調律でピアノ復活

数週間まえの話〜

ママちゃんちのピアノを うん十年ぶりに

調律してもらいました。

なにせ うん十年ぶりですから、

音は狂いまくり…

それはもう 大変な作業でした。

内部にはホコリも溜まり、

最後には掃除機で吸い取ったりもしてました。

今回お願いしたベテラン調律師さんは、

かつて修業された河合楽器の調律師学校で

あのブラザー・トムと同期生。調律の技を競う校内の試験でトップを分けあったこともあるという。（この写真は映画「飛んで埼玉」の1シーン）

作業しながら あれこれ説明もしてくださいました。何にも覚えていませんが(^-^;

今回はネットで調律師さんを探したのですが、ご本人曰く「ネットはあまり信用しない方がいいですよ」ですって。

最後には真っ黒に変色したペダルをやすりで磨いてくれました。

作業は午後１時にスタートして、終わったらなんと日が暮れて夕方の６時。

たっぷり５時間の作業とおしゃべりでさぞお疲れだったことでしょう。

でもいちばん疲れたのはママちゃん。

ピアノがでーんと居間にあるので逃げ場もなかったのだ。

調律師さんは「これからは定期的にされた方が… 次は8月くらいにお待ちしてます」と笑顔で帰られましたが。

ママちゃんは「もう2度と来ていらん」。

「長すぎる〜！」と文句ばっか言うてました。もちろん帰られてからね。

（気になるうん十年ぶりの調律代は…？

 特別大サービスで ３万円！でちた）

ボブ・ディランに やきもき

ボブ、きみは新型コロナウィルスが怖くないの？

4月に来日予定のノーベル賞作家でもある

ボブ・ディラン。

御年70うん才にもかかわらず、先週決まった追加公演を含めると計15公演おこなう予定だ。

本当にボブは日本に来るのか？来れるのか？

新型コロナが中国で流行りだした頃から、気を揉んでいる。

なぜなら

杭州の若いお友だちに頼まれて、ボブの高額チケットを2枚買っちゃったから。チケットはとっくに彼らの手元に。

浙江省の中国人が日本に渡航禁止になった時点でお友だちからチケット払い戻しについて問い合わせがあった。

すぐにウドー音楽事務所に電話したが、そんな理由で払い戻しはできない、と言われた。そうだろうな〜とは思ったが。

たとえ4月の時点で浙江省から日本へ入境できたとしても。とてもお気楽に日本旅行などできる状況ではないだろう。

ボブが来日する、しない、いずれにしても彼らは日本に来られない。

なら、チケットはボクの手元にあった方がいい。お金も返すから、EMSで送ってちょ〜と昨日連絡した。

代わりにボクがコンサート行ければいいんだけど、いま身辺が慌ただしくて その時期確実に行ける自信がないや…。

もしボブに興味がある方がいれば、4月６日のチケット、安くお譲りしますよ(^^)。

とにもかくにも、今後のボブの動向に注視しなければ…。

＊おまけショット＊

♫灯りをつけましょ ぼんぼりに〜っと。

ママちゃんちに飾られた 小さいお雛さん。

ボスちゃん今日は学校がお休みとなり、がっかり…いや ちょっと嬉しそう⁇

这个病毒真的太毒，太狡猾了！（中国人の声）

先週末のオーバーワーク（福井日帰り＋東京日帰り）と睡眠不足のせいで、今週は案の定 風邪でダウン。しんどかった〜

高熱と頭痛が中心で風邪の諸症状がなかったので「ジンゾーとか何か悪い病では？」

という不安もよぎりつつ。
風邪だと信じて「多喝水，多喝水（水をたくさん飲め）」という中国での教えを頭に浮かべ、白湯や水をこまめに飲んだ。

２日め、あまり改善しないので近所の内科へ。いつもすいている内科はマスク患者で混みあっていた。
先生が服の上から胸元に聴診器を当て、「だいじょうぶですね」。
「肺炎ではないよ」と言われた気がした。
この見た目ジャイアンみたいな先生、近所の評判などはいっこうに聞かないが、
風邪ぐすりがいつも漢方（ツムラの顆粒）なのが気に入っている。

同じ漢方でも、いつも飲んでいる桂枝茯苓丸なんかとは違い、苦くてオエッとなるけどね。

書きかけのジャイアン。学校の模擬授業で絵カードとして使う予定。

＊＊＊
さて、新型コロナウィルス問題。
きのうの夜を境に「日本もいよいよマズいのでは？」と思い始めた。

テレビでよく見る、白鴎大の岡田晴恵教授はこう言った。

「今の患者数は氷山の一角、もう既に国内で数千人は感染しているはず」。

この人、妙に説得力がある。

お昼前、杭州の大学の老师からこんなメールを頂いたときは、まだ他人事のような気がしていたのだが—。

「由香里姐姐～您好！最近好吗？（こんにちは、お元気ですか）
　看到新闻日本的肺炎疫情也有点严重起来了，（ニュースによると日本の肺炎の状況もひどくなってきたし）
　您和您叔叔都保护好自己。」　（あなたもおじちゃんもお大事になさってね）

