私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

VIP 韓国ドラマ 第15,16話

2019-12-25 20:43:44 | VIP 韓国ドラマ

はっきりしない状況のままVIPイベントに突入する外商チームとマーケティングチーム。
ソンジュンを信じていても、ジョンソンが離婚に応じなければ父親の許しは貰えないユリはどんどん不安になる。
ただ、彼女が副社長の娘ということから、今までだったら話すこともなかったであろう男性達からも注目されるようになる彼女。自分の境遇が変わった事を単純に喜べない彼女だが、自分ではどうすることもできない状況に苛立ち、イベントの最中でありながらも「彼と別れて欲しい」とジョンソンに訴えるユリ。

そんな様子を見ても、ユリに待っていて欲しいとは言えないソンジュン。
そしてイベント最中の事故で入院することになるジョンソンを心配する彼を見て、益々不安が募るユリ。

イベントは成功するものの、社長の計画により副社長は窮地に立たされる。
更にユリとソンジュンの写真がネットにアップされ、二人の状況も皆に知られることに

・・・
「副社長から受けた指示を処理した私のミスです」と言い、会社を去ることになるソンジュンに、「私といるあなたはいつも寂しそうだった。いつかそうでなくなる日が来ると思っていたんだけれど、やっぱり駄目だった。もう別れましょう。私があなたをふるの・・・」とユリから別れを切り出すことになる二人の関係。
二人の境遇が似ていることから始まった二人の関係は、若い彼女の決断で切ない別れを迎えるのだ。それでも、ただ黙って下を向くだけのソンジュン…

ソンジュンが自分の父親の事をジョンソンに打ち明けることが出来なかった事が遠因となり、結局別れることになってしまった二人。
ジョンソンの家庭の事を考えれば、ソンジュンが躊躇したのもよくわかる。小さな偶然とちょっとした判断が少しずつ重なり、別の道を歩むことになる二人。

「いい思い出だけ覚えていて欲しい」という夫婦の別れ。元夫が会社を去り、若い恋人は外国へ旅立ち、そして元妻は会社員としての新しいステップに立つ。
現実的な話だとは思うが、タイトルからは思いつかない展開。
何だか不思議な雰囲気のドラマだった。


VIP 韓国ドラマ 第13,14話

2019-12-18 20:48:09 | VIP 韓国ドラマ

ユリがジョンソンにメールを打ったのは自分の存在を残したかったからということらしい。
(泣いてソンジュンにすがる事が出来るのは、何も知らない若さ故なのか・・・私には分からない・・)
しかしソンジュンは彼女を選んだのだ。笑顔のない寂しそうな顔しか見せないソンジュンだが、それが彼の選択だ。

副社長からは「娘と付き合うなら離婚すること」と条件を提示されていたにも関わらず、ジョンソンから先に「私は離婚しない」と宣言されてしまう。
この状態で離婚しなければ地獄のような毎日が待っているのだが、「一緒に地獄に落ちる覚悟は出来ている」という彼女の前にソンジュンには成す術はない。

そして社内では社長と副社長の権力争いが深く静かに進行中だ。
社長の誘いを断るソンジュンと、自ら社長に近づくジョンソン。そしてVIP中のVIPを選び新しいサービスを行おうという戦略を打ち出す社長。

「仕事を教えて欲しい」というユリに「学校じゃないから自分でやって」と突き放す課長。父親のバックアップであっという間に課長に昇進するユリに冷ややかな視線を向けるジョンソン・・
外商チームの雰囲気は当然よくない。しかしそんな中でも仕事は静かに進んでいくのだ・・・

妻の元を離れ、ユリを守ろうと決めたソンジュンだが、直属の上司の娘と不倫というのは、笑顔もなく、どこか不安定さが付きまとう。
更にそれが社長、副社長らの経営者一族の後継者争いの材料にもなりそうな雰囲気をはらんでいるのだ。更に不安感は増すというもの。

見かけ上はユリを受け入れるしかない副社長の妻だが、子どもがいないことで彼女を受け入れるしかなかった事は自尊心を傷つけるには十分すぎるもの。自分の地位を危うくしてまでも復讐を考えるような出来事なのだ。

「配偶者の条件は?」と聞かれ、「優しく温かい人」と答えるユリに「それはあなたが副社長の娘になる前の話・・・副社長の娘になったからには、理想の配偶者も変わってくるはず・・・」となかなか現実的な言葉を投げかけられるユリだが、父である副社長からは「君を戸籍に入れはしたが、君のお母さんとは若い時の限られた間に付き合っただけだ・・・」と更に現実的な言葉を突き付けられる。
母が眠る場所に一緒に行ってくれる人、誕生日を一緒に過ごしてくれる人はソンジュンしかいないのだ。ジョンソンと違い若いユリはどんな判断をするのだろう。

