私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

年越しそばはいつ食べる・・・・

2021-12-31 19:45:50 | なんということはない日常

家族で過ごしていた頃の、年越しそばの話・・・

紅白歌合戦が好きだった母は「紅白を見ながら食べるとなると、後片付けの事を考えなければいけないから」と、紅白が始まる前に年越しそばで夕食を済ませていたが、ビールを飲んだ後で年越しそばを食べたい私は、両親がそばを食べている横でおせちをつまみにビールを飲み、その後、紅白歌合戦を両親が見ている横で年越しそばを食べたりしていた。

「年の最後位、一緒に食事をしなさい・・」などと小言を聞きながらも、ビールを飲みたい為に一人孤食をしていたのだ。

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今年は、勢い余って2食入りの生そばを購入。一人分なら茹で蕎麦を購入してもよかったのだが、スーパーで買い物をしている際、家族連れを見ているうちになんとなく私も2食入りに手が伸びてしまったのだ。1食分を来年に残しておくのもなんだか寂しいと思い、今年は年越しそばを1日に二回食べるという事にした。一人だと、こんな事をしても誰も止める人がいないから気楽なものだ。

昼間食べた一回目の年越しそばはどう見てもビジュアルが今一つだった。(上に乗せたかき揚げがあまりにも貧相だ・・・)これから作る二回目の年越しそばはもう少し見た目にこだわりたい。

年越しそばには色々な由来があるそうだが、『そばが切れやすいことから、旧年の厄災を切るという説』もあるとの事。

今日2回目の年越しそばは、コロナ終息を考えながら食べようと思う。

 

 


レイジング・ファイア

2021-12-30 20:04:27 | 映画鑑賞

将来を嘱望された警察官だったはずなのに、上昇志向の上司の思惑により道を踏み外す事になってしまう刑事。

命令のまま行動していた後輩刑事の暴力シーンを目撃し、それを裁判で証言することで、可愛い後輩の刑務所行きを後押しするような形になってしまった先輩刑事。

運命に翻弄され、犯罪者になってしまった若い刑事達。裏切られた思いに囚われ、出所後、やり直せない道に踏み出し、後戻りする気もない。裏切られた事から振り切れてしまった針は戻らないのだ。その振り切れ方があまりにも潔く美しすぎる。そこまで振り切れるに至った刑務所内での経験を考えると、その振り切れ方が美しければ美しい程、その悲しさと切なさが胸に迫ってくる。

アクション監督も務めるドニー・イェンが演じる真実と正義に生きる先輩刑事のアクションが、どこか綺麗事にさえ見えてくる、ニコラス・ツェー演じる元刑事の振り切れたアクションの数々。一つの躊躇もないそのアクションと復讐の様子に、何ともいえない美しさと寂しさを感じる。復讐の場で見せる、心情溢れるアクションに不思議な達成感が感じられる程だ。

破滅しかないと分かっていても踏み越えた道を後戻りする事なく歩く姿。。。自分を導いてくれた先輩刑事との一騎打ちでも、最後までキレた姿で悲しく美しいアクションを見せてくれる。

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幸せの時 決別の時 白黒つけられない世界 自分を導いてくれた者と対峙する。

エンディングの歌の歌詞がニコラス・ツェーが演じた役柄の心情そのままだ。 作曲もニコラス・ツェー本人というその曲のギターが泣かせる。最後の最後にとんでもないカタルシスだ。

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2020年に亡くなった映画監督ベニー・チャンの遺作。

香港映画と言えば、街中で見せるカーアクションシーンも見物の一つだが、今回の尖沙咀の街中の銃撃シーンはセットを組んで撮影されたとの事。中国でもヒットしたというこの映画。こんな状況になり香港らしいアクション映画を見る事はもう出来ないだろうと思っていたけれど、ベニー・チャンがこんな映画を作ってくれた事が嬉しかった。

