私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

私の後ろにテリウス 第17,18,19,20話

2018-10-31 21:07:36 | 韓国ドラマ ら・わ行

Jインターナショナルの会長に拉致されたエリンはキングスバックの女社長に助けられるが偽会長は逃走。女社長とエリンは、キャンディ事件の責任者に追いつめられて、さらにはスナイパーに肩を撃ち抜かれ、漢江に飛び込んだボンを助けようとする。ここでも実際の工作員の女社長でなく、海女さんの遺伝子を持つエリンが漢江に飛び込みボンを助けるのだ。(どこまでもたくましいマダムチームの一員たち・・・)

医師である女社長の実の兄に助けられ、エリンの家で傷をいやすことになるボンだが、自分と一緒ではエリンに危険が及んでは大変とすぐに姿を消してしまう。

しかし情報時代のスパイとは一線を画したアナログなスタイルで彼女たちを見守るボン。(連絡形態はヤクルトを入れるボックスというのがいかにもだ・・・)

追いつめられたJインターナショナルの会長は、結局エリンとボンに助けを求めるのだが、あと少しでボンと会えるというところで銃に撃たれてしまう。ボンに何とか助けられる彼だが、自分を絶対に信じて欲しいと言いながら語られたのは、チンピラ詐欺師だった彼が中国で拉致され、整形させられて、「ちょっとした事をやればいい。戸籍上はお前は死んだことになっているんだ。」と脅されて、Jインターナショナルの会長になったという、詐欺師が騙されて、悪事の下っ端として働いていたというどうしようもない事実。。。

鞄に刻まれたシリアルナンバーは、地下鉄の駅のコインロッカーの暗証番号で、お金の受け渡しに使われていたのだ・・・

(私はスナイパーケイに指示を出しているのが彼だと思っていたのだが、彼はスナイパーケイがそんな大層な事をしているとは少しも思っていなかったらしい・・・)

*****

元詐欺師のJインターナショナルの会長は、砂時計の中に入っていたUSBメモリーを探そうとするのだが、砂時計の裏に隠されていたUSBメモリは双子の女の子のままごとの道具になっており、さらにはマダムチームの夫の不倫疑惑からびっくりするようなテロ事件の情報に繋がるという、あり得ない展開が待っているのだ・・・・

 


プレイヤー 第10話

2018-10-30 21:06:48 | プレイヤー 韓国ドラマ

妻が拘束された国会議員は当然謝罪会見を行う。その様子を見ながら、「彼が妻に対する調査をキチンとやってほしい」と言えば、国民もその姿に心動かされるかもしれない。いきなり彼を見捨てるのではなく、様子をみればいいという、裏の実力者である@あの方。(要するに切るのはいつでも切れる。使える間はあの国会議員を遣おうということらしい・・・)

チャン検事が事件を解決したことで一躍注目を浴びるも、実際に活躍したプレイヤーチームが注目を浴びるわけでもない。ハッカーとファイターはやや不満そうだが、彼らが注目を浴びたら一発で刑務所行だ。称賛がない代わりに彼らが手に入れるのはお金だけだ。

リーダーであるハリが次のターゲットに選んだのは、自分の父親の事件だ。

あの女医の父はハリの父親である検事の賄賂に関係のある人物。15年前、娘である女医に鍵を預け姿をくらましていたのだが、どうも最近彼女の元に鍵を取りに帰ってきたようなのだ。満を持してその事件を持ち出すハリと、なんでその事件を扱わなければならないか良く分からないプレイヤーチーム。そしてなぜその事件を持ち出したのか、15年前の事を思い出してハリを問い詰めるチャン検事。

プレイヤーチームにはお金の話を持ち出せば問題ない。ハリの行動が解せないチャン検事には「誰も信じるな」と一番身近な人物に裏切られた15年と同じようなことにならないように忠告することしかしない彼。いよいよ廻りの皆を巻き込んで本格的な復讐に着手するハリ。

