山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

ザ・デンタルフィロソフィ:141

2021-01-30 | ロッカード「ザ・デンタルフィロソフィ」

歯科医師・山田忠生

 

気持ちよく感じるまでには、有能にはならないであろう。したがって現在のスタッフが新しいスタッフの選択をしたこと、そしてその人々の援助が期待できることを新しく加わったメンバーに知らせることは良い方策であるといえる。

スタッフそれぞれが成功して、楽しく仕事をすることを私たちが望んでいるということをスタッフが理解すると、とてもうまく仕事が運ぶものである。仕事がうまくいっているかどうかに限らず、スタッフはフィードバックを受け入れてほしいと願っている。新しい人に対しては、最初はすべての仕事の手順をそばで見守るようにして、少しの失敗は卓越性の目標に向かう積極的な過程として解釈することが大切である。スタッフがその可能性に到達するのを助けるには、ものごとを正しく行ったときに積極的にフィードバックすることである。最も強力な動機づけの要素は、良くできた仕事をきちんと認めることである。自分が良好だと感じているスタッフは、良い結果を生むのである。

 

 

 

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マークス「完全歯科医業学」:337

2021-01-26 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー

歯科医師・山田忠生

 

18-1 治療中に落伍する患者

患者が治療を中断するようなときには、歯科医師はその本当の理由を確かめなくてはならない。そのようにしなければ、--たとえ患者が正当な理由(病気、家庭内の事情、休暇など)で離脱したとしてもーー患者は完全な歯科治療のためにもどってくることは決してないだろう。患者が重い病気や、寝たきりになったとしても治療を逸することはない。治療は延期可能であれば、計画は新たな環境に合わせて変更することもできる。実際、患者が完全に落伍する最もな理由は、その地域からの転居か、死亡の場合のみである。

歯科医師が認めようとしている以上に患者が落伍していくのは、人間関係において何らかの満足しない要素があるためである。歯科医師が患者の元来の要求に対して、目に見える形での注意の払い方が不十分であるか、あるいは歯科医師の気づかない何かが患者を不安にしていることがある。しかし、そのほとんどの場合は興味の喪失が基本的原因である。治療は退屈な、報いのないもののように思われ、患者は最適な歯科的健康というゴールを見失いがちである。

 

 

 

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エクセレンスの追求:34

2021-01-23 | APAプロフェショナル・シンポジウム:ロッカード講演録

歯科医師・山田忠生

 

目標を設定する前に自分の状況、自分自身を把握し、調書や弱点を把握して、自分の価値観を見定め、誰が友人であるのかをはっきりと認識し、自分の目標を立てていくことになります。

そして、その上で何か心に満たされないものがあれば、立ち上がって代価を払って、それを手に入れよということであります。この代価を払うということですが、単にお金のことを言っているわけではありません。代価というのは、それを得られるような態度をもつというわけで、はっきりと目標を定めるということであります。他人が他人の求めているものを得られるように援助するのであれば、自分が得たいと思っているものは何であれ手に入れられると言われています。患者に対して、患者の望んでいるような治療を提供すれば、しかも患者が私のもっている歯科知識をもっていると仮定して、そのようにすれば今度は患者の方が私たちの望んでいるものが得られるように助けてくれるということになります。成功ということのその上を行く何かが存在しているよ私は思います。その上を行く何かというのはエクセレンス、つまり卓越性であるということなのです。

 

 

 

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シュースター「卓越歯科医業学」:202

2021-01-21 | シュースター「歯科開業学」

歯科医師:山田忠生

 

時間の割り当て…色分け

 

さて、あなたはすでに予約やデートの約束、他にもすることで一杯になった。従って、個人用のアポイントメント・ブックをもつ代わりに、時間割り当てや色分けをした、あなた自身のアポイントメント・ブックをもつようになる。そこで、カレンダーの各週の最初に、”私が、今週したいこと”が一目でわかるようにしてはどうか。

 

歯科医師が、あれもこれもやりたいのに全部をやりくりする時間がない、と言っているのをしばしば耳にする。「本当に私は毎日、診療をしたいのだが時間がないのだ。」秘書はあなたが会いたくない人とのアポイントメントをとり、昼間の時間をうめてしまう。そして、苦しむのは誰かといえば、そう、あなたと私なのである。私はこのようなことのために秘書を雇っているのではない。秘書は、私やあなたのために存在する人物なのだ。私たちがゴール地点に到達する助けとなるように、彼女を指導し、目的を伝えることが必要である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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咬合病:20

2021-01-18 | 咬合病・修複歯科関連分野:論文など翻訳紹介
歯科医師・山田忠生


6.結論
咬合病は、臨床歯科医師が日々の診療でこの咬合病の結果を治療していながら、しばしば無診断のもとに行っている。咬合病は破壊的で正常な機能を損ない、患者や歯科医師の双方にとってコストのかかるものである。歯科医師は毎日の診査手順の中で咬合病の診断を容易に実施することが可能であり、それには咬合病の兆候と症状、そして診断用紙からこれらの発見を記録する項目を探し出し、認識することがある。咬合病と診断されたときには、歯科医師はまずはナイトガードから始めるというような控え目な咬合治療を実施するべきであろう。


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