私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

氷雨

2005-04-30 23:54:54 | ソン・スンホン(宋承憲)
韓流シネマ・フェスティバルでやっている氷雨を朝の9:00から観る。
(朝の9時から映画とは、会社に出勤するのと同じような感じだ)
その後調子に乗って新大久保でご飯を食べ、更に調子に乗って新宿の沖縄グッズの店に行き、お茶を飲み、ジュンク堂書店で本を買い、お腹が空いたので(同行したNさんには「ビールが飲みたいたかっただけでしょ?」と本心を見破られながらも、)飲茶を食べに行った。その間一緒に行ったNさんとほぼ休みなく話続ける。
今帰ってきたばかりだがさすがに疲れる・・・・

日本にいながらにして韓国→沖縄→香港とあちこちを旅をしたのだから当然といえば当然か。

Nさんはイ・ソンジェファンだったので、色々氷雨に関して面白い話が出来たと思う。
が一日あちこち歩き回ったあとでは朝一番で観た氷雨の事は遥か遠くの出来事だ。

氷雨の事は明日またゆっくり書きたい・・・もし一晩寝ても覚えているようだったら。

荊の城

2005-04-29 17:59:21 | なんということはない日常
カレンダー通りの休みなので、大型連休とはいかないが、三日休んで一日出勤、又三日休んで1日出勤そして最後に土日の休み。旅行の予定はないとはいってもやっぱり休みは嬉しいものだ。
今日は特に用事もなかったので、午後4時過ぎだというのに浴室に本を持ち込んで、湯船の中で本を読んでゆっくりした。
普段は烏の行水なのだが、明るいうちから時間があったりすると本を読んだりし、夜中などは電気を全部消して浴室用のCDプレーヤーを持ち込んで音楽を聴いたりしている。
非常に手軽なリラックス方法なので、よくやるのだが、気をつけなければいけないのは、水没の危機だ。暗い浴室の中、自分が眠ってしまうことは勿論だが、今日のように夕方で本を読んでいる時は、自分と一緒に文庫本も水没の危機にあってしまう。今日も最初は調子が良かったのだが、結局読みかけの推理小説@サラ・ウォルターズの荊の城を浴槽に落としてしまった。
お城に侍女として入ったスウはどうなる?といいところだったのだ。文庫本は水分の吸収がかなりよい。ずっしりと重くなった本が乾くまでは、続きがお預けになってしまった。まったりとした夕暮れで気持ちはよかったのだが、濡れた文庫本を前にちょっと情けない。

キャイ~ンがシークレットライブまたやりました。

2005-04-28 23:38:01 | なんということはない日常
「GW前の28日飲みに行きませんか?」と誘われた時、「ああ その日キャイ~ンのライブに行くから駄目なんだよね」と断ると「イケメン好きのはずなのに何故」ととても不思議がられた。
両親も「普段「顔が命」と言っているくせに一体なんで」と同じように不思議がっている。
私自身も何で好きなのか不思議だが、なんとなく好きなだけで特に理由はない。
天野君はどっちでもいいが(別に嫌いでもない。太ってはいるが歌は上手いし)ウドちゃんが好きなのだ。
そしてウドちゃんの笑いに余韻などという洒落た言葉は必要なく、とにかくライブの間の2時間だけは、嫌なことを忘れるほど楽しいのだ。
実際身近にウドちゃんみたいな人がいたらどうかわからないが、ライブで天野君を困らせながらもコントをしている姿は笑える。天野君のためだけに一生懸命やっている姿は一見の価値があると思う。毎年見ていても、いつも同じテンションの笑いなのが凄い。成長もしていると思えないが、いつも軸がぶれていないのが凄い。いつでもどこでもウドちゃんのままなのだ。世の中に流される人が多い中、変わらないということの凄さを実感してしまう。
ただただ楽しいだけなのだが、それで十分だと思う。