とりあえずは、女医の父親が連絡を取るであろう人物にプロゴルファーのふりをして近づき、彼の音声を入手。手に入れた音声で女医の父親と連絡を取り、一人で現場に向かうハリ。

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誰も信じるな・・・とハリに忠告されていたチャン検事だが、15年前と同様、やっぱり一番身近な上司に裏切られてしまうのだ・・・

 

Player '골프는 칠 줄 알아요?' 다재다능 송승헌, 골프 실력은 과연?! 181028 EP.10


キツネ嫁星 第13,14話

2018-10-29 20:18:47 | 輝く星のターミナル(原題:キツネ嫁星) 韓国ドラマ

家の契約の関係であと一晩どこかで過ごさねばならなくなったヨルムに「健康ランドに泊まるよりはいいだろうから、僕の家に来ないか?」と誘うスヨン。一旦は彼の家に行くも、「やっぱり帰る」という彼女に、「僕を拒絶するとかいうことでなかったら、何も気にせずに泊まっていけばいい」というスヨン。
ヨルムとしては「会社で噂になったら困るし・・・」ということなのだが、スヨンは「付き合っているわけでもないし、健康ランドに泊まるよりいいだろう。」と更にソフトに泊まっていくように彼女に勧めるのだ。泊まるように勧めているのはスヨンなのに、断る方がなんとなく気を遣うような状況になっているのは、彼がどんな気持ちで彼女を部屋に泊めようとしているのか、まったく分からないからだ。結局彼の作ったキムチチゲを食べ、一晩泊まった彼女だが、出勤する際にスヨンの家の近所に住んでいる警備チームの女性社員に姿を見られてしまう。

行き違いがあっては困ると、この緊急事態をスヨンに報告するヨルムだが、逆にその会話を別の社員に聞かれ、結局職場で噂になってしまうのだ。
「一旦こんな噂が流れてしまうと、困るのは結局女性なのよ。噂になって、人からじろじろ見られて・・・・」という彼女の言葉を寂しそうに聞くスヨン。
(しかし、彼女がこの件で悪く言われているのを聞くと、『彼女は関係ない。僕が彼女の事を好きなだけです』と皆の前で彼女を庇うのだ。。。本人は居心地が悪いかもしれないが、ドラマを見ている分にはスヨンの行動は非常に男らしくは見える・・・)

誤解したまま警備チームの女性職員に食って掛かるヨルムだが、ドラマ的偶然で、彼女が新しいルームメートだったこと知り、穴があったら入りたい状況になってしまうヨルム。
そんな彼女に「世の中には偶然なんてない。偶然だと思っていたことでも後になったらちゃんと理由があることが分かるんだ・・・」というスヨン。

それが、父が残した言葉と同じことに気づき、驚くヨルム。スヨンはヨルムの父が経営していたカフェに通っており、更に足が動かなくなり気落ちしていた彼を助けたのがヨルムの父親だったのだ・・・・

全部はちゃんと繋がっていて、スヨンがヨルムを好きになったのにも、理由があるということか・・・


プレイヤー 第9話

2018-10-28 19:33:14 | プレイヤー 韓国ドラマ

偽人権弁護士の悪事を暴くべく、一人先方のアジトに潜入を試みるハリ。ファイター専門でないはずなのに、急に相手をなぎ倒しだすのは、ちょっと調子がいいようにも思うが、検事チームが到着する前に出納帳を手にすることが出来たハリ。

別の場所では他の三人が隠されたお金や書類を手に入れており、ハリにすべてを取られた形の偽人権弁護士。

ハリの息の根を止めるべく車で引き殺そうと実力行使に出るも、目の前でハリが別の車に轢かれ、病院に搬送されてしまったためタイミングを逸してしまう。しかし、とにかく証拠を手に入れたハリからすべてを取り返したい弁護士はなんと病院にまで忍び込み、USBメモリを水につけ、さらにハリの首に手をかけるのだ。しかし、彼を陥れたいハリの方が準備万端だった。交通事故は見せかけだし、テレビで弁護士の自白を録音するなど、結局弁護士は検察に拘束されることに・・・・

