2013年3月11日。
フランス時間午前6時46分。
ニュース専門チャンネル「BMFTV」で東日本の津波発生の瞬間の、二周年で行われている黙祷を中継映像で流している。
現地特派員とスタジオとの会話で、未だ何も解決していない仮設住宅で暮らす被災者の問題、フクイチの放射能は止まっていない事、それなのに現実に稼働している2基の原発に稼働再考の動きは無いのか、との疑問も。
昨年の本日の拙ブログを再録する。
是非、再びお目を通して頂きたい。
言葉は一切無い。
一年間の比較の写真だけ。
本日のツイッターから拾った呟き。
@saitoyasunori 斎藤恭紀 希少予報士・前衆議院議員
自然の刃を人間の技術が抑え込むことはできない。これは原発事故、巨大津波で痛いほどわかった。この失敗から、この経験から学ばなければいけないのに、津波以上の高さの防潮堤建設や脱原発見直しとか、過ちからちっとも学んでいない、この2年。
私が勝手に送りつけた返信。
@tokidokiparis
過ちに学ぶ気など、毛頭無い政財官報のシロアリ達。事を荒立てるのを好まない日本人の優しさを盾にとって、利権を死守するガリガリ亡者達は、ヒトの心など持っていないのです。
更にもう一つ。
@hashimotokumi 橋下久美(ガンバレ!小沢一郎と生活の党)
「3.11祈りの日」菅原文太さん登壇!宮脇先生の話をうけて森の防潮堤を実現してほしい。最前列に座る亀井静香議員にくれぐれもと頼みむ。宮城県でコンクリの堤防づくりを開始した。何としても止めなければならない。知事が独走で始めてしまった→ pic.twitter.com/fynuRMRCwc
私からの返信。
@tokidokiparis
総理大臣を筆頭に、ほとんどの首長は独走する。地方議員は目先の見せ掛けの経済の事だけで賛成する。頭の悪い、感受性の欠如した、慈悲も慈愛も無い人間に、議員に、政治家になれない様に出来ないものか。
Yahooによる特集。
第1章 私たちの意識や価値観は変わった?
"自分のことより社会に関心がある人が増え、しっかりと計画を立てて豊かな将来を築きたいという堅実な人が増加"
[出典] NHK放送文化研究所(2012年6月1日)東日本大震災で日本人はどう変わったか
"震災以後、社会との結び付きについて「前よりも大切だと思うようになった」と答えた人が79.6%"
[出典]時事通信(2012年3月31日)【図解・社会】東日本大震災・大震災後の社会との意識変化(2012年3月31日)
"震災の前後で「自分を信じる」が「専門家に助言を求める」を逆転"
[出典] @DIME(3月6日)世の中で成功するために自分を信じる?助言を求める?
"「仕事があることの大切さを実感した」人の割合は3割(29.9%)、次いで「ワーク・ライフ・バランスに対する関心が高まった」が2割弱と続く"
[出典]「ポスト3.11の仕事観」に関する調査 - NTTデータ経営研究所調査。MANAGEMENTLEADER(2012年12月10日)
"価値観の変化2位は「より人の役に立つ仕事がしたいと考えるようになった」で42.7%。ほかの調査項目で、「勤務地を重視するようになった」が35.0%"
[出典] リクナビNEXT(2011年8月10日)3・11大震災が変えた仕事と「仕事」と「生き方」、400人の真実
"震災前は12~15%の国民が「科学者の話は信頼できる」としていたのに対して、震災後は約6%と半分以下にまで低下している"
[出典]文部科学省科学技術に対する意識の変化
◆無駄を見直し、節約我慢できること、買わずに済むことを考えたい
◆日常生活の中の「ささやかな幸せ」を大事にしたい
◆非日常的な気持ちになれる時間・場所を作っておきたい
[出典]電通総研(2012年9月21日)意識『震災一年半後の意識・ライフスタイル』』レポート
実におおざっぱな資料では有るが、震災後の「一般庶民」の考え方の、有る部分の変化が理解出来る。