元刑事を演じたニコラス・ツェーは、1999年にベニー・チャンが監督したジェネックス・コップ(特警新人類)でも主役を演じている。

1999年秋の「東京ファンタスティック映画祭」オープニングデイの香港ムービーセレクション3本(他の2本はジャッキー・チェンのゴージャス、イーキン・チェン主演の風雲 ストームライダーズ)中の1本として上映され、その際の舞台挨拶を見たのだが・・・・

その当時のメモを見てみると・・・

『ニコラス・ツェー 蕨じこみの日本語を披露してみんなの黄色い歓声をあびていました。』と書いてある。

なんで蕨なのかは書いていないのだが、多分日本で蕨に滞在した事があるという話をしていたのだろう。舞台挨拶には、ジェネックス・コップ(特警新人類)で共演したサム・リーも登壇しており、風雲 ストームライダーズの主演のイーキン・チェンや千葉真一もその場にいたにも関わらず、若者二人は落ち着かない感じでワチャワチャしていた。友人と「イーキン・チェンが落ち着いて大人に見える・・・」などと話して盛り上がった事を思い出した。

あれから20年・・・最後のベニー・チャン作品で美しく切ない姿のニコラス・ツェーを見る事になるとは・・・

 

【怒火】電影主題曲 謝霆鋒 Nicholas Tse〈對峙 〉(Confrontation) Official MV


感染が世界に広がり3年目に・・・

2021-12-29 19:22:51 | コロナ禍

【速報】東京都で新たに76人感染 およそ2か月半ぶりに70人を超える 新型コロナ

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〈コロナと世界 針路を聞く1〉ウイルス共存へ最低3年 米CDC前所長 ロバート・レッドフィールド氏

年末だからだろうか。感染が世界に広がり3年目に突入するという事で、コロナの企画記事を新聞で目にする。(リンクしたものはヘッドラインのみ・・・)

持続性の高い次世代ワクチンが開発されるまで、これからも何度も打ち続ける事になるだろう事。信頼性の高い「免疫検査」の開発の必要性などが語られた後、「新型コロナは『大パンデミック』ではない。今できる最も重要な事は大パンデミックへの準備だ。より深刻な呼吸器系のパンデミックに直面する高いリスクがあるが、今回のケースによりワクチンを数週間だ開発出来るようになったから、次のパンデミックに向けて備えていかなれば・・・」という提言で記事は締めくくられていた。

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誰もこの先がどうなるかは分からないのだろうし、これも考え方の一つなのだろうけれど、「これは大パンデミックではない」・・と聞くのは、やっぱりちょっとショックだ。どんなスパンで考えればいいのか分からないが、ウイルスとの闘いはずっとずっと続くんだと改めて認識。

 


香港 (2021年の終わりに)

2021-12-29 18:43:40 | なんということはない日常

香港当局、著名歌手のデニス・ホー氏を逮捕 容疑の詳細は不明

今年の6月、今回逮捕されたデニス・ホーの活動を追ったドキュメント映画『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』を渋谷で鑑賞。

以下、その時の感想。

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香港の歌手、デニス・ホーの姿を追うドキュメンタリー映画。

香港返還時、家族と一緒にカナダに渡った彼女は、アニタ・ムイに憧れ、香港に戻って歌手の道を歩む事を選ぶ。

アニタ・ムイが亡くなった喪失感を乗り越え、自分らしく歌に向き合っていこうとしている中で雨傘運動に向き合う事になっていく彼女。

中国は、香港人が香港の地で自由を手にすることを良しとはしない方向に舵を切る。国が認め与える自由を享受さえすればいいのだと、選択肢のない自由の前に疑義を唱える事を許さないのだ。香港人として自由を求める人々の前に立ちふさがる大国。

そんな中、活動が制約されていく中でも、曲を作り、歌を歌い、そして自由を求める発言を続けていく彼女の姿をカメラは追い続ける。

映画が作られた後、香港では国家安全維持法が施行され、状況が更に厳しくなっていることを知っている中でこの映画を見る事はやや辛い事だ。それでも彼女の歌にはパワーがあり、自由を追い続ける姿はとても凛々しい。