証拠があれば、強がっていた大統領候補の妻も拘束可能だ。勿論最後まで抵抗するも、彼女の秘書が生きていることを見せられれば万事休すだ。

詐欺師が本気で復讐すると、かなり大がかりな話になっていくのだ。

*****

弁護士、検事長と次々と狙った人物を拘束することが出来たハリは、とうとう事件の黒幕である@あの方にまで到達することが出来たようだが、@あの方は案外あっさりとハリたちに近づいて来た様子。ハリが身構えるのも分かるというものだ。

*****

プレイヤーチームを率いてここまでやってきたハリだが、復讐について何も知らされていない仲間たちは、ハリの本心を知ったらどんな風に思うのだろうか・・・・

 

 


あっという間の香港旅行について

2018-10-28 18:45:59 | なんということはない日常

月間になったというHanakoの香港特集を読みながら、先週の香港旅行の事を思い出す。

「10/19(金)の誕生日を香港で迎えたい」という友人に同行する形で行った香港。

他の友人と三人で一緒に行く事になったのだが、二人は先に香港入りしており、金曜日の午前中仕事をして成田から追いかけた私が香港についたのは、香港時間の午後11時過ぎ。日本時間でいうと誕生日でないのでは?とも思いつつ、到着してすぐに夜景をバックにワインで乾杯などしたりしてかなり楽しく過ごす。

 

渡港前に「黄金家族がまだ上映されていたら見てみたい」と言っていたのを友人が覚えており、「九龍湾でモーニングショーがあるみたいだ。せっかくだから行った方がいい」と翌日の朝、マッサージに行く二人をホテルのに残し、尖東から地下鉄を乗り継ぎ映画館に向かう。(初めてファーストクラスがある地下鉄に乗ったが、課金システムが良く分からず、結局普通車両に移動してしまった。

映画館は駅からかなり歩かねばならず、地下鉄よりも映画館にたどり着く方が結構な冒険だった。せっかく友人と行ったのに、同行者をホテルに残し、一人映画館に向かう事を選んだから、この位の苦労は仕方ない。

しかし映画は非常に楽しかった。香港の映画はエンドロールが流れると同時に皆席を立つのが普通なのだが、この映画はエンディングにテーマ曲のMTVが流れるせいか、曲が流れている間は皆席を立たずに映画を楽しんでいた。香港で映画を何度も楽しんでいるがこんなことは初めてだった。ちょっとしたことでも苦労して映画館まで足を運んだとなればすべて楽しい思い出になるものだ。

その後、朝食替わりに甘いものを食べ、スタバでコーヒーを楽しみ、がネットで予約してくれた飲茶を楽しむ。

 

以前わざわざハッピーバレーまで行った満記甜品は色々なところに出店が進んでいるようで、九龍湾でも食べることが出来たし、お店はネットで簡単に予約できるようになっている。映画もネットで上映時間を簡単にチェックできるし、オクトパスさえあれば、自動券売機で一言も広東語を話すことなくチケットの購入が出来る。

便利になった事を実感しつつ、短い香港の旅を楽しみ続ける。

インスタ映えする飲茶を楽しんだ店は、見た目だけでなく味も満足できるもので、トッポキを思わせる変わった腸粉もおいしかった。何より、隣の家族連れと自分たちのチョイスが全く違うのが、面白かった。

 

飲茶の後は、喧噪の旺角を抜けて海辺のバーでハッピーアワーを楽しみ、その後はマルコポーロホテルの駐車場を会場にしたオクトーバーフェストを楽しむ。

オクトーバーフェストの会場は、普段は駐車場になっているというのがもったいない位のロケーションだ。

オクトーバーフェストらしく、豪快な料理も用意されていたが、私たちは雰囲気のみを楽しみ、その後場所を火鍋屋に移して、さらに香港の夜を堪能。

 

友人は赤い方に入れた野菜を口にして大変な辛さを体験していたようだが、私は危なそうなので、止めておく。一緒に辛さを楽しめばよかっただろうかとちょっと後悔しているところだ。