セクハラ事件を乗り越えようとしている課長と働くお母さんのエピソードがなければかなりねっとりとしたストーリー展開だ。


VIP 韓国ドラマ 第11,12話

2019-12-11 20:48:06 | VIP 韓国ドラマ

自分の右腕として信頼していた部下が自分の娘と懇意になっていたことを知り、態度が変わらない父親がいるだろうか・・・・

昇進したはずのソンジュンの立場は一気に危ういものになる。
夫の後に外商チームの室長となったジョンソンの立場も一緒だ。

副社長の娘であるユリに対する社員の態度もそうだし、副社長も自分の娘に対する行動を配慮するように有形無形の圧力をかけてくる。
(会社というのはそういうところなのか・・・・)

子どもの死産で傷ついた二人・・・更にソンジュンの心が自分から離れてしまったことに傷つたジョンソンに「自分も辛かった」と言うソンジュン。多分 こんな話を辛くとももっと前にすべきだったのだろう。

しかし、今更時間は戻らない。彼女を気遣うあまり、更に自分のプライドからか、自分の事を何も語らなかったソンジュン。偶然彼の状況を知ったユリに心が傾いた事をジョンソンが知ってしまったら、更に傷つくだろう。「もし」を言っても仕方ないような事の積み重ねで、もう後戻りできないような状況だ。

若いユリは、ソンジュンとジョンソンが別れれば、彼が自分の元戻ってくると思っているようだ。母を亡くしている彼女の元に行くことを選んだソンジュンはどうするのだろう・・・と思ったら・・・ユリの母親が亡くなったことをきっかけに、妻のジョンソンとでなく、彼女のそばにいることを選ぶソンジュン。

娘と別れることを望んでいる副社長の気持ちを理解しながらも彼女を選んだのは、真面目な性格の表れなのか・・・優しさ故彼女を見捨てることが出来なかったからなのか・・・

動画流出問題があっても、娘を認める記者会見をしたこととで副社長に有利に思えた社内のパワーゲームは、別の候補者の出現でまた別の様相を帯びてくる。

(オーナー企業故、後継者も親族の中から選ぶらしい。親族故、その争いも逆に熾烈なのか?)更に人の口に戸は建てられない。副社長の腹心の部下だったソンジュンとの間に不穏な空気が流れていることを察した反対派は、「副社長の派閥を抜けて私の方に来ないか?」とソンジュンに誘いをかけるのだ。

そんな中で起きた課長による過去のセクハラ告発。
ミナがマーケティングチームのチーム長からセクハラを受けていたことを知った課長は、過去の自分の出来事を掲示板上で告発するのだ。
「なぜ今になって?」「もともと奔放な彼女にも落ち度があったのでは?」さらなる噂が広がり、告発したことで二次被害に遭う彼女だが、「私以外の人が被害に遭っているのを知り告発した。控訴も考えているし、引くつもりはない。」と覚悟を決めている彼女。

会社側としては、静観を含めた対応を考えるも、事実と受け止めて真摯に対応した方がいいというソンジュンの意見に沿った対応をすることにするのだ。(このあたりの真面目な対応はいかにも彼らしいのだが・・・)

ミナを疑っていたことを謝るジョンソンだが、その際にユリ本人がジョンソンにメールを送っていた事がはっきりする。
ユリを選んだソンジュンも同じ事に気づき、それを彼女に正すのだが・・・

**
ユリの境遇を考えれば、彼女の行動も分からないでもないが。。。妻であるジョンソンからすれば、彼女の行動は許されないもの。

VIPというタイトルとは全く別の展開を見せるドラマに驚きながら、毎週鑑賞。


VIP 韓国ドラマ 第9,10話

2019-12-04 20:40:58 | VIP 韓国ドラマ

イベントで副社長の夫人からワインをかけられてショックを受けた新人のユリから呼び出されたチーム長・・・妻のジョンソンが待っているにも関わらず彼女が住む部屋に向かってしまうのだ。真面目だからこそ不遇な生い立ちの彼女を切り捨てられないとでも言えばいいのだろうか・・・
彼女に会った後に妻のジョンソンに会う勇気がないソンジュンだが、そんな夫を何時までも待つという彼女。
結局、「不幸な生い立ちの彼女を見捨てることが出来なかった・・・彼女は君の知らない人だ」というソンジュンは、妻に分かれを切り出すも「別れるかどうかは私が決めること」とジョンソンの激しい拒絶にあってしまう。。。