『科学者の話は信頼出来る』と考える人が、僅か、僅か6%しか居なくなってしまった。
極めて当然の結果である。
国民の判断も、捨てたものでは無いと少し安心した。
「権威」と「お上」には逆らわない。
「権威」と「お上」の言う事は100%信じる。
そんな国民意識に、風穴が空けられたらしい。
しかし。
お上はウソをつく。
国民を騙して支配しようとする。
そして、そのお上の周囲にへばりつく吸血ヒルの集団は、お上のウソを事実と信じ込ませる為に、あらゆる手段を講じるのだ。
御用学者。
報道機関。
一部の言論陣達。
その中から、お上の意図で隠蔽されていた真実を明かし始める動きも少しずつ産まれて来る。
▶「死者いないはうそ」=福島大教授、原発事故の影響訴え―東京【震災2年】(時事/見出し)
>東京電力福島第1原発事故から2年となった11日、東京都内で脱原発を訴える講演会が開かれ、福島大の清水修二教授(地方財政論)が「原発事故で1人も死んでいないというのはうそ。大変な人的被害だ」と影響の大きさを訴えた。
>清水教授は「福島県では15万人近い人が今も避難している。震災関連死は1300人を超えた」と指摘。「避難は犠牲を伴うが、多くは原発事故の放射能によるものだ」と述べ、事故を過小評価しないよう呼び掛けた。
また、県内では避難するかしないかで住民の間に対立が生まれたとした上で、「これからは帰還するかしないかで対立が持ち上がる」と懸念した。
【時事通信/3月11日(月)22時25分配信】
放射能は「飲んでも安全」と宣うた『科学者』が居た。
国民は、そんな妄言にいつまでも騙され続ける訳では無い。
▶原発事故で国の責任問う 福島県民ら1650人一斉提訴(朝日/見出し)
>東京電力福島第一原発事故で平穏な生活を奪われたとして、福島県内の住民や首都圏に住む避難者ら計1650人が、東日本大震災から2年となる11日、国と東電に損害賠償などを求め、福島、東京など計4地裁・支部で一斉に提訴した。弁護団によると、原状回復費用なども含めた請求総額は約53億円。この事故で国の責任を問う集団訴訟は初めてだという。
>「原発は国が推進してきた政策であり、東電を指導する立場として責任がある」
>福島地裁には800人が提訴した。事故当時、福島県を中心に、宮城、山形、栃木、茨城各県に住んでいた人で、「事故前の状態に戻せ」という原状回復の訴えが中心だ。放射線量を事故前の水準に戻すことや、1人あたり月5万円の慰謝料を求めている。
>最も多い822人が提訴したのは、同地裁いわき支部。全員がいわき市民で、同様に放射線量を平常時に戻すことや、子どもが月8万円、大人が月3万円の慰謝料などを求めた。
>東京都内に避難した8人は東京地裁、千葉県内に避難した20人は千葉地裁に提訴した。弁護団によると、今後も追加提訴の動きがあるという。
>「国と東電に誠実な救済の姿勢は感じられない。裁判で責任を確定させることで初めて、被災地の復旧につながる」
【朝日新聞デジタル/3月11日(月)20時14分配信】
>この事故で国の責任を問う集団訴訟は初めて
と言う事実に驚かされる。
1650人1650人という人数にも、驚かされる。
既に1650万人程が提訴していて、当然なのではないのだろうか。
そして、現実としては、法的措置の観測は以下の通りである。
▶「津波15メートル超」試算が焦点=原発事故捜査で検察当局【震災2年】(時事/3月9日(土)15時11分配信)
>発生から2年を迎える東京電力福島第1原発事故をめぐっては、東京、福島両地検が業務上過失致死傷容疑などの告発を受理し、捜査を進めている。最大の焦点は、東電が事故前に15メートル超の大津波を予想しながら対策工事をしていなかったことを過失に問えるかだが、困難との見方が強まっている。処分の最終的な判断は4月以降となる見通しだ。
