私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

魔王 第4話

2007-03-31 19:50:44 | 韓国ドラマ ま行
ミステリーなのでネタバレは・・・という方は注意
(更にこれで合っているのかどうか、書いている本人も今ひとつ自信がない・・・)

ヘイン(シン・ミナ)図書館に勤務 透視能力あり
カン・オス(オム・テウン) 刑事
オ・スンハ (チュ・ジフン)弁護士
ナ・ソンジン オスの友人 オスの兄嫁と不倫中
ユン・テシク オスの友人 高利貸し
キム・スンギ オスの友人 前科者
チャ・ガンド スンハの事務所の事務長 刑事出身


「スンギの弁護士です」と四人の集まりに急にやってきたスンハに驚くを隠せないオス。
「友達が一堂に会するのはいいですね。羨ましかったりもします」と非常に白々しい(怖い)スンハ。
「お前が刑事になるなんて笑っちゃうぜ」自分が一番貧乏くじを引いたいわんばかりの態度のスンギと、それを諌めるテシクが喧嘩をはじめても、
顔色変えず一人水割りを飲むスンハ。
喧嘩を止めるソンジンとオスだが、ソンジンもスンギに(無意識にではあるが)不倫ネタを握られているのだ。
スンギの存在がこの4人を仲違いさせそうな雰囲気が漂っている。
しかし金貸しだと思っていたテシクがなかなか友人思いの義理堅い男だということが分かる。
そんなテシクにそっと薬を渡すオスも男気に生きる刑事のようだが、「お前が刑事になるなんて・・・」というスンギの言葉が心に重くのしかかるのだ。

そんなオスに「男らしくしている人はなにか問題がある人だと・・・(多分問題がある人ほど、何か悩みがある人ほど、明るくしているものです。とかそんなことを言っている様子だ)言うヘイン。なんだか励まされたように思ったのだろう。笑顔を見せるオスに、透視で見えた拳銃が気に掛かるというヘイン。更に透視できた彫刻。自分が見たのは、何かサイトのようなものだという。
事件がきっかけでもこんな風にヘインとあえることが嬉しい様子のオス。
「あんな女と会うのはちょっと気に食わないです。サイコメトラーなんて」という後輩(女)の言葉に、「こっちから頼んでやってもらっているんだ。協力者じゃないか。信じるから見えるんだ」と信頼しきった言葉が口から出てくるオスだが、そんなヘインはオスよりもスンハに親近感を抱いている様子。
彼が探していた「人格転移」(多分 恐ろしい題名の本だ)を取り置きしてあげるのだ。

殺人現場の再現で被害者役をやるも、昔のことが思い出され苦しい様子のオスに「随分緊張されているようですね」などと涼しい様子のスンハ。(怖すぎる)
「先日はおごってもらってしまったから、今度焼酎でも一杯」といやいやながら言うオスに「いつでもどうぞ」と余裕の発言なのだ。

****
ヨンチョルと記者は何故か同じ編集部に、そして「嘘つきが一番嫌いだ」とお金の返済を延ばそうと頼み込むソラの母親を怒鳴りつけるテシク。
*****

スンハが来るのを待っているのか、夕暮れの図書館に一人いるヘインは、先日の彫刻を@地獄門という本の中で見つけるのだ。
(あんな暗いなかで、そんなタイトルの本を眺めるなんてと思うが・・・・)
スンハの行動も怖い。停電した中でも周りが見えるかのように振舞う姿に驚くヘインに対して暗いなかは慣れてるって・・・弁護士だから暗いのは大丈夫(?)いや今まで歩いて来た道がずっと暗かったってことか・・・
(そんなスンハに「悪い事は長く続きません。努力するなら・・・」自分が描くタロットカードにこめる意味を、冬から春に変わる季節の話などしながら嬉しそうに話すヘイン。
勿論、見つけたロダン作の彫刻について、目を閉じて審判を待つ人が目を開けたら・・・」とオスにも説明するが・・・(この時点ではオスよりもスンハの方がポイント高しか?)