「君の知らない人」という夫の言葉を信じようとするものの、チーム員は片手で数えられるような人数だ。新人のユリと行動し、彼女の母親の病室を一緒に訪ねた事で、夫の言う「可哀そうな女性」が新人のユリだと気づいてしまうジョンソン・・・
(更に男性新人で出番がないと思っていた彼がコネ入社で更にはソンジュンがこっそり持ち出した防犯カメラの映像を見て、彼らが付き合っている事を知ってしまうというおまけつきだ・・)

マーケティングチームの異動を昇進のステップに考えていたミナがこっそり撮影したイベントの映像は、副社長の失脚を狙う反対勢力によってネットに流出してしまう。
騙された事にショックを受けるミナだが、副社長が、緊急記者会見を開き、彼女が彼の娘であることを公表したことで、マーケティングチームのチーム長は更に大きなショックを受け、自分が失脚し逆にソンジュンが昇進することになるのだ。(記者会見を開いたのは、道徳性の問題にせずに、家族の絆を強調するという戦略があっての事のようだ)

 

ジョンソンは夫の車のカメラに映る二人の様子まで確認している。夫の裏切りを知りながら、夫の昇進の知らせに笑顔を見せるジョンソンはこれからどうするのか・・・

夫のソンジュンが昇進したことで自分も外商チームのチーム長になることが決まるジョンソン。
こんな状況でうれしいはずもなく、更にユリが副社長の娘だということが分かり社員の対応が少しずつ分かっていく様子を見るのも、彼女に経験を積ませるような仕事のやり方を考えねばならない事も彼女には辛いものだ。
「迷惑をかけてすみません・・・」という彼女の言葉に「あなたは特別なのよ。ここの仕事は経験も必要だし、外国語を話せる必要もある。そういうものを一つも持たずのこの部署に配属されたのは、あなたが特別だからよ。」彼女の立場を直接本人に淡々と告げるジョンソン。
職場で怒鳴らないだけでも良しと考えるべきなのか・・・

*****

自分の父親がユリの母と同じ病院に入院したことで、ユリに自分の家庭状況を知られてしまうソンジュン。
妻のジョンソンにも秘密にしている自分が婚外子だったという事を、偶然ではあっても彼女に知られてしまったソンジュン。そして父親が亡くなったことが思いのほかショックだったことを彼女の前で告白することになってしまう彼。ユリと自分が同じ状況だったことが二人を急速に近づけてしまうのだ。
自分を守ってくれる人がそばにいなかったユリにとって、副社長である父親からの命令であっても自分の事を無条件に気遣ってくれるソンジュンに惹かれるのはある意味当然だったのだろう・・・
****
副社長夫妻に食事に招かれたその席で、若いユリは、デザートを食べつつ思わずソンジュンのナッツ類アレルギーを心配してしまうが、ジョンソンは笑顔を浮かべつつ、夫の車のブラックボックスに残っていた二人の写真を示し、ユリとソンジュンが特別な仲であることを副社長夫妻に告げるのだ。

そして帰宅した彼女は、赤ちゃんの誕生を待ちわびていたであろう喜びが沢山詰まった部屋のドアを開けるのだ。別のパンドラの箱が開けられてしまった。

ジョンソンの言う通り、この後は地獄の展開が待っていることだろう。


VIP 韓国ドラマ 第7,8話

2019-11-27 21:48:14 | VIP 韓国ドラマ

夫に送られてきたメールを見せ、知らないふりは出来ないというジョンソン。
はっきりした答えを彼女に言えない彼の煮え切らない態度はやさしさかもしれないが、それが多分彼女を更に追い詰めるのだろう。

職場でも顔を合わせるのに、私生活がこんな状況ではと思うが仕方ない。

VIP客の集客を目指したハイブランドとの契約にもこぎつけるチームだが、バックに流れるBGMのせいだろうか。どうも全体的な雰囲気はどこか不穏なままだ。
母の問題で金銭的な問題が解決しない課長は、転居先を探す最中に、同じチームの新人が転居することを知り、マーケティングチームに異動したいチーム員は、夫には明かさずに堕胎手術を受ける決心をする。

