後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

秋の曇り日の上高地

2008年09月27日 | 写真

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9月18日、曇り、時々雨。2時間30分ほど大正池から田代橋、そして河童橋まで散策しながら写真を撮る。

1959年夏に、燕岳から入り、大天井、槍、大キレット、北穂と縦走し、徳沢からおりて来て、始めて上高地の梓川を見た。

河原の泥柳や、岸辺の白樺の木を見て、この世の景色ではないと感動したのが忘れられない。昔は神河内と書いたそうだ。それ以来何度も上高地へ、景色を見るだけの目的で行った。今回ほど天気の悪いときは始めてである。

写真が美しく写らない。明神岳や穂高連峰の輝きが見えない。残念ではあるが、雨もよいの風景も良いのではないかと、思いなおして、写真を掲載することにした。(終わり)           撮影者: Mrs.藤山


いつまでも新鮮さを失わないブログを作る方法

2008年09月27日 | うんちく・小ネタ

ブログには写真や文章が掲載してあります。自然の美しい音や音楽や朗読、そして動画もあります。そのブログの新鮮さや面白さを永久に保ちたいと思う人々も居ることでしょう。筆者も自分の作るブログが数年先にもう一度見直して新鮮さが失なわないように書いているつもりです。面白さや内容の価値が減らないような作り方に努力しています。つまりブログのLife Time (寿命)を長くするように心がけています。

(1)時事問題は取り上げない。

新聞やテレビで騒がれている政治的ニュースや社会的事件に関連した写真や記事をブログにだすと、その騒ぎが収まるとともにブログの面白さや内容の価値が無くなります。時流に乗らないようにします。

(2)流行の趣味、多くの人々が趣味にしていることを話題の中心にしない。

例えば、写真は多くの人々が趣味にしています。そこで、上手な写真の撮り方や高級な写真機の情報を中心にした記事を書きたくなります。多くの人の注目を集めますが、新しいカメラが販売されると寿命がなくなります。上手な写真の撮り方はプロの先生から習うのが良く、ブログで伝授するには難しすぎます。

(3)家族の個人的なことを日記風に書くのは禁物です。

家族の日常茶飯事を、下手な文章や写真で紹介したものは、普遍的な価値が始めからありません。家族以外にとっては寿命など論外ではないでしょうか?しかし、家族の個人的なことでも書き方によっては普遍的な価値も大きく、寿命も永遠に続きます。縄文時代の家族も現在の家族にも共通な喜怒哀楽を鮮明に描き出し、家族の絆を賛歌する。そんな記事が書ければ良いのです。しかし、難しいことです。筆者は避けて通うります。

(4)一つの地味なテーマだけを根気良く追い続ける。

このようなブログは何時までも新鮮さを失いません。寿命も長くなります。でもそのような根気をお持ちの方は少ないのです。

一つのテーマだけを追っているブログの実例を挙げます。左のサイドバーの「推薦したい他のブログ」の中のブログは大体根気の良い方々のブログです。LifeTimeが長いので推薦しているのです。

鬼家さんは、自分の山荘の周りの自然の動植物の写真だけを根気良く掲載しています。時事問題は一切取り上げません。流行にも背を向けています。

もう一つ、トリフォリューム・レベンスさんのブログは徹頭徹尾、クローバー栽培の話、クローバー王国のことばかりです。新鮮で、上品でなにか香り高い感しがします。

ブログのLife Time が一番長いものは、mugi さんのブログです。兎に角、地味なテーマです。インド、中近東、イスラム文化圏の歴史や考え方を丁寧に調べ上げ、客観的な文章を続々と掲載しています。またイスラム文化圏から見たキリスト教文化圏へたいする批判の価値は大きいと思います。緻密な文章なので全てを精読はしていませんが、これこそLife Time が一番長いブログと思っています。

さて、上記の(1)から(4)だけで良いわけではありません。一番重要なことはブログで取り上げるテーマの選択です。地味なテーマなら何でも良いのではないのです。一瞬、非常に面白く感じさせ、読後に深く考えさせ、読者の生き方へ何か善い影響を与えるようなテーマが選べれば大成功です。

無価値なテーマを根気良く続けても、無味乾燥で、あまり価値がありません。

それでは自分のブログの寿命は長いのでしょうか? あるテーマを根気良く取り上げた部分と、流行に乗った軽薄な部分とが混じり合った内容になっています。信念と根気が無いのでこうなるのだと思います。一般論を堂々と言うのは易しいのですが、実行が難しいのです。その見本のようになっていて恥ずかしいです。反省しています。

駄文を労して、済みませんでした。(終わり)


北志賀高原の秋の花々

2008年09月27日 | 写真

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北志賀高原のホテルに泊まり、朝6時に目が覚める。朝の爽やかな空気に誘われてホテルの近辺を散歩した。秋の花々が咲いている。ホテルのそばなので、野草の花と人が植えた花が混じっている。

撮影日時:9月18日朝7時頃、撮影場所:長野県北志賀高原のホテル街、撮影者:Mrs.藤山