顧問弁護士の事件をインターネットに流す記者、そしてオスの兄のもとにお金をせびりに来るスンギ。そして記者のことを「ゴミみたいな記者は気にするな」と一言で切り捨てるオスの父。(この父親はゴミみたいなという形容詞が好きな、力を信じるタイプの男性のようだ)オスの周りの人々にも段々と様々な亀裂が入っていくのだ。
そして容疑者のドンソプと殺された弁護士の関係がはっきりしないこと。記事を書いている記者の名前@ソン・ジュンピョを逆にするとピョ・ジョンイルになること。小包を送ったのは記者のソン・ジョンピルなのではと・・・そしてソラの母親が最後の給料を貰っている間に連れ去られるソラと一つ謎がとけたら、また謎がとどんどん話しが広がっていくのだ。
そしてヘインから刑事の名前が「カン・オス」だと聞き、顔色の変わるチャ・ガンド。
(勿論、タロットカードを知らないという容疑者、そしてなぜヘインの描いたカードが現場に、そしてオスの元に送られたのか・・この謎も未解決のまま)

娘がいなくなったのは、テシクのせいだと確信するソラの母。そしてそんなテシクの元に送られてくるタロットカードと人形の入った小包。(テシクが英語が読めないということで、何とかいてあるかは今の時点では不明)地獄門というタイトルの彫刻を見つめるヨンチョル。皆が止めるのも聞かず記者を追い詰めようとするオス。そして昔話を聞かせながら、迷子だというソラを家まで送り届けようとするスンハ。(スンハが物語りにぴったりだといって車の中で流すちょっとボサノバ調?のオーバー・ザ・レインボーまでどこか冷たく聞こえてくる・・・)
そして自分の部屋で倒れるテシクの元に駆けつけるオス・・・・・

話についていくので精一杯だ。今後のキーパーソンはおどおどした眼鏡のヨンチョルか?・・・・

****
いつでもどこでも、氷のような微笑のスンハ。(ひそかに冷蔵庫スンハと命名・・・)
少しずつ、過去の影に怯える様子のオス。

2007-03-30 20:42:57 | なんということはない日常
職場での食事は交代に取るようになっているのだが、先に食事に行っていた同僚が「今隣の神社に行くと、キンキのツヨシ君がいると思います」というではないか。
大きなギターケースを抱えたツヨシ君は、桜を見物に来ていたおばさんたちに色々話しかけていたらしい。
せっかくだからと、出勤途中に買ったコンビニお握りを持って、神社に行ってみたが、もうツヨシ君は立ち去った後のようだった。その代わりお昼を食べながらきれいな桜を堪能する。
更に神社では結婚式も行われていたようで、写真撮影のため、外に出てきた白無垢姿の花嫁さんまで見ることが出来た。

ギターを抱えたツヨシ君は見られなかったが、おかげで穏やかな日差しの中でちょっとだけゆっくり出来てよかった。

魔王 第3話

2007-03-29 21:55:28 | 韓国ドラマ ま行
ミステリーなのでネタバレは・・・という方は注意
(更にこれで合っているのかどうか、書いている本人も今ひとつ自信がない・・・)

ヘイン(シン・ミナ)図書館に勤務 透視能力あり
カン・オス(オム・テウン) 刑事
オ・スンハ (チュ・ジフン)弁護士
ナ・ソンジン オスの友人 オスの兄嫁と不倫中
ユン・テシク オスの友人 高利貸し
キム・スンギ オスの友人 前科者
チャ・ガンド スンハの事務所の事務長 刑事出身

***
「昨日ドンソプさんが私を訪ねてきたんです。」と取調室にドンソプの代理人としてやってくるスンハの姿に驚きを隠せないオス。
ドンソプも「スンハさんは私の事は知りません。かわいそうに思って助けてくれただけです。」といい、更に顧問弁護士のストーカーだったんだろう!というオスに「弁護士から呼ばれたんです」というドンソプ。
(直接殺された弁護士が呼んだわけではなさそうだ・・・)事件当日のことを詳細に語り始めるドンソプ。
***(バッファ中なにがあったのか不明)
やり取りにいらいらするオスを横目に「ボクは警察のためじゃなくて、容疑者のためにここにいるんです」と非常に冷静なスンハ。
(こんなやり取りがオスをますますいらいらさせるのだ。)
そんな中、顧問弁護士が亡くなる間際にイ・ボンジュを通じてメッセージを残していたことが判明。勿論操作することも可能らしい。

******
ヘインの働く図書館に本を探しにくるスンハ。本は貸し出し中だったのだが、つまずいたヘインを支えるスンハの手から衝撃を感じるヘイン。
(でも何か分かったわけではないらしい。ただただ衝撃が走るのだ...)
「花に興味があるんですか?」じっと花を見つめるスンハの様子を訝しがるヘインに「母が好きな花だったんです」と答えるスンハ。そんな言葉だけで母親までも透視してしまうヘイン。
(ヘインの気を引くために図書館を訪れるのだろうか・・・)

