私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

アリス 第16話

2020-10-28 21:05:55 | アリス 韓国ドラマ

時間旅行のために命を落とすことになった沢山の人達の事を思い、自分がその負のサイクルを断ち切らねばと再び母が殺された2010年のあの日に立ち向かうジンギョム。

未来の自分と立ち向かうジンギョムが耳にするのは、「母親が時間旅行のシステムを発見したがためにこんな不幸な事が起こった。私も沢山の人を殺してしまった。この連鎖を断ち切るために、1992年の過去に戻り母親に『時間旅行のシステムを止めるように』と言」ったにも関わらず、彼女は拒否したんだ。僕の顔を見ても誰かも分からなかった。自分の事だけ考えてその場を立ち去ったんだ。結局彼女は自分の事しか考えていなかった。そんな女性は殺されて当然だ。」という未来の自分の告白だ。

1992年、お腹の中にジンギョムが居る事に気づいたユン・テイは、時間旅行の扉を閉めてしまえば、自分もジンギョムもこの世から消えてしまうと考え、黒いマントの男性が誰かも気づかずに、身を隠してしまったのだ。

未来のジンギョムの告白を聞き、自分の犯した罪を悔いるユン・テイ。

2020年のジンギョムは、それでも母を庇うのだが、そんな中、ユン・テイが選ぶのは、自ら命を絶つことだった。それを見てショックを受けたジンギョムは未来の自分に銃口を向けるのだ・・・・

******

負の連鎖が断ち切られたことを確認するため、2010年のチーム長に応援を頼み、何も知らないふりをして近づいてきた研究所所長のたくらみを交わす、ジンギョム。2010年の母の誕生日を親子二人で過ごしているところを影から確認し、姿を消す2020年のジンギョム。

(この誕生日シーン 一体何度見たことだろう・・・)

ジンギョムが居なくなれば時間旅行に関係したメンバー全員が居なくなるものだと思ったのだが、ユン・テイは何故消えてしまわないのか?そういう話だったんではないのか?それともまた違う話になっていたんだろうか?毎回見ていたはずなのに、なんだか分からない・・・

2020年のジンギョム曰く、2010年の親子には時間旅行も関係なく、幸せな親子の生活が続くだろうということ・・・・

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ジンギョムは消えてしまったが、2020年の大学教授であるユン・テイには、刑事であるジンギョムと過ごした日々が記憶として残るのだ。

*****

何度も繰り返される2010年と2020年に翻弄されるが、最後は次元を超えたハッピーエンドと考えていいんだろうか・・・

ただ、ジンギョムとユン・テイは親子というスタイルから入ったせいか、二人が恋人同士のように再会するのはなんとなく不思議な感じだ。

いや、その不思議な感じも時間旅行のなせる業か・・・


アリス 第15話

2020-10-26 20:53:13 | アリス 韓国ドラマ

殺された室長の「本部長に気を付けて」という言葉の通り、時間旅行システム@アリスを守りたい未来からのメンバー達は、とうとう時間旅行について知っている者たちの殺害に手を付け始める。

それを知ったミンヒョクは、息子であるジンギョムを助けようとするが、ジンギョム本人はミンヒョクを信用せず、更には2020年のユン・テイから「母を殺したのが自分かもしれない」という話を聞かされ更に混乱している。

時間と共に次元が違うという話が出てくるため、言葉の壁と共に「この人は姿はこの姿だが、中身は未来の人」「この人は現在の人だが、過去にいってしまったため、過去の自分の記憶も持ってきてしまった」などとみている私も混乱をきたす。

このドラマ、同一人物にも関わらず、違う次元から来た者同士が影響しあったり反発しあったり、と利害関係が整理しにくい。

まぁ、結局のところは時間旅行を継続させたい者たちが、時間旅行を阻止しようとする者を亡き者にしようとしているということだ。

そこに預言書の最終頁の文言が絡んで、最終回に向けたカオスが繰り広げられるということか・・・

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最終頁の創造物とは、1992年にユン・テイが生んだジンギョム本人を指していることが分かる。

ジンギョムは過去に旅したことで意識が混濁していることもあるが、黒いマントの男と同じ場所に存在することがあるということは、別人と考えてもいいのだろうか?とうとう、ジンギョムと黒いマントの男が対面することになるのだが・・・なんと黒いマントの男は、歳を重ねたジンギョムであることが分かる。