>政府の地震調査研究推進本部(推本)は2002年、三陸沖から房総沖の地域で、マグニチュード8クラスの大地震が30年以内に20%の確率で発生すると長期予測した。これを受け、東電は08年、福島県沖で大地震が発生した場合、最高で15.7メートルの津波が来ると試算したが、対策工事をしていなかった。
>政府の地震調査研究推進本部(推本)は2002年、三陸沖から房総沖の地域で、マグニチュード8クラスの大地震が30年以内に20%の確率で発生すると長期予測した。これを受け、東電は08年、福島県沖で大地震が発生した場合、最高で15.7メートルの津波が来ると試算したが、対策工事をしていなかった。
>東電は報告書で「仮想的な条件で算出したもので、実際には起こらないと考えた」としており、元担当者らも検察当局に同様の説明をしたとみられる。
>検察当局はこの試算に注目し、当時の東電担当者の他、地震・津波学者を幅広く聴取した。東電は報告書で「仮想的な条件で算出したもので、実際には起こらないと考えた」としており、元担当者らも検察当局に同様の説明をしたとみられる。
>推本に関わった学者は「長期予測は警鐘を鳴らすことが趣旨ではなく、可能性のある結果を集めただけだ」と指摘。聴取を受けた別の学者も「東電は現実的に考えたのだろう」と擁護する。こうした状況から検察当局は、東電が実際に事故が起きると予見することは難しかったとの見方を強めている。
【時事通信/3月9日(土)15時11分配信】
つまり、堤防の高さが足りなかった不運な結果である。
東電は予測を現実歴なものではなくあくまで計算上の可能性貳過ぎないと、考えた。
実際の可能性として予測する事は、困難であったと、学者達が擁護する。
検察は、「そーだそーだ」と納得する。
従って、東電本社とその経営陣に対する、具体的な責任追及をする事は困難である、という結論にたっする。
あーあ。
司法制度は、遥か以前から崩壊している。
支配勢力に邪魔な存在は、冤罪をでっち上げてでも排除する。
警察、検察、判事、裁判所一体となって。
マスコミが強力なる援護射撃を行って。
無法国家ニッポン。
▶広瀬東電社長「責任全うする」=福島の復興本社で黙とう(時事/見出し)
>復興本社の会議室では地震発生時刻の午後2時46分、約50人が黙とう。広瀬社長は「原発事故で福島の皆さまを中心に、たくさんの方々に大変なご苦労をお掛けし続けていることを、改めておわび申し上げたい」と謝罪した。訓示の様子は、東京の東電本社や各事業所に中継された。
> 福島第1原発事故の発生から2年を迎えた11日、東電の広瀬直己社長は福島県楢葉町の作業拠点「Jヴィレッジ」内にある東電福島復興本社で訓示し、「経営方針で原発事故の責任を全うすることをトップに掲げている。この地(福島)に足を運び、被災された方々から話を聞き、何ができるかじっくり考えてもらいたい」と社員に呼び掛けた。
【時事通信/3月11日(月)20時1分配信】
言葉で謝って終わり。
東京電力の責任とは、あらゆる資産を売却してでも被災者の「全員」に、最低限の保証を行って後、会社を整理する事である。
発電事業も、送電事業も、他に引き受け手は沢山有るだろう。
経営陣をしめた、歴代会長、社長、役員達は私財を投げ打って無一文になって、社会から抹殺されてしかるべきである。
僅か十数人の食中毒を出しただけで、料理屋は閉店に追い込まれる事も有る。
日本の国土のほぼ半分を放射能汚染し、残り半分にまで放射線物質が到達し始めている、これだけの大災害を引き起こしていながら、何らの責任も取らないなど、人間社会で説明は出来ない。
総て地震と津波のせいにして、自分達自らも被害者の様な顔で、のうのうと会社が存続し、料金の値上げすら行う厚顔ぶり。
「国有化された」と、恨みがましい態度ですらある。
国有化と言っても、国が資金を投入し、その相対的影響で最大株主が国になっただけ。
会長や社長人事が、国によって行われただけ。
あとは、何の変化も無く「準公務員」と呼ばれた東電社員達は、未だに豊かな暮らしをして平然としている。
日本人は、カッパによって生き肝が抜かれてしまっているのか!?