*****
父親からの性急な呼び出しを断るオスに「嘆かわしい奴だ!」と吐き捨てうるように言う父親。この父親が非常に傲慢な態度だ。
更に事件のプレッシャーからか、事件当時の録音テープが見つかったからか、冷静さを欠く態度をチーム長にいさめられるオス。

「もう何も出ませんよ」という後輩の女刑事の言葉も聞かず、ドンソプの部屋を訪れるオス。
そんなところに手紙がやってくるのだ。どうも来るたびに住所も差出人も違う手紙らしい。更に近所のファミリーマートで小包を送ったらしい人物が特定できそうな気配ではないか。
(これがドンソプにそっくりらしいのだが・・・・)
「容疑者が出ても心配。出なくても心配」と後輩の女刑事にからかわれながらも、張り込みをする三人。

********
「何のために助けるんですか?」なぜスンハがドンソプの弁護をするのかと、取材にくる記者に「真実は一つですから・・・ドンソプの過去は関係ありません」と多くを語らないスンハ。
******
卒業以来の友人キム・ヨンチョルに偶然であい「お茶でもどうだ!」と誘うソクジンだが、なぜかおびえて立ち去るキム・ヨンチョル・・・
(何におびえているのか。そしてこんなにいろいろ話が飛ばないで欲しいと思うが仕方ない・・・)
*****
偶然彼の背中を触ったヘインは、「お前なんかごみのような奴だ」と父親になじられる少年時代のオスを透視してしまうのだ。
(そして少年が刺される夢を見るヘイン)
しかし、透視されたことなど知らないオスは、タロットカードのナイフの意味をヘインに聞いたりして、ヘインに協力者以上の気持ちを抱いているようだ。
「明日電話します」こんな言葉もキチンといえないくらいにはにかんだ様子のオス。


*****
張り込んだコンビニに勿論それらしく男はやってくる。追いかけると逃げたので捕まえるも、男は知らないという。
目印の黒い手袋もなく、口ひげがおしゃれな高そうなサングラスをかけた人にただで洋服を貰ったのだという。

***バッファ中・・・・一体なにがあったのか・・・・
多分小包の送り主を探そうとしているヘインとオス。窓にドナルドダックのシールが貼ってある部屋を見つけるが・・・・
なんとその部屋は、女の子の部屋だったのだ。女の子の名前はソラ。彼女の母親は、なんとオスの友人に借金のことでゆすられているようだ。
(なんでこんなに入り組んでいるのか・・・)(そして送ってくる人はオスのことをよく知っている人のはずというヘイン・・・・)

スンハが弁護しているオスの友人スンギが出所してくる。

ソラの母親に借金の返済を迫る高利貸しのテシク
父親の秘書で不倫中のソクジン
スンハに弁護してもらっている前科者スンギ
そして刑事のオス

幼馴染の4人(三銃士でなく四銃士らしい)が集まった場所にやってくるスンハを見、絶句するオス・・・・

*****
スンハ役のチュ・ジフンが非常に怖い。
青い照明の中にたたずむ姿が何度も映し出されるのだ。
青い炎の二宮君を思い出す。
青い炎 復讐の炎は赤い炎よりも怖い・・・
更にオスの友人が出てくる展開は、ブラット・ピットの映画@スリーパーズを思い出させる・・・がオム・テウンがブラット・ピットかというとそうでもない。

オスを演じるオム・テウンは、刑事というより、チンピラの風情だが、失敗した後輩の慰め方など、非常に男らしいのだ。
そして父親に対する屈折した感情。
難しい役だなと思う。

そして難しいストーリー展開。
更にここはというところで止まる画面。が勢いで見ないと視聴できそうもないので、仕方ない。分からないところは、そのままで先に進む。

シャボン玉ホリデーの思い出

2007-03-28 20:48:47 | なんということはない日常
年代的には「ドリフターズ世代」なのだろうけれど、全員集合は余り好きでなかった。小学生の頃「シャボン玉ホリデー」の方が面白かったのに・・・と思いながら土曜日の晩を過ごしていたことを薄っすらと覚えている。
子どもの頃は理由など考えたこともなかったが、今思えば、何でも壊れて終りのドリフターズより、クレージーキャッツのダンディな感じや、ザ・ピーナッツの歌のお洒落な感じが好きだったのだろう。