ジョンソンの携帯にメールが送られた日の防犯カメラには、何が映っているのだろう・・・

子どもと夫を置いて家を出ていることをメンバーに秘密にしているミナの事を疑いだすジョンソンだが、確実な証拠はない。ただ、普段なら気にならないちょっとした彼女のミスにも辛く当たってしまうジョンソン。
悪阻で体調が悪いことを隠し、更にはマーケティングチームのスパイとしてイベントの一部始終を報告しようとしている彼女にとっては緊張の瞬間が続くが、ジョンソンにとってはそんな彼女の態度にも疑いの眼を向けてしまうのだ。

外商チームにとってVIP顧客向けのイベントは失敗の出来ないもの。(ましてや新しいブランドと契約後初のイベントなのだ・・・情報漏洩から顧客間のつばぜり合いなど裁かねばならないことが山ほどある。)

そんな中、副社長から新人のユリを表舞台に出さないように指示されるチーム長のソンジュン。ただ、そんな中でユリは副社長との仲を疑う顧客から、辛辣な言葉を投げかけられ、更には副社長の妻に頭から赤ワインをかけられるのだ。
「若くても腐っていたら台無しよね」という言葉は、自分の夫をとられたことに対しての言葉らしいのだが・・・・

本当にそうなのだろうか?
そんな辛い夜、彼女がメールを打った相手はチーム長のソンジュンだ。

******

ネットの各種書き込みをチェックしたところ「ユリの苗字が母と同じところを見ると、彼女は副社長の隠し子なのではないか」という意見あり。私も同意見だ。ただ、「彼女が不倫していることには変わりない」とドラマの中の話にも関わらず結構厳しめな意見多数。ただ「このドラマはどこに行きたいんだろう?」と首をかしげる意見が多目な事には私もうなずくしかない。


VIP 韓国ドラマ 第5,6話

2019-11-23 19:07:15 | VIP 韓国ドラマ

怪しいメールが自分のPCから送られているのを知り驚くジョンソンだが、トリックは簡単だった。
外商チームではメンバー全員のPCのパスワードを植木鉢の下に隠していたのだ。
夜中にオフィスに忍び込みパスワードを入力すればなんでもできる。

母親のビジネスの失敗のため窮地に陥った課長が、ジョンソンの夫のPCを操作し、顧客がそのままにしていた高価な商品を流用しようと出来たのも、パスワードが簡単に手に入るようになっていたからだ。

夫と課長の姿を見て、彼女が夫の不倫相手だと勘違いするジョンソンと、あくまでも無意識ながら誰に対しても優位に立とうとする彼女の態度にイラつく課長。
学生時代から彼女の夫であるソンジュンを知っていた彼女にとって、ジョンソンはやはり永遠のライバルなのだ。
そんな彼女も自分が不倫の相手でなければ、残りの二人を疑うしかない。4人しかいない女性メンバーがお互いの秘密を探りあう展開だ。。。
マネージメントチームと合同のイベントを行わなければならないことによる、成績合戦もなかなかえげつない展開だし、マネージメントチームへの異動を望むメンバーが、マネージメントチームのスパイに仕立て上げられていく展開も怖い。
何より、暗いオフィスの中で起こる出来事に妙にミステリアスなBGMが流れるのだ。

ジョンソンに告げずに彼女の実母と連絡を取り合うソンジュンだが、そんな時、ジョンソンの母親が倒れてしまい二人が連絡を取り合っていることが彼女に分かってしまう。
幼い頃、彼女を置いて家を出て行ってしまった母に対して今でもわだかまりを持っている彼女。娘の最後の務めとして病院で付き添うという彼女と、詳細な検査や手術が必要とするにも関わらず、彼女に告げずに病院を立ち去ろうとする母親。二人の問題は単純に時間が解決するような問題ではない様子。

ネットでなんでも買える時代の百貨店戦略はなかなか大変なもののようだ。
VIP顧客は、欲しい物を買うのではない。彼らは既に欲しい物はなんでも持っているのだ。VIPカードを持つ彼らは、「買うべき物があるか」という判断基準で買い物をするようで、そんなVIP顧客のために、ここでしか買えない、そして買ってもいいと思える商品を取り揃える事が百貨店の戦略のよう。新ブランドとの契約のためにはどんな接待でもスマートこなす必要があるらしい。

スマートに仕事をこなしながらも、人には言えない秘密を抱えているVIPチームのメンバー・・・

ジョンソンとコンビを組み、そんなプロジェクトに取り組む新人は、緊張しながらも大役をこなす。そんな彼女が抱える秘密は、まとまった金が手に入り、母の入院費の工面を気にしなくてもよくなったことだ。誰がお金を世話してくれたのだろうか?