好きといっても出演しているテレビ番組をキチンと観るというほど、熱心なファンでもなく、時間があれば見るといった程度だ。
しかし年一回やっているライブ(今年で7年目だという)に4年目からは毎年一人でもライブに足を運んでいるのが、唯一ファンの証だろうか。
今年は天野君の韓国語の歌も聴けたし(最後はちょっと誤魔化していたが、冬ソナの主題歌をハングルで熱唱)ウドちゃんが知っている韓国語は「ファジャンシル カゴ シポヨ」だけだということも分かった。
今年も物まね師匠の@鈴木三郎ネタがあったが、前半のウドちゃん一人でブランド物を使いながらのコントはなかなか良かったと思う。(このネタは天野君の歌を披露するためにもかかせないネタだ)スポーツネタのゴルフも去年のテニスネタより面白かったし、ウドちゃんの成長の度合いはゆっくりかもしれないが結構面白いライブだったと思う。

自分がイケメンだけ好きではないということを説明したいが、上手く出来ないのが非常に残念だ。


ローファーム

2005-04-27 21:53:08 | ソン・スンホン(宋承憲)
昨日、ソン・スンホン(宋承憲)主演で「ウリ パートナー ニッカ」(俺たちパートナーじゃないか)が決め台詞のローファームのDVDを勢いで購入してしまった。
香港版のVCD(16話の話にも関わらず21話になっているという香港版ならではの怪しい造りだ)を持っているので購入するつもりは全然なかったのだ。
会社帰りにTSUTAYAにふらふらと立ち寄ったのがいけなかった。昼間GW用にとお金を下ろしていたのもいけなかった。何とかGWの休み前の仕事もひと段落着きそうな感じがして、気が大きくなっていたのもいけなかった。
昨日の夜止せばいいのに、1話と2話を観てしまったので、今日もすっかり寝不足だ。
VCDで観ていた頃は「ストーリーが今ひとつ」「ヨンウン(ソン・スンホン(宋承憲)の役名)が弁護士の割りに体育会系だ。もっと頭を使おう」などと思っていたのだが、DVDだと画像も綺麗でトレードマークの眉毛も非常にくっきりと写っている。更に決め台詞の「ウリ パートナー ニッカ」(俺たちパートナーじゃないか)も綺麗な画像でみると妙に清々しい気持ちで聞けるから不思議なものだ。VCDの時はちょっと飛ばして観ていた法廷場面も字幕付きとくれば怖いものはないが、後半は法廷シーンが全然なく、すっかり職場恋愛話になってしまう展開だったのを思い出した。要するに結構暢気なドラマなのだ。まぁ話に色々突っ込みを入れながら、病気も交通事故も出てこない体育会系の弁護士物語を、夜な夜な見ることになりそうだ。
ローファーム視聴日記

20歳の差

2005-04-26 21:38:36 | なんということはない日常
「私って思ったよりサバサバしているんだなって思いました」
週末の芸能番組で20歳年上の黒田アーサーと別れたという安達祐実がこんな風に笑いながらコメントしていた。
少し前に別れた石田純一と長谷川理恵のカップルもやはり女性側の方が元気という報道のされ方だった。長谷川理恵に関しては分からないが、少なくとも安達祐実は本人の性格がサバサバしていることもあるのだろうが、まだ若いということが多分に関係しているはずだ。
「次がある」なんて言い方をしたら、あまりにさっぱりした言い方だろうか。安達祐実はまだ若い。これから幾らでも新しい出会いがあるはずだ。さばさばする気持ちも良く分かる。実際そのサバサバが若さなんだろうなと思う。勿論分かれが突然やってきたなら別だろうが、最後の1年はなんとなく付き合ってきた感じだし・・・と本人も語っていたから、別れを受け入れる準備も十分に出来ていたのだろう。
20歳の歳の差を乗り越えられなかったと言っていたが、今の日本では二人の歳の差が、直接的に生活の障害になるということはないだろう。やはり最終的には縁がなかったのだということになるのだろう。

25日の朝日新聞の夕刊に「夫婦の差 20歳未満に」という台湾で増えているベトナム人花嫁についての記事が載っていた。花嫁不足という台湾側の問題と経済的理由というベトナム側の問題。そんな理由からかお見合い弾丸ツアーで結婚する夫婦でトラブルが増えているのだという。
弾丸お見合いツアーで知り合ったカップルでも、どんなに歳が離れたカップルでも、気持ちが通じ合うカップルがいるに違いない。
勿論様々な弊害があってこその規制なのだろうが、20歳以上離れているから結婚は出来ないというカップルが生まれたとしたら、弾丸ツアーならぬ悲恋ツアーになっていまう。
当たり前のことだが、20歳の年齢差だからとひとつくくりに考えることなど出来ないはずだ。
どんなカップルにもお互いにしか分からないことがあるだろうし、知り合った手段がどんなことであれ幸せになる権利はどのカップルにもあるはずだ。