別人というより、別の歴史を重ねてきた同一人物なのか。。。。

 

 


アリス 第14話

2020-10-23 22:06:30 | アリス 韓国ドラマ

2020年のユン・テイが黒いパーカー姿の男の襲われるのを防ごうとしたジンギョムは、逆に男に大きな剣で腹を刺されてしまう。

そのショックで2020年に戻る事が出来た二人。凶器の剣を手掛かりに犯人を追うことにする二人だが、その剣は2020年、誰かが古美術商から購入したものであることが分かる。

2010年になぜその剣が存在したのか?を追いかけるジンギョムだが、ユン・テイは自分を訪ねてきたミンヒョクの話から「時間旅行をすることで、違う時代に住む自分と遭遇した人間は、その人間の記憶を自分の中に取り込むことになる」という話を聞き驚く。

自分の中にジンギョムの母であるユン・テイの記憶が残ったのと同じように、刑事であるジンギョムの中にも行動が怪しい2010年の学生ジンギョムの影響が残っているかもしれないのだ。

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ここまでくると犯人は誰だか分からないが、謎だけは急速に絞られてくる。

一つ目は、2010年のユン・テイは、自分の発明した時間旅行を止める術を見つけたはずだが、それを急に行わないことにしたのはなぜか?

二つ目は、2010年のユン・テイを殺害したのは誰か?

謎はこの二つだ。もちろん預言書の最終頁が示す、「時間の旅を作った女性は、時間のはざまで生まれた息子の手で殺される」というのも謎だが、この謎を解くのは、上の二つの謎を解けば自然に答えが導きだされるというものだ。

2020年のユン・テイは、「時間旅行を止めれば、時間旅行者はその場で消え去る。自分が消えてしまえば、お腹の中の子どもも消えてしまうと、ジンギョムの母は考えて、姿を消した。2010年のジンギョムが母であるユン・テイを殺めたかもしれないが、それは2020年のジンギョムではない。時間が違えば同じ人間ではない」というストーリーを組み立て、それを検証すべく、自分の指に残った犯人のDNAと2020年の刑事であるジンギョムのDNA検査を行う。一致することを科学者らしく冷静に本人に伝えるユン・テイ。

ただ、学生のジンギョムが目撃した母の遺体は銃殺だったが、今回目撃した母の遺体は剣で刺され殺されていたのだ。

その違いはなんなのか?

そして2010年 ユン・テイが残した音声ファイルを聴いたジンギョムの父親であるミンヒョク。「自分だけはジンギョムを守らなければ」と決心した彼はアリスのメンバーとしてどんな行動をとるんだろうか・・・

 


アリス 第13話

2020-10-22 20:30:13 | アリス 韓国ドラマ

2010年、同じ顔をした未来から来たユン・テイと、2020年の世界から来たユン・テイが対峙するというなんだか混乱するような設定の中で、更に混乱を助長するような@預言書の話が続く。

本当の事を知りたい2020年のユン・テイと、息子であるジンギョムを守りたいために本当の事を隠したい2010年のユン・テイ。

二人の駆け引きも混乱の元だが、感情の無い2010年のジンギョムの行動も余計に話を分かりにくくする。

このジンギョム、感情がないだけでなく、なんだか黒ジンギョムとでも言ったらいいのか。

このドラマの中で、いい人が急に悪い人になるのは、未来から来た人間がタイムトラベルという手段を守る場合なのだが、ジンギョムにもそんな香りがしてくる。

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2020年のユン・テイは、1992年の際、何故自分の母のふりをして自分を助けたのかをジンギョムの母に追及。

(もちろん、2010年のユン・テイは息子ジンギョムの事も考えてほんとうの事は明かさないのだ・・)

その後、ジンギョムと2020年のユン・テイは研究所の所長に会いに行くものの、既に所長は亡くなった後。しかしその研究室で預言書を発見する二人。

2020年のユン・テイの記憶に残った最終頁と付け合せてみると、結局のところ、預言書の中には時間旅行の終末が記されており、時間旅行は結局幸せをもたらすものでなく、喪失感を産むものであり、一度開いてしまった時間の扉を開けた者は息子によって殺されるということ・・・

2010年のユン・テイが2020年のユン・テイを孤児院に預ける事にしたのも、彼女が預言書の最終頁をキチンと記憶しており、その最終頁を事件当時に来ていた洋服に隠し持っていたことに気づいたからだった。