OLになったばかりの20年以上前、飲み会が盛り上ってくると、首に巻いたネクタイを頭に巻いて「サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ!♪」と歌いながら踊る男性同僚がいた。頃合を見計らって、皆で「植木等!」コールをかけたものだった。
どちらも昭和の懐かしい思い出だ。

植木等さん ご冥福をお祈りします。


大冒険

東宝

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危機の男

2007-03-27 22:49:03 | 韓国ドラマ・映画
会社員としての生活に疲れ、家族で田舎への移住を考える夫ドンジュ。蓄えもなく、子ども達の教育の事も考え田舎生活に踏み出せない主婦グンヒ。田舎と都会で離れた生活の中で、夫ドンジュは初恋の女性画家ヨンジと再会。生活のために出版社に勤めることになったグンヒも出版社の社長ジュンハと・・・と30代後半の男女の三角関係(いや四角関係)のドラマなのだが、出演者そしてストーリーが必要以上にリアルなのだ。
危機の男というくらいだから、夫ドンジュが主人公のようなのだが、彼の言動が余りにもリアルすぎるのだ。
アイドルなら、親しみやすさ、近所にいそうな気軽な感じは好ましいかもしれないが、この題材とストーリー展開。「子どもを置いて、私も置いて出て行くの!」妻が号泣しながら夫を止めても結局は初恋の女性のもとに行ってしまう男性。しかしこの夫、初恋の女性のところにいったら今度は彼女を束縛しだすのだ。更に初心者故の浅はかさから農業も上手くいかない。離婚してからも、元妻の恋人が気になったりして仕方ない。更には初恋の女性の仕事上のキャリアにまでちょっと嫉妬したりしてしまうのだ。実際にはとても良くある話だと思う。それは良くわかるが、何もここまでと思う位のリアルな描き方。ドラマにちょっとでも夢を求めたいと思う期待は無残に裏切られてしまうのだ。

そのため、ファン・シネ演じる離婚した妻グンヒとシン・ソンウ演じる勤務先の社長との不倫物語だけを楽しみに20回を視聴。
最初は年上の女性へのちょっとした同情と、その同情を受け入れた女性という話だったのが、どんどん進んでいってしまうのである。こちらもどこかで聞いたような話なのだが、この話を40歳代でありながら20歳代の身体のファン・シネとテリウスとの別名を持つ長髪のシン・ソンウが演じるのだ。ドラマとしてはこちらの方が何倍も面白いのである。

こんなこじれた恋愛物語、どんな結末が・・・と思ったら、結末の鍵を握っているのが、この人だとは思わなかったという終わり方なのだが、これがまた妙にリアル。

見ている時は?と思っていたのだが、見終わってみると様々突っ込みたい場面が思い出されるドラマではある。
****
シン・ソンウファンの方に感想を聞いてみたいドラマだ。

ファン・シネ スタイル

ハピネット・ピクチャーズ

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雪の女王 貧しい男♪

2007-03-26 21:58:25 | 韓国ドラマ や行
韓国ドラマ 雪の女王  ヒョンビン 雪の女王 雪の女王 あらすじ
ヒョンビン ドラマ 雪の女王(以下続く)

今日は昼間20度近くまで気温があがったようだし、桜もじょじょに咲き始めたようだが、私のブログの検索記録は「雪の女王」で一杯のままだ。

丁度今日は書くことも思いつかないので、今更だが、雪の女王の歌を訳してみようと思う。(非常にいい加減なので、あまり信用しないで欲しいと思う)

****

君にボクの全部をあげようとした
君をお姫様のようにしてあげるという約束も
待っていろと 君の笑顔を見ながら、ボクの総てを君のためにと
貧しいボクの姿がみすぼらしくて、ひたすら心という贈り物しかなくて
自分が本当に嫌になったよ 
愛する資格もなく 君の総てが気に掛かって
もう泣くな そのまま行くんだ
こんな男らしくないボクは忘れて
みすぼらしい思い出に君の心が傾いたとしても
ボクの姿を思い出さないで
ボクの中に君を刻んだ記憶が ボクの胸の中で大きな傷だと分かったら
君だけは知らずに君だけは傷つかずに
君の元を離れる僕を恨んでくれ

他に恋人が出来たという嘘
ボクは君がボクを怨む事を望んで
ごめん ボクは君を捕まえておくことが出来そうもない
振り返るな そのまま行くんだ
愛で君が傷つくんじゃない
又君の目に涙が見えないように
ボクの姿を思い出さないで

