショー 韓国ドラマ

ダジョンの継父から「ダジョンが君の本当の娘でないことは知っている」と言われて驚くデハン。
「ダジョンの本当の父は、刑事として僕たちが彼を追っている最中の墜落事故でなくなった。彼女の父親は女性を襲った罪で逃げていて、ダジョンの母は被害者だった。ダジョンの母は、旅先の島で出会った君との思い出を大事にしていた。だからダジョンの父親は、国会議員になるのが夢の君だと信じたかったんだ。僕と結婚してからもそうだと信じようとしていたし、ダジョンにもそうだと話していた。でも結婚後、どうしても腑に落ちなかったので、彼女に内緒で検査をし、ダジョンの父親は墜落死したあの男だと分かったんだ。もちろん彼女もダジョンもその事は知らない。」と突然の告白だ。
(調子が良過ぎる。しかし、最終回まで時間はない。こうやって収束するしかないんだろう)

ダジョン達子どもたちにすっかり情が移り、自分がどうして彼女たちの世話をすることになったのかすっかり忘れてしまっていたデハンには衝撃の事実。
投票日までいくらもないのに、自分の子どもを連れて春川に引っ越すダジョンの継父・・・このタイミングでこんな話を言い出すには裏があるに決まっているのだが、デハンとしては、ダジョンを傷つけないでくれと懇願するだけで精一杯だ。

選挙期間中の大きなイベントは@候補者4人での討論会だ。3候補は全員自分に対して鋭い質問を投げかけてくるだろうと踏むデハンだが、カン議員が推す元ニュースキャスターは、なんとデハンが所属していた政党の年配議員の海外での賭博疑惑を追及(韓国では賭博問題で表舞台から姿を消す人が結構いるのだ)
レースから一人抜け、支持率争いでは一歩デハンがリードするのだが、これもカン議員の思惑通りらしい。第二段階として今一つ支持が伸び悩む元ニュースキャスターを選挙活動から撤退させ、保守革新として息子のカン元弁護士支持を表明させることが狙いだったのだ。
(これもドラマの中の選挙シーンでよく見るパターンだ。)
これで無所属同士の一騎打ちとなったのだが、ただ、これでもデハンの支持率は思ったほど落ちなかった。プレ選挙運動中に培ったノウハウで、住民と直接対話選挙運動が功を奏したのだ。
そして第三段階、カン議員が最後のカードとして出してきたのは、ダジョンの継父の告白テープ。
なんとしても選挙に勝ち、国会議員になると宣言している息子に「これをどのように使うかはお前次第だ・・・」と手渡したテープを手にして、デハンを呼び出すカン元弁護士・・・・


偉大なショー 第14話

2019-10-10 21:29:21 | 偉大なショー 韓国ドラマ

スヒョンから罵られて返す言葉もないデハン。
しかしスヒョンも子供たちが皆デハンを信じ切っている姿を見るとそれ以上なにも言うことが出来ないのだ。
(確かにスヒョンの言う通り、デハンに捨てられないように契約書まで書いたダジョンだが、今ではすっかりデハンを信頼しているし、デハンもすっかり契約書の事は忘れてしまっているようだったのだから・・・)
更に、国民の父という絶対的な人気の元、党からの公認が貰えると思っていたデハンだが、最後の最後で梯子を外され、落選後の努力は水の泡になってしまう。
スヒョンから子供たちが作成した「元気を出して!おじさん!私達がそばにいるじゃない!」という動画を見せられて涙ぐむデハン。
国会議員への道は閉ざされたと思われたが、そんなところに大御所議員から連絡が入る。
デハンを連れて彼が向かったのは、公務員試験を目指して若者たちが勉強をしている場所。
大学卒業後、彼らは公務員試験用の予備校に通い、寝食を惜しんで勉強をしているのだが、合格するのはほんのわずかだ。
「40万人(!?)の若者が公務員を目指しているのに、夢をかなえられるのはほんのわずかだ。皆どうして公務員になるたがるんだろう?それは夢がないからだろう?彼らが夢を見られる世の中にするのはどうだ?党の公認を受けられなくても、彼らが応援してくれれば、道は開けるんじゃないかい?」とヒントを貰ったデハンは、自分のYouTubeチャンネルを開設。毎日のように動画配信をして、手作りプレ選挙活動を始めるのだ。

同じように無所属で立候補するカン弁護士も含め、本格的な選挙活動に突入する4名。
手ごたえはまずまずだったのだが、なかなか支持率は伸びず。
若者の人気を受けて、無所属旋風が吹き荒れれば、カン弁護士かデハンが当選するかもしれないが、選挙はふたを開けてみなければわからない。
最後追い込みの最中に双子の子どもたちの父親が行った事になっているベトナムから帰国。双子を連れてデハンの家を出ていこうとするのだが、子どもたちも離れがたいし、デハンも子どもたちと離れがたくなっているのだ。

