山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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マークス「完全歯科医業学」概要:271

2018-05-29 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
歯科医師・山田忠生


14-10 前来院患者の緊急

突然の事故の場合を除いて、主要な診断と治療計画が完全であり、患者の口腔状態に適切なリコール・プログラムが立てられ、それに従っている患者は緊急状態でその歯科医師に行くことはまれである。予期しえない痛みか不快感があるとしても、定期的なプロフィラキシスを受けている患者には、審美上の緊急に直面することはありそうになく、そのための計画が時間を制約させることは防げるであろう。

定期的な患者の緊急は正確に取り扱うことが可能であり、その緊急が歯科医師からの積極的な働きかけによる家庭管理、リコール、それ意外の指導などを満たすことに失敗した結果として生じるものでなければ、特別な教育はいらない。このうちのどれか、あるいはすべてがうまくいっていないのであれば、最初の教育がまったく効果を現していないということを示しており、緊急事態を治療する前に歯科医師は再教育し、指導を無視したことが現状を将来したのだということを指摘するべきである。患者が改めて自分の責任を自覚し、再び義務を怠ることがないことを、歯科医師は明確にしなくてはならない。



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