私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

私がいちばんキレイだった時 第15,16話

2020-10-20 20:59:10 | 私がいちばんキレイだった時 韓国ドラマ

イェジとの結婚生活に問題を抱えながらも、母の経営する会社を守るために、心臓に副作用のある薬を服用して総会の場に立つジン。

形勢は不利だったが、元マネージャーである彼女がオイルカンパニーの会長でなくジン側についたことで経営権も守り切ることが出来ることに・・・

会社の問題は解決したものの、3人の中問題はそのままだ。びっくりするのはこれからの事をワインを飲みながら3人で語り合い始めたことだ。

今更とも思うが、最後の最後になってこんな場面があるとは。

自分を認めてくれたイェジに愛情を感じたことを語るファンに、幼いという理由だけで彼女をファンから奪ったことを心から謝るジン。

最後の最後に来て、やっとこのドラマの本質が分かったような気がする。

最初からずっとファン目線でドラマを楽しめばよかったのだ。彼が学生だったという理由だけで、ファンの素直な愛情に答えるタイミングを逸してしまったイェジ。ファンが大人になるのを待つことが出来ず、彼女は結局すぐに自分を守ってくれるジンを選んだのだ。

スタートを間違えてしまった二人は、結局最後まで二人でやり直すことが出来ないのだ。

母から「何があっても私は娘であるあなたの味方」と背中を押されながらも、フランスに旅立つ前にとファンが彼女を訪れても・・・

ファンの気持ちに感謝を伝え、「愛された記憶はいつまでも覚えている」と言いながらも、結局は別々の道を歩むことにするのだ。

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ラストシーンが綺麗だった。


私がいちばんキレイだった時 第13,14話

2020-10-18 19:40:32 | 私がいちばんキレイだった時 韓国ドラマ

妻であるイェジとジンの世話を7年間の間行った元彼女のキャリーとの直接対決はなかなか激しいもの。

「プライドを捨てても彼を自分のものにしたい」というキャリーは、イェジに対して「あなたは自分のプライドが大事なんだ」と言い放つがイェジも「妻は私だ」と一歩も引かない。
こうなるとドラマを見ている私としては「二人の女性が取りあう程ジンは素敵な男性なのか・・・」という思いが頭をよぎる。
(どうも、このドラマのテーマが今一つ分かりづらく、二歩も三歩も引いてこんな風に考えてしまうのだ・・・)

ジンは、卑怯な自分の行動を反省しつつも、イェジが大事というが、イェジにとってはジンの行動は自分の存在意義を否定するものだ。
(どうするかは私が決めるという態度の彼女の行動も良く分かる・・・)

もう疲れたというイェジは、離婚をほのめかし、ファンもイェジが思うようにしたらいいと後押しをしてくれるが、離婚してしまえば彼女に帰る場所は無くなってしまう。
母がどうして刑に服さねばならなかったかを知ってしまったからには尚更だ。

そこに更に事件が起こる。ジンの事故の秘密を知っているらしい元ジンのチームのメンバーだった後輩がとうとう行動を起こすのだ・・・

レース中のジンの怪我をオイルカンパニーのマネージャーである彼女が隠していた事が発覚。
隠蔽するのに加担していた元チーム員が良心の呵責に耐えかねて彼女を刺したことですべては明らかになるのだが、ジンが彼女の庇護の元7年間もイェジに連絡を取らなかったことが消えるわけではない。

自分の行った事が自分に帰ってきただけ・・・ともいえるのだが、ジンも「自分もだからこんなことになったんだ」と、子どもの頃の山での事故について話始めるのだ・・・

あの事故の事がずっと心の片隅に残っていたジン。そして自分の事を誰も考えてはくれなかったと今になってショックを受けるファン。

封印されていたはずの思いが何年も経ってまた家族の中に波風を立てることになる。

もうこれ以上我慢できない・・・ととうとう自分の思いをジンにぶつけるイェジ。
しかし、離婚してしまえば自分に家族と呼べる人間はいなくなってしまう。
母の元に戻りたいが、「二人一緒にいればきっとあの事件の事を思い出してしまう。一緒にいない方がいい。」という母の言葉がイェジい重くのしかかる・・・・

しかし、そんなイェジに「自分の思う通りにすればいい」と言葉をかけるのはジンでなく弟のファンなのだ。。。

 

 