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母としてなんとしてもジンギョムを守りたい2010年のユン・テイだが、2010年のジンギョムの行動は非常に怪しい・・・

 


アリス 第12話

2020-10-15 20:39:17 | アリス 韓国ドラマ

チーム長から銃口を向けられるジンギョムだが、チーム長は「自分がやれるだけの事をするだけ」とジンギョムに手錠をかけて先生の元へ向かおうとするも・・・(そしてそこに現れるのはGPS機能でジンギョムを追いかけてきたユン・テイだ)
結局「自分の目の前にいる人を大事に・・・」という言葉をジンギョムに残し、彼の目の前で先生と呼ばれる所長の手で殺されるチーム長。

ユン・テイとともに時間旅行を阻止すべく動いていた所長だが、未来からやって来た所長は時間旅行の推進者だったのだ。チーム長に拉致された彼は結局、未来の自分に殺されてしまう・・・・(別の時間軸の人間は全くの同一人物というわけでもなく、一種のパラレルワールド的なものらしい・・・よくタイムトラベル物で「歴史が変わってしまう!」と問題になることがあるが、パラレルワールドの場合はどうやらそんな事はないらしく、同じ人物でも見かけが一緒だけで中身は別人というのがパラレルワールドの常識らしい。とりあえず、そんな風に理解して見続ける・・・)

予言書の最終頁には時間旅行の終末が書かれており、そのキーを握っているのは時間のはざまで生を受けたジンギョム。彼が時間旅行の扉を閉めることが出来る唯一の人物ということらしい。
時間旅行の恩恵を受けているメンバー達は、時間旅行の終末が来ることを恐れて、予言書を人の目に触れないように、更に時間の扉が閉められないようにと暗躍していたのだ。
(そのためにはジンギョムを亡き者にする必要があるのだ)

父が殺された際にジンギョムの母であるユン・テイに助けられた2020年のユン・テイは、とうとう封印していた当時の記憶を取り戻し始める。
最後のページはどこにあるのか・・・(記憶を思い出した事で、彼女の身にも危険が迫る・・・)

ユン・テイを恋敵と考えていたアリスの女性室長が自分の秘密に気づいたことを知ると、ミンヒョクの話を持ち出して、簡易宿泊所の殺人事件に自分がかかわっていた事をもみ消そうとするミンヒョクの上司。

「このまま君が黙っていれば、ミンヒョクは何も気づかない」との脅しに屈し、アリスの女性室長は自分の父親を捜しているユン・テイをおびき出そうとするのだ。

彼女が預言書の最後のページを探しだしてしまえば、時間旅行は終末を迎えてしまう。ミンヒョクの上司としてはなんとしても避けねばならない事態だ・・・・

ユン・テイを助けようとするジンギョムとのカーチェイスの末、炎上した車から脱出しそこなったユン・テイはまたもタイムスリップし、2010年へ。

自分と同じ顔を持ったジンギョムの母と対面することになるユン・テイ・・・

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展開が早いドラマなので、こんな風にいちいちあらすじを書いておかないと、この続きを見た際に「あれ?」となってしまうこと多し。

本当は突っ込みどころも満載のドラマなのだが、突っ込んでいる暇もない。

 

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1990年(1992年か・・・)自分達が預言書を探しに行った事で、幼いユン・テイの人生が変わってしまったことを悔やむミンヒョク。

彼もある意味時間旅行に人生を狂わされた人間だ。

 


アリス 第11話

2020-10-13 20:56:21 | アリス 韓国ドラマ

ユン・テイそしてジンギョムがそれぞれにチーム長を疑うも、なぜ彼がそのような事をしたのか理解しかねる二人。

ジンギョムは息子として過ごした10年間を考えて証拠のUSBを捨て去るものの、ユン・テイはジンギョムの遺品として未来から持ち帰ったUSBを証拠としてチーム長と対峙しようとする。

そして明かされるチーム長の過去。

幼い息子を亡くした後、夫婦二人で過ごしてきたものの、仕事にかまけて妻を顧みず、病気で彼女を亡くしてしまったところに「彼女に会いたくないか」と時間旅行会社から誘いを受けて未来から2010年に戻ってきたチーム長。