そんな中、ダジョンの実の父親の話を双子の父親から聞かされショックを受けるデハン・・・・
(びっくりしたのは、賭博で首が回らない彼が元刑事だったということだ。いくらなんでも都合が良過ぎる展開。。。ダジョンの実の父が誰かよりも、そっちの方がびっくりだ)


偉大なショー 第13話

2019-10-09 20:31:43 | 偉大なショー 韓国ドラマ

カン弁護士と手を組んで昔からの商店街と大型商業施設の共存の道を探すことが出来たデハン。
ショッピングモールが出来上がる日を思い浮かべながらも、今度は直接対決の選挙戦だ。

父の地盤を継ぐことなく無所属で選挙に出るつもりでいたカン弁護士は、商店街の噂で父親がショッピングモールの進出を見込んで回りの土地を他人名義で購入していたことを知ってしまう。
しかしこの噂、「結局自分は恵まれた身分なんだ」ということを息子に実感させるためにカン議員が自らリークしたものだったのだ。
「金のスプーンを持って生まれるという恵まれた環境におり、そこから逃れることは出来ない」と自覚させるという、父親ならではの逆療法。一周回って結局は自分の後継者になるしかないと悟らせる戦略らしい。(当然 理想に燃える弁護士としては、現実の厳しさに打ちのめされるのだ)
反対になんの後ろ盾を持たないデハンは、国民の父そして祖父というネーミングと、口の上手さで政党面接をやり遂げ、公認を手に入れようとするのだ。
補佐官曰く「スキャンダルがなければ、絶対国会議事堂行きだ!」ということなのだが、ゲーム好きの息子が同級生を殴りケガをさせたというスキャンダルが当然のように起こる。

友人から呼び出されて、夜の公園に行って見ると、ケガした同級生が倒れていたので救急車を呼ぶも、同級生たちの証言で加害者として拘束されてしまった彼。
夜遊びがちで自宅に戻っても来なかった息子の言葉を信じるのか、それとも謝罪してイメージの維持に努めるのか・・・悩みどころだが、結局は息子と一蓮托生の道を選ぶデハン。

息子が直前までネットカフェにいたことは分かった。
現場の公園近所のコンビニでバイトをしており事故直後の様子を見ていたダジョンの同級生が、悩みながらもダジョンの弟が事件後に駆け付けたことを証言してくれたが、やっぱり大事なのはすべてが録画されている映像を確保すること。

公園そばにいた屋台の車を探しだせたことで、映像も確保出来、息子を信じた父のイメージを守ることが出来たデハン。スヒョンも妹の事故のショックを乗り越え、これで公認も取れるかと思いきや、スヒョンに親子契約を締結していたことと、すでに遺伝子検査をしており、ダジョンが実の娘でないことをデハンが隠していたことを知ってしまう彼女。

自分でも四兄弟を実の子どものように錯覚していたデハンだが、そもそも最低の行動から生まれた@まやかしの国民の父だ。罵られて当然・・・

(フードトラックのオーナーはスンホンと一緒にプレイヤーに出演していたテ・ウォンソクだ)


偉大なショー 第12話

2019-10-03 20:56:24 | 偉大なショー 韓国ドラマ

大型商業施設(運営会社の名前をとってウッズモールと命名されている様子)の建設は既成事実としてどんどん進んでおり、それに対する手立てがない商店街メンバー。
(デハンも商店街メンバーから卵を投げつけられる始末だが、内輪もめしているだけでは解決にならないのだ。)
SNSに状況をアップしてみるも、ショッピングモールが出来るのを喜びこそすれ、「伝統市場を保護しすぎるのはやりすぎでは?」という意見がほとんどで、世論の後押しもない。

デハンもカン弁護士も「ウッズモールとの共存を目指す」という基本的な考え方は一緒だ。
(というか、この方法しかとるべき手法がないということか・・・)
ウッズモールと商店街の間にシャトルバスを走らせたり、お互いを行き来してくれる買い物客にはサービスしたりという話をウッズモールと話し合うしか商店街メンバーに生き残る道はない。(ただ、1キロ圏内という話を捨てて、商店街との同意を取らずとも建設を進められる道を取るウッズモール)

残された道がないデハンは、なぜ市長があのような態度に出たのか、自分の元補佐官と協力し探りを入れるのだ。カン議員と市長が密会していることを知り、低所得者住宅の建設も高校建設もとん挫させて、ショッピングモール建設が可能になるという筋道が最初から出来ていたことに気づくデハン。
市長、カン議員、そしてデハンが所属している党、建設会社・・・全部がなんらかの形でつながり、それぞれが自分たちの利権のために融通しあっていることに気づくデハン。