声をあげよう。
行動しよう。
政府と官僚とに、身を以て抗議しよう。
もう、既に二年もの時が過ぎ去った。
被災した自治体は、未だに復興しない。
避難所暮らしの被災者は、仮設住宅から独立出来るメドすら立っていない。
二年も過ぎ去って。
そして。
まだ、たった二年しか経っていない。
避難所生活の長期化による、ストレスが引き起こす精神失調や体調不良。
家族環境の激変に伴う、家族間の精神的変化がもたらす、DVや自殺等の悪影響。
そして、これから明らかになる「放射能被曝」に寄る健康被害は、未だ表立って話題に上らない様に隠蔽されているが、これから隠しきれない状況に追い込まれて行く。
そして人体への放射能被害は、被曝した当人だけでなく、DANへの傷がその子々孫々に受け継がれ、何世代にも渡っての悲劇が生まれて来る筈である。
数十年、いや百年単位での「生体構造の悪化」は、避けられない事実である。
百年単位で続く被害に、まだ二年しか経っていない事を改めて思い起こせば、今後の住民達の精神的肉体的苦しみは、一体誰がどうやって補償出来るのか。。。
それなのに。
「原発止められない」利権集団は、今この時ですら原発の再稼働の為に、あらゆる策略を練って、国民を愚弄し続けようとしている。
東海原発、15メートルの防護壁。
女川原発、17メートルの防護壁。
違うでしょう。
防護壁を何メートル多雨来れば安全か、という次元の問題ではない。
自然災害は、常に「想定外」の規模で起こるから、被害が起きるのだ。
万一防護壁より数十センチ高い津波が来たら、それでおしまい。
幾ら補助電源を設置しても、万一冷却システムが破壊されたら、第二第三のフクイチ事故に直結する。
フクイチ直後に、どなたかのツイートにあった。
『年老いた祖父が言うには、壊れた時修理出来ない様な物は、作ってはいけないと。無学ながら、長年もの作りに携わって来た祖父の言葉には説得力があった』
その通りなのだ。
人間の作ったものに「完全」は無い。
必ず壊れる。
そしてひとたび壊れた時、人の手で覇修理出来ない様な物は、作ってはならない。
そんな単純な事が、利権集団には理解出来ない。
あの手この手で、強引に押し切ってしまうつもりである。
『停止中の原発は、安全が確認出来次第順次再稼働します』(安倍晋三)
安全を、一体全体どうやって「確認」出来ると言うのか。
利権集団側が「安全だ」と言ったら、それで安全は確認された事になるのだ。
彼等の理屈では。
いまや、衆議院の多数によって「やりたい放題」の安倍自民党政権。
その、安倍内閣に期待するが、49%だとか。
許していいのか!?
何故、何も考えないのか。
株価が上昇したら、それが功績なのか。
円安により、株価の上昇分は相殺されてしまっている。
国内DGPの、わずか14%に過ぎない輸出が恩恵を受けると日本中が沸いているが、国内での庶民の日常の消費物資は、日用品も耐久消費財も、食料品も何もかも、殆どが輸入品がどこかに使われている。
小麦が、大豆が値上がりすると、味噌醤油から始まってうどんも素麺も、豆腐も納豆も、外食も総てに影響が及ぶ。
そこには、値上げしか生き延びる手段は残されてい無い「中小」の企業は、値上げも不可能な中で倒産するしか無く、庶民は所得が増える事無くインフレを迎えて、増税に寄るダブルパンチで生活が崩壊する。
そんな事も考えずに、「アベノミクス」等と言うカタカナ語で人々は沸き返る。
もう、本当に何とかしなければ、日本は永久に立ち直れないまでに崩壊してしまう。
国民生活が破綻すれば、東日本の大震災を悼む、等と言っている事が笑い話になってしなうのだ。
2年間の「国」と「県」と「自治体」の首長達のやって来た事を、注意深く振り返ろう。
しっかり検証しよう。
新聞とテレビが、学者や学識経験者という「無名のご用聞き」が、何を言って来たか、何をして来たかを、振り返って思い出そう。
二年もの間、被災者を打ち捨てたままに放置し、実効性のある何の援助も行わず、ましてや補償も慰謝料も支払わず、延々と棄民政策に突き進んで来た政官財学報の存在に、異議を突きつけよう。
『否』とハッキリ言わなければならない。
拒否を伝え、国と国民とだけの為に政治を行うような政府を作らせよう。
失われた二年は、あまりにも高価であった。
国民の命と平和と、人間らしく生きて行ける社会環境を守り、維持して行くそんな政府を持つ国の国民になりたい。
