山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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タナ―下顎装置ー2

2018-02-17 | 修複歯科医学関連分野:論文など翻訳紹介
歯科医師・山田忠生


タナ―装置は、つぎのような場合に使用する。
(1)顎関節機能障害のときに
この装置は徴候を緩和するため、あるいはその徴候が咬合と関係があるかどうかを確認するため、また中心位での閉口運動における筋肉のケイレン、疼痛、神経ー筋機構の不調和を緩和するために使用する。
診断用道具としてのこの装置は、前兆的なものである。咬合と潜在的な摩耗問題の徴候を同一のものとみなし、それを明確にするのに役立つ。必要となればいつでも、よりよい状況の下でこの疾病を治療することができるようになる。ほとんどの顎関節の問題はこの装置を使用することで、簡単にすばやく鑑別することができるので、患者は数多くの検査や治療をうけなくてもよいことになる。
この装置で患者が快適な状態となることがつくりだされたとき、問題のもつ生理的、神経ー筋肉、そして心理的局面を同一のものとみなすことができる。


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タナ―下顎装置ー1

2018-02-08 | 修複歯科医学関連分野:論文など翻訳紹介
歯科医師・山田忠生


タナ―下顎装置は、下顎歯に装着する多目的な機能をもつ、可撤式のレジン製装置である。診断用道具としての、その適用には以下のようなものを含んでいる。

つまり、顎関節機能障害における徴候的疼痛を取り除くための前処置として、咬合とその症状、徴候との関係を確認するため、あるいは中心位での閉口運動における筋肉のケイレン、疼痛、そして神経ー筋機構の不調和を緩和するために適用できる。さらに、広範囲の修復処置の前処置に、また歯周組織の保持としても使用することができる。

個々の患者の徴候や症状、咬合の必要条件に合わせて設計されたタナ―装置は、就寝中は常に装着しておくこともできれば、緊張やストレスのあるとき、また患者が不快感を軽減する必要を感じたときには、いつでも装着することができる。上顎用の装置に比較して審美的満足感、発音時の干渉、適合調整において、タナ―装置はよりすぐれた装置であると言える。加えて、前歯部誘導、中心位咬合、中心咬合位、中心における自由域に関しての情報を提供してくれるのである。


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パンキー・マン・スカイラ―哲学による咬合再構築:補遺Ⅵ-17

2018-01-30 | 修複歯科医学関連分野:論文など翻訳紹介
歯科医師・山田忠生


提唱されている犬歯保護下咬合によれば、反対側の犬歯が臼歯平衡側斜面からストレスを取り除き、臼歯への外傷としての最も重要な要因が除去されることになる。
しかし何故、このストレスをすべて犬歯に委ねるのだろうか。犬歯側方斜面が臼歯の作業側斜面と調和していれば、このストレスは1歯にではなく多くの歯に分配される。正常な咀嚼にとって必要な臼歯の作業側斜面での側方偏心機能を、なぜ奪おうとするのか。
また、私が述べたように平衡側斜面の角度を減少することにより、最も破壊的な外傷が機能的効果を少し、あるいはまったく減少させることなく除去されるのに、なぜこの偏心機能ストレスの好ましい分配を奪ってしまうのだろうか。


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パンキー・マン・スカイラ―哲学による咬合再構築:補遺Ⅵ-16

2018-01-15 | 修複歯科医学関連分野:論文など翻訳紹介
歯科医師・山田忠生


D'Amicoは、反対側の歯が機能的接触に近づくときの、偏心運動中の下顎の誘導に役立つ…下顎犬歯、第1小臼歯と機能的接触にあるときの上顎犬歯は下顎の側方、前方運動を決定する。また、犬歯は特殊な機能をもっている。それは非常に鋭敏な器官であるということだ。対合歯よりも下顎の偏心運動中に接触しているとき、咀嚼筋に望ましい歯周組織への刺激を他の歯よりも多く伝えて筋の緊張を緩和し、適用された力を減少する。これが修復物や歯周組織を修復し、失敗を予防する重要な機能である。

私はこの考え方には納得のできない点がいくつかある。犬歯の隆起が偏心位ですべての歯の接触を妨げ、機能的効果や快適性、歯周組織への最も好ましい機能的な力を分配を不可能にする。この咬合再構築哲学を以前から支持している人々が、犬歯の歯周組織への外傷性の刺激の故に、今ではあまりその考え方を指示していないことを私は知っている。


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パンキー・マン・スカイラ―哲学による咬合再構築:補遺Ⅵ-15

2018-01-04 | 修複歯科医学関連分野:論文など翻訳紹介
歯科医師・山田忠生


図7





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