これにお返事できぬまま、夜になり・・・。
夜にお返事したら、色々あちら（中国）のようすがわかり、とても勉強になった。

「现在杭州情况好了很多，已经连续好几天没有新增的病例，
　有几天是新增一个。（杭州の状況はかなりよくなってきてて、新しい患者が出ない日が連続で何日も続いたり…云々）
　很多小区已经不封小区了，可以自由出入。」（多くのマンション柵内では閉鎖も解かれ、自由に出入りできるように）

「感觉中国除了湖北，其他地方控制得差不多了。（感覚的に湖北省を除いて、他の地域はどこも同じくらいコントロールできている感じ）
　很多工厂公司开始恢复生产。（多くの工場や会社が生産を始めている）
　但学校都还没有，所以我们都进行网上教学。」（でも学校はどこもまだ。なのでネット授業をしているわ）

「这个病毒真的太毒，太狡猾了・・・（このウィルスはほんとにひどい、狡猾すぎる）
　这个病毒传染性太厉害了，您和叔叔一定注意安全。（伝染性が半端ないからくれぐれも注意して）
　现在很多在日本的华人担心，说安倍有点大意啊。」

（いま日本にいる多くの中国人が心配していて、安倍総理はうかつだと言ってるわ）

そうか〜 やはり行動制限が徹底していた

中国に比べると、日本はゆるゆる。

トップである安倍さんがうかつ、ええ加減だと思われてるんだね。もともと あちらの习近平さんほどのチカラもないですがね。

こんな言葉も知らなんだ〜 やはりまだ初級レベルのボクちゃんでした。

後味の悪い「パラサイト 半地下の家族」

ついにオスカー（アカデミー賞）まで獲ってしまった、韓国映画「パラサイト　半地下の家族」。（中国語では「寄生虫」）
その前にはカンヌ映画祭でパルムドール（最高賞）を受賞、
新聞の映画評でも褒めちぎってあったので先月観に行った。
その日は水曜のレディースデー、そしてカンヌ効果もあってか入りは上々。
前方の席しか空いてなくて、２時間以上ずっと上を向いていたら、凝っている首がよけい痛くなった。
（これで観賞後が心地いい映画なら いいんやけど…）

感想は・・・

「うーん、これがパルムドール？」。
（その時はまだオスカー発表前だったので）

２時間超、「一瞬たりとも飽きさせない」という点では成功している。
金持ちのお屋敷に半地下に住む貧困家族が次々と住み着いていく過程はおもしろくもある。
しかし、その住み着いていく過程の”ウソ工作”がボクには不快に感じられた。
ちょっとのウソならかわいげや面白みもあるけど、これはちょっと行き過ぎじゃ〜ないか？
（大阪弁でいうと「いげつない」ってとこ)

まあ、その前半部分はまだ目をつぶるとしても。
後半の残酷極まりないシーンの数々には、まいった。
それでこの作品には「PG12」という指定がついているんだ。納得。
見終わったあとの後味が何ともいえない。（夜、夢に出てきそうな殺人シーン）

ポン・ジュノ監督といえば、
過去に『殺人の記憶』『母なる証明』を見た覚えがある。
見た覚えが・・・なんて、何とも頼りない記憶。
ようは印象が薄かったということ。当時絶賛されていた割にはボク好みではなかった。
そうか、ボクはこの監督さんとはセンスが合わないのかもしれない。（＞なーんてエラそうに）

（余談：カンヌのパルムドールといえば、少し古いですが「さらばわが愛、覇王別姫」。
「寄生虫」とは比べ物にならないドラマチックで芸術性に富んだ映画でした）

＊＊＊
映画ではないが、
「パラサイト」とは対照的に心がじーんとくる、いいドラマをみた。
「心の傷を癒すということ」（NHK土曜ドラマ）。
阪神・淡路大震災の時、被災者の心のケアのパイオニアとして奮闘しつづけた精神科医・安克昌さんをモデルにした物語。
全４話。たった４回で終わってしまうのが惜しまれる、ずっと見ていたい・・・そんな作品だった。
関西人ではないが、安医師を演じた柄本佑のゆるやかな関西弁のセリフがよかった。
妻役の尾野真千子はもちろん、親友役の濱田岳くんの演技にもほろりとさせられた。

＊おまけショット＊

スーパーのお菓子売場。ロッテ製品を２つ買うと羽生クンのクリアファイルがもらえると知り、チョコを２つ買って左のをゲット。ママちゃんにじまん(^ ^)

武漢応援ソング２ ♬坚定希望 With hope,with me

杭州のラジオを聴いてると…

どうやら武漢を励ます歌は何曲もあるみたいだ。

中でも比較的 今どきだな〜と思ってた曲が YouTubeにアップされてたので ご紹介。

曲名の坚定希望とは"確固たる希望"てな意味。７名の歌手や俳優さんが歌っている。ボクは李治廷（香港映画「岁月神偷」に出ていた）しか知らないけど。

ではでは、武漢の映像とともに聴いてみてね ↓

七位歌手公益献唱的歌曲《坚定希望 With hope,with me》