時間旅行の対価として2010年のユン・テイを殺害することを命じられたチーム長。
その中で2010年の自分が放火犯に殺害されるという事件を目の当たりにし、妻のそばにいようと2010年の世の中で生きていくことを選択するのだ。
(同じ人間であるにも関わらず、何もしていないのに運命が変わるのかは?なのだが、とにかく2010年 突然チーム長が殺害されることで一挙に運命が変わっていくのだ)

2010年、チーム長がユン・テイを殺害したのかは分からずに話は進む。

研究所所長の拉致事件を捜査中ながらも、警察を退職することを選ぶチーム長。そしてその最中「見張りが居なくなった隙に逃げ出した」と言って戻ってくる研究所所長。

そして、時間旅行を阻止する存在になりつつある時間のはざまで生まれたジンギョムを亡き者にすべく、先生からジンギョム殺害を指示されたチーム長は夜釣りにジンギョムを誘うのだ・・・・


1990年の殺人事件に関係したと収監されていた男を殺したのは、チーム長ではなく、あのミンヒョクの上司でもある時間旅行の責任者だった。
時間旅行を維持するべく、このような手段を選んだのか・・・


アリス 第10話

2020-10-04 18:41:13 | アリス 韓国ドラマ

突然の時間旅行の為体調を崩すユン・テイ。

ユン・テイの元パートナーでありジンギョムの父親であるミンヒョクは、その様子を見て薬を差し出すも、ジンギョムにとっては彼も重要な容疑者の一人でしかない。結局はユン・テイを見捨ててしまったとの後悔にさいなまれる彼は、自分が父親であることさえも言い出せないのだ。(ただ、自分が出来ることはジンギョムの母であるユン・テイを誰が殺めたのかをはっきりさせることだと決意を新たにする彼・・・)

大学教授であるユン・テイとジンギョムの母であるユン・テイの誕生日が同じ日だということを知り、時間旅行の謎を解き明かす事を決心した記者といい、時間旅行の謎はジンギョム親子だけでなく周りの人間にもどんどん波及していく。

ジンギョムが殺されることを阻止したいユン・テイと、自分がユン・テイを守らねばと謎に迫ろうとするジンギョム。

そしてそんなジンギョムに連絡を取ってくるのは、あの1990年の事件の際に犯人として捕らえられ出所した未来からの殺人者だ。

「犯人を教えるから、保護してほしい」と彼に連絡してきた男は、隠れ家に選んだ安ホテルで毒殺されており、ジンギョムはその場に居合わせたミンヒョクを当然疑う。しかし、殺害時間から犯人は別にいると思われ、近隣に停めてあった車のドライブレコーダーの映像から分かったのは、その場に居合わせたのは、ジンギョムの親代わりでもあるあのチーム長の姿。(ユン・テイがジンギョムの遺品として持ち帰ったUSBメモリの中に残されていた映像と同じものだ・・・)

混乱するジンギョムと違って、ユン・テイは果敢にもチーム長に近づいていく。「なぜあんな難しい青年の面倒を見ようと思ったんですか?子どもが欲しかったんですか?そうですよね。孤児院にも行く位だから・・・・」と、彼が色々な事を嗅ぎまわっていることを知っていることをほのめかす彼女。

耳の後ろのMのマークはチーム長が未来から来た人間であることを示すマークなのだろう。

彼が先生と呼ぶ人物は誰なのか?彼に拉致された研究所所長はどうやって逃げ出すことが出来るのだろうか・・・

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アリス 第9話

2020-09-27 18:56:23 | アリス 韓国ドラマ

未来から来た殺人者と一緒にビルから墜落したユン・テイ。殺人者は亡くなるもユン・テイはその衝撃で1年後の2021年にタイムスリップ。ジンギョムが1年前に殺されその犯人もまだ捕まっていないことを知るのだ。

ジンギョムが居ない家で彼と過ごした日を思い出す彼女は、2020年と2021年と居る時間は違えど、同じ家でお互いを探していることを知るのだ。

ユン・テイは、研究所所長から、自分が、時間旅行の始まりと終わりの事情を書いてある本の最終頁を持っていた事を聞き出し、更にジンギョムがその最終頁を手に入れた事で殺されたことを聞かされる。(要するにその最終頁に殺人犯の名前も書いてあるというのだ・・・)所長は本を手に入れるために自分を拉致した犯人がチーム長だということを彼女には明かさず。知り過ぎれば殺されるということが分かっての配慮だろう。