 

追記

香港出国時の手続きにはdeparture cardは必要ない様子。入国時には書類が必要だったので、帰国まで大事に持っていたのだが・・・

これでいいのか・・・と心配になり、そばにいた空港職員に尋ねたのだが、忙しかったようで「ノーニード!ノーニード!」と簡単な返事のみ・・・次の時も悩みそうなのでここにメモ。

 

Hanako(ハナコ) 2018年 12月号 No.1166 [香港 すべてが叶う街]
クリエーター情報なし
マガジンハウス

大爆撃(AIR STRIKE)の★の数を調べてみる・・・

2018-10-27 21:33:24 | ソン・スンホン(宋承憲)

調べる必要もないのかもと思いつつも、怖い物見たさもあり、昨日10/26(金)にアメリカで公開された映画@大爆撃(AIR STRIKE)の評価を現地のユーザーレビューでチェックしてみる。

私が見た時点では、★の平均は4.6なのだが、内訳を見てみると、10点をつけた人が33.7%で1点をつけた人が28.8%と非常に荒れた★具合になっている。極端な意見を排除しようとするとサンプル数が激減し意味がない点数表になってしまっている。

点数を見てもしょうがないので、ユーザーレビューを見てみる。

★一つの人の人は「ブルース・ウィリスが好きという理由だけで、この映画を見たけれど。。。時間の無駄です。」と切ない胸の内を明かしてくれている。

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AIR STRIKE Trailer #1 NEW (2018) Bruce Willis, Adrien Brody Action Movie HD


黄金兄弟

2018-10-26 22:33:13 | 映画鑑賞

先週行った香港で見てきた映画。

【MV】電影《黃金兄弟》主題曲 「一起衝一起闖」

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印象的な主題歌@一起衝一起闖がオープニングから流れる。一度聴いただけで忘れらなくなる印象的なメロディのテーマ曲が、この映画の全部を物語っているといってもいい。

孤児院出身の5人の少年。彼らの固い友情、仲間を見捨てなかった絆の深さに思うところがあった一人の男性が、5人の面倒を見るようになる。そうやって血は繋がらずとも固い絆で結ばれた一つのファミリーが出来上がる。

5人いれば役割も色々異なる。生まれながらにリーダーの風格があるものもいれば、情に熱い者、やや気弱な者・・・正義の強盗団のような事をやりながらも、絆は昔のままだったはずなのに、大人になると友情にちょっとした嫉妬な悩みが顔を見せる。

裏切りと拒絶を5人はどんな風に乗り越えるのか・・・香港、アフリカ、ハンガリー、熊本、福岡、モンテネグロ!を舞台にして話はどんどん進んでいく。

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1990年代の後半、香港の銅鑼湾を舞台にしたチンピラたちの熱い物語@古惑仔シリーズが、20数年経ち、世界を舞台にした映画になって帰ってきたのだ。

ただ、時間は流れても根底に流れるマインドは、仲間を愛する熱いチンピラ精神そのまま。テーマ曲の中で繰り返される「能同苦 能同甘 倣兄弟 有今生 有来世」というフレーズそのままの映画だ。(漢字というのは素晴らしい。広東語が分からずとも、「能同苦 能同甘 倣兄弟 有今生 有来世」というニュアンスはなんとなく伝わってくる。これに心躍るメロディとリズムがつくのだ。思わず一緒に口ずさんでしまう・・・)

 

欲望の街~古惑仔 I・銅鑼湾(コーズウェイベイ)の疾風 [DVD]
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ポニーキャニオン

 

追記:

同行者とは別行動で朝一番で映画を見、その後旺角で合流し飲茶を堪能。その後は尖東からケリーホテルに移動したのだが・・・

同行者たちは、「ネタバレOK!」との事だったので、そのタクシーの中で「監督は錢嘉樂だったの。出演しているんだけれど、ドライバー役でも出演していて・・・錢嘉樂 忙しかったと思うよ。」などとイーキン、小春以外にも監督の彼が大活躍だったと映画のストーリーを長々と説明。