更には、14年前のデパートでのエレベーター落下事故がうやむやにされたのも、このメンバー達がかかわっての事と知り、驚くデハンとスヒョン。
当時、スヒョンの先輩である構成作家は、スヒョンの父親の告発により番組でこの事故を取り上げようとしたにも拘わらず、どこからか圧力がかかり番組を放送することが出来なかったことまで分かる。

「僕が補佐官だったころは、こんな汚いことまでしていなかったじゃないか!」
市長が多額の賄賂を受け取っていることを知り、詰め寄るデハンに「権力と金があってこそ政治が出来るんだ」という市長。。。

建設会社からの賄賂を児童養護施設に寄付し、更には手に入れた証拠品のUSBを検察に提出し、カン議員とデハンの政党の党首以外は皆拘束されて、大型商業施設問題は解決したかのように思えたのだが・・・・当然二人の議員は、デハンをつぶすべく動きだすのだ。

デハンの弱点はとんでもなく大きいもの。スキャンダルになったらどうやって火消しをするつもりなのか?現実にはこれをリカバリーする方法などないはず。そこはドラマ的な奇跡で乗り切るつもりなんだろうか?

*****

ちょっと前に見ていた重厚なドラマ@補佐官の題材を、かなり軽めにアレンジしたドラマのようになってきた。

 


偉大なショー 第11話

2019-10-02 20:43:44 | 偉大なショー 韓国ドラマ

先輩でもある市長と同席した宴席で自分の所属する政党の党首から商店街のそばで大規模商業施設の開発が進められることを聞き、衝撃を受けるデハン。
市長からは中止になると聞かされていたにも関わらず、結局は裏で話がついていたのだ。

テレビ討論でカン弁護士の以前の主張の件もあり、商店街の顧問に就任することになるデハンだが、その場で「僕の力ではどうしようもない」と土下座し、強硬に反対するのではなく、譲歩案として賠償金を貰い、その賠償金で商店街の看板や、商店街専用の駐車場を作って少しでも買い物客が離れないようにするのが現実的だと話をするデハン。

商店主たちも話が違うとびっくりするも、デハンのせいでないことは十分わかっている。
ほとんどのメンバーはデハンの意見に従うことになるのだが、ただ商店会長であるスヒョンの父だけは反対するといい、大規模商業施設を建設する会社の前で、プラカードを持ち一人デモを始めるのだ。

デハンは現実的にはどうしようもないとスヒョンに父親を説得するように頼むのだが、逆にスヒョンは父と交代で一人デモを続けるのだ。
(デハンの意見に従うのが現実的と分かっていても、娘としては父の心情も分かり、更に自分としても反対したい気持ちがあるのだ・・・)

刑務所の跡地に大規模商業施設を建てることに固執しているのは、広さと交通の便がいいことからコストパフォーマンスがいい土地だと見込んだから。一キロ近く離れており、必要な手当をしていれば、法的にも問題はない。商店街に勝ち目はないと見たデハンは断腸の思いで補償金額を最大限先方から出させることに力を注ごうとする。

補償金の確約も取れ、交渉の場に臨んだデハン達だが、正式に提示された金額は聞かされていたものの半分。更にカン弁護士はデハンが事前に建設会社の社長と面識があったという情報をその場で話してしまったため、交渉の場は大騒ぎとなる。
カン弁護士、自分がその情報を耳にしたのは、父の差し金であったことに気づかないのだ。何も知らないから悪気もない。皆その言葉を聞き、一気にその場の形勢は逆転してしまうのだ。

理想に燃えるカン弁護士よりも、現実的はデハンが取った道は、大規模商業施設建設反対に動いてほしいとカン議員に交渉することだった。
もともと低所得者向けの住宅を造るつもりだったカン議員。大規模商業施設建設に反対すれば、商店街へのアピールにもなるし、国際高校を造ればイメージアップになると議員を説得するデハン・・・しかし、自分の後釜に息子から振られたニュースキャスターを抜擢しようとするなど、このカン議員も一筋縄ではいかないのだ。
そしてなぜ、スヒョンの父親が施設建設に反対しているのか、悲しい思い出も明かされるのだが・・・


偉大なショー 第10話

2019-09-26 21:05:06 | 偉大なショー 韓国ドラマ

カン弁護士が法律事務所も辞め、政治家になることに本腰を入れた事を知り、焦るデハン。
父の後継者ということでなく、居もスヒョンの裏のマンションに構え、デハンと全面対決の様相だ。
デハンのホームグランドに乗り込んで来たカン(元)弁護士は、デハンと同じように商店街を回りどんどん顔を売り始め、自分の目指す政治をしようと爽やかに活動開始だ。