****
情けないボクを忘れてという歌なのに、ドラマの中ではヒョンビンの頑張る姿とともにこの歌が流れる場面が多かった。
そんなに昔のことではないはずなのに、桜の花を見ながらこの歌詞を思うと、雪の女王の挿入歌だけに、なんだか随分昔のことのように思ってしまう。

ブラックブック

2007-03-25 18:29:06 | 映画鑑賞
スピルバーグの「シンドラーのリスト」
ポランスキーの「戦場のピアニスト」
そしてポール・バーホーベンの「ブラックブック」

同じ第二次世界大戦を題材にした映画なので、こんな風に宣伝されているが、作風はかなり違う。
映画館で見終わった後、家へ向かう足取りが重くなった「戦場のピアニスト」に比べて、この映画は裏切りについて考えることはあっても、深い喪失感をいつまでも感じさせる映画ではない。
裏切りについて、考えることはあっても同時に「面白かった」と言い切ってしまえる娯楽としての楽しさもある作品なのだ。
ストーリーを聞いて、シャーロット・ランブリングの出演していた@愛の嵐を思い出したのだが、この映画にはあんな濃厚な狂ったような雰囲気はない。

ナチに家族を虐殺された元歌手がその美貌と歌声でナチの将校に取り入る様子。更に頭だけでなく総ての毛を染めようとする姿は、氷の微笑でみせたあざとい映像を思い出させる。でもそんな画面がいくつも繰り返されて、この映画を面白いくしているのだ。
誰も信じることの出来ない戦争の愚かさを描きつつも、ちゃんと面白い映画といえる部分もあるというのは、非常に大事なことだと思う。

ドイツ将校ムンツェを演じたセバスチャン・コッホの話題が取り上げられることが多いようだが、レジスタンスの兵士を演じたトム・ホフマンの事も忘れてはいけないと思う。

楽しみにしているドラマ

2007-03-24 13:28:19 | 韓国ドラマ ま行
今週の水曜日は休みだったので、昼間こんなことを考えていたのだ。
日本に住んでいながら、考えることは海の向こうのテレビ番組のことだったりするのだから、暢気なことこの上ない。
*****

全国ネットの水木ドラマがスタート 勝者は?

今週末の楽しみは、どのドラマがいいかこの三本の中からチェックすることだ。

コン・ヒョジンとチャン・ヒョクが主演の「ありがとう」
韓流涙の女王はチェ・ジウらしいが、私が涙の女王と思っているのはこのドラマの主人公コン・ヒョジンだ。「雪だるま」「サンドゥ 学校へ行こう」でのしゃくり上げながら泣く様。ああいう姿を涙の女王と呼んだ方が相応しいと思う。
最初はこのドラマが一番興味があったのだ。チャン・ヒョク主演の@大望を観たのも、チャン・ヒョクの演技を確認しようかなという気持ちがあったからだった。

オム・テウン、シン・ミナ、チュ・ジフン主演の「魔王」
ミステリー好きだし、今オム・テウンが主演の@復活を楽しんでいることもあり、言葉の問題がなければ、この作品が一番面白く見ることが出来ると思う。
が、犯人探し、復讐、罠・・・こんなストーリー展開になると一挙に単語の難易度が上がってくる。見ていて意味が分かるのか?ドラマを楽しむより、韓国語の理解度を試されることになりそうだ。


ハン・ガイン、ジェヒ、キム・ジョンフンが主演の「魔女ユヒ」
ラブコメが一番言葉の壁が低いし、気軽に楽しめるかもしれない。がキム・ジョンフンに興味が持てないのがちょっと難点かもしれない。

とりあえず、どのドラマが見ごたえがあるのか、週末チェックしてみようと思う。

****
さてその週末になったのだが、とても余力がなく、魔王以外のドラマチェックは断念することになりそうだ。

魔王のサイトにははネチズンが選ぶ名場面、名台詞のページが出来上がっている。サイワールドへ飛んでしまうものも多いけれど、感想をびっちりあげているところもあって、ファンの力の入り方が分かる。日本語でのあらすじが上がっているのもびっくりだ。


魔王 第2話

2007-03-23 20:50:19 | 韓国ドラマ ま行
ミステリーなのでネタバレは・・・という方は注意
(更にこれで合っているのかどうか、書いている本人も今ひとつ自信がない・・・)