未来の時間旅行会社のメンバー達は、未来からの旅行者が2020年の世の中で亡くなってはまずいとその死体を回収することを決行。それを見越して死体に発信装置を装着していたジンギョムは当然追跡。ユン・テイの失踪にかかわっていた容疑を晴らしたい女性秘書と対決することになるのだが、その最中に周りの時間が止まるというマジックのような状況発生。

(預言書に書かれている通り、時間のはざまで生まれたジンギョムは、自分でも知らないうちに時間をコントロールすることが出来るようになっているらしい・・・・)

2021年にジンギョムの墓の前で涙ぐむユン・テイの前から墓が無くなり、無事ジンギョムと2020年で再会することが出来たユン・テイ。(2020と2021と1年の差ゆえ、気を抜くとどっちがどっちだか分からなくなる・・・)

ジンギョムの母パク・ソニョンと大学教授のユン・テイ。別人ではあっても亡くなった日と誕生日が一緒なのだ。因縁がないはずはない。

ユン・テイのために、彼女が亡くなったと思っている母親を探し始めるジンギョム。ただ、彼は時間のはざまで生まれた人間だ。未来の医者曰く、「長くは生きられないはず・・・」という辛い運命を背負っている様子。タイムスリップや時間が止まる現象は彼の健康をむしばんでいるようだ・・・しかしそんな自分の運命を知らないジンギョムは、チーム長が捜査の妨害をしていることを知ってしまうのだ・・・・チーム長の謎はなんなんだろうか・・・

 


アリス 第8話

2020-09-25 20:29:06 | アリス 韓国ドラマ

ユン・テイを守るため、かつて自分が母と一緒に住んでいた家を隠れ家として使うことを選ぶジンギョム。

携帯の電源も切り、外出も禁止され、不自由な生活を送ることを強いられるユン・テイを守ろうとするジンギョム。

ユン・テイは、この家でジンギョムが母と一緒に住んでいたことに気づき、彼の思いやりに感謝するのだが、秘密はあっという間にジンギョムの幼馴染である記者にばれてしまう。ユン・テイの事をライバル視する彼女にとっては緊急事態だ。3人で住む事を強引に決めてしまう彼女。

チーム一丸となってユン・テイを守り、更には拉致された研究所の所長を探し出そうとしている中、チーム長と連絡が取れなくなり訝しがるメンバー達。
重要参考人のリストを検討しようとしている中、突然姿を現したチーム長は、未来からやってきた実行犯の男のリストを参考人の束から抜き出し、彼に捜査の手が届かないようにするのだ・・・・

チーム長の手によって拉致された所長・・・・
2010年当時、ジンギョムの母から「彼女は時間旅行を阻止することが出来る」と女子大生だったユン・テイを紹介された所長。ジンギョムの母が殺された後も予言書を守っていた彼だが、予言書の一部は破られて幼いユン・テイに手渡されていたのだ。

(確かにこのドラマを見る限りは、時間旅行をしていいことなど一つもない・・・)

多分全部が一緒になることで時間旅行の秘密が明かされるのだろうが、それにチーム長はどんな風に関係しているのだろうか。

実の父親と思っていたチーム長に刺されたと思われるジンギョム。そしてその騒ぎで2021年にタイムスリップしてしまうユン・テイは、未来でジンギョムの死を知る事になるのだ。


アリス 第7話

2020-09-24 20:12:21 | アリス 韓国ドラマ

同僚だけでなく自分も襲われていることを知り驚愕するユン・テイ。謎の公式を壁一面に残した犯人の意図はなんなのかも気になるが、中国料理店を営む養父たちを心配させまいとストーカーがいると嘘をつき自宅に身を寄せるユン・テイを全力で守ろうとするジンギョム。

(全員がジンギョムがなぜそこまでユン・テイに親身になるのかを疑う。一番心配するのはもちろん幼馴染の女性記者だが、ユン・テイの名前を聞き、顔を曇らせるチーム長だけは、何か意味がある様子・・・)