人の心配をするよりまずは自分の心配だろうが、こんなことを新聞を読みながらぼんやり考えた。


予定実行が自信の源

2005-04-25 21:36:43 | なんということはない日常
今朝の日経新聞のビジネス欄にイー・ウーマン社長の佐々木さんの時間管理の記事が掲載されていた。
時間管理→選択の問題
時間を効率的に使う→生産性の問題。
そして忙しいと不平を言う人は自分で予定を管理できていないから。


疲れを取るためには寝たほうが良いことなど分かりきっているのに、韓国ドラマを観たり、映画を観てしまったり、毎日が後悔の嵐の私にとっては、全くもってその通り。耳の痛い話だ。

「一時間を単位に仕事を振り分ける」
精神科医 和田秀樹さんの書いた@頭をよくするちょっとした「習慣術」にも大変ためになることが書いてある。
自分の書ける文字数を時間でキチンと管理すること。それがはっきり分かるからスケジュール管理がキチンと出来るのだという。
私もこのブログを書くにに一応15分という目安はつけている。
ただ・・・実際にかかった時間は恥ずかしくてここには書けない。
効率が悪いですね~とあっさり診断されてしまいそうだからだ。

さてもし選択もキチンと出来、時間を効率よく使って、空いた時間が出来たらどうするか?
結局録画して溜まった韓国ドラマを観たり、映画館に足を運んだりと、「時間がない」と騒いでいる時とやることはさして変わらないような気がする。


甘い人生

2005-04-24 15:10:50 | 韓国ドラマ・映画
たまたま時間があったので、初日だがちょっと見ておこうと何の気なしに映画館に立ち寄ったのだが、凄い混雑だった。映画館に着いたのは11時30分過ぎだったのに、「お客様4時の回までお立ち見です。」座ってみるには6時過ぎの回まで待たなくてはいけないのだ。又出直しなどといったらきっと映画館に足を運ばないままになってしまう。何事も勢いが肝心だと思い、結局そのまま11時45分からの回を立ち見で見ることになってしまった。
日韓同時公開、シンファのエリックの映画デビューなど主演のイ・ビョンホン以外の話題も多い映画だったこと、たまたま立ち寄った映画館が余り広くなかったことなど色々条件が重なってしまったのだろう。

立ち見をしてみるほどビョンホンファンでないのにと思いつつ、2時間過ごすことになってしまった。
仲間内ではシンファのエリックの初映画出演が話題になっており、結構それを楽しみにしていたのだ。チラシには「キム・ジウン監督がほれ込んだそのカリスマ性」などと紹介されているし、実際その姿はかなりかっこいい。しかし台詞もなく本当にあっという間の出演なのだ。待ちに待ち「チョンマル モシッタ」と画面に呼びかけたらもうそれで終わりなのだ。

この映画 究極の愛を描いたと宣伝されているが、実際は愛をきっかけに始まった復讐の連鎖に惑わされ流されていく男たちの話だ。一瞬心が揺れたばかりに復讐の連鎖にはまってしまうビョンホン。そしてそんな揺れる心など知りもしないだろう、エリックの一瞬の出演。
いつかエリックも復讐の連鎖にはまってしまうのだろうが、若い彼はそんな迷いも見せず一言も話すこともなく殺し屋を演じている。

ちょっと足は痛くなったが、それなりに楽しく2時間を過ごす。イ・ビョンホンが「私の代表作になる」というだけのことはある。ファンにとっては甘い2時間だったに違いない。

(以下はサイト私の映画玉手箱で書いた感想の再掲)