ヘイン(シン・ミナ)図書館に勤務 透視能力あり
カン・オス(オム・テウン) 刑事
オ・スンハ (チュ・ジフン)弁護士
ナ・ソンジン オスの友人 オスの兄嫁と不倫中
チャ・ガンド スンハの事務所の事務長 刑事出身
登場人物紹介


「思っていたより若い方ですね」握手をしながらのオスの挨拶に不敵な笑みをうかべる弁護士スンハ。
顔が今ひとつ見えなかったへインはまた一人でタロットカードの上に手を載せる。ヘインが透視したのはなんとオスの顔ではないか・・・
「亡くなった弁護士と最後に話したのはあなたのようですが?」刑事オスの質問に「僕の事件で質問があったので・・・10時に電話したのですが、出なかったのでメッセージを残しました」といって帰るスンハ。そんなスンハを追いかけて「どこかで会ったことが?」というオスの質問にも「さぁ」というそっけない返事のスンハ。スンハの方がすっかり主導権を握っているではないか。

「男の人のようでした。それにとても几帳面な人で、赤いはさみで手紙の文字を切り取っていました」とカードを透視した様子を説明するヘイン。不思議そうなオスにチーム長は彼女のサイコメトリーとしての能力を説明するのだが、納得のいかないオス。
あんなかわいい女性がそんな力を持っているなどとはにわかに信じがたいではないか。見ている私もおどろおどろしい音楽と画面にびっくりだ。
「君の力を確認したい」そんなオスのぶしつけな質問に「私は確認なんかしたくない!助けてほしい人にいつもそんな口を聞くんですか?と腹を立てるヘイン。しかしそんな不躾な質問をするオスもヘインが花を大事にしていることにはちゃんと気づくのだ。
ただのデリカシーのないやつではないらしい。

*****
弁護士として優秀らしいスンハ。この間の男を弁護する姿を見つめるオスの友人。(オスの兄嫁と不倫中の彼だ。)しかしそんな友人の顔色がスンハの事務所で働いている男性の顔をみて変わる。(これもまた複雑な人間関係)
このスンハの事務所で働いている男性は、なんと12年前の事件の際、調査に当たった刑事だったのだ。
「見たんです。うそじゃない」透視した事件の様子を誰も信じなかったのに、彼だけは「おじさんに見たものを細かく話してくれるかい?おじさんは信じているから本当のことだけを話してごらん」とやさしい声をかけてくれた刑事だったのだ。

****
犯人が部屋に入るのを手助けした女子高生をみつけだし、手引きをした人が口も利けず、足が悪かったことを突き止めるオスと後輩女刑事。これが手がかりになるのか・・・・

*****
殺された弁護士が自分の家の顧問弁護士だと隠しておくことができなくなり、チーム長に打ち明けるオス。
もちろん関係を追及されるが、何も思い出せないのだ。兄に聞いてもわからない。分かったのは顧問弁護士と酒を飲んだ席に電話がかかってきたこと。その電話が9時半過ぎだったこと。そんな話を聞いてオスが思い出すのはもちろん弁護士スンハのことだ。スンハを追いかけプールにまで出向き、彼を追及するが、彼の口から出るのは「あなたは真実だけを知っているんですか?人は自分が有利になるように嘘をつきます。でも僕は嘘はつかない。有利になる必要なんてないから。」こんな言葉のみ。何もはっきりすることなどないのだ。(この場面は別にプールじゃなくてもいいような気がするが・・いろんな意味でのサービスショットか?)

*****
ヘインが母親とボランティアをしている教会になんとスンハも通っていたのだ。(わざとか?偶然か?)「お名前はヘインさんですか?似合っていますね」とヘインを気に入った様子のスンハ。もちろんヘインのことを気に入ったのはスンハだけではない。昨日の不躾な態度をあやまりにいくオスもいるのだ。
そんなオスの態度をみて、再び透視を試み、事件現場を訪れる二人。
*****
スンハの行動も不可解だ。兄の友人が訪ねて、写真を置いていっても、なぜか薄笑いを浮かべて写真を燃やす。
そしてチョ・ドンソクを助けようとやさしい声をかけるのだ。

そんな中でもまたオスの手元に送られてくる赤い封筒。もちろんタロットカードと手紙入りだ。そしてチョ・ドンソクを取り調べしている場所に彼の代理人としてやってくるスンハ。

