動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

オーストラリア火災、渦中の動物たち

2020-01-12 05:51:36 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

言葉を話せないからこそ苦しんでいる
 オーストラリア火災、渦中の動物たち

2020年1月7日(火) BuzzFeed News 

オーストラリアの森林火災では、4億8000万匹以上の動物が死んだという研究結果も出ています。
その現状とは。
 Reona Hisamatsu 久松 怜央奈 BuzzFeed News Intern, Japan

 
オーストラリアで続く森林火災。Brett Hemmings / Getty Images

BBCなどによると、これまでに1200軒以上の家屋が被害を受けたほか、数百万ヘクタールが焼け野原になったとされています。
被害に遭うのは、人間だけではありません。
シドニー大学によると、オーストラリア東部に位置するニューサウスウェールズ州だけで2019年9月以降、4億8000万匹以上の動物が死んだという研究結果を発表しています。
しかし、4億8000万匹という数字は哺乳類、鳥類、爬虫類の被害数のみで、虫やコウモリ、カエルなどは含まれていません。つまり、実際の数はさらに多くなるということを意味しています。
動物たちが直面するの実情を、写真で振り返ります。 

1. 死亡した母親と、離ればなれになった赤ちゃんカンガルー。

Brook Mitchell / Getty Images(2019年11月11日撮影)

2. ケイトというコアラが病院で火傷の手当を受けている様子。

Nathan Edwards / Getty Images(2019年11月29日撮影)

3. シャーニというコアラが火傷の手当てを受けている様子。

Nathan Edwards / Getty Images(2019年11月29日撮影)

4. 火災で負傷したコアラ。注射器から栄養を与えられているようです。

AFP=時事(2019年10月30日撮影)

5. 避難する犬。

Darrian Traynor / Getty Images(2020年1月2日撮影)

6. 日没時のカモメ。各地で山火事が続いているため、煙が空にかかっています。

AFP=時事(2019年12月4日撮影)

7. 山火事を逃れた後のワラビー。

Fairfax Media(2019年11月12日撮影)

8. 火災による煙に満たされた空の下の牛。

Darrian Traynor / Getty Images(2020年1月2日撮影)

9. 火災により道路を歩き回っている牛。

Darrian Traynor / Getty Images(2020年1月5日撮影) 

10. 火災の煙に包まれながら生活する馬。

Darrian Traynor / Getty Images(2020年1月5日撮影) 

11. 食べ物を待ち望むロバ。

Brett Hemmings / Getty Images(2020年1月6日撮影) 

12. 国有林で死んだワラビー。

Brett Hemmings / Getty Images(2020年1月6日撮影)


【他のメディアによる画像】

着ている服を脱いでコアラを包み込んだ男性。コアラは暴れることもなく、おとなしくしている。


じょうろで水を浴びせてもらうカンガルー。気持ちよさそうにしている。


カンガルーの子供。助かってよかった。


消防士に助けられたコアラ。

カンガルーに飲み水をあげる人。カンガルーは親切な人間を信頼したのか握手してくれた。


9歳のピットブルのトーン。山火事「キャンプ・ファイア」で足を負傷した。チコにある、近くの教会の駐車場で休憩している。



11月7日、オーストラリアのポート・マッコーリー・コアラ病院のICUで撮影。火傷を負ったコアラ「アンウェン」が手当てを受けている。火災の影響で、野生のコアラ約350匹が死亡した。地域に生息するコアラ全体の半分にあたる。


2019年12月19日、地元消防隊が、タフムアの近くで消火活動を行っている。

2019年12月21日、山火事がビルピンに近づき、落ち着かない様子の馬たち。


2019年12月29日、ビルピン郊外にて、焼けてしまったウェスタンプレインズ動物園の標識。

2019年12月29日、ひどい火傷をしたフクロギツネを抱えるボランティアの女性。このフクロギツネは、ブルーマウンテンの近くから救助された。


2019年12月31日、ナウラ町の近くの住宅地で、カンガルーが逃げようとしている。


2019年12月31日、被害を受けたサースフィールドのヒツジ。


オーストラリアが被害から脱却し、元の平穏な状態を取り戻すにはかなりの時間を要するとみられています。
人間が受けた被害のみならず多くの生き物の命を失った損害は計り知れません。
自然災害が多いのは何故?地球温暖化などによる人的災害の要因ではないだろうか・・・
人間の無力さを痛感させられます。

現在世の中で最も大きな問題として取り上げられている環境問題、それは地球温暖化です。
この地球温暖化が実は、森林火災の被害を増大させることになります。
また、森林火災が起これば、その分CO₂が増加し、さらに地球温暖化が進み、再び森林火災が…という風に悪循環に陥ります。
くだらない紛争とかにのめりこまずに、我々人間がもたらした地球温暖化の要因というものを真剣に考え温暖化を食い止める行動が不可欠です。
(byぬくもり)