ふと魔がさしたのだろうか。7年もつかえた上司から、若い愛人が浮気をしていたら処分しろと命令を受けていたにも関わらず、何故か助けてしまうイ・ビョンホン演じるホテルの総支配人ソヌ。
宣伝文句には
「愛を知らない男の、命を賭けた選択」「壮絶な愛」「究極の純愛」という言葉が使われているが、 シン・ミナ演じる愛人ヒスがチェロを奏でる姿に心が揺れたばかりに、暴力の復讐の連鎖から抜け出せなくなった男の壮絶な戦いの映画だったのではないだろうか。
部下の裏切りを許せず、力で押さえつけようとし、落としどころが見つからない上司。たった一度の心の揺れのせで行く場所がないからと、スーツの下の白いワイシャツが赤かと見間違える程までソヌが一人戦い続ける意味はどこにあるのか。
一瞬の心の揺れ、もしかしたらこの先確かな愛情に変わっていったかもしれない心の揺れは、暴力によってねじ伏せられ、復讐が復讐を呼び、暴力が暴力を呼び、何のために戦いは始まったのか、なんのために復讐が始まったのか、この暴力と復讐の行き着く先はどこなのか、誰にも分からぬまま進み、あきれるほどの数の銃弾が画面の中を飛び交うのだ。

英語タイトルの「a Bittersweet Life 」の方が原題(タルコマン インセン)の雰囲気を伝えているかもしれない。タルコマダは情緒的に甘ったるい、甘美であるというニュアンスのようだ。
辞書には例題で
タルコマン マルロ ユーホカダ(甘い言葉で誘惑する)こんな文章が載っていた。
一瞬の心の揺れは壮絶な愛を呼び覚まそうとしたが、暴力の前に力尽きていく。しかし恋は始まる前の心の揺れが一番甘酸っぱいかもしれない。
そう考えるなら彼女に会ってしまったこの何日間かはソヌにとってまさしく「甘い人生」だったのかもしれない。

ブエノスアイレス

2005-04-22 22:46:58 | 香港(香港映画&中華明星)
今日は何も書くことがないなと思いながら、駅からの帰り道を歩いていると、月がとても綺麗なことに気がついた。
冬の間はそれでなくても寒いのに、空を見上げれば益々寒々しいから空など見上げたこともなかったのだ。

『プルプルと半透明な月の許響く靴音家路を急ぐ』
私の下手ななんちゃって短歌風にすると、今夜の月はこんな感じだった。

家に着き部屋のテレビをつけると、ケーブルテレビで「ブエノスアイレス」を放送していた。
映画は終盤に差し掛かったところで、レスリー・チャン演じるウィンと別れたトニー・レオンが一人でイグアスの滝を見、香港に帰る前に台北に一泊するところだった。
久しぶりに見る「ブエノスアイレス」だったが、杜可風(クリストファー・ドイル)の撮影するブエノスアイレスの夜はやっぱり隠微な感じがしたし、灯りが流れる台北の街も私が観た台北の街とは思えないほどお洒落な街に写っていた。

結局スーツも脱がずに、映画を最後まで見てしまった。なんていうことのない金曜日の夜だが、何事もなく一週間が終わったことを感謝したい気持ちになった。

問題な日本語

2005-04-21 21:22:57 | たまに読んだ本
本文も良いが漫画がなかなか面白いのだ。
私が好きなのはビールを取り上げた漫画だ。
ビールを「生」「ビール」「おビール」と様々なシチュエーションで使い分けるのを上手く漫画にしているのだが、確かにその通りだ。ジョッキでギンギンに冷えたビールを「は~い。おビール。お待たせ・・・」などという言葉と一緒に出されたら泡が一挙にどこかに飛んでいってしまいそうだ。
生ビールは威勢の良い掛け声とともに出されてこそ、その美味しさが際立つというもの。

約束が入ったことを「アポが入った」メールの回答が早い人のことを「あの人はレスが早くていいね」などと外来語を更に縮めて使うことは仕事の場面ではよくあることだが、以前勤務していた会社で後輩が書いた電話メモを見てびっくりしたことがある。
『○○様 からおTELあり。折り返しおTEL お願いします』
おTEL・・・お電話の意味だと気が付いたのは随分後のことだった。
先輩には丁寧にメモを書かなくてはと思ったのだろうか。TELという単語を丁寧に言わなければいけないほど、怖い先輩だと思われたのだろうか。