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以前『香港は中国になったんだから、中国の言う通りにするのは当然だと思う。何も悪い事をしなければ、なんの問題もない。日々の生活を犠牲にしてまでデモをする心情が分からない』と中国人の知り合いが話しているのを聞き、なんと返していいのか言葉に詰まってしまった時があった。

国家統制の元で平和な社会(たとえ制約があっても平和に変わりはない)の恩恵を享受できることが出来るんだから、それで十分自由だという事なんだろう。

この映画を見ながら、自分の思う自由について、改めて心の中で考えて見る。

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上映後、立教大学法学部の倉田徹教授のトークショーあり。授業を受けている気分になった。以下、私の備忘録・・・

(言葉足らずの部分があったら、それは私の理解不足によるものだ)

*香港は政治的に自由であったからこそ、映画や広東ポップスが花開いた。

*国家安全維持法が施行された事で、検閲が厳しくなって公開できない映画や歌えない歌が益々増えるだろう。(法に反するという判断に政治がいくらでも自由に介入出来るようになったのだ)ただ、政治活動は根絶出来ても、芸能活動は根絶できないはず。

*日本では芸能活動を行う人が政治的な発言を行う事に批判、拒否反応があるが、生活と政治には密接な関係があり、自分の生活に関係する事に対して自分の信念を口にする事は必要な事のはずだ。

*日本は香港に比べたら自由がある。東アジアの一員として隣人として、香港の地では上映出来ない映画を上映したりする事に少しでも協力すべきではないか。

*映画に出てきたアンソニー・ウォンでなく、俳優のアンソニー・ウォンも雨傘運動に賛同した事で活動が制限されるようになった。ノーギャラで淪落の人に出演したりするも、今は香港から台湾に居を移したとの事。

映画『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』予告編

 

追記:このブログをアップした12月29日、香港警察の国家安全部門は民主派ネットメディア「立場新聞」の幹部ら7人を扇動出版物発行の共謀容疑で逮捕。立場新聞は同日即時廃刊を発表。

 

 


ほうじ茶 meets キャラメル クリーム フラペチーノ

2021-12-28 21:42:02 | スターバックス 特化 フラペチーノ・・・

クリスマスが終わると街中は一気にお正月を迎える雰囲気で一杯になる。

季節物のフラペチーノも当然お正月の雰囲気だ。

ほうじ茶の香りならラテでもと思ったのだが、私はどうしても冷たいフラペチーノでスイーツを食べる雰囲気を味わいたい。

結局冷たいクリーミーなフラペチーノを選択。

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環境問題の為とは分かっていても、なかなか紙のストローに慣れることが出来ずに困っている。今度のフラペチーノはシンプルなクリーミータイプだが、スプーンで食べてみる事に挑戦する。いつも、飲み物というより食べ物と思っているので、いつかこうしてみたいと思っていたのだ。

ほうじ茶キャラメルソースが全体にいきわたっているように見えるのだが、ソースが底に溜まっている場合も多い。底にあるソースはストローなら一口目にソースの甘さを感じる一番大事なポイントだ。スプーンで食べる場合は底にあるであろうソースを混ぜてから口にするのが美味しく食べるポイントだと思う。

キャラメルソースをソフトに混ぜ、ほうじ茶の香りも感じつつソフトなかき氷の様にフラペチーノを堪能。

テイクアウトしたからこその楽しみ方かもしれない。


「イカゲーム」俳優と「しゃべゲーム」!

2021-12-27 20:47:18 | 韓国ドラマ・映画

出勤時、朝刊を見ている際、ラテ欄の『「イカゲーム」俳優と「しゃべゲーム」!』という文章が目に飛び込んで来た。(しゃべくり007にイ・ジョンジェがゲスト出演するんだ・・・)

「イカゲーム」俳優・・・ラテ欄は短い文字数で最大限の情報を伝えなければならないのだから仕方ない。確かにこれならある程度の人は「ああ あの人が出るんだな・・・」と想像がつくのだろう。更にイカゲームを見ていなくとも、ああ あの流行っていると言われているネットフリックスのドラマに出ていた人・・・となんとなく想像がつく人もいるだろう。