チキン店を営むスヒョンの父親としては、元政治家で子どもが4人もいるデハンより、父親が国会議員で弁護士のカンの方が理想の婿に決まっている。空席になっている商店街の顧問職も商店街出身のデハンよりも、弁が立つカン弁護士を推薦するのだ。
(娘の安定した幸せを思う父としては、当然?の選択か・・・)

とりあえず顔見知りの商店を回り、票固めを始めるデハン。
そんな中、古参の食堂で突然の立ち退き話が持ち上がるのだ。
とにかくすぐに立ち退けという家主の態度に腹を立て、我慢できずに手を挙げてしまうデハンの様子はあっという間にネットにアップされ「元国会議員らしからぬ行為!」として批判を浴びてしまう。こんなトラブルに対応するのは、弁護士であるカンの方が適任だ。

この突然の立ち退き騒ぎ・・・弁護士である息子の立場を有利にしようと後ろから手をまわしたカンの父親が起こしたもの。デハン達の目も節穴ではないのだが、カン議員の方がこういう手法は慣れているということか・・・・

商店街のそばに大型ショッピングセンターが出来る話が持ち上がり、商店街は存続の危機だ。昔からの商店街を保護しようとするデハンと、保護するだけでは何も解決しないというカン弁護士の意見は対立。商店街の住民の票が選挙の行方を左右するため、デハンが有利と思われたのだが、味方だと思っていた市長が彼を捨て駒にして大きな権力になびいていたのだ。梯子を外されたデハンは途端に厳しい状況に立たされるのだ。

****

以前、韓国に行った際に、伝統商店街を守ろうという運動にぶつかってしまったことがある。

金浦空港そばのロッテマートが日曜日にも関わらず休みだったのだ。レストランは営業しているのに、スーパーマーケットは第何日曜日は昔ながらの商店街で買い物をしてくださいという垂れ幕がかかっており、真っ暗・・・帰国前にロッテマートで買い物をしようとしていたので、途方に暮れた思いをしたことがある。まさしく、このドラマと同じ話だろう。


偉大なショー 第9話

2019-09-25 20:54:23 | 偉大なショー 韓国ドラマ

ダジョンの継父は、デハンが実の父親でないという話は、亡くなった妻から聞いた話だから間違いないという。
ただ、彼としても、本当の話をぶちまけて、赤の他人のデハンが兄弟4人の面倒を見ていることをぶち壊すつもりはないようで、「すぐにここを出ていくから3000万ウォンを工面して欲しい」と、当然のように金の無心をしてくるのだ。
3000万ウォン・・・微妙ではあるが、現実的な数字だ。
元国会議員で今は@国民のお父さんと称賛されているデハンだが、無職であることに変わりはない。とりあえずは手ごろな金額で手を打ってというところなのだろう。
また後日追加の請求もあるやもしれず。。。。

元補佐官が「本当の事が分かったら、もう終わりだ」と言われても、子供たちのおかげで今の好感度があるのだから、3000万ウォン渡してもいいかもと、デハンが思うあたりが危ない雰囲気だ。

末っ子の双子は、ベトナムに行っていたはずの父親が戻ってきたことで喜ぶものの、他のメンバー達の反応は複雑だ。またデハンも双子の子どもたちに情が移ってきたようでもあり、ストレスから胃痙攣になる双子の女の子の事をかなり熱心に心配している。
(子どもがいなければ自分の好感度が下がるから可愛がらないと・・・と下心丸出しというわけでもない・・)
子どもたちも、本当のお父さんも好きだけれど、いつも一緒にいるデハン叔父さんもちょっと好きという感じか。

カン議員は、アパート建設の説明会の場で暴漢に腕を切りつけられるのだが、その暴漢がデハンの支持者だという噂がネットに流出。
わざとらしいその流れは、当然「被害者になって自分の方に世論の流れを呼び寄せる」という話なのだが、デハンが考えた通りにその裏もあり、党の中で更なる要職につけるような話になっているのだ。

息子であるカン弁護士は、父のそのような政治姿勢にショックを受け、「自分の目指す社会を作りたい」と政治家になる決心を固め、さらに父の後釜で出馬するのではなく、無所属で出馬することを選び、いよいよデハンとの直接対決になるのだが・・・・