私がいちばんキレイだった時 第12話

2020-10-08 20:52:37 | 私がいちばんキレイだった時 韓国ドラマ

ジンが7年間もアメリカで元の彼女と過ごしていた事を知り、怒りを抑えられないイェジ。

何故自分を傷つけるのか、私がどんな思いで待っていたのかと怒りをぶつける彼女。

「なぜ・・・」という父親の言葉に「皆 そんな強い人ばかりではない」というジン。(歩けない姿で彼女の前に戻ることがどうしてもできなかったのだろう。)

それだけでも辛いのに、何故母が服役することになったのか、事実を知ってしまうイェジ。

二人の激しい夫婦喧嘩に耐えられず、警察官である父親の拳銃を手にしたイェジ。母がそれを止めようとした際に事故は起こったのだ。

混乱するイェジ。

そんな中、副作用もいとわず、ステロイド剤の治療を選び、彼女の前で歩く姿を見せようとするジン・・・・

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このドラマ ずっと見ているが、どこに向かっているのかちょっとわかりづらいなと思う。


私がいちばんキレイだった時 第10,11話

2020-09-28 20:36:45 | 私がいちばんキレイだった時 韓国ドラマ

自分の妻と弟であるファンの間を疑うジン。
何年たっても突然起きた事故による心の傷は癒えないのだ・・・

それを分かっていてももどかしい二人だが、一番もどかしいのはジン本人だろう。

ファンの計画する商店街再生計画の一環で、イェジも店舗運営をすることで新しい一歩を踏み出そうとするが、その様子を見に行く事に対しても勇気が出ないジン。

思い切って一人タクシーに乗り、出かけてみるも、そこでイェジの母の姿を見てしまい、心乱れるジン。
「過去を捨て去りたい」と言うイェジを支えたいと結婚を決意したジンだが、出所したイェジの母は娘の事を心配しているようだし、何も知らないファンはイェジの母を商店街で仕事をする人生の先輩として敬意を表しているのだ。その様子にジンの心が乱れるのは当然か・・・・

更にアメリカからやってきたファンの女友達の言葉から、ファンとイェジが自分たちの新婚旅行先である済州島で二人きりの時間を過ごしていた事に気づいてしまうのだ。

自分のプライドを守るべく母の会社で仕事を始めるジンと、ファンがプロデュースする商店街でビジネスをはじめようとするイェジの思いはすれ違いばかりでなかなか交わることがない。

そんな中、ファンは商店街の縫製工場で働く女性がイェジの母だということを知ることになる。

「もう大人だからお前が彼女を守るつもりなのか?なぜイェジの事を『姉さん』と呼ばないんだ?いつまでも『先生』と呼ぶのは彼女の事を『姉さん』と認めたくないからじゃないのか?」と本当の事を指摘され返す言葉もないファン。

イェジからも「(アメリカからファンを追いかけてやってきた彼女)とうまく行って欲しい」と言われたファンは、イェジをあきらめ、自分の事を好きでいてくれる彼女と人生を歩むことを選ぶのだ。(というより、そうすることで弟としてイェジのそばにいる道を選んだのか・・・)

兄弟の会社の経営権を得ようとする母の弟とオイルカンパニーの会長の思惑を阻止すべく、車いすの姿で役員会に乗り込むジン。
経営権は手放さずに済んだものの、ジンが行方不明の間、兄弟の母がつきこんだ金銭面の事を追求されることになってしまう・・・・

そんな問題が発生したものの、ジンが母の会社で仕事を始めたことでイェジ達の生活も少し落ち着くのだが・・・

そんなところに乗り込んでくるのは、ジンが7年間アメリカで暮らしていた間彼の面倒を見ていた元彼女だ。

ジンは彼女の好意を利用し、7年もの間、自分の不満を彼女にぶつけて、ふがいない自分の思いを何とか消化させていたのだ。イェジもジンが秘密にしていたことに気づきながらも、ジンが自らその話をしだすことを待っていた段階だったのに・・・
その不安定な状況が彼女が団らんの場に乗り込んできたことで一気に噴出してしまうのだ。