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動画配信サービスでしか見られないドラマの場合、タイトルはなんとなく知っていても、興味の無い人が出演している俳優の名前までを認識するのは相当に大変だと思う。「愛の不時着」も、流行ったのはなんとなく知っていても、ヒョンビンの名前まで知っている人は、やっぱりドラマにハマった人だけだろう。(多分梨泰院クラスも同じだろうと思う。この場合はあの印象的な髪型の人とだけ認識している人も多いかもしれないが・・・)

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それを考えると、ヨン様はやっぱり凄かったんだと思う。放送している時間にテレビをつければ見る事が出来るNHKと、加入しなければ見られない動画配信サービスとはやっぱり規模が違うんだと、冬ソナが放送されたNHKパワーを改めて感じる。

 


ねぎし牛タンランチ

2021-12-26 17:56:59 | なんということはない日常

先週の金曜日、新宿のねぎしで@販売価格改定についてお詫びとお願いという切ない案内文を前に、赤たんの薄切りと白たんの薄切りがセットになったまるねセット1550円(税込み)を食べる。

「牛たんの深刻な品不足により仕入れ価格が3倍に高騰する事態になった」とのお知らせ文で状況を把握するものの、以前よく食べた白たんの薄切りの@ねぎしセットが1750円、白たんの厚切りのしろたんセットが2450円。

値上げ前の8月、久しぶりに立ち寄った際にも、ねぎしセットは既に1450円だったのだ。あの時も「昔は1000円位で食べられたのにな・・・」などと無駄な思い出が頭をよぎり、赤たんの薄切りのがんこちゃんセットを頼んでしまった。

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平成になるちょっと前、今は無くなってしまった西武新宿駅そばの路面店に時々ランチを食べに行っていた頃は1000円位だった。当時は、牛たんと麦飯のセットというのが物珍しく、麦飯をヘルシーと思い、時間に余裕があるとお昼に行ったり、夜はカウンターで大皿料理を食べたりしながら飲んだ後の締めにテールスープを頼んだりした。

当時も「仙台の方が美味しい」とか「もっと美味しい焼肉もある」などと言われたりしたが、仙台に行かなくともお手頃にヘルシーと思われる食事を出来るのが嬉しかったのだ。(ちなみに牛たんがちっともヘルシーでなくカロリーも脂質も割と高いと知ったのはずっと後になっての事だ・・・)

需要と供給のバランスが崩れ、値段だけ考えればお寿司等と肩を並べる食材になってしまった今、そんな思い出話をいつまでもしている私はすっかり時代遅れなんだろう。

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コロナになってから会社帰り等に新宿に寄る事も殆どなくなってしまった。昼間時々立ち寄る事があっても、買い物だけそそくさと済ませて食事はしない事が多かった。先週の金曜日、昼食でもと思って新宿通りを歩いても、以前からあった物販の店が閉店していたり、以前ならランチをしていたはずのお店が臨時休業をしていたりと、新宿の街も随分と様子が変わってしまっている事を実感する。

「座席に余裕があって、一人で行っても多少はゆっくり出来るところ」というとねぎししか思い浮かばなかったのだ。

 


不可殺 第1,2話

2021-12-25 21:01:47 | 不可殺(韓国ドラマ)

不可殺・・・殺されても死なないという呪いの恨みを晴らす為、600年もの間待ち続けるという壮大な話だ。

600年以上前の高麗の時代に怪物@不可殺の呪いを背負って生まれて来た男の子。母は自殺、父からは名前も付けて貰えず村人から虐げられていた男の子は、ある将軍に助けられファルと名付けられ彼の養子になり成人。養父と一緒に戦に出て、自分の恨みを晴らすかのように魔物たちを成敗。魔物退治の勇者として名をはせるも結婚した将軍の娘との仲はうまく行かない。人の過去が見えるという妻はどこか不幸せそうで、息子の目が見えないことを夫のせいにしているのだ。

自分の呪いを解き妻と息子を助けようと旅立つものの、息子と妻は不可殺に生血を吸われて亡くなるのだ。魔物退治の勇者として名をはせても、自分の家族は守れず、そして自分も幼い頃自分を助けた若い女性の不可殺に刺される事で不可殺になるという恐ろしい事態が発生するのだ。