偉大なショー 第8話

2019-09-19 20:21:31 | 偉大なショー 韓国ドラマ

トラブルメーカーの長男が家に連れ帰ってきたのは、2年間ベトナムに行っていたというダジョンの継父。実の父親が戻ってきたので末っ子の双子たちは大喜びだが、ダジョンだけでなく実の子である息子の表情も冴えない。
「金策に追われて連絡も出来なかった」と悪びれる風でもなく、口にする義理の父親にダジョンがきつい口調で言い返すのも当然だ。行くところもない彼はデハンの家に泊まり、ダジョンはスヒョンの家に泊まることになる。
カン弁護士でなくともスヒョンがダジョンの事を実の妹のように可愛がるのがやや不思議だったのだが、「ダジョンと同じ年ごろの妹を事故で亡くした。ダジョンを見ていると妹を思い出すし、出来るだけ彼女の助けになりたいの」というスヒョン。
いくら近所とはいえ、彼女が毎日のようにダジョン達を気にかけているのにはやっぱり理由があったのだ。

今まで騙されて続けたダジョンでなくとも、2年ぶりに現れた父親が怪しいこと位は簡単にわかる。ベトナムにも行っておらず、金銭トラブルでただ家に帰ってこれなかっただけなのだろう。
今回、満を持しての登場は、デハンが@国民の父になったことがきっかけに違いない。

スヒョンの家のトラブルを解決すべく、マダム達を取り仕切るリーダーの悪だくみを解決しようとするスヒョンとデハン。
膨大な会員数を誇るサイトを運営しているリーダーママは、それをネタに、近隣の飲食店からいわゆるみかじめ料をせしめたりしていたのだ。全くマダムと呼ぶ価値もない悪行なのだが、証拠がなければどうしようもない。しかし、携帯で動画が簡単にとれるこのご時世だ。
みかじめ料をせしめているマダムの姿もばっちり残っているし、そんな動画を二人で嬉しそうに確認するスヒョンとデハンの姿も、テレビキャスターの手でカン弁護士あてに動画として送られるのだ。
(今時の世の中、秘密なんて本当にないに等しいじゃないか・・・)

カン弁護士の父は息子を自分の後継者にするだけでなく、ゆくゆくは大統領にという壮大な夢を持ち、カン弁護士の母はテレビキャスターの才女を嫁として迎えたい。しかし彼が付き合いたいのはチキン店の娘スヒョン。


親は子どもに過大な期待を寄せるものらしい。ダジョンの義父はどんな思いで兄弟4人の前に再び姿を現したんだろうか?デハンがダジョンの実の父親でないということをネタにして強請るためにやって来たのか?それとももっと大きなネタを持つ子供の存在に夢を託して姿を現したんだろうか?


偉大なショー 第7話

2019-09-18 20:39:45 | 偉大なショー 韓国ドラマ

「僕も最初は産むことに反対しました。ただ、自分の母と違って父親もいるし、母が自分を育ててくれたように自分もキチンと子どもを育てたいと言っているのを聞き、自分の考えが間違っていると分かったんです。」とタジョンの妊娠を認める話をカン弁護士と@低所得者住宅についての公開討論会を始める前に語り始めるデハン。

キャスターの女性が言うように、ある意味電波ジャックで、公共放送を自身のプライベートの告白に使ったデハンだが「皆、タジョンの妊娠に興味があるのに、それに触れずに討論会を始めたら、皆集中できなかっただろう。そう思って始まる前に話したんだ」と爽やかに弁明。弁が立つデハンの言葉に、女性たちは皆、彼のその姿を「いい父親」と認めてしまうのだ。

スヒョンにも「タジョンが超音波写真を送ってきたからそれで気持ちが変わった」と告白するデハンだが、実際は「産むことを許してくれなかったら親子契約を履行しない。もし産むことを許してくれたなら、国会議員になれるまで全力で協力する」とある意味脅迫されたから許しただけなのだ。
ただデハン的には、ダジョンの妊娠で契約期間が無期延長になったようなものだ。公共の電波をつかって「良い父親兼いいおじいちゃん」と認定されたのだ。契約が終わったからと子どもが生まれたからと言って彼女たち4兄弟を放り出すわけには行かなくなったのだから・・・・

カン弁護士とお試し恋人期間でありながらも、実家のチキン店がネットへの悪質書き込みで客足が衰えたりすれば、頼りになるのはやっぱり近所でなおかつ気心がしれたデハンの方だ。
マンション建設で敵対するマダムチームを牛耳るリーダーの書き込みで、窮地に陥るスヒョンの両親のチキン店を助けようとするデハンだが、長男の学校トラブルにもこの母親の息子が関係しているのだ。「とにかく謝れ」と息子を諭していたデハンだが、マダムチームのリーダーママの息子が同級生をいじめていることからトラブルが発生したことを知り、「暴力はいけない」と息子を諭しつつも、自分も同じように腹を立てるデハン。(本当の事を言って何が悪い! とはいじめっ子が言いがちな台詞だ。これはどうやら万国共通らしい)

