山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

バークリー予防歯科の概要:146

2018-05-31 | 好結果をもたらす予防歯科医業:ロバートF.
歯科医師・山田忠生


ひとたび患者が自分の歯をもち続けることができると自分で悟り、歯科医師を信頼して受け入れるようになると、患者は自分の財産の使用における重要順位を変更して、良質の歯科医学を望むようになる。ところが、これに反して歯科医師が費用を弁護する議論で患者を押し付けると、しばしば患者はこれを自分の理解力に対して十分な配慮をしていないと感じて、それ以上に学ぶことを拒否したとしても、それはまったく当然なことである。

別の方式の質問は、「柔道流診査」とでも称する。柔道とはレスリングの一種であるが、個々の人の重さと力が、返ってその人に不利になる。強ければ強いほど、また重ければ重いほどその人は激しく転ぶことになる。この質問の中では、患者の誤った理論に感情移入するような質問を次々に行う。それから突然、もとの理論とまったく反するような内省的な質問を挿入する。「柔道流診査」は極端な場合にのみ使用され、あなたが巧みに聴くようになれば、このような診査を必要としなくなることがわかるであろう。


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賢く『歯周病コントロール』-4

2018-05-30 | 「歯福のひととき」レターより転載
歯科医師・山田忠生


■糖尿病

糖尿病は血液中の糖のレベルが変えられてしまうことが原因で引き起こされる病気です。インスリンの生産に欠陥が生じる糖尿病と、身体の能力に問題が生じて適正にインスリンを使用できないケースとがあります。
世界保健機構(WHO)によりますと、2006年で少なくとも世界中で1億7100万人の糖尿病患者がいるといわれています。この糖尿病に罹患すると、歯周病を含む感染症に対して高い危険性があるといえます。
最近では、歯周病が原因となる糖尿病の発症の可能性が発表され、今後の研究成果が待たれます。

■その他の因子
他には遺伝、薬物、妊娠、誤った栄養摂取などを挙げることができます。



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マークス「完全歯科医業学」概要:271

2018-05-29 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
歯科医師・山田忠生


14-10 前来院患者の緊急

突然の事故の場合を除いて、主要な診断と治療計画が完全であり、患者の口腔状態に適切なリコール・プログラムが立てられ、それに従っている患者は緊急状態でその歯科医師に行くことはまれである。予期しえない痛みか不快感があるとしても、定期的なプロフィラキシスを受けている患者には、審美上の緊急に直面することはありそうになく、そのための計画が時間を制約させることは防げるであろう。

定期的な患者の緊急は正確に取り扱うことが可能であり、その緊急が歯科医師からの積極的な働きかけによる家庭管理、リコール、それ意外の指導などを満たすことに失敗した結果として生じるものでなければ、特別な教育はいらない。このうちのどれか、あるいはすべてがうまくいっていないのであれば、最初の教育がまったく効果を現していないということを示しており、緊急事態を治療する前に歯科医師は再教育し、指導を無視したことが現状を将来したのだということを指摘するべきである。患者が改めて自分の責任を自覚し、再び義務を怠ることがないことを、歯科医師は明確にしなくてはならない。



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デンタル・コミュニケーション:30

2018-05-28 | デンタル・コミュニケーション
歯科医師・山田忠生


スタッフ

患者に最適、最良の歯科治療を展開しようとするなら、補助人員、つまり受付秘書、アシスタント、歯科衛生士が必要であることは一般的に認識されている。歯科医師はそれまでの役割を彼女らに委任していくことができるようになり、歯科医師にしかできない診断、治療計画、そして治療サービスにより一層専念することが可能となる。

すべてのオフィスが同人数で、同じようにスタッフを雇用するわけではないので、一人でも採用することによって歯科医師、患者、そしてスタッフの間には治療上での直接のコミュニケーションに影響を及ぼすこれまでとは質的に異なった関係が創造されるようになる。例えば患者が来院したときに最初のコミュニケーションをもつ人は、歯科医師ではないということになる。
スタッフが多くなるに従い、コミュニケーション・ネットワークもさらに複雑なものになっていく。好ましいネットワークは、下図のように示すことができる。





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ザ・デンタルフィロソフィ:88

2018-05-26 | ロッカード「ザ・デンタルフィロソフィ」
歯科医師・山田忠生


5.操縦者(人口の15%):このような人は自らの成功に対して責任をもち、機会を求める人である。高い業績を達成するグループといえる。
心の中に目的をもち、それを得る方法を考え出す人々である。非常に多忙である。このグループにはセールスマンの多く、”反芸術家”、株式仲買人、会社役員などが含まれる。このような人にとっては、歯の優先順位は低い。能率を重んじ、待たされることを好まない。歯科医師には時間通りであることを要求するが、自分は遅れることがある。仕事上での好印象のために、審美性には必要性を感じている。何を望んでおり、いつそれをしてほしいのかを歯科医師に告げる。経済的には拘束されているので、支払いは遅くなりがちである。特別な取引とか、何かと交換することを好む。あなたに反抗することも予測される。この人の秘書に確認をとることである。健康質問票に記入しないことや、マニュアルを読んでいないことが多い。予防処置だけに来院する時間がとれないため、ブリッジなどを装着したときに家庭管理の方法を説明する。上司として優れている人とは仕事を獲得する駆け引きを理解して、契約をする方法を認識して断固としたところがある反面、フェアな人のことである。


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