ビックリしたのは、タクシーの運転手さんが私が連呼していたチン・ガーロウ(錢嘉樂)というバリバリの日本語発音を聴き取り、「一体何を話してるのか?」と興味を持った様子を見せたこと。まぁ、それ以上のコミュニケーションは当然なく、ただそれだけの思い出なのだが・・・それでも楽しい旅の思い出だ。

 

 

 


テニスの話題を聞いて・・・読みたくなった本@ボルグとマッケンロー

2018-10-25 21:40:00 | 備忘の備忘・・・

大坂、サーブ修正に懸命=4強入りに望み―WTAファイナルズ

 学生時代、テニス選手のボルグが大好きだった。どの位好きだったかというと、通学途中、乗換駅に貼ってあるポスターがどうしても欲しく、駅員室に「貼りだしの期間が終了したらポスターが欲しい」と頼みに行ったくらい好きだったのだ。

ただ、テニススタイルが好きというより、見た目に惹かれていたというのが正直なところ。見た目から入るというのは、当時も今も同じスタイル。

ただ、当時はネットなどもなく、文字情報が絶対的に少なかったので、逆にテレビ中継を非常に真剣に見ていた記憶がある。録画機能などもないから、逆に見逃してはならないという思いも強かったように思う。

先日の全米オープンテニスの決勝の様子をニュース番組で見て、ラケットを投げつけながらもどこか憎めなかったボルグの好敵手マッケンローの事を懐かしく思い出したりした。

*****

ポスターは結局手に入らなかった。若い駅員さんは「いいですよ。●●日に取りに来て。」と快く受け付けてくれたのだが、約束した日にはその駅員さんはおらず、年配の駅員さんに「そういう事は出来ない決まりなの・・・」と冷たく言われたことが今は懐かしい・・・・

 

 

ボルグとマッケンロー テニスで世界を動かした男たち (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

クリエーター情報なし
ハーパーコリンズ・ジャパン

プロジェクト・グーデンベルグ(原題:無雙)

2018-10-24 19:17:56 | 映画鑑賞

タイの刑務所に収監されている男が、自分の送った1通の手紙をきっかけに出身地である香港に移送される。その男リーを保釈させようとする女性が現れるものの、男は「外に出たら殺される・・」と叫び、自分は殺人の罪を着せられたんだと訴え続ける。捜査に当たる刑事は、現場にいたと思われる@画家と呼ばれる男だけをリーが殺さずに逃がしたことを訝しがる。なぜリーは画家だけを逃がしたのか・・・・画家とは一体誰なのか・・・

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リーは移民先のカナダで、中国人の彼女とともに画家を目指すも、貧しい生活の中なかなか思わしい結果が出ない。才能あふれる彼女と違い、技術は優れていてもオリジナリティがなく「2番、3番のゴッホはいらない」と言われるリーに目を付けたのは、画家と呼ばれる香港出身の男。ビジネスを手広くやり、資産家らしいその男は、「自分が出来ることをやり、その道のプロになれ」と言い、贋作制作に優れた才能を見せる彼を、自分が行っている偽札プロジェクトに誘うのだ。その道のプロを集めた偽札チームを率いる画家の行動力に尊敬のまなざしを向けながらも、犯罪集団を率いるために時には非情な態度を取る画家に恐れを感じるリー。

しかし、偽ドル紙幣造りは順調に進み、書家のアシスタントとして、出来上がった偽札を持ち世界各国を回ることになるリー。画家から「これが終われば自由だ」と言われた最後の取引先のタイでトラブルに巻き込まれるリーと画家。

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贋作制作に才能を見せるもどこか自信なさげなリー(演:アーロン・クォック)と、彼の目線で描かれるカリスマ溢れる画家(演:チョウ・チュンファ)。どちらの目線で見ても面白い映画だ。

