晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

亀井静香氏と同じ言葉を捧げよう。菅直人よ『のぼせるな!』

2011-01-26 20:51:52 | 政治と社会
「日本だけが丸裸になれない。のぼせるなと言いたい」


のぼせるな!

何にかって?

総てにだ。
菅直人のやり口。

このままでは、来る4月の「統一地方選挙」に、民主党は<大敗>を喫する。

日本の屋台骨を支える<地方>の活性化、ひいては<日本人の生活>の活性化を計るべく、新たな基盤を作るのが、更に4年遅れてしまう。

勿論、その後の4年間で「民主党」が本来有るべき姿に立ち戻り、国民がその事を受け入れて、再び支持をしたとしての事だ。

恐らく、民主党は完全に愛想を尽かされ、二度と再び「地方分権」など模索出来なくなる可能性の方が、より現実的である。

たった一人の『大馬鹿者』と、その神輿を担いで好き勝ってをやろうとする四人の『大悪人』の、個人的<欲望>と<未熟さ>と<無能さ>のせいで。


岡田くん。
イオンのお陰で、日本中の地方都市の「昔からの」繁華街が、見るも無惨な『シャッター街』になっている事など、知らないのだろうな。

枝野くん。
祖父「尾崎行雄」の辿った『官僚』から『新聞記者』をへての『政界』入りや、『クーデター』を企てたりしたDNAは、ダテでは無い訳だ。
この枝野幸男は、「尾崎行雄」とは無関係である様です。岩下俊三様に誤りをご指摘頂きました。訂正してお詫び致します。

その「尾崎行雄」の不動の地盤伊勢市の、「お伊勢参り」の群衆でにぎわった「目抜き通り」は、殆どの店舗はシャッターを閉ざし、歩く人影も少なく、最早地図上の一本の線でしか無い有様だ。
勿論、郊外のイオンは大にぎわい。
車を運転しない、一人暮らしのお年寄りは、どうなる?

前原くん。
君の「進学塾」は、ペーパー・テストの回答方法しか、教えてくれなかったらしい。
世の中、人間の『生』の営みには、ペーパー・テストの回答方法では解決出来ない問題が、微妙な<機微>に絡んで、複雑に絡み合っているのだよ。

その、精神の微妙な機微は、国と国民個人との関係のみならず、国と自治体との、国と地方との、国と国との関係においても、同じ様に作用するのだ。

仙谷くん。
横柄で、短気で、傲慢な君の態度は、国の将来を預かる立場には、全く相応しくない。
君が、幾ら<策士>を気取ってみた所で、これまでの君のやり方を見ていたら、その「小賢しい」才能が、単におのれの利己的欲望においてのみ有効である事は、既に知られてしまっている。


そして、その『四人組』に担がれた<馬鹿神輿>たる菅直人くん。

君の存在そのものが<不条理>である事は、既に万民の認める所となっている。
君の、総理のイスへの執着が、日本の明日を破壊しているのだ。

君のその、飽くなき権力への執着心が、日本の国民の生活を破壊するのだ。
君のその、目しいた感覚が、日本を地獄へと導いて行くのだ。


『平成の開国』だと?

既に、アメリカの属国状態にある我が国を、何処まで売り渡そうとすれば気が済むのだ。
「日本」と言う国は、菅直人の個人的所有物では無い。

自分の財産なら、誰に売り渡そうが君の自由だ。
菅直人の財産など、我々国民は「知った事では無い」。
しかし、国を売り飛ばす権利が、なんで君に有るのだ。



▶<国民新党>民主に…イラ亀!? TPP交渉「のぼせるな」(毎日見出し)