「先生からの指示でお前を殺さなければならない。」という謎の言葉を残した男・・・・時間旅行を守るためにもユン・テイを殺さなければならいという謎。

そんな謎を解く手がかりを与えてくれたのはあの研究所の所長だった。

「10年前、君のお母さんは僕のところに突然やって来て『時間旅行を信じるか?』と僕に尋ねたんだ。僕は信じなかった。しかしお母さんはひるまなかった。過去について書かれた預言書を僕にみせながら、『ここにあなたの名前が書いてある』と本を見せてくれたんだ・・・・」

本には時間旅行を阻止しなければならないという一節と共に自分の名前が書かれている事を見せられた所長。結局その予言書を10年もの間研究所の倉庫で保管し、時間旅行に来た者たちを監視していたらしい所長。

時間旅行を普通に楽しんでいるうちはいいが、時間旅行による歪みが何かを引き起こすということなんだろうか・・・・

再び襲われそうになるユン・テイを守るのは、拘置所から逃げ出したミンヒョク。ジンギョムの母ソニョンのパートナーだったミンヒョクが姿形が彼女と同じ現代のユン・テイを守る不思議さ。そして何も知らないユン・テイは更に自分がその謎を解明する決意を固く持つのだ。

*****

そして次第に明らかになるユン・テイの過去。彼女自身は母親に施設に連れてこられた後、中華料理店を営む夫婦の養女になったというのだが・・・・預言書を持っていたという博士の一人娘と思われる彼女。その件を調査すべく施設にを訪れた刑事はジンギョムだけでないという事。

預言書を持っている所長は本と共に拉致されるのだが、その所長の監禁しているのは、怪しい表情を浮かべていたあのチーム長ではないか・・・


アリス 第6話

2020-09-17 20:22:34 | アリス 韓国ドラマ

1992年の事件で収監されている男は「先生の言う通りにやっただけ」と言うものの、先生が何者なのか、更には先生の意図することがなんなのか・・・・指紋も登録されておらず、何者なのかもわからない男はただ不敵な笑みを浮かべるだけだ。
韓国では指紋の登録がない人間は存在していないと同じ事だ。この男も、その事実から、タイムスリップして1992年の世界にやってきた事だけが分かるだけだ。

本を持っていた学者が殺害された1992年の事件を調査し始めるジンギョムは、自分を襲った男が、今と同じ姿のまま、1992年の事件の際の資料の中に写真が残っているのを発見する。更にその男はジンギョムとユン・テイの前にも姿を現すのだが、明らかにユン・テイを見て同様を隠せない・・・・

1992年当時、ジンギョムの母であるユン・テイのパートナーだった彼。妊娠した彼女が姿を消した後も探そうとしたが、彼の元には「彼女は幸せな結婚をした」という間違った情報が上がってきたのみ。自分が銃を向けた相手が息子だとは考えてもいないのだ。

ジンギョムやユン・テイは彼が誰だかわからず、更に彼は自分の仲間たちにユン・テイとそっくりの人間に遭遇したことは秘密にしているのだ。秘密が多い上に恣意的に話されなかった事実が更に謎を作り出す。

ユン・テイはジンギョムから預かった母の遺品のタイムカードを調査。その時点で未来からやってきた時間旅行チームは異常行動と捉え、一気に研究所メンバーは危険にさらされる事に・・・・
そしてデータのコピーを手にしたユン・テイの先輩はだれかに殺害されるのだ。


1992年当時、父親を殺された少女は親戚に貰われていったとの事だがその後の行方は分からず。これで中華料理店を営む夫婦の養子になったユン・テイがあの少女であることが分かった・・・いつ、彼女が封印してしまっている記憶を取り戻すのだろうか・・・

そしてジンギョムの母から時間旅行の話を聞いていたと思われる研究所の所長・・彼はジンギョムの味方でいいのか。そしてユン・テイという名前を聞き一瞬顔色が曇ったチーム長。ジンギョムの親代わりである彼は何か秘密を知っているんだろうか・・・


アリス 第5話

2020-09-15 21:03:42 | アリス 韓国ドラマ

事故のショックで2010年にタイムスリップするジンギョム。
ユン・テイが教授でなく学生であることに驚くも、彼女の言葉から、母が殺害されたスーパームーンの日にタイムスリップした事に気づく彼。

母に電話をかけ、家から出ないようにと注意をする彼の様子を訝しがる母。
とにかく母の殺害を食い止めなければと、母と高校生の自分が住む家に向かったジンギョムは、母と過ごした最後の日を窓の外から眺めることになるのだ。