私がいちばんキレイだった時 第8,9話

2020-09-21 19:10:27 | 私がいちばんキレイだった時 韓国ドラマ

帰国して自分の母の仕事を建築家として手伝うことになるファン。

イェジはファンが帰ってきた事でまた悩みが一つ増える。初めて出来た家族を手放したくない彼女と、いつまでもいなくなった兄を待ち続けるイェジの様子に心痛めるファン。

更にジンの母も行方不明のジンの消息を探すことをやめようとはせず。(ファンもアメリカに留学していた7年近くの間、学校へ行くよりも兄を探すために時間を割いていたことが分かる。)
「もうやめよう」というファンの言葉に耳を貸すことが出来ない母・・・・
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建築家としてシャッター商店街を復活させたい・・・建物を作ることが建設でなく、街づくりから関わりたい・・・というファンは商店街を見て回るも、そこでイェジの母が働く服飾工場でのトラブルに出くわす。
高校時代、自分とトラブルを起こした友人がその服飾工場の社長になっていたのだ。(昔の事を持ち出しファンをけしかける彼・・・)

その上、母は夫の妹の行動がどうしても許せず。。。。いずれもイェジを悩ませるのだ。

そんな中、母はとうとうアメリカでジンを探し出し、韓国に帰国させるのだが・・・・

なんと、ジンはレース中の事故で脊椎を損傷し、歩けない身体になっていたのだ。

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名前を変えてアメリカで治療を続けていたため(もちろん資金援助はあのオイルカンパニーのマネージャーが関わっていたのだ)

「まだ家族に自分の姿を見せる準備が出来ていない」というジンに「7年もあってまだそんなことを・・・」と号泣しながら彼に縋りつくイェジ。
彼がいて新しい家族を手に入れたはずだったのに、彼は家族の前に姿を出したくないというのだから・・・・泣き叫びたくなる気持ちも分かるというものだ。

気遣う家族に「僕は患者じゃない」と強い口調になるジンと、気遣いたいだけというイェジ。

弟のファンもイェジも彼の気持ちに寄り添いたいのだが、ジンには二人の気持ちを受け入れる余裕もない。

更には、弟のファンの事を快く思わない元同級生がSNSにアップしたファンとイェジの写真がジンを苦しめることに・・・

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ジン、ファン、今は兄弟の母の会社で弁護士として働く昔の恋人。

皆イェジを守ろうとしているのに、イェジはどんどん不幸になっているのは何故なのか・・・・


私がいちばんキレイだった時 第6,7話

2020-09-12 20:46:00 | 私がいちばんキレイだった時 韓国ドラマ

結婚後、初めての海外遠征先から帰ることのなかったジン。

ファンは海外留学の為、師でもある舅と二人、生死も分からない彼の帰りを待ち続けるイェジ。
不動産会社を営む兄弟の母は、不満の矛先を夫とイェジに向ける。(心労でシルバーヘアになってしまった母も可哀そうなのだが・・・)
彼女の交友関係を疑い、彼女が弁護士でもあり以前の恋人から母が出所したことを教えられた際のやり取りをこっそりと撮影し、彼女に家からでるように通告するのだ。

育ててもらった叔母の元に戻る選択肢のない彼女は、「ここが私の家」というものの、結局はパスポートだけ持って姿を消すのだ。

イェジが居なくなったと聞き、韓国に戻ったファンは、以前彼女がくれたスケッチブックに描かれていた場所で3年ぶりに再会を果たす。

教師と生徒、兄嫁と弟という関係でありながらもリラックスした日々を過ごしていたはずだったのに、ちょっとしたバランスが崩れてしまった時、ジンの失踪を受け入れることが出来ていないイェジは強い拒否反応を示すのだ。
二人の仲が近づいたと思っていたファンには想像もできない反応だが、兄嫁と弟という関係はそれでなくても韓国では危うく、第三者からは決して受け入れられない関係だ。そのまま喧嘩別れのように再び離れてしまう二人。

出所したイェジの母は、自分がイェジのために義理の妹に託したお金が娘のために一つも使われておらず、逆に彼女が小間使いのように過ごしていたことを知る。

イェジの元彼も「君が裁判を起こせば叔母さんからお金を取り戻すことが出来る」とイェジの母の気持ちを察してアドバイスをするものの「もう 何も争いたくない」という彼女は逆に母が叔母に対して怒りをぶちまけることがどうしても許せないのだ。
「そもそもお母さんがしたことで・・・」と母に訴える彼女だが・・・
(イェジの射撃が上手ということが、この出来事に何か関係があるのではと思わず勘ぐってしまうが…)

