あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

タイムスリップものが大流行り !?

2020-05-13 | テレビ
たまたまだろうか。
いま視聴中のNHKドラマ「アシガール」「いいね!光源氏くん」はいずれも ”タイムスリップ” もの。

先週の「アシガール」より。

「アシガール」(2017年の再放送)は現代の女子高生が戦国時代へ、
「光源氏くん」の場合は逆で、平安時代の光源氏ら(紫式部作『源氏物語』の登場人物)が現代社会へと、
それぞれタイムスリップする。
どちらも漫画原作ならではの奇想天外な設定。
こんな時期だからこそ、ゆる~くお気楽に見られて たまにキュンとなれるドラマはいい。

きのうAmazonプライムビデオで観た映画ー ボクの好きなウディ・アレン監督の「ミッドナイト・イン・パリ」も
たまたまタイムスリップものだったのでビックリ。
旅行でパリを訪れた主人公が 真夜中に酔っぱらって街をさまよっていると、
ちょうど12時に謎のクラシックカーがお迎えに。
誘われるがまま行ったパーティーには、
彼が敬愛する昔の芸術家たちー ジャン・コクトーやピカソやヘミングウェイがいた・・・
なんと1920年代のパリにタイムスリップしていたのだ。

そういえば今年1月にみた映画「イエスタディ」はタイムスリップもの、ではないが。
世界規模の停電があった直後に主人公(売れないミュージシャン)が交通事故に遭い、目覚めると自分以外の誰もビートルズの存在を知らない世界になっていた・・・なんて、妙な話だった。
(彼は誰も知らないビートルズナンバーを次々と歌い、天才と評され、スターダムにのし上がる…ジャンルでいうとファンタジー映画かな)

邦画では昨年テレビで観た「ナミヤ雑貨店の奇蹟」、あれも東野圭吾原作のタイムスリップものだ。

こんなふうに、あっちでもこっちでもタイムスリップ。
タイムスリップものは今を生きるわれわれの”現実逃避願望”をくすぐるのか?
きっとそうに違いない。

***
さて「アシガール」は音楽もいいんだ。
(「アシガール」と書いてて、アンガールズみたいや~とおもたり、、)

音楽担当は朝ドラ「スカーレット」と同じく、冬野ユミさん。
先週の第4話では—  戦(いくさ)に勝利した夜、若君(伊藤健太郎)の部屋に忍び込むことに成功したヒロイン唯(黒島結菜)。

この2人きりのシーン、最後に流れる英語の曲にビビビッ!と鋭く反応したボク。
「だれの曲だろ?」
英語だし、てっきり海外アーティストの楽曲かと思いきや、違った。
ネットで調べると…
どうやら冬野ユミさんのオリジナル曲で、歌うのは遠藤響子さんというシンガーソングライターだった。
曲名は『Nothin's enuf...』
アシガールサウンドトラックの19曲めに入っているようだ。(このサウンドトラック、めっちゃ売れたらしいぞ)

若君! 上の写真とともに この曲が流れたシーンであります(♫きゅんきゅん)

そうそう、もう一つ見ているドラマがあった。
日曜夜の「70才、初めて産みます セブンティウイザン。」(BSプレ)。
こちらもある意味、奇想天外な話だが。
とにかくベテランの2人、小日向文世と竹下景子が上手いので見応えがある。
(この2人によるリモートドラマは見逃しちゃった、、)
この「セブンティウイザン。」も漫画原作。
NHKさん、ネタがないから朝ドラと大河ドラマ以外は漫画に頼るしかないんだね、とほほー。



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