>亀井氏は26日の会見で、TPPについて「日本だけが丸裸になれない。のぼせるなと言いたい」と不快感を表明。

>予算案の修正に言及していることに対しても「最初から修正、修正というのはおかしな話」とかみついた。
【毎日新聞/1月27日(木)2時33分配信】


ははっ。

誰かが、はっきりとこのように言うべきなのだ。
菅直人に面と向かって、直接に。

「のぼせるな」

『環太平洋パートナー・シップ』だと?
見え透いた事を。

しかも、例に依っての目くらましで「アルファベット3文字」でのあざといゴマカシ。

アメリカと、関係8カ国の経済活動のうち、実に9割が日米関係で占められる。

日米以上に量的にも質的にも相互関係が重要な筈の、『中国』と『韓国』とは参加していない。
おかしいとは思わないのか。

昨年末の、臨時国会での迷走中に、いきなり出て来た『TPP』など、何の目的で言い出したのやら。

「郵政民営化」に伴う資金野流れの自由化。
早い話が、国民の郵便貯金を、モルガンだか何だかの、ユダヤ資本に吸収させる、約定では無いか。

農産物の輸出入の完全自由化。
トヨタとパナソニックを買ってもらう為に、コメを始めとしてあらゆる食料を、アメリカ産の進出に完全解放する約定では無いか。

亀井氏のおっしゃる通り。
『丸腰』にさせられる。

ただでさえ、日本の食料自給率は30%台に落ち込んでいる。

味噌醤油、豆腐や納豆、あらゆる「身の回りの」日本の食の基本をまかなう『大豆』は90%以上を、輸入に頼っている。

アメリカは、輸送途中での腐敗を防ぐ為に、アメリカ国内では禁止している<発癌性農薬>を大量に散布した状態で、船積みする。

『タバコ』その他、人間の生命に関わる危険物を、国内で禁止し、その分外国に、特に欧米以外の<アジア>や<アフリカ>に大量に売りさばく事は、アメリカの得意芸である事は常識では有った。
しかし、我が日本政府は、彼等の『ポスト・ハーベスト農薬散布』に対して、自民党政権以来一切「異議を唱えない」で受け入れて来た。

牛肉にしても、「生後8ヶ月以下」に限定などと<オタメゴカシ>で国民をだまくらかしているが、あの国の牧畜法は、日本の小型の県くらいも有る牧場で、数十万等の牛を放牧し、何時何処で出産したか「把握出来ない」状態の肉牛生産なのだ。

日本の様に、夜は必ず牛舎に入れて、各頭に名前まで付けてかわいがる様な、そんな飼育方法では無いのに、一体全体どうやって「生後8ヶ月以下」などと証明出来るのだ。

あくまで、生産者の誠意に頼るのみ。
アメリカに誠意を期待する??

その<枠>を撤廃し、アメリカ牛の大量輸出をもくろむアメリカ生産者の思うつぼである。


<パートナー・シップ>とは、文字通り『パートナー』としての付き合い方の事である。

日米間の何処に、対等な『パートナー・シップ』が有るとでも言うか。

『そうりだいじん』を筆頭に、『がいむだいじん』以下、日本の政治家は、アメリカに行って、あちらの「有力者」に会ってもらう事、で感激し、相手の言いなりになって、意気揚々と帰国するのが通例では無いか。

官僚、マスコミを挙げて、対米追随姿勢を貫き、アメリカの政策に一喜一憂し、アメリカの経済に左右され、アメリカの外交戦力に踊らされ、アメリカの軍事戦略に加担させられて、「国を導いている」気になっていたのが、これまでの日本の政治であった。

拙ブログでも、散々書いて来た「アメリカによる、アメリカの為の、日本の政治」に、そろそろ終わりを告げようと言うのが、小沢氏の政治理念であった。

それを実現する事が、官僚主導からの脱却に繋がり、地方分権に繋がる筈だった。

その為には、確立した政治哲学と、正確な分析力と、鋭い洞察力と、轍の意志と、固い信念とが無くしては、不可能である。

そして、その可能性の流れにオゾけを震ったのが、他ならぬ、アメリカの対日ロビーと、その配下の霞ヶ関官僚と、その配下の政治家と、その応援団であるマスコミであった。

後は、推して知るべし。


ただ、我々国民が怒るのは、旧政権下の諸々の者共が、慌てふためいて必死の抵抗をする事は、頷ける。

しかし、その『日本の変革』を国民が託した<政権交代>の意義を、個人的な醜い嫉妬欲望で、政権交代を<後退>させて恥じない、上記5人組の行いである。


何より許せない事は、白々しくも、おのれの権力欲の赴くままに、好き放題、やりたい放題の、むちゃくちゃな「政治姿勢」を繰り返し続けて恥じない事、である。


▶首相に信はあるのか…あまりに軽い「政治生命」(産経見出し)

>首相が「国民の最大の関心事」として掲げる消費税を含む税制・社会保障の一体改革をめぐり、こんなやりとりがあった。

>谷垣「首相は6月までに成案を得ることに『政治生命を懸ける』と明言した。なし得なかった場合は辞職する、もしくは信を問うため解散するのか」

>首相「政治生命を懸けるというのは改革に向け最大限努力していきたいという覚悟を申し上げた」

>随分軽い「政治生命」があったものだ。これでは首相が何を約束しようと「単に覚悟を示しただけだ」と逃げられることになる。菅内閣は「有言実行内閣」だったはずではないのか。

>永田町では漫画「タイガーマスク」の主人公・伊達直人を名乗る人物による児童福祉施設などへの寄付が相次いでいることにひっかけて、次のような言葉遊びが流行(はや)っている。

「虎のマスクで顔を隠すのが伊達直人 虎の威を借るのが菅直人」「贈与するのが伊達直人 増税するのが菅直人」
【産經新聞/1月26日(水)22時14分配信】


盗人猛々しい。
小人、耄碌しやすく、国益なり難し。


おのれを知り、おのれの器の範囲で生きて行かなければならない。

幾ら、「器の内側は空っぽ」だと言っても、各自夫々の器の中に居る。

空き缶の器は、「空っぽ総理」の器である。
自らの器を知らずして、国政など、行うべからず。


「のぼせ上がるな」

コメント (14)
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