巫女曰く、不可殺に魂を吸われた事で死ぬことが出来ず、生血を吸って生きる不可殺になった彼。魂を手に入れた女性の不可殺は人間に生まれ変わって生きていると巫女から聞かされた彼は、彼女に復讐すべく600年もの間何度も生まれ変わる彼女を追い続けるのだ。

養父と人の生血を吸わないと約束した彼は、動物の血液で生きながらえていたのか・・・・どうかは分からないが、執念の時間旅行の末、不可殺の生まれ変わりである女子学生を見つけだす。

しかしなぜか不可殺が自分を探しに来る事が分かっていた少女。何も知らない双子の妹と一緒に逃げる彼女だが、彼女が受け継いでしまった魔物退治の勇者として名をはせたファルの魂は、他の不可殺の恨みも買っているのだ。母と姉は殺され、一番下の妹と隠れるように暮らす少女・・・・

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呪いの意味に疑問を持ったらこのドラマは楽しめない。とにかく一番最初に呪いという韓国語の単語を覚える。日本人的な間隔だと呪いの話は真夏にぴったりのような気もするが、そんな季節感は多分関係ないのだろう。とにかくかなりおどろおどろしい場面が続く・・・そして彼の魂を持っていった女性が何度も生まれ変わるように、他の人物も何度も生まれ変わっているのだ。


ただ悪より救いたまえ

2021-12-24 21:58:30 | 映画鑑賞

工作員として働くも時代が変わり、国を追われる事になった男が生きる為に選んだ仕事は殺人を請け負う事だった。そんな男が引退前に選んだ最後の仕事が男の人生を狂わせていく。

自分の兄が殺された事を知り、殺人を請け負った男を執拗に追いかけまわす弟。最後の仕事だったはずなのに、今度は自分が追われる身になるのだ。

追われる立場になった男は、元恋人がバンコクで殺され、更にその娘が行方不明になっている事を知りバンコクに向う。するとその男を追いかけて、兄の復讐のためにその弟もバンコクにやってくるのだ。

とにかく復讐をしたい男二人。

殺人を生業にしていた男は、元恋人の復讐のために、娘かもしれない少女を救い出すために自分の持てる力を全て使い、情報を持っている奴らの首を締めあげる。同じように兄の復讐に燃える男も、銃を撃ち手りゅう弾を投げて男に近づいてくるのだ。二人が自ら戦いを止める事はないし、それを止める者もいない。元暗殺者にとっては自分の娘かもしれない少女を救う事は最後の望み。そして兄を殺された男にとってはもう理由等は関係なく、とにかく兄を殺した男を殺す事だけが目的だ。

自分達の目的のためには手段を選ばない二人。そしてそんな二人の争いの場に選ばれた事で、自分の生業を邪魔されたバンコクのマフィアも二人に報復しようと、その争いの渦に入ってくるのだ。混沌とした終わりのない争いの場に選ばれたバンコクの熱気がなんとも凄い。オレンジ色に彩られた画面からは汗の匂いや火薬の匂いが漂ってくるようだ。

止められない二人の止められない復讐劇に勝者がいる訳がないのだが、こういう時に韓国映画は容赦ない。とにかくそれを最後までトコトン撮り続けるのだ。

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撮影監督のホン・ギョンピョはあのクリストファー・ドイルのもとで修業したとの事。オレンジ色のバンコクの街並みに香港ノワールの香りをちょっとだけ感じたのはそのせいだったかもしれない。

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初日観覧記念としてポストカードを貰う。韓国語バージョンの面には「止まれない二人の男の追撃」との文字・・・

 


スンホン ネイバー記事検索 (笑顔と同じ位輝くツリー)

2021-12-24 20:46:37 | ソン・スンホン(宋承憲)