そして、今後子孫の世代にまで影響の及ぶ放射線被害を、今からでも最小限に抑える為に、あらゆる努力を惜しまないで暮らして行こう。
昨年の3月11日に、心の痛みに耐えかねて、私は以下のツイートした。
『せめて、今日だけは鎮魂と追悼に費やそう。そして明日からは、闘おう。日本を日本人の手に取り戻すために。』
『悲しい国の民として生まれて来た事を、後ろ向きに捉えるのはよそう。一人一人が、どうすれば悲しい国のでなくなるように出来るかを、考えながら、生きていきたい。』
『生きて行こうね。生きて行こうよ。笑って、泣いて、怒って、生きて行こう…。今日、改めてそう、思った。』
あれから、更に一年の時が流れた。
日本の状況は、まったく同じである事に、強い怒りを覚えながらも、一年前と同じ事を再び言わなくてはならない。
生きて行こうね。生きて行こうよ。笑って、泣いて、怒って、生きて行こう…。
今日だけは鎮魂と追悼に費やそう。
明日からは、闘おう。日本を日本人の手に取り戻すために。
後ろ向きに捉えるのはよそう。
どうすれば悲しい国のでなくなるように出来るかを、考えながら、生きていきたい。
フランス時間午前6時46分。
ニュース専門チャンネル「BMFTV」で東日本の津波発生の瞬間の、二周年で行われている黙祷を中継映像で流している。
現地特派員とスタジオとの会話で、未だ何も解決していない仮設住宅で暮らす被災者の問題、フクイチの放射能は止まっていない事、それなのに現実に稼働している2基の原発に稼働再考の動きは無いのか、との疑問も。
昨年の本日の拙ブログを再録する。
是非、再びお目を通して頂きたい。
言葉は一切無い。
一年間の比較の写真だけ。
本日のツイッターから拾った呟き。
@saitoyasunori 斎藤恭紀 希少予報士・前衆議院議員
自然の刃を人間の技術が抑え込むことはできない。これは原発事故、巨大津波で痛いほどわかった。この失敗から、この経験から学ばなければいけないのに、津波以上の高さの防潮堤建設や脱原発見直しとか、過ちからちっとも学んでいない、この2年。
私が勝手に送りつけた返信。
@tokidokiparis
過ちに学ぶ気など、毛頭無い政財官報のシロアリ達。事を荒立てるのを好まない日本人の優しさを盾にとって、利権を死守するガリガリ亡者達は、ヒトの心など持っていないのです。
更にもう一つ。
@hashimotokumi 橋下久美(ガンバレ!小沢一郎と生活の党)
「3.11祈りの日」菅原文太さん登壇!宮脇先生の話をうけて森の防潮堤を実現してほしい。最前列に座る亀井静香議員にくれぐれもと頼みむ。宮城県でコンクリの堤防づくりを開始した。何としても止めなければならない。知事が独走で始めてしまった→ pic.twitter.com/fynuRMRCwc
私からの返信。
@tokidokiparis
総理大臣を筆頭に、ほとんどの首長は独走する。地方議員は目先の見せ掛けの経済の事だけで賛成する。頭の悪い、感受性の欠如した、慈悲も慈愛も無い人間に、議員に、政治家になれない様に出来ないものか。
Yahooによる特集。
第1章 私たちの意識や価値観は変わった?
"自分のことより社会に関心がある人が増え、しっかりと計画を立てて豊かな将来を築きたいという堅実な人が増加"
[出典] NHK放送文化研究所(2012年6月1日)東日本大震災で日本人はどう変わったか
"震災以後、社会との結び付きについて「前よりも大切だと思うようになった」と答えた人が79.6%"
[出典]時事通信(2012年3月31日)【図解・社会】東日本大震災・大震災後の社会との意識変化(2012年3月31日)
"震災の前後で「自分を信じる」が「専門家に助言を求める」を逆転"
[出典] @DIME(3月6日)世の中で成功するために自分を信じる?助言を求める?
"「仕事があることの大切さを実感した」人の割合は3割(29.9%)、次いで「ワーク・ライフ・バランスに対する関心が高まった」が2割弱と続く"
[出典]「ポスト3.11の仕事観」に関する調査 - NTTデータ経営研究所調査。MANAGEMENTLEADER(2012年12月10日)
"価値観の変化2位は「より人の役に立つ仕事がしたいと考えるようになった」で42.7%。ほかの調査項目で、「勤務地を重視するようになった」が35.0%"