ジンの失踪には何か秘密があるようなのだが(当然オイルカンパニーの二人が関係しているに決まっている・・・)更に3年が経ち、ファンがアメリカから帰国したことでまた話が大きく動き出す様子。

それにしてもなぜイェジは幸せになれないのだろうか・・・


私がいちばんキレイだった時 第4,5話

2020-09-04 21:19:43 | 私がいちばんキレイだった時 韓国ドラマ

兄弟の母は、二人が心奪われているイェジの過去を知り、困惑。
しかし、兄弟のイェジを大事にする気持ちに変わりはない。

弟のファンがイェジに寄り添おうとしている時に、ジンはイェジの叔母の元を訪ね「認めてもらえずともいいが、邪魔はしないで欲しい」と警告。さらには山の事故の際に負った心の傷を「僕はあの時心が死んだと思う。そんな僕を君が助けてくれると嬉しい」と自分の弱み認める方法でイェジに本当の自分を見てもらおうとするのだ。

「彼女を守るにはもっと現実的にならないと」と、受験をあきらめても彼女に尽くしそうな弟を心配するジンの言葉に、自分の幼さを腹立たしく思い、さらにはジンの言葉に傷つくファン。。。。
兄弟げんかの仲裁に父が入ったこともあり、ジンの「家族になって欲しい」という言葉に、今まで一人だった自分に家族が出来る事を喜び、ジンと結婚することを決めるイェジ。
(結婚を決めるまでの話と思っていたのだが、その後の展開が本格的なドラマの始まりだったのか・・・・ジンがグイグイと彼女に近づこうとしたのは、それがドラマが大きく動ききっかけだったからか・・・)

明るい陽射しの元開かれるウェディングパーティーはまぶしいばかりだが、ジンをあきらめきれない元彼女が呼んでもいないのにパーティに乱入しそうになったり、存続が難しくなったレーシングチームの問題、更にはイェジの面会を拒む母の存在も気にかかる・・・

母の不動産会社に入社したジンは、平日はソウルで暮らし、ジンの父親の元で陶芸を極めようとするイェジとは週末婚のようなスタイルの新生活が始まる。
大学生となったファンは留学し、それぞれの新しい生活が始まるのだが、レーシングチームを運営するという夢があきらめきれていないジンのビジネスマンとしてのスタートはなかなか厳しい。

穏やかなジンとの生活に初めてともいえる幸せを感じるイェジだが、亡くなった父親の法事で叔母から呼び出され、過去から離れられないことを改めて実感せざるを得ないのだ。

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ジンの元彼女がディスプレイのための美術品を購入したいとイェジの元を訪れる。
ジンに守られていると感じながらも、彼が自分の思いを口にしないことで不安を感じるイェジ。ただ、ジンは自分の思いを口にすることを長い間行っていなかったのだ。彼女の不安は感じても、彼女の不安を払拭する言葉を口にすることが出来ない彼。

更に、ジンに海外でのレーサー復帰という話が持ち上がり、ざわざわする二人の仲。

「好きな事をして幸せになってほしい」というイェジの言葉に背中を押されレースに復帰するジンだが、海外からの突然の電話は、不吉な連絡の電話と決まっている・・・

グイグイ進むドラマだが、一つ一つの展開は、かなり古典的な王道スタイルだ。


私がいちばんキレイだった時 第3話

2020-08-28 20:28:53 | 私がいちばんキレイだった時 韓国ドラマ

イェジの複雑な家庭環境を知り、彼女を守れるのは弟ではなく大人の自分だと彼女にぐいぐい接近する兄のジン。

満月の下、海辺に彼女を残し海に入った彼は、家族にそして人間関係に囚われている彼女を開放するかのように一、緒に海に入るように誘うのだ。
この間 会ったばかりのはずなのに、なぜそこまで積極的なのか。。。

イェジが困惑しながらも、ジンのペースに巻き込まれている時、高校生の弟ファンは、暗闇におびえるイェジのために手作りのランプシェードをプレゼントしようと彼女を橋のたもとに呼び出すも、幼馴染のかわいらしい嫉妬心から彼女にその呼び出しは伝わらず。

自分がイェジにあこがれている事を素早く見抜きからかいの対象にする同級生が、イェジの姿をこっそりカメラに収めていることを知り、思わず彼に殴りかかり、警察沙汰を起こしてしまうファン。。。