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「ダジョンが学校に通い続ければ、トラブルも起こるだろう。トラブルが起これば、デハンのいい父親、いいおじいちゃんのイメージは簡単に崩れるはず」と、タジョンが学校を辞めずに済むようにと裏から手を回すカン議員。さすが百戦錬磨のカン議員、先回りして戦略を立てる展開。こうなると短絡的なデハンの戦略の粗が目立つ。(ただこういう様子をみていると、逆にウソをついているはずのデハンが単純だけれど、ちょっといい人に見えてくるから不思議だ)

カン弁護士の父親は、デハンのアキレス腱になるであろうダジョン達の継父をキチンと探し出しており、継父も有名になった自分たちの息子の前に案外簡単に姿を現すのだ。

******

大学時代、スヒョンがデハンの前から姿を消したのは、デハンが大好きで、神話の大ファンでもあった妹の事件のせいだったということが分かる。神話ファンとしては、Brand Newのジャケット写真を懐かしく眺める。


偉大なショー 第6話

2019-09-14 19:54:00 | 偉大なショー 韓国ドラマ

ダジョンが手術をしないまま病院を後にしたことを知りショックを受けるデハン。
「子どもとは血が繋がっていないのに、それを隠して国民の父ということで起死回生を目指しているのに、その娘が高校二年生で妊娠するとは・・・一体どうするつもりなんですか?」と元補佐官から呆れられるデハンだが、全くもってその通りだ。
ダジョンの「お母さんが勇気を持って私を生んで後悔しなかったように私も後悔したくない。できればこの子を産みたい」という言葉に「僕も同じです」というアイドルを目指している練習生の恋人・・・

(アイドルを目指す練習生の両親は移民先のカナダにおり、彼は一人韓国でアイドルを目指して3年間頑張って来たらしい。こんな展開、彼の両親も心配しているだろう・・・思わず親御さんの心配をしてしまう。)

デビューを目指して先行投資をしている事務所が許すとは思えないが、ダジョンの事を考えて、若者らしい選択をする恋人。
「事務所の代表はいい人だ」という彼だが、デビュー前の3年間のレッスンを考えたら「違約金だ!」と代表がお騒ぎするのもある意味分かる。
ダジョンが産まないと決めたら、違約金の話はなかったことに・・・と芸能事務所の社長と話をつけるデハンだが、若い二人は悩みながらも手術をするという選択はしないようだ。

デハンの動きはカン代議士たちに張られていたようで、4人で病院を訪れた情報もカン議員の補佐官にしっかりキャッチされており、補佐官は手術を本当にしたかどうかも確かめずにあっさり情報をリークしてしまう。
(カン代議士は補佐官の詰めの甘さを指摘するのだが・・・)
あっという間のこの話題で持ち切りになり、ダジョンは高校で注目の的になり、辛い思いをするのだ。
デハンも各所で「デマです」などと打ち消そうとするのだが・・・

 カン弁護士との舌戦討論第二弾は、低所得者向けの住宅の是非というテーマに決まったのだが、この生放送の前に、胎児の様子を写した写真を添付して「勇気が出た」というメールをデハンに送るダジョン。

すると、なんと放送の前に、ダジョンが妊娠していること、自分の子どもの事を考えたら一旦は手術することを勧めたこと、しかし産みたいという娘の思いを尊重しようと考えていることなどを切々と語り始めるデハン・・・

「本音で話す若い元国会議員!」と一気に好感度アップするように思われたのだが、そんなにうまくいくわけがない。ダジョンが本当の娘でないことを知る男性が現れるのだ。

 

 

 

 


偉大なショー 第5話

2019-09-11 20:46:59 | 偉大なショー 韓国ドラマ

LGBT問題と合わせて堕胎の件は政治家が微妙だからと避けて通る問題。それをあえて放送で取り上げて、「6週以上(確か・・・)の妊娠の手術は禁止すべきだ」と大胆な案を提案するデハン。相手のカン議員の息子である弁護士が、かなり保守的(というかかなり胎児が大きくなるまで手術出来るという案・・)を提示したのと比べるとインパクトのある案だ。
父の地盤を引き継いて立候補するかもしれないカン弁護士と違って、前国会議員という肩書しかないデハンにとっては、はったりでも目立つ意見が必要なのだ。「女性だけの問題じゃない。相手の男性にも責任があるんです。」と女性票を意識した物言いに、番組内での支持はカン議員と五分五分。
「(一応51%の得票率?で勝ったため)実際の選挙とは違い、支持が拮抗した方が話し合いが進むし、放送としても面白いですよね。」などと余裕のデハン。
どう考えても妊娠していると思われる娘ダジョンの事があるのだが、そんな事で足元をすくわれるとは思っていない彼は、気心の知れた様子のスヒョンとの仲を放送局のメンバーに突っ込まれるものの、あまり気にする風でもない。
いい感じで放送が終わったことにご満悦なのだ。