[出典] リクナビNEXT(2011年8月10日)3・11大震災が変えた仕事と「仕事」と「生き方」、400人の真実
"震災前は12~15%の国民が「科学者の話は信頼できる」としていたのに対して、震災後は約6%と半分以下にまで低下している"
[出典]文部科学省科学技術に対する意識の変化
◆無駄を見直し、節約我慢できること、買わずに済むことを考えたい
◆日常生活の中の「ささやかな幸せ」を大事にしたい
◆非日常的な気持ちになれる時間・場所を作っておきたい
[出典]電通総研(2012年9月21日)意識『震災一年半後の意識・ライフスタイル』』レポート
実におおざっぱな資料では有るが、震災後の「一般庶民」の考え方の、有る部分の変化が理解出来る。
『科学者の話は信頼出来る』と考える人が、僅か、僅か6%しか居なくなってしまった。
極めて当然の結果である。
国民の判断も、捨てたものでは無いと少し安心した。
「権威」と「お上」には逆らわない。
「権威」と「お上」の言う事は100%信じる。
そんな国民意識に、風穴が空けられたらしい。
しかし。
お上はウソをつく。
国民を騙して支配しようとする。
そして、そのお上の周囲にへばりつく吸血ヒルの集団は、お上のウソを事実と信じ込ませる為に、あらゆる手段を講じるのだ。
御用学者。
報道機関。
一部の言論陣達。
その中から、お上の意図で隠蔽されていた真実を明かし始める動きも少しずつ産まれて来る。
▶「死者いないはうそ」=福島大教授、原発事故の影響訴え―東京【震災2年】(時事/見出し)
>東京電力福島第1原発事故から2年となった11日、東京都内で脱原発を訴える講演会が開かれ、福島大の清水修二教授(地方財政論)が「原発事故で1人も死んでいないというのはうそ。大変な人的被害だ」と影響の大きさを訴えた。
>清水教授は「福島県では15万人近い人が今も避難している。震災関連死は1300人を超えた」と指摘。「避難は犠牲を伴うが、多くは原発事故の放射能によるものだ」と述べ、事故を過小評価しないよう呼び掛けた。
また、県内では避難するかしないかで住民の間に対立が生まれたとした上で、「これからは帰還するかしないかで対立が持ち上がる」と懸念した。
【時事通信/3月11日(月)22時25分配信】
放射能は「飲んでも安全」と宣うた『科学者』が居た。
国民は、そんな妄言にいつまでも騙され続ける訳では無い。
▶原発事故で国の責任問う 福島県民ら1650人一斉提訴(朝日/見出し)
>東京電力福島第一原発事故で平穏な生活を奪われたとして、福島県内の住民や首都圏に住む避難者ら計1650人が、東日本大震災から2年となる11日、国と東電に損害賠償などを求め、福島、東京など計4地裁・支部で一斉に提訴した。弁護団によると、原状回復費用なども含めた請求総額は約53億円。この事故で国の責任を問う集団訴訟は初めてだという。
>「原発は国が推進してきた政策であり、東電を指導する立場として責任がある」
>福島地裁には800人が提訴した。事故当時、福島県を中心に、宮城、山形、栃木、茨城各県に住んでいた人で、「事故前の状態に戻せ」という原状回復の訴えが中心だ。放射線量を事故前の水準に戻すことや、1人あたり月5万円の慰謝料を求めている。
>最も多い822人が提訴したのは、同地裁いわき支部。全員がいわき市民で、同様に放射線量を平常時に戻すことや、子どもが月8万円、大人が月3万円の慰謝料などを求めた。
>東京都内に避難した8人は東京地裁、千葉県内に避難した20人は千葉地裁に提訴した。弁護団によると、今後も追加提訴の動きがあるという。
>「国と東電に誠実な救済の姿勢は感じられない。裁判で責任を確定させることで初めて、被災地の復旧につながる」
【朝日新聞デジタル/3月11日(月)20時14分配信】
>この事故で国の責任を問う集団訴訟は初めて
と言う事実に驚かされる。
1650人1650人という人数にも、驚かされる。
既に1650万人程が提訴していて、当然なのではないのだろうか。
そして、現実としては、法的措置の観測は以下の通りである。
▶「津波15メートル超」試算が焦点=原発事故捜査で検察当局【震災2年】(時事/3月9日(土)15時11分配信)