そしてその場にあの研究所の所長が「お母さんを助けなければ・・・」と突然登場。
容疑者として彼が浮上したのは当然の事だったのだ。しかし彼を追いかけているうちにあのドローンが空を旋回し、結局母は多数の銃弾を浴びてしまう。

駆け寄る2020年のジンギョムの事を理解した母は「あなたはここにいては危ない」と彼が持っているタイムカードを操作して彼が2020年の世界に戻れるようにするのだ。

一晩だけの出来事と思っていたジンギョムを驚かせたのは、それが現代では1週間という期間だったこと。更に無理やりなタイムスリップは彼の体に負担をかけ、その上タイムカードからは自然界では考えられない位の高い放射能値が計測されるのだ・・・・

未来のタイムスリップ会社のメンバーは不法な時間旅行を行ったジンギョムの謎を解明すべく調査を始めるが、その調査を陰から阻止しようとするのは、なんとあの研究所の所長だ。
(それも、ジンギョムにさえも分からないように陰から守るという含みのある展開・・・)

これらの事は全て母そして自分の父の事が関係していると調査を始めるジンギョム。

母が刑務所に収監されている男に会いに行っていた事を知った彼は、自分も面会に向かうのだが、その男はジンギョムの母がパートナーと一緒に書籍を手に入れるために侵入した教授の家で鉢合わせしたあの男だったのだ・・・・

*****

タイムスリップ物はぼーっとしていると辻褄が合わなくなってしまう。ストーリーは辻褄があっているのかもしれないが、私の頭の中の辻褄が合わなくなるのだ・・・・


アリス 第4話

2020-09-10 20:09:45 | アリス 韓国ドラマ

チーム長が少女の母親に刺されたことでショックを受けているジンギョムのところに「タイムカードの実物を預からせて欲しい」と押し掛けてくるユン・テイ。

現代の技術では製造することが不可能な物体であることに科学者として興味をそそられた彼女は、謎を追求すべく以前とは全く違う態度で彼の元を訪れたのだ。

一度は、チーム長の家の自室に彼女を招き入れた彼だが、結局は彼女を追い返してしまうことに・・・(彼女も部屋にあったジンギョムと母親の写真を確認することはないのだ・・・)

チーム長を刺した事で、娘の元からも立ち去らねばならない母親。

彼女を未来から連れてきた会社は、彼女に事の経緯を正すものの、彼女の手引きをした若い男性は、彼女に口止めをしていたのだ・・・

ジンギョムもその若い男性を手掛かりに事件の捜査を考えるものの、なんとその男性が遺体となって発見されることに・・・・

手掛かりが途切れたかと思ったのだが、思わぬところに糸口はあった。

殺された男の手掛かりを追って向かった研究所でユン・テイ偶然であうジンギョム。ユン・テイはなんとかして彼が持っているカードを手に入れようとするのだが、そこに現れた研究所所長が、ジンギョムの母が殺害された際に容疑者として浮上した男の顔とそっくりだった事で話はあらぬ方向に向かうのだ。

「お母さんは時間旅行をしてきた」と少女が話していたこと。その手引きをしたと思われる若い男性が亡くなった事。その男性が研究所と関連があったと思われる事。その研究所の所長が母殺害の容疑者とうり二つだったこと。全てがタイムカードと時間旅行に関連していると疑うジンギョムだが、確実な証拠はない。

そんな時、再びあのドローンを目にしたジンギョムは、ユン・テイの身を案じ、彼女の元に駆けつけようとするが、その途中で交通事故に遭うジンギョム。

事故現場から忽然と姿を消した彼は、なんと2010年にタイムスリップしていたのだ。話はすごいスピードで進んでいく・・・

 


アリス 第3話

2020-09-08 20:56:48 | アリス 韓国ドラマ

学生たちがいる前で思わず亡くなった母と同じ顔をしている大学教授のユン・テイを抱きしめてしまうジンギョム。
当然大騒ぎになり、警察沙汰になりそうになるのだが、ジンギョムがその警察官なのだ。
「あなたは50歳ですか?」と有り得ない質問をしてユン・テイを呆れさせるジンギョムだが、彼としては当然たずねなければならないことだ。
加害者と母の遺品の中にあったタイムカードがなんなのか、断られながらもユン・テイに鑑定を頼もうとするジンギョム。彼としては、年齢と態度以外は全て亡くなった母と同じ彼女の存在が信じられないのだ。
(亡くなった母のうなじにあったマークが彼女にもあるかどうかどうしても確認したく、更には亡くなった母を思い出し、飲めない酒まで彼女と一緒に飲むジンギョム。)