特にカリスマ溢れる画家の描き方が素晴らしい。プロジェクトを率いるリーダーシップはもちろん、時に大胆に時に妙な優しさを見せてプロジェクトを引っ張る。画家を演じるチョウ・チュンファが今まで演じてきた刑事やマフィアそしてチンピラ等々。そんな様々なキャラクターの、一番いい部分を全部集めて作ったのでは?と思わせる非の打ち所がない姿と行動。

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90分が基本の香港映画にあって、140分は破格の長さだ。ただ、ストーリーが盛りだくさんであり、途中の転調も素晴らしいので長さは気にならない。

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10/19~10/21の二泊三日の短い香港旅行の間に鑑賞。同行した知人が快く送り出してくれたこともあり、コーズウェイベイの映画館で日曜日の朝8:30の回を一人で鑑賞。

明日(10/25)から始まる東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門で上映される事は全く知らず、同行した知人に教えて貰った次第。

 

 

 


私の後ろにテリウス 第13,14,15,16話

2018-10-24 19:11:54 | 韓国ドラマ ら・わ行

Jインターナショナルの会長から「キム・ボンは仮名で本名はワン・ジョンナム、前科●犯だ」と聞かされ混乱するエリン。ボン本人に質そうとすると、なんとキングスバックの社長からボン宛に電話がかかってきたのに気づいてしまう彼女。

キングスバックの社長とボンが知り合いだったと知り、更にボンに不信感を感じてしまうエリンは、子どもたちのシッターを辞めてもらうようにボンに伝えるも、自分自身も混乱した心を落ち着けることは出来ず。

しかし、このまま彼女がキングスバックを辞めたとしても、夫が事件の目撃者だったことと、彼女が夫の葬儀の際に目撃した事実が消えるわけもない。
更に彼女に容疑がかからないようにと、Jインターナショナルへのハッキングをワザと行わないようにボンが判断していたのに、若い男性後輩はそんな事を思いもせずに、ファイルの調査をしようとしてしまうのだ。

キャンディ事件を機に姿を消したテリウスことボンを探す彼の元女上司は、証拠がつかめればと、「エリンさんをスカウトしたい」などと言いながらキングスバックを訪れるも、マダムチームは怪しい動きに敏感だ。名乗りもせず、催促しないと名刺も出さないような輩は怪しいと一刀両断だ。

更にスパイではなくとも、怪しい動きがあれば、追求するというのがマダムチームの信念。一員のエリンにもその信念はあり、蛍光塗料だの、扉の開閉をチェックする方法、さらには高額の電気代料金から、キングスバックのバックヤードにある社長やボンたちの事務所をあっさりと発見してしまう。

彼らが怪しい者でないとは分かり、逆にJインターナショナルの会長が怪しい(彼の方が偽名を遣っているのだ・・・)と分かったエリンだが、ボンとしては彼女の夫が事件に巻き込まれたことを明かすことは出来ない。
Jインターナショナルのことを調べたくて彼女を雇ったボンの女性後輩は、彼女がもっと重要な情報を持っていると知ると、今度は更に彼女を囲い込もうとする。
理由は分からずとも、求められて期待以上の働きを見せるエリン。

しかし、自分のところに危険が及んだJインターナショナルの会長が起死回生の手段にしたのは、エリンを拉致すること。
自分の事務所にある砂時計と彼女の命を引き換えにするという条件を出してくるのだ。

砂時計にどんな意味があるんだろう・・・


プレイヤー 第8話

2018-10-23 20:25:39 | プレイヤー 韓国ドラマ

国会議員の夫を支えるため、妻が行う様々の行動を裏で支えていたのは、元検事の人権弁護士だった。

妻の女性秘書が思わず持ち込んだ証拠を、笑いながら当然のように隠滅する彼。

10年ほど前に検事を引退した彼は、カジュアルな服装とリュック姿で貧乏な人権弁護士のふりをしながら、裏では検察を牛耳っていたのだ。

後輩たちを呼び出しては検察内部の情報を仕入れ、さらには金の力を権力に変えて、検察を引退した後も検察内部の情報を収集する手口。

ハリの父親の事件があった15年前、チャン検事の上司として検察の現場で実権を握っていた彼は、ハリの父亡き後、ハリの父親に可愛がられてしたチャン検事を脇に追いやるのだ。