ファンの事件は、出来る企業人らしい兄弟の母の登場によって無事解決を見るも、イェジをめぐる兄弟の確執は次第に熱を帯びるのだ。

僕の方が純粋に先生を思っていると兄に訴える弟。
イェジがお前に心を開いたのは、お前が幼いから安心していただけと、冷静に分析する兄。

純粋に自分を思ってくれるファンの優しさに感謝するイェジだが、彼女を放そうとしない父方の叔母に大人な対応を見せてくれ、「君は背負っている荷物を下ろすべきだ」と全てを忘れて自分のために生きるべきだと諭してくれるジンにも頼りがいを感じるイェジ。

「彼女が抱えている物は飛んでもなく大きくて、お前では受け止められないだろう」と弟のファンに堂々のライバル宣言をするジンだが、ジンが残した名刺を手にイェジの叔母は「私も姪に構わないように息子さんに伝えて欲しい」と兄弟の母の元を訪れるのだ。

兄弟の母に、イェジの母がイェジの父相手に起こした殺人事件の新聞記事を見せてすごむイェジの叔母・・・・

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水曜日の放送は台風接近を伝えるニュース番組の為休止・・・

 


私がいちばんキレイだった時 第1,2話

2020-08-21 19:09:03 | 私がいちばんキレイだった時 韓国ドラマ

陶芸家の父と一緒に暮らす高校生のファン。そんな彼の通う高校に美術の教育実習生(?)としてやってきたオ・イェジ。
傘を持たない彼女に、自分の雨合羽を思わず貸さずにはいられない高校生男子らしい淡い憧れを抱くファン。

ソウルに暮らす母の元にパキムチ(ねぎのキムチ・・・美味しそうに漬かっているのだが、バスの中では周りの乗客にその匂いを注意され、母は連絡もなく彼が自分の元を訪ねて来たことを咎めるのだ・・・)を届けた帰り道、自分から別れを告げた彼からの呼び出しに心乱れ、酔っぱらったオ・イジェに偶然出会うファン・・・・

放っておけずに彼女を送り届けようとするファン・・・(彼女への気遣いが高校生らしい初々しい感じで好感度大だ・・・)

そんな風に親しくなり、彼女はファンの家を訪ねることで、彼が自分の好きな陶芸作家の息子であることを知り驚くのだが、更にその場でファンの兄であるレーサーのジンに出会うのだ。初対面にも関わらず、彼女に関心を示す彼は、高校生の弟の淡い気持ちも知らず、「僕が付き合ってもいいか?」とオ・イェジに対する関心を弟に隠そうともしない積極さだ。

バスに乗り遅れそうな彼女をレーサーらしいドライビングテクニックを披露して送り届け、更に彼女が週末はソウルの実家に帰ると知ると、頼まれてもいないのに、彼女を実家まで送り届けようとする。

そして、彼女がイェジの母の事を心良く思っていない父方の叔母に育てられていることを知り、彼女を庇おうとするのだ。

ジン自身も自分の所属するレーシングチームのスポンサー探しに苦慮し、幼い頃の登山中の事故で父が事故に遭ったトラウマから抜け出せずにいる。どうやら自分と同じ匂いを彼女の感じたらしいジンは、驚く程積極的に彼女にグイグイ近づいていく。

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イェジが自分の元を去って美術教師になる夢をかなえようとする事が許せない叔母が実習先の学校に来て騒ぎを起こすと、火消しのために学生一人一人に「先生の事を悪く言わないで欲しい」と頼むファン。

新しい生活を始めたいのに、自分の前から消えた母への思いや、更には自分の固執する叔母の思いが足かせとなり、一歩が踏み出せないことに悩むイェジを無理やり運転する車に乗せ、海辺に連れだすジン。

兄弟でありながらも、全く違う愛情の示し方をする二人。。。

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高校生らしいまっすぐな愛情でイェジの前に立つファンと違って、自分のレーシングチームのスポンサーである会社の会長と自分の元恋人の関係に悩み、更にはスポンサー探しに悩むジン。。。

登場人物の背景や描き方が何ともクラシックな感じ。私は王道のクラシックな展開も好きなので、仲の良い兄弟関係が一人の女性の登場でどんな風に変化していくのか興味ありだ。

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追記

当初アップした際は1から4話までとしたが、このドラマは、1話を1部、2部と分けて表記しているようなので、1,2話と訂正。