この間は、来客で席を立ち戻ってみると机の上にメモが置いてあった。
「10:30 ○○さん CB」 CBがコールバック 折り返し電話することだと気が付くのにも時間がかかってしまった。

私には日本語も難しいが外来語も鬼門のようだ。


悲しき恋歌

2005-04-20 21:13:33 | ソン・スンホン(宋承憲)
美容院に行く時は必ず観てしまうものが女性週刊誌だ。
「鬼嫁は見た」などという家庭ネタから「名古屋駅近グルメ」などという食べ物ネタ「華やぎヘア」などという美容ネタ様々、掲載されており、ついついタイトルにつられドライヤーで髪をセットしてもらいながら読んではみるものの、結局タイトルが一番面白く、読んでしまったこの時間を返して欲しいと後悔の念に駆られることのほうが多い。
そんな事が何度も続きコンビニで立ち読みすることもないのだが、5月3日号の女性自身が今何故か手元にある。これもすべて「クォン・サンウ★スンホンとお宝写真」というタイトルに釣られてしまったからだ。スンホンの四文字を目にしたと同時に後悔という言葉がどこかに行ってしまったらしい。

ゴシック体で書かれている「ワイルドなサンウにドキドキ」「走りすぎと過労で入院」という見出しにちょっと苦笑しながらも、写真入の人物相関図などを眺めていると1月から毎週欠かさず見ていたドラマのことが思い出される。
こんなに早くテレビでスンホンの歌がバックに流れるドラマを観ることが出来るとは、やはり感慨深いものがある。

韓流ブームとはいっても、誰でも俳優の名前と顔が一致するのはヨン様ことペ・ヨンジュンくらいだろう。
会社の同僚もクォン・サンウのことを韓国人俳優の中で一番格好がいいと誉めてはいたが、「サン・クォン?とかいう人」と苗字と名前が逆だったし、毎月通っている美容室の美容師さんも「ヨン様以外は知らないですね~。」とあっさりとしたものだ。
しかしそんな同僚も「悲しき恋歌」が放送されることは知っているようで、「楽しみにしているんです」などと言っている。ドラマの感想もそうだが、「悲しき恋歌」を見終わった頃には@クォン・サンウの名前をキチンと覚えているか、そちらにも興味津々だ。そして「流れる歌もいいですね」などと言ってくれたら更に嬉しいのだが。
悲しき恋歌視聴日記

春のドラマ

2005-04-19 21:25:17 | なんということはない日常
今日から始まるドラマ@曲がり角の彼女は若さでは勝負できない33歳の女性が主役だそうだ。
明日始まる林真理子原作の@anego~アネゴは32歳独身の働く女性の恋愛と本音をリアルに描くドラマだとか。ちなみに先週一足先に始まった@汚れた舌の主人公の女性は結婚よりも仕事に夢を抱く36歳の女性。

汚れた舌→さすが内館ドラマだ。社会生活にキチンと順応できているか不安に感じさせる女性ばかり出演している。このドラマを観た男性は女性不信になるだろう。でも多分ドラマの狙いはそこにあるのだろうから、そう思わせたら成功なのだろう。一番まともな女性は飯島直子演じる主人公の女性だが、その飯島直子も父親の仇で歳の離れた男性と恋愛中という設定だ。

@曲がり角の彼女@anego~アネゴこの2本は残念ながらチャンネルを合わせることもなく終わりそうだ。曲がり角をとっくに過ぎ、若さで勝負できないことも仕事で勝負出来ないこともわかっているのに、今更ドラマで再確認までさせられたら堪らない。
特に@anego~アネゴの方は、タイトルからしてなんとなく「女と書いてひとと読む」という演歌の雰囲気を連想させてなんとなく敬遠したい気持ちだ。

汚れた舌もこの2本に比べたら面白そうな気がするが、それはそれで自分が女である事が怖くなりそうな展開だ。お化けも怖いけれど、生きてる人間が一番怖い・・・先週1回見ただけでそう思ったので、これもなんとなく敬遠してしまいそうだ。

そんな日本のドラマもチェック出来ない状態だが、ドラマそのものより気になるのが、ドラマ制作決定が話題になっているヨン様出演のドラマだ。
私は日々の生活に忙しく、彼のファンはこのドラマがどんなドラマになるか思いを馳せることに忙しく、日本のドラマで自分の曲がる曲がり角や、過ぎ去った曲がり角を確認している暇などないはずだ。