ハリたちと組み、人権弁護士の悪事を明らかにしようとするチャン検事は、同期の友人に協力を求めるも、なんとその同期も人権弁護士と裏でつながっているという、検察内部で味方を見つけるのが難しい状態だ。

人権弁護士と検事の食事会の席に変装したアリョンが店員として乗り込むと、新しい店員から情報が洩れるのを恐れる人権弁護士は、アリョンの身許を厳しく追及しようとする。ハリが店長を多額の現金で買収していたため、事なきを得るも、汚い手口で500億ウォンだか、50億ウォンだか兎に角大金を稼いだ弁護士は疑心暗鬼の度合いも半端ではない。

(勿論、アリョンだけに危ない仕事をさせているわけでもなく、記者の恰好をして人権弁護士の事務所に近づくなど、リーダーらしい働きもしるハリ・・・)

アリョンが設置したマイクから拾った録音会話から国会議員、国会議員の妻そして偽人権弁護士の悪事を明らかにするチャンスがあとちょっとのところまで近づいてくるのだが・・・

しかし元検事の偽人権弁護士もなかなかのやり手なのだ。ハリの姿を見て、6か月前アリョンと同じ偽店員の手法で自分に近づいてきた男だと気づくのだから・・・・

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ハリが刺されたのはこの時のトラブルが原因だったのだ・・・偽人権弁護士はどうやら方法を選ばないらしい。

 Player ※깜찍※ 똑단발 기자로 완벽 변신한 송승헌의 맹활약! #헤완얼 #찌라시 181021 EP.8


プレイヤー 第7話

2018-10-22 20:50:55 | プレイヤー 韓国ドラマ

大統領を目指す国会議員のセクハラ疑惑を調査しようとするプレイヤーメンバー達だが、リーダーであるハリはなぜか乗り気でない。

仕方なしに3人で調査を始めようとするが、ハリが気にしているのは、一人の弁護士の様子。

友人からの紹介で国会議員に保険(だっただろうか、とにかく何かを販売しようとしていたのだが・・・)の販売をしようと部屋を訪れたのだが、議員はシャワーを浴びて準備万端。「身体を売りに来たんじゃない」と逃げ出し、控訴するという彼女の元に訪れたのは、「麻薬所持で逮捕する」という警察。誰が見ても議員が手をまわしたに決まっているという状況だ。

彼女の母親は娘の無実を信じてプラカードを持ち街角に立ち続けるが、その姿を見て声をかけるのは、ハリがネットで見ていたあの弁護士だ。「お金よりもお嬢さんの身が大事」と母を安心させ、被疑者になった娘の友人を証言を引き出すことに成功するも、友人は「彼女はお金を欲しがっていた」と嘘の証言だ。心臓に持病がある彼女が麻薬の売人などするはずもないのだが、人権弁護士が一生懸命裁判に立ち向かうも、形勢はやや不利という状況だ。そんな裁判を傍聴していたのは、国会議員の妻の秘書をしている若い女性。

弁護士の元を訪れ、国会議員の妻が夫の悪事のしりぬぐいをしていることを弁護士に告発し、証拠まで簡単に渡してしまう。見るからの悪そうな弁護士だったので、信じていいものかと思っていたのだが、ドラマ的な流れの定番通り、弁護士は国会議員の妻とつながっており、告発した妻の秘書は逆に自分が窮地に追い込まれてしまう。

この妻、黒い仕事をしている男たちを使って人を殺めて証拠を消すと、さらに実際に手を下した男を別の男たちに手をかけさせて、そもそもの事件が表に出ないようにしているのだ。

(プレイヤーメンバーが知っているナム社長もそんな罠にはまってしまった男の一人。)

プレイヤーチームは、ナム社長を探し出すも一歩間に合わずだ。。。。