彼女の両親が営む中華料理店にも赴き、手掛かりを探そうとするジンギョムは、未来からやって来た男たちに加害者の持っていたタイムカードを奪われ、警告も受けることに・・・(その相手が未来に存在する父親なのだから、ねじれ現象もいいところだ・・・)

未来から来て誘拐事件を起こした少女の母親は、体調が悪いと元の時間に戻る機会を先延ばしし、最終的には帰還を拒否。なんと娘の元に駆けつけ、今の時代の自分を殺害し、自分が娘のそばにいられるようにするのだ。
当然、殺された母親からは加害者のDNAは発見されず、殺された女性の爪に残るのは自分自身のDNA。しかしそんな思いまでしたにも関わらず、完全犯罪とはならない。以前の彼女の供述と今の話が少しずつ違うことに気づく警察は当然彼女を疑うのだ・・・
更に思いまでして娘のそばにいようとしたにも関わらず、娘に病気を感染させてしまい追い込まれた母親は、なんと事情を確認をしに来たジンギョムの先輩刑事をナイフで刺すという暴挙に出るのだ・・・

「父親代わりのチーム長が刺されて悲しいはずなのに・・・」と感情を表せない自分の状況を受け止めることが出来ないジンギョム・・・・

タイムカードの秘密を知り始めた事で、ジンギョムに興味を持ち始めるユン・テイと普段と様子の違うジンギョムの様子に不安を感じる記者のドヨン。時間のねじれと妙な三角関係がなんとも不思議だ・・・


アリス 第2話

2020-09-03 19:36:19 | アリス 韓国ドラマ

亡くなったはずの母ユン・テイを街中で見かけ衝撃を受けるジンギョム。
その際に交通事故に遭い、病院に運ばれた彼は友人である記者のドヨンに打ち明けるも、彼女がそれを信じるはずはない。
彼女が興味を持っているのはジンギョムも不思議に思っていた少女誘拐事件。
同様の誘拐事件が何度も起こっており、現場ではジンギョム同様、ドローン目撃者の情報が寄せられていたのだ。

母であるユン・テイが殺された日に目撃したドローンと同様のものなのだが、そのドローンが開発されたのは最近で、母の事件の頃には同タイプのドローンは製造もされていなかったのだ。
確信はないが、疑惑を払拭できないジンギョム。

「お母さんは絶対アメリカに行ってはだめだと言っていた」という少女の言葉。
タイムマシンに乗ってやって来たという母は、娘の死に責任を感じ、それを娘に伝えるために未来からやって来た様子。

持ち主の分からない黒い車、怪しいドローン・・・・そんな中、殺人事件を発見(?)することになるジンギョムだが、犯人は、半笑いで住民番号を告げつつ、「僕は5歳だ」と言い放つのだ。そして被害者の葬儀に出席したジンギョムが目撃したのは「お兄ちゃんがいなくなってよかった」と無邪気に遊ぶ被害者の幼い異母兄弟。

殺人事件の加害者も、娘に会いに来た母も、時間旅行が可能になった2050年から旅行者として2020年にやって来た顧客達だったのだ。

ビジネスとして旅行を運営しているメンバーは、ジンギョムの母と一緒にやって来たミンヒョクとその兄。
1990年にやって来たのは、自分たちのビジネスに問題になりそうな本を持って帰るためだったらしいことが分かる。

事件の加害者になった男の荷物から、自分の母の遺品にもあったカードを見つけるジンギョム。時間旅行を運営する彼らはこのカードをタイムカードと呼んでおり、名前の通りそのカードを持っているのは、未来からやって来たという動かぬ証拠なのだ。
(そのほかにも現在には存在しない銃弾が細かく粉砕されてしまう銃が使われたなどの共通点もあり・・・)
その謎を解き明かそうとする中、ジンギョムが出会ったのは、亡くなった母に生き写しの大学教授だ・・・・

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完璧なSFなのだが、話がスピーディで緊張感があるせいか、違和感などを感じている暇もない・・・私はSFというより、ミステリーとして楽しんでいる。