放送を見ていた市長(以前デハンが秘書をしていて懇意にしている政治家のよう)は、前国会議員でも彼の利用価値はあると思いなおした様子。
番組の成功に気をよくしたデハンは、市長から早速、住宅建設に対する反対運動をなんとかして欲しいと頼まれると安請け合いだ。
反対しているメンバー達も「新しい住宅が出来ると自分たちの不動産の価値が下がる。それよりも国際高校を作って、地域のイメージを上げて、地価を上げて欲しい」という自分本位のマダムチームと、「住宅が出来たら治安が良くなくなると心配する市場チーム」に分かれている様子。どちらもイメージ先行でちゃんとした根拠はないのだ。そこをデハンに指摘される両チーム。

2歳年上のアイドルを目指す練習生と付き合っていたダジョンは、結局妊娠しており、相談する人もいない彼女はスヒョンに打ち明けることに・・・

現実的に考えたら、放送で提示した内容と全く真逆の「手術」を進めるしかないデハン。
デビューを2か月後に控えたアイドルの卵の彼は、「産んでもらう」と勢いで宣言するものの、結局はこっそりと手術を受けることにしたはずだったのだが、手術直前で気が変わったダジョン・・・・
若いカップルはどうするのか・・・そしてどうするデハン・・・

*****

ダジョンは亡き母から「実の父親は国会議員」と聞かされていたようで、本当にデハンの事を父親と思っているかもしれず。

そしてポイントカードがいっぱいになるまで、カン議員とデートすることになったスジョンだが、大学時代に突然デハンとの連絡を絶ったのには、何かわけがある様子。

ヒットと呼ばれるためには、「子供たちだけの話も見たい」という位のパワーが必要だと思うのだが、子どもたち4人の破壊力がちょっと弱め。ただ、それは子どもたち云々というよりも、キャスティングした大人側の問題だろう・・・


偉大なショー 第4話

2019-09-05 20:41:39 | 偉大なショー 韓国ドラマ

末っ子の男の子(女の子とはなんと双子だ)がバスにひかれそうになったので思わず飛び出すデハン。大きな怪我もないように見えるのだが、気を失ったまま起きないデハンは救急病院に運び込まれることに・・・
「血のつながりはないから・・・」と言われたことに傷ついている継父の連れ子の男子高校生は、デハンの仮病(バスにぶつかってもいないのに、自ら当たった風に装う手際の良さ
!!)を見破りそうになるものの、生き馬の目を抜く政界にちょっとだけ足を突っ込んでいたデハンの方がちょっとだけ上手だった。
とにかくイメージ回復の為には、なんでもやる気でいるらしい。
朝食の準備が出来ず、シリアルを食べさせたことで腹痛を起こした末っ子の女の子のためにラジオ出演がキャンセルになるかと思いきや、それを逆手にとって「いいお父さん」を演出。
ダジョンがSNSにアップした文章や、末っ子の男の子を助けたことでついた「国民のお父さん」というキャッチフレーズを何とか守ろうと必死のアピールだ。
悪意は感じられないが、嘘は嘘だ。
「イメージアップはいいけれど、落ちるときも早いから注意しろ!」というアドバイスが耳に痛いデハン。

近所に住んでいる気の置けない後輩ということですっかりスヒョンを頼りきっているデハンは、末っ子の双子を連れて4人で遊園地に行ったりし、なんだか末っ子達とも仲良しになっている様子。
子どもが嫌いと言いながらも、そこまで毛嫌いしている様子でもなく、顔つなぎの為の近所のあいさつ回りに幼い子二人を引き連れて、とにかくイメージアップの事しか考えていないのだ。
そんな時、スヒョンが作家として勤務する放送局の番組で、永遠のライバルであるカン議員の息子である弁護士と討論番組に出演することになるデハン。
皆が止めているにも関わらず「チャレンジングな話題の方がいい」と堕胎法案について取り上げる事を提案するのだ。
そんな時、嘘の父親の様子を客席から見ているダジョンは、なぜか吐き気が抑えられない様子・・・・

政治家不信で盛り上がっている折、嘘つきエピソードが満載の政治家の話はなんとも微妙な感じ。ただ、これはドラマにはなんの責任もないことなので仕方ない・・・・(もう少しスピーディなコメディ展開だったら、そんな風に疑問を持つ暇もないのだろうが、これが割とのんびりモードなので、いろいろ考える余裕があるのだ。)

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デハンとスヒョンの大学時代のエピソードはこんな感じという記事