ヨン様新ドラマ決定!歴史ファンタジー (日刊スポーツ) - goo ニュース

ウィンウィンって・・・

2005-04-18 21:17:32 | なんということはない日常
2ヶ月にわたるフジTVとライブドアの交渉が和解することで合意したのだという。
この2ヶ月株についても随分ワイドショー経由で勉強したような気がするが、一番心に残ったのはライブドアの堀江社長のこの台詞だ。
「どっちが勝つとかじゃなくてお互いウィンウィンの関係でですね~」
「ウィンウィン」音だけ聴いて理解出来る人はどれ位いたのだろうか。
ニュースでもワイドショーでも「ウィンウィン」について解説したりしていたからやっぱり分かった人はそんなに多くなかったに違いない。

今勤めているところでも「この件はコンフィデンシャルなので」「その件は○○チームマターっていうことで・・・」「今日はノーリターンです」などとカタカナ言葉が使われているが、どうも恥ずかしくて私は使えない。いつも心の中で日本語に置き換えながら話しを聞き、自分で話す時は極力日本語を使うようにしている。別に日本語を使ったからといってどうということはないのだが、ただ自分が恥ずかしいと思うことはあまりやりたくないのだ。「今日はランチのアポがあるので」なんて口が裂けてもいえず「お昼に約束があるので」でいいのにといつも心の中で苦々しく思ったりしている。これをカタカナ言葉でいうと「なんてドメスティックな人」ということになるのだろう。

「ウィンウィン」という言葉もっと流行るかと思ったがそうでもなかった。
そうでなくても勝ち負けのこだわる昨今、両方勝つなんて話が空々しく聞こえたからに違いない。
私は「ウィンウィン」という言葉を聞いて、子どもがおもちゃの車で遊ぶ時の様子を思い浮かべた。車を一心不乱に動かしながら、口で必ず一緒にウィーンウィーンなどと叫ぶ子どもは、どこの保育園にも山ほどいるはずだ。
堀江社長の場合は右手にフジテレビ左手にニッポン放送というおもちゃの車を持ち、2ヶ月ほどウィーンウィーンと遊んでいたのだろうか。しかしおもちゃの代金が一千億円とはなんと桁外れな馬鹿馬鹿しい話のように思えてくる。
そうはいっても堀江社長を嫌いというわけでもない。ただおもちゃに一千億円は使いすぎだろうと思うだけだ。

フジ、ライブドアが和解発表 ライブドアは資本参加断念 (朝日新聞) - goo ニュース

給食の思い出

2005-04-17 14:47:22 | なんということはない日常
土曜日、日曜日になると近所の駅前に揚げパンの移動販売車がやってくる。
砂糖だけでなく、ココア味だのカフェモカ味だの洒落たものも売っているが揚げパンであることには変わりない。
給食で揚げパンが出る日は手が汚れないようにわら半紙が配られたし、休みの子がいたりすると残ったパンを食べるためにクラス中でじゃんけんをしたりしたし楽しい思い出が結構ある。

給食で居残りさせられることなく、給食に嫌な思い出は殆どないのだが、大人になって気が付いたことの一つが、結構好き嫌いが多いということだ。
「納豆、牡蠣、生卵」これは口にすることも出来ないが、そのほかにも梅干や鯵の開き、とんかつ(これは嫌いではないが、一切れ食べれば満足してしまう)など好んで箸をつけないものも結構ある。どれも給食に並ぶことなど絶対ないメニューのため、自分が好き嫌いが多いことさえ気が付かなかったのだ。
これも給食の弊害の一つといえるかもしれない。
しかし納豆が嫌いでも豆腐は大好きだし、梅干も蜂蜜入りの甘いものは大好きだ。卵も火の通ったものは好きだし、牡蠣は食べれないがアスパラのオイスターソースは結構好物だ。
一つが駄目ならこっちがあるさと結構バランスが取れているのではないかと思っている。
掃除が始まった中で半分泣きべそをかきながら給食を飲み込むという、寂しい思い出がないことは喜んでいいことかもしれない。
しかし、居残って給食を食べさせることにどんな意味があったのだろうかと、大人になった今でも不思議に思う。あんなに頑張って食べても嫌いなものは嫌いだろうし、嫌な思い出だけを作ることになったのではないだろうか。