>発生から2年を迎える東京電力福島第1原発事故をめぐっては、東京、福島両地検が業務上過失致死傷容疑などの告発を受理し、捜査を進めている。最大の焦点は、東電が事故前に15メートル超の大津波を予想しながら対策工事をしていなかったことを過失に問えるかだが、困難との見方が強まっている。処分の最終的な判断は4月以降となる見通しだ。
>政府の地震調査研究推進本部(推本)は2002年、三陸沖から房総沖の地域で、マグニチュード8クラスの大地震が30年以内に20%の確率で発生すると長期予測した。これを受け、東電は08年、福島県沖で大地震が発生した場合、最高で15.7メートルの津波が来ると試算したが、対策工事をしていなかった。
>政府の地震調査研究推進本部(推本)は2002年、三陸沖から房総沖の地域で、マグニチュード8クラスの大地震が30年以内に20%の確率で発生すると長期予測した。これを受け、東電は08年、福島県沖で大地震が発生した場合、最高で15.7メートルの津波が来ると試算したが、対策工事をしていなかった。
>東電は報告書で「仮想的な条件で算出したもので、実際には起こらないと考えた」としており、元担当者らも検察当局に同様の説明をしたとみられる。
>検察当局はこの試算に注目し、当時の東電担当者の他、地震・津波学者を幅広く聴取した。東電は報告書で「仮想的な条件で算出したもので、実際には起こらないと考えた」としており、元担当者らも検察当局に同様の説明をしたとみられる。
>推本に関わった学者は「長期予測は警鐘を鳴らすことが趣旨ではなく、可能性のある結果を集めただけだ」と指摘。聴取を受けた別の学者も「東電は現実的に考えたのだろう」と擁護する。こうした状況から検察当局は、東電が実際に事故が起きると予見することは難しかったとの見方を強めている。
【時事通信/3月9日(土)15時11分配信】
つまり、堤防の高さが足りなかった不運な結果である。
東電は予測を現実歴なものではなくあくまで計算上の可能性貳過ぎないと、考えた。
実際の可能性として予測する事は、困難であったと、学者達が擁護する。
検察は、「そーだそーだ」と納得する。
従って、東電本社とその経営陣に対する、具体的な責任追及をする事は困難である、という結論にたっする。
あーあ。
司法制度は、遥か以前から崩壊している。
支配勢力に邪魔な存在は、冤罪をでっち上げてでも排除する。
警察、検察、判事、裁判所一体となって。
マスコミが強力なる援護射撃を行って。
無法国家ニッポン。
▶広瀬東電社長「責任全うする」=福島の復興本社で黙とう(時事/見出し)
>復興本社の会議室では地震発生時刻の午後2時46分、約50人が黙とう。広瀬社長は「原発事故で福島の皆さまを中心に、たくさんの方々に大変なご苦労をお掛けし続けていることを、改めておわび申し上げたい」と謝罪した。訓示の様子は、東京の東電本社や各事業所に中継された。
> 福島第1原発事故の発生から2年を迎えた11日、東電の広瀬直己社長は福島県楢葉町の作業拠点「Jヴィレッジ」内にある東電福島復興本社で訓示し、「経営方針で原発事故の責任を全うすることをトップに掲げている。この地(福島)に足を運び、被災された方々から話を聞き、何ができるかじっくり考えてもらいたい」と社員に呼び掛けた。
【時事通信/3月11日(月)20時1分配信】
言葉で謝って終わり。
東京電力の責任とは、あらゆる資産を売却してでも被災者の「全員」に、最低限の保証を行って後、会社を整理する事である。
発電事業も、送電事業も、他に引き受け手は沢山有るだろう。
経営陣をしめた、歴代会長、社長、役員達は私財を投げ打って無一文になって、社会から抹殺されてしかるべきである。
僅か十数人の食中毒を出しただけで、料理屋は閉店に追い込まれる事も有る。
日本の国土のほぼ半分を放射能汚染し、残り半分にまで放射線物質が到達し始めている、これだけの大災害を引き起こしていながら、何らの責任も取らないなど、人間社会で説明は出来ない。
総て地震と津波のせいにして、自分達自らも被害者の様な顔で、のうのうと会社が存続し、料金の値上げすら行う厚顔ぶり。
「国有化された」と、恨みがましい態度ですらある。
国有化と言っても、国が資金を投入し、その相対的影響で最大株主が国になっただけ。
会長や社長人事が、国によって行われただけ。
あとは、何の変化も無く「準公務員」と呼ばれた東電社員達は、未だに豊かな暮らしをして平然としている。
日本人は、カッパによって生き肝が抜かれてしまっているのか!?