*****
自分で書きながらも、どんなストーリーだったか非常に心もとなくなってくる。

これ以外にも病気がちなオスの友人が出てきたりや、チーム長とスンハの事務所で働く元刑事が知り合いだったことが分かるのだ。
そういえば、女の子に人形を渡す吃音の男性も出てきたが・・・・
いったいどこまで人間関係がぐるぐるするのか。

****
ヤヌス弁護士を演じるチュ・ジフンが非常に怖い。
先の見えない不安を感じるオム・テウン演じるオスより、焦点がしっかりしているだけに演じやすいのだろうか?

魔王 第1話

2007-03-22 21:09:58 | 韓国ドラマ ま行
ミステリーなのでネタバレは・・・という方は注意
(更にこれで合っているのかどうか、書いている本人も今ひとつ自信がない・・・)

ヘイン(シン・ミナ)図書館に勤務 透視能力あり
カン・オス(オム・テウン) 刑事
オ・スンハ (チュ・ジフン)弁護士


12年前のある街
自転車に乗る少女ヘインの前にボールが転がってくる。友達から一人遅れたヘイン・・・
友達に追いつこうとするヘインが見た現実は・・・・

道端に倒れる学生服を着た少年 その姿にかぶさるような声・・・「友達がナイフで殺されました」

*****
あっという間に現代 三人の若い男女の話。

図書館で働くヘイン。「あいつが私の財布を取ったのよ!」騒ぐ女性の背中にそっと手をあて、財布が書庫の後ろに落ちていることを透視するヘイン。
「図書館に来る人に悪い人はいません。善い人を悪い人にしないで・・・」

ビリヤード場に乗り込む刑事カン・オス。
犯人には逃げられたので、チーム長からの電話にも出ず。後輩の女性刑事の慰めにも耳を貸さない。
「世界には2種類の奴しかいない。悪い奴と悪くない奴だ」

担当弁護士もいない受刑者のもとを尋ねる青年弁護士オ・スンハ
貧しい人を弁護し、ラジオにも出演したりする心優しい弁護士らしい。
そのやさしさに受刑者は感激するが・・・・

そして交差点ですれ違う二人。訝しがる刑事。そして薄っすらと笑いを浮かべる青年弁護士。

*******
「タロットカードが盗まれた!」と警察に駆け込むも相手にされないヘインの友達。
(タロットカードなんてなんで盗むんだろう?高いものじゃないのに・・・と訝しがる二人)
同じ頃、送り主不明のタロットカードとナイフが一人の老弁護士の下に送られてくる。
図書館でオ・スンハと出会い挨拶をするヘインは、彼の手から恐ろしいエネルギーを感じて驚愕するのだ!!!
いくら微笑んでもその心の闇はヘインには見えてしまうのだ。
(そして図書館にはってある@偽りの人々という紙が意味ありげに映し出される・・・)

*****

どうやらタロットカードとナイフを送られてきた弁護士はカン・オスの父親の会社の顧問弁護士らしい。
顧問弁護士の下を訪れるある男。
「お前に悪いことなんかしていない」
「本当に謝ることはないのか!」と殺される顧問弁護士。
(同じ頃カン・オスにもタロットカードと手紙が送られてくる)
殺人現場に行き、机の上にカン・オスに送られたカードをおなじタロットカードを見つける後輩刑事。
そんなころヘインは、カン・オスが倒れている夢を見ているのだ。

「なんで同じカードが送られてきた!」とチーム長から聞かれても答えられないオス。家で着替えて来いと家に無理やり帰らされても(臭いから着替えて来いなどといわれても、まだ大丈夫などと言っている仕事中毒のような刑事だ)家ではなぜ家族同然の顧問弁護士が殺されたのか父親に説明も出来ない。
そしてカン・オスの父親の会社で働くカン・オスの友人は兄嫁と不倫中らしい。
(非常に登場人物が多いので混乱する)

*****
刑事たちは犯人がどうやって顧問弁護士の部屋へ入ったのかを追求中。
そして送られたタロットカードはヘインの友人の店から盗まれたものだと分かる。
タロットカードは絵心があるヘインが直接描いたものらしい。図書館のヘリンを訪ねるオス。
(なんでそんな面倒なことを犯人はしたのだろう?)
「どんなカードですか?」とカードの意味を質問するオスに長々と説明するヘインだが、簡単に説明できるわけではないのだ。
「いいというカードではなくて・・・・過去が・・・」(私もオスと同じように説明が分からない。ようするに一言で説明できるようなものでは
ないのだ)