キャリアアップを目指し、こっそりマーケティングチームへの異動を考える彼女だが、妊娠していることが分かる。そんな彼女が目をやる先は、VIP室長室だ・・・・

そしてジョンソンもとうとう夫に謎のメールの存在を明かすことになる。もちろんその場面でも妙にミステリアスなBGMが流れるのだ。


VIP 韓国ドラマ 第3,4話

2019-11-12 21:05:40 | VIP 韓国ドラマ

ホテルのロビーで夫を問い詰めるジョンソン。
「事故にあったようなものなんだ・・・」という夫の言い訳(?)は心の叫びなのか・・・
夫に書斎で寝るようにというジョンソンだが、二人の住まいは子どももおらず、一つも生活感の無い空間だ。それが更に寒々しい雰囲気を作りだす。

何事もなかったかのように同じ職場で仕事をする二人。
「相手は君の知らない人だ。僕にやり直すチャンスを与えて欲しい」という夫に「何もなかったかのように許すから、あなたもその秘密を死ぬまで守って」という彼女だが、
同僚の女性全員の一挙手一投足に気を配り、何か怪しい点がないか、探し出そうとするのだ。

子どもの世話がありながらも、なんとか仕事で結果を残そうとする同僚、経済的に苦しい状況を隠しながらも、仕事ではセンスのあるところを見せる同僚。そして職場では新人らしい振る舞いを見せる同僚。誰もが怪しい行動を見せるも、一番怪しいのは夫が不倫をしているという事にショックを受けているジョンソンの様子だ。
携帯メールの着信音、妙にクールなBGM、そして時々混乱する様子を見せる彼女。

夫である外商部のチーム長は、社外で誰かと会い、金を渡して何かを受け取っているようだが、そんな場面を見ても、一番怪しく思えるのは、夫に不倫されているはずのジョンソンなのだ。

彼女の不安は止まらない。
職場では、彼女たちの部署を中心に、トップインスタグラマーを迎えて新しい戦略を打ち出すことプロジェクトが立ち上がるものの、その準備をしながらもジョンソンの疑心暗鬼は止まらない。

しかし不審な動きをするのは彼女だけではない。
夫が別部署に勤務する同僚は、仕事と子育て、更には自分のキャリアアップを目指すために不安になり、夫が止めるのも聞かずに家を飛びだす。
クールなキャリアウーマンと思われていた課長は、母の金銭問題から自分も窮地に追い込まれている。
そして枕営業をしてチャンスを掴んだと噂されている新人は、それでも掴んだチャンスは逃がさないと、決意している。

程々の幸せでいいと思う人がいない職場なのか・・・・

そんな中、ジョンソンは、自分に送られてきたメールの発信者を調べるが、会社のPCから送られたそのメールの発信者が自分(?!)だったことを知るのだ。

益々展開が心理ミステリーになって来た。


VIP 韓国ドラマ 第1,2話

2019-11-06 21:09:49 | VIP 韓国ドラマ

タイトルから連想すると百貨店の外商部のあれこれの話だと思っていたのだが、それだけではないなんだか怪しい香りのするドラマだ。

イ・サンユン演じるチーム長とチャン・ナラ演じる次長は夫婦でありながら同じチームで勤務。それ以外には見るからにバリキャリと思えるイ・チョンア演じる課長と、育児を手伝う穏やかな夫がいながらもどこか生活に疲れているような働くママのチーム員と、新人でありながら経験が必要なVIPチームに配属された新人。

男性をトップに4人のチーム員。そしてチーム内の微妙なバランスとはちょっと無関係と思われる若い男性社員。

会長の顧客の希望に沿うように日本からわざわざ靴を輸入したり、顧客満足のためにそこまでするのかというような場面が続くかと思ったら、突然チーム長の妻であるジョンソンの元にメールが入る。「チームにあなたの夫の女がいる」という謎のメール。もうメンバーが限られるではないか・・・

夫であるソンジュンも優しさを感じさせながらも何か隠している雰囲気が満載だ。

誰が誰に電話をしているのか。誰が誰にメールを送っているのか・・・携帯電話が秘密を感じさせる重要な小道具だ。

飲み会の後、上司を送るという夫の行動が信じられず、タクシーで夫の後をつける妻のジョンソン。「知らない方がいいよ。」というタクシー運転手のアドバイスを聞くべきだったのに・・・ホテルのラウンジにいる夫を追いつめてどうするのだ・・・・

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上司の娘のふりをして外商で買い物をする女子社員。そんな顧客の行動をこっそりチェックするのも外商の仕事らしい・・・