声をあげよう。
行動しよう。
政府と官僚とに、身を以て抗議しよう。
もう、既に二年もの時が過ぎ去った。
被災した自治体は、未だに復興しない。
避難所暮らしの被災者は、仮設住宅から独立出来るメドすら立っていない。
二年も過ぎ去って。
そして。
まだ、たった二年しか経っていない。
避難所生活の長期化による、ストレスが引き起こす精神失調や体調不良。
家族環境の激変に伴う、家族間の精神的変化がもたらす、DVや自殺等の悪影響。
そして、これから明らかになる「放射能被曝」に寄る健康被害は、未だ表立って話題に上らない様に隠蔽されているが、これから隠しきれない状況に追い込まれて行く。
そして人体への放射能被害は、被曝した当人だけでなく、DANへの傷がその子々孫々に受け継がれ、何世代にも渡っての悲劇が生まれて来る筈である。
数十年、いや百年単位での「生体構造の悪化」は、避けられない事実である。
百年単位で続く被害に、まだ二年しか経っていない事を改めて思い起こせば、今後の住民達の精神的肉体的苦しみは、一体誰がどうやって補償出来るのか。。。
それなのに。
「原発止められない」利権集団は、今この時ですら原発の再稼働の為に、あらゆる策略を練って、国民を愚弄し続けようとしている。
東海原発、15メートルの防護壁。
女川原発、17メートルの防護壁。
違うでしょう。
防護壁を何メートル多雨来れば安全か、という次元の問題ではない。
自然災害は、常に「想定外」の規模で起こるから、被害が起きるのだ。
万一防護壁より数十センチ高い津波が来たら、それでおしまい。
幾ら補助電源を設置しても、万一冷却システムが破壊されたら、第二第三のフクイチ事故に直結する。
フクイチ直後に、どなたかのツイートにあった。
『年老いた祖父が言うには、壊れた時修理出来ない様な物は、作ってはいけないと。無学ながら、長年もの作りに携わって来た祖父の言葉には説得力があった』
その通りなのだ。
人間の作ったものに「完全」は無い。
必ず壊れる。
そしてひとたび壊れた時、人の手で覇修理出来ない様な物は、作ってはならない。
そんな単純な事が、利権集団には理解出来ない。
あの手この手で、強引に押し切ってしまうつもりである。
『停止中の原発は、安全が確認出来次第順次再稼働します』(安倍晋三)
安全を、一体全体どうやって「確認」出来ると言うのか。
利権集団側が「安全だ」と言ったら、それで安全は確認された事になるのだ。
彼等の理屈では。
いまや、衆議院の多数によって「やりたい放題」の安倍自民党政権。
その、安倍内閣に期待するが、49%だとか。
許していいのか!?
何故、何も考えないのか。
株価が上昇したら、それが功績なのか。
円安により、株価の上昇分は相殺されてしまっている。
国内DGPの、わずか14%に過ぎない輸出が恩恵を受けると日本中が沸いているが、国内での庶民の日常の消費物資は、日用品も耐久消費財も、食料品も何もかも、殆どが輸入品がどこかに使われている。
小麦が、大豆が値上がりすると、味噌醤油から始まってうどんも素麺も、豆腐も納豆も、外食も総てに影響が及ぶ。
そこには、値上げしか生き延びる手段は残されてい無い「中小」の企業は、値上げも不可能な中で倒産するしか無く、庶民は所得が増える事無くインフレを迎えて、増税に寄るダブルパンチで生活が崩壊する。
そんな事も考えずに、「アベノミクス」等と言うカタカナ語で人々は沸き返る。
もう、本当に何とかしなければ、日本は永久に立ち直れないまでに崩壊してしまう。
国民生活が破綻すれば、東日本の大震災を悼む、等と言っている事が笑い話になってしなうのだ。
2年間の「国」と「県」と「自治体」の首長達のやって来た事を、注意深く振り返ろう。
しっかり検証しよう。
新聞とテレビが、学者や学識経験者という「無名のご用聞き」が、何を言って来たか、何をして来たかを、振り返って思い出そう。
二年もの間、被災者を打ち捨てたままに放置し、実効性のある何の援助も行わず、ましてや補償も慰謝料も支払わず、延々と棄民政策に突き進んで来た政官財学報の存在に、異議を突きつけよう。
『否』とハッキリ言わなければならない。
拒否を伝え、国と国民とだけの為に政治を行うような政府を作らせよう。
失われた二年は、あまりにも高価であった。
国民の命と平和と、人間らしく生きて行ける社会環境を守り、維持して行くそんな政府を持つ国の国民になりたい。
そして、今後子孫の世代にまで影響の及ぶ放射線被害を、今からでも最小限に抑える為に、あらゆる努力を惜しまないで暮らして行こう。
昨年の3月11日に、心の痛みに耐えかねて、私は以下のツイートした。
『せめて、今日だけは鎮魂と追悼に費やそう。そして明日からは、闘おう。日本を日本人の手に取り戻すために。』
『悲しい国の民として生まれて来た事を、後ろ向きに捉えるのはよそう。一人一人が、どうすれば悲しい国のでなくなるように出来るかを、考えながら、生きていきたい。』
『生きて行こうね。生きて行こうよ。笑って、泣いて、怒って、生きて行こう…。今日、改めてそう、思った。』
あれから、更に一年の時が流れた。
日本の状況は、まったく同じである事に、強い怒りを覚えながらも、一年前と同じ事を再び言わなくてはならない。
生きて行こうね。生きて行こうよ。笑って、泣いて、怒って、生きて行こう…。
今日だけは鎮魂と追悼に費やそう。
明日からは、闘おう。日本を日本人の手に取り戻すために。
後ろ向きに捉えるのはよそう。
どうすれば悲しい国のでなくなるように出来るかを、考えながら、生きていきたい。