殺された顧問弁護士から6ヶ月の研修を受けたらしいオ・スンハは、顧問弁護士の葬儀にも出向くが・・・

*********
友達の店に皆が集まってなぜかヘインに透視を頼むのだ。
「私が見た人が犯人ですか?」
「見たのか?」
「いいえ」
カードを触って透視するヘイン・・・・
そしてそこにやってくるスンハ。

弁護士と刑事として挨拶をする二人

******
復讐する方が手の内を分かっているだけに、余裕がある。
序盤はチュ・ジフン演じる弁護士に有利だろうか?

しかし復讐は、復讐するものの破滅も招くはず・・・
「見ろ!真実と嘘の境界線を・・・」これからどんな境界線を見せてくれるのか?

オム・テウン演じる刑事は何かを二つに分けて考えることを大事と思っているようだ。
世の中には良い奴と悪い奴がいる。
被害者か被害者でないのか?
出前はジャジャン麺かチャンポンか?
そして彼自身は良い奴なのか?悪い奴なのか?

ソン・スンホン(宋承憲)の部屋!?

2007-03-21 21:09:13 | ソン・スンホン(宋承憲)
自分でもHPの存在をすっかり忘れていた。
ソン・スンホン(宋承憲)の事を色々書き始めたのはこのHPだったのだ。
ファンミも終わった事だし、一番最初の気持ちを忘れずに、細々と応援していこうと思う。

ソン・スンホン(宋承憲)の部屋

久しぶりに更新してみる。ホームページビルダーの使い方を忘れていなくてよかった・・・・


デジャヴ

2007-03-21 17:33:15 | 映画鑑賞
死んでしまった女性を助けようとする一人の捜査官。
よく時間は繋がっているというが、この映画では4日前と現在が平行して流れ、そして交錯するのだ。

捜査官が助けようとする女性を演じるポーラ・パットン。女性を助けようと4日前の映像を見続ける捜査官が段々と彼女に親近感を感じる様子が非常に分かりやすく伝わってくる。見ていると自然に二人の出会いを期待し、二人を応援したい気持ちになっていくのだ。そんな気持ちになると、4日前という時間を離れた場所で体験するストーリーにも違和感を感じなくなっている。
アクションシーンが満載の映画でありながら、何故かラブストーリーを見たかのような気持ちになる。それに物足りなさを感じる人もいれば、逆にそこを面白いと感じる人もいるだろう。その辺りの匙加減がプロデューサー@ジェリー・ブラッカイマーの腕の見せ所か。

ニューオーリンズの街が舞台になっているせいだろうか。爆破シーンや炎上シーンが多くとも、ちょっとクラシックな雰囲気も感じたり出来る。それもこの映画の面白いところか。
私はデンゼル・ワシントンのファンなので、かなり面白く見る。

復元装置はどうかと思うが、衛星をつかった監視映像は「ありそうだな」と思わせるものあり。アクションとラブストーリーでうっかりしてしまったが、冷静に考えるとこのシステムの存在が一番怖かったりする。


ジェリー・ブラッカイマーとデンゼル・ワシントンのコンビというと、やはりクリムゾン・タイドが一番有名か。

クリムゾン・タイド

ジェネオン エンタテインメント

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火曜日の散財

2007-03-20 22:19:15 | ソン・スンホン(宋承憲)
明日は休みだからと、仕事帰りにTSUTAYAについふらふらと入ったのがいけなかった。

ソン・スンホン(宋承憲)が表紙の女性週刊誌、志水辰夫の@行きずりの街を買い、復活のDVDのvol.8を一泊レンタル。

志水辰夫の@行きずりの街は1991年度のこのミステリーがすごいの第一位。
最近のこのミス第一位とくらべようという帯の文字に惹かれ購入。

復活のDVDは明日放送の15話を待ちきれずにレンタル。

女性週刊誌は勿論ソン・スンホン(宋承憲)の表紙に惹かれ購入。

*****
ソン・スンホン(宋承憲)の表紙に敢えて駄目だし。
スタイリングし過ぎの髪に・・・久しぶりの長髪が嬉しかったのだろうが、もう少し抑え気味のほうが好感度もアップすると思われる。左耳のピアスは、期間限定であることを切に希望。自分もピアスをしているくせに非常に身勝手な要望だが、どうも男性のピアスには馴染めず。

明日が休みだと思うと、こんなどうでもいいことをブログに書きたくなり、やや筆もすべりがち・・・