偉大なショー 第3話

2019-09-04 21:31:15 | 偉大なショー 韓国ドラマ

ダジョン達兄弟がダジョンの継父の借金の取り立てにあっているのを見て、思わず「僕が彼女たちの父親だ」と宣言してしまうデハン。
デハンをだまそうとしていたダジョン本人も、さらにはその場にいたスヒョンもびっくりだ。
特にスヒョンとしては、憧れの先輩だったデハンがダジョン達兄弟を一度は追い返したことを聞き、更に心穏やかではない。

早く家に来いというデハンに「一度追い返されたから、ちょっと考えたい」と言うダジョンには、知恵を授ける男友達がいるようで、なんでも逐一報告している様子。多分彼からの入知恵もあり、兄弟でデハンの元に転がり込む算段をしたのだろう。

デハンも、元補佐官から「なんで本当の娘じゃない彼女たちを引き取るのか?お金はどうする?」とやっていることが非現実的なことを指摘されるも、「彼女たちを助けるのは悪いことでもないし、イメージアップになれば一石二鳥だ。行方不明の彼女の継父はあとでゆっくり探せばいい」とその場しのぎの考えしかないのだ。(これで国政に復帰を目論んでいるとは・・・)

ダジョンと彼女が高校を卒業し就職するまで世話をすると契約まで交わしたのに、制服だの授業料だのどれだけお金がかかるのだ。お金も「借りればいい」と暢気なものなのだが、定職がない40前の男性がローンを組めるわけもない。

ラジコンカーに夢中になり、車道に飛び出した末っ子の息子を助けようと車の前に駆け出す男気を見せるものの、デハンの基本的な態度はかなり暢気の一言・・・・

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子どもたちとの面白エピソードがややパンチに欠けるのと合わせ、自分のイメージアップのために子どもを使おうという設定にあまりひねりがないので、やや不真面目に思えてしまうのだ。根っからの悪人でないのは分かるものの、各種エピソードに切れ味が足りないのが残念な限り・・・


偉大なショー 第2話

2019-08-29 20:55:40 | 偉大なショー 韓国ドラマ

母が亡くなったので、異父兄弟と一緒に実の父親を頼るつもりだと言っていたダジョンが自分の家にやって来て事にびっくりするデハン。
どう見ても事前に計画を立ててやって来たとしか思えない。
「大学生の時にお母さんと旅先の島であったでしょ?(えっ?一回だけ?ロトに当たったのね!!)私はその時の子どもよ。」とにこやかに話すダジョンに絶句するデハン。

ダジョンの母は結婚し、弟と妹も生まれ、継父の連れ子も入れて4人兄弟になったのだが、継父は2年ほど前に家を出て行方不明。母が4人の子どもを育てていたのだが、その母もひき逃げ事故で亡くなり、困ったダジョンは春川からインチョンに住むデハンを頼ってやって来たのだ。

同じ町内に住むというデハンの大学の後輩のスヒョンが、何も知らずにデハンの家にやってきたりして、更に慌てるデハン。
一晩は家に泊めることになったが、韓国ドラマらしくあっさり「親子鑑定」を行ったりして、なんとかダジョン達兄弟を家から追い出そうとするデハン。
(どう考えても、ダジョンが嘘をついているのだが、特に親子鑑定を拒否するわけでもない。。。何か他の理由があって、彼を頼ってきたんだろうか・・・・)

当然、実の親子でないことが分かり、「施設へ行ったらどうだ」とパンフレットを見せられたダジョンは「それなら家に帰るからいい」と結局デハンの家から出ていくことに・・・
そんなところに彼らの事を心配しているスヒョンが通りかかったことで、4人を車で送っていくことになるデハンとスヒョン。
実の父でもないデハンの元にやって来て「一緒に暮らすのが無理ならせめて私が学校を卒業するまで置いてほしい」と頼みこむ位だから、生活はカツカツだ。空っぽの冷蔵庫を見て、良心が痛むデハンだが、彼だって代理運転のアルバイトをしながら、次の選挙を狙っている身だ。

永遠のライバルであるカン議員の息子である弁護士のカンが父親の後釜で立候補するかもしれないと噂が立ち、更には、「父親の横暴な態度は変わりに謝るが、そんな個人的な思いだけで政治家を目指すのは間違っているんじゃないか?」という彼の上から目線の言葉にちょいちょい傷つくデハン。

子どもたちの元には2年間行方不明の継父を探して金貸しの男たちが居座り、成り行きでスヒョンと一緒に助けに行くことになるデハン。男たちから関係を問われると、思わず「父親だ!」と名乗ってしまうのだ・・・・

選挙の事しか考えていないのだが、悪い人ではない様子・・・