続・インファナル・アフェアⅢ

2005-04-16 23:50:00 | 香港(香港映画&中華明星)
今日はいい男三昧だったともいえる。
韓流シネマフェスティバルでチャン・ドンゴン主演の「コースト・ガード」を観、(迷彩服に身を包み、顔を泥で汚したとしても男前ぶりは隠すことが出来なかったようだ。)「コンスタンティン」でドラゴンの息と名前のついた火炎放射器をぶっぱなすキアヌ・リーブスの男前に感心し、新宿伊勢丹の屋上でやっている「甘い人生」のスチール写真展の盛況ぶりにまたしてもビョンホン人気を再確認する。そして最後に11日の月曜日にプレミア試写会で見たばかりだが、又友人と一緒に「インファナル・アフェアⅢ」を観る。

トニー・レオン、アンディ・ラウこの二人が出ているだけでも豪華なのに、この作品は更に北京コンビと私が勝手に命名したレオン・ライとチェン・ダオミンの北京コンビ(私が勝手に命名しただけだが)が非常にいいのだ。この二人の冷たい佇まいがトニー・レオンとアンディ・ラウを更に輝かせている。
特にレオン・ライの表情の無さがいいのだ。あの何を考えているか分からないのっぺりした感じ。音も無く後ろにそして横にすっと立つ姿。しかしその心の奥にある「俺を覚えているか?」「俺たちにはやり残したことがまだある」という言葉の意味。
いつも熱く燃える男がいい男という訳でもない。たまにはこのように冷たい男気を感じるのもいいものだ。

見終わってからインファナル・アフェアⅢの公開を祝してビールを飲みながら、配給会社も顔負けの客層チェックに花が咲いた。
年配の男性客も多かったし、カップルも割りと目に付いた。香港映画の固定ファン以外の集客が映画ヒットの大条件だろうから、まず第一関門は突破だ。GWのこの時期若者向けの映画や子ども向けの映画が多いなかで、大人の映画として宣伝すれば、これからももっと客足が伸びるに違いない云々。配給会社のコムストックに私たち三人の声が届くだろうか。

ちなみに伊勢丹の屋上はビョンホン目当ての女性で溢れかえっていた。
こういう場所にシン・ミナファンの男性が足を運ぶような日がやってくるのだろうか。そんな日が来たとしたらこれこそまさに真の韓流ブームと呼んでいいのかもしれない。

韓流シネマ・フェスティバル2005

2005-04-15 23:01:00 | 韓国ドラマ・映画
全部で21作品が公開されるのだという。
5作品見たら写真5枚セット、10作品見たらクリアファイルと写真5枚セット、15作品見たらプレスシートとトートバックそして写真5枚セットがもらえるらしい。
残念ながら写真5枚セットが限度だが、こんな作品を見る予定だ。

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木浦(モッポ)は港だ→今日見てきた。香港映画の香りがちょっとだけする。
コースト・ガード→キム・キドク監督チャン・ドンゴン主演。ドンゴンの狂気の演技を期待。
地球を守れ→最新作でウォンビンの兄を演じるシン・ハギュン主演のコメディ。
氷雨→イ・ソンジェ、キム・ハヌル、ソン・スンホン 三人のすれ違う心が山を舞台に描かれる。
人生の逆転→ホテリアーの総支配人ことキム・スンウ主演のコメディ。
受取人不明→キム・キドク監督作品

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既に観ているので今回は見送った作品は

マイ・リトル・ブライド→秋の童話のムン・グニョンがもうこんなに大きくなったとは・・・
同い年の家庭教師→キム・ハヌルの垢抜けない大学生ぶりや妙な踊りが気になった。
オー!ブラザーズ→イ・ボムスが上手いのは分かるが私はやっぱりイ・ジョンジェがいい。

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暗い映画館の中で、重い気持ちを味わうことになってしまっても、一番楽しみにしているのは、コースト・ガードと受取人不明というキム・キドクの2作品だ。春の明るい雰囲気とは全くかけ離れてしまうが、それも一興だろう。