クリスマスイブの24日自分のインスタグラムにアップした写真を紹介した記事

夕陽をバックに撮った自撮り写真と金色に輝くクリスマスツリー・・・どちらも眩しく存在自体がロマンティックというタイトルが付けられている。

自撮り写真は暖かい時期に撮った写真なのか、それとも撮影場所が暖かい場所だったのか。。。

12月とは思えない雰囲気だ。


東京タワーの日

2021-12-23 21:50:59 | なんということはない日常

昭和33年の12月23日、完工式が行われた事で、12月23日は「東京タワーの日」との事。今年は東京タワー南側の駐車場で東京タワー台湾祭21-22Winterというイベントも行われるらしい。

コロナ前だったら、寒くても一人でも金曜日の夜に行ってしまった事だと思う。しかしこの2年の間にすっかり腰が重くなってしまった。

温かい部屋の中で、以前撮影した東京タワーの写真をゆっくり眺める・・・・

 

これはコロナという言葉を聞く前、2019.12.27の夕方、六本木ヒルズから眺めた東京タワー。

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これも同じ年 2019年11月の東京タワー

この時は、一人でメインデッキまで上がったのだが、東京の夜景を眺めている人の割合は、「中国人5割、日本人2割、その他外国人3割」という感じだった。(あくまで私調べだが、一人故、怪しまれない程度にキョロキョロする余裕があったのだ。)
 
東京ワンピースタワーというイベント目当ての外国人観光客の人も多いようだった。

これがワンピースタワーイベントの小さ目な東京タワーだった。ワンピースイベント目的の外国人観光客の人にはこちらの方が大人気だったのが、なんとも不思議な感じだった。

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この時のライトアップは、「インフィニティ・ダイヤモンドベール」というテーマで、石井幹子さんデザインのダイヤモンドのティアラや首飾りをイメージしたものとの事だった。純白のライト以外の部分は月替わりらしく、11月は紅葉色という話を知り、スカイツリーもいいけれど、東京タワーもいいなと思いながら携帯で何枚も写真を撮ったのだった。

 

 

 


防災速報がやって来ていた・・・

2021-12-22 20:37:17 | なんということはない日常

テスト配信だったという防災速報が私の所にもやって来ていた。

重大、速報、政府発表、と重々しい単語の後に、「配信テスト」と書いてある。この配信テストという言葉に安心するものの、その後ろにはゲリラや特殊部隊と、また物騒な単語が続く・・・

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私は随分時間が経ってからテスト配信が来ていた事に気づく。職場でこの話に触れている人は誰もいなかったようだった。

「配信テスト」とは書いてあるものの、ゲリラだの特殊部隊などと随分物騒な言葉遣いだなと思っていたら、配信のお詫びも入っている事に気づく。お詫びの内容を見ると『一部のお客さまに対し、テスト内容の通知が配信されました』との事。

一部のお客様・・・の一部がなんなのか、そっちが気になる。

 


イル・ディーヴォの思い出

2021-12-21 21:21:42 | なんということはない日常

イル・ディーヴォのカルロス・マリン氏 コロナ感染により死去

ムスクの香りがしてきそうな色っぽい歌声が大好きだった。

 

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2018.9.21 日本武道館で行われたコンサートの時の時の思い出・・・

以前から、チャンスがあったら、イル・ディーヴォのコンサートに行きたいと思っていた。
何度も来日公演はあり、観に行くチャンスはあったのだが、平日の夜はどうしても腰が重くなる。

今回の来日公演の武道館の日程も火曜、水曜、木曜だったのだが、金曜の夜に追加公演が行われると知り、重かった腰もあっという間に軽くなり、13年越しの夢実現となった。

後半は、ニューアルバム、タイムレスの曲、前半は懐かしい曲が中心だった。

時々トークに40代の男性らしいゆるい感じを見せながらも、(タイムレスはオンライン、店頭で絶賛発売中との事!)歌い出したらその歌声の響きに圧倒される。一人ずつの歌声だけでも厚みがあるのに、四人が揃うとそれが何倍にもなって押し寄せてくるのだ。生の歌声に圧倒される。

映画からはいくつもの素晴らしい歌が生まれたと言い、懐かしい映像をバックに歌った@追憶、ある愛の歌…
ウエストサイドストーリーや、国旗を手にして最後に歌ったマイウェイも良かったが、ラブ・ミー・テンダーのシンプルなメロディがあんなに素敵だとは思わなかった…

 

追記

当初の席は2階の南西だったのだが、当日、武道館に行ってみると2階席の人は皆1階席に振り替えられているようだった。私も1回西G列に変更してもらう。武道館4日間連続ということで、満席にはならなかったようだ。

武道館→仙台→大阪→広島→福岡そして10月3日の名古屋までコンサートは続くと事。大阪は3日ともソールドアウト、広島も福岡もソールドアウトのようだ。

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上のブログで13年越しと書いていた通り、2009年の5月にはこんなブログも書いていた・・・

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クラシックと聞くと、子どもの頃音楽室に飾ってあった作曲家の肖像画を思い出すのが先で、有名な曲の旋律さえも思い出せない。どうも音より姿形の方が気になるのは、子どもの頃からの性分だったようだ。

このCDを視聴コーナーで聴いて見る気になったのも、ポスターがファッション誌の広告と見紛う位お洒落だったからという理由だけだったのだが、四人の声がムスクの香りが漂ってきそうなほど色っぽいのにびっくりしてしまった。

音楽でなく姿形に心引かれて手にしてしまったCDだが、たまには普段聞くことのない、イタリア語の甘い音の響きを耳にするのも悪くないかも知れない。

注)勿論この四人は歌も大変上手い。ただ素人の私はどんな言葉で形容していいか分からず、結局甘いだの色っぽいだのしか思いつかなかったのだ。
見かけだけを語るなら、デイヴィット・ミラーは鼻のあたりがケビン・ベーコンを思わせ、カルロス・マリンはおでこから眉にかけてのラインがちょっと特徴的だ。長髪のウルス・ブーラーは典型的なファッションモデル風、独学で歌を習得したというセバスチャン・イザンパールは正統派美男子といったところだ。歌が本業なのに、こんな風に見かけでしか四人を賞賛できない自分の至らなさがかなり恥かしい。

 

 


香港 (2021.12 冬本番)

2021-12-21 21:05:39 | なんということはない日常

新聞記事を遡る

2021.12.21

香港、低投票率が示す「民意」 議会選、最低の30% 中国、正当性を主張

中国政府「新しい選挙制度は様々な背景を持つ人を引き付け、多様で前例のないものだ。決して単一の声ではない」と主張

2021.12.20

香港、暫定投票率最低30% 議会選、親中派の圧勝確実

香港政府は公共交通機関を無料にするなど、投票率を上げようとしたものの・・・・

2021.12.19

香港議会、親中派一色に 「愛国者の統治」新制度で初の選挙

 

 

 


クリスマスツリー

2021-12-20 21:45:08 | なんということはない日常

家に帰ると音がしないのは寂しいので見ていなくてもテレビをずっとつけている事が多い。

今日は、クリスマスソングが流れる歌番組がBGMだ。

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携帯で撮影した写真の中からクリスマスらしいものを探してみる。こんな時でもないとせっかく撮った写真も見返す事がない。

青いクリスマスツリーは2017年12月に京橋に食事を行った時に撮影したものだ。

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2011年12月 恵比寿ガーデンプレイスで撮ったクリスマスツリー 確かバカラを使ったクリスマスツリーだったと思う。

同じ恵比寿ガーデンプレイスで別バージョンのツリーもあった。

これも2011年12月 新宿で撮ったクリスマスツリー。人気だった「けいおん」とのコラボしたクリスマスツリーのようだ。

左下に小さくけいおんと書かれたポスターが見える。

2017年11月末 OOTEMORIで撮ったビルの中にあるクリスマスツリー

2019年11月末 竹橋パレスサイドビルの中で撮ったクリスマスツリー

このクリスマスツリーの写真が一番新しいものだ。

この後コロナの影が忍び寄った事で、携帯の中の写真は近所の風景や道端の草花を撮った写真ばかりになり、夜の街のイルミネーションを撮った写真は一つもない。