あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

コモロガエ~

2024-03-31 | 日記

ここにきて気温上昇~ ボスちゃんのダウンコートなどをクリーニングに出しにゆき(冬物第一弾)、ふと気づいた。

「はて、わらわはいつまでセーター着とるんや」。


あかん、あかん。

こんなんいつまでも着てたら、

春が来んわ。(>えらい重装備でしたな)



だいじなところはフンドシ(じつはマスク)でカモフラージュ。



しばしキュウケ〜



背中にアイシュ〜


いつまで茫然自失? 
(ボスちゃん、おきがえ探しちゅー)



いきなり夏服かい!

*おまけ*

まもなく始まる、センバツ高校野球の決勝戦。地元・報徳学園の相手は、群馬の健大高崎。ここの校歌が前にも書いたかもしれんけど、♪Be together~と横文字で始まる、いわゆる校歌っぽくない歌。♪鳥を彼方に連れていってよ~と歌いながら、さいごだけ「ああ、我らの〇〇高校」とつじつま合わせて?終わるところが、なんとも言えましぇーん。



よその校歌にいちゃもんつけて、


ゴメンちゃーい。
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やくみつるも、世の大谷フィーバーに辟易?

2024-03-29 | 野球

春ですな~(気温はこれ以上あがらんといて~とボスちゃん)。

鳥が飛びかい、さえずり、フンをする。ここのベランダに降り立ったのをみつけると、即座に駆けつけ、「しーっ!」「あかんで」と追い払う。どうも真上から飛来してくるような気が。もしや、上の階の老女(姉妹2人で居住)が餌付けをしているんじゃ?と疑っている。

***

うちのボスちゃん、きのうから機嫌がいい。このところツラかった腰痛が治ってきたせいもあるけど。きのうセンバツ⚾で地元の報徳学園が、あの大阪桐蔭に勝ってスカッ!と。どうやら報徳のピッチャー、今朝丸(けさまる)くんがお気に入りのようですな。(たしか昨年も甲子園に出ていたし。ただ顔と名前を記憶しているだけで、知り合い感覚になれるのがボスちゃんの特技?)


とにかく昨日はすばらしいピッチングだった、今朝丸(落語家かっ。お寺の子やったりして)。 

その飄々とした見た目から、元西武の西口文也投手を彷彿とさせる。あすの準決勝は投げないだろうな。あさっての決勝戦に期待しよう。

***

さて、昨日立ち読みした今週号の「週刊ベースボール」、やくみつるの連載4コマ漫画(右の作品)がおもしろかった。

こんな内容 ↓(ご自身で読みたい方はここまでに...)

①テレビで連日流れる「大谷翔平関連のニュース(結婚、デコピン等々)」に辟易し、ついに胃もたれを起こしてしまった、漫画家やく氏。

②「薬でも飲んだら?」と薬箱の胃薬を勧める妻。

③そうだね・・・と、やく氏が薬箱をあけ、そこにあった胃薬をひょいと手にしてビックリ仰天。

④なんと、胃薬まで「〇〇〇〇サン」だった!?

さあ皆さん、上の〇〇〇〇に入るのは何か、おわかりかな?

(答えはWebで。じゃなくって下の方↓ へお進みください)

   ↓

   ↓

   ↓

   ↓

   ↓

やく氏が手にした胃薬は「オオタニサン(太田胃散)」。オオタイサン、までもが「オオタニサン」に見えた、というオチでちた。(やくさんに座布団3枚!)

今日からプロ野球も開幕。新たなスターの誕生を心待ちにしていまーす。(いまんとこ、DeNAの度会、松尾に注目かな)

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子育てに保姆(シッター)が欠かせない中国

2024-03-26 | 中国 見聞録

杭州のカワユイお友だちに、宝宝(ばおばお=赤ちゃん)が産まれました。




これらは産まれて15日めのショット。

ママちゃんにも見せたら、生まれたての割に 顔がはっきりしてるな~と。


鼻も高いし、「肯定是美女=まちがいなくベッピンさんやわ~」と書いたら、

「是男孩子(笑)=男の子やで」と返事が。そうそう、そうだった。つい可愛いので”美女”なんて書いてしもたよ。

して昨日。宝宝の名前が気になって、チャットで聞いてみたら、最新のショット&動画(生後25日くらい)が送られてきた。



美女じゃなくって、帅哥(イケメン)ですな。

「実家のお母さんはまだいるの?」と聞くと、「母はもう(宁夏に)帰ったけど、(哈尔滨の)義父母が来てる」とな。そっかそっか。早く初孫の顔、みたいもんね。

そのあと「さっきの動画で喋っている女性の声は、〇〇阿姨」と聞き、産まれたての宝宝のために保姆=ベビーシッターさんを雇っていることがわかった。(阿姨=おばさん、あるいは年上の女性に対する呼称)

〇〇阿姨は2ヶ月、仕事をしてくれるようだ。そして「いま、宝宝は〇〇阿姨と寝に行ったので、私はちょっと休憩~」。

ななんと、シッターさんは泊まりで面倒をみてくれているようだ。絶対の信頼がないと、そこまで任せられないだろう。おそらく彼女のお母さんがいる間に(産まれる前から)、そのあたりの手配はしておいたのだろう。

われらが杭州にいた時、おじちゃんの同僚(独身女性)が深刻な病気で入院した際も、身の回りのお世話のための「保姆(ばおむー)」を雇っていた。入院期間が伸び、保姆が途中で替わることもあり、「保姆には当たりはずれがある。今の人はちょっと...」と彼女が言っていたのを記憶している。(ちなみに中国の看護師は日本みたいに患者の身の回りのお世話はしない。パッと見、かなりえらそう・爆)

今回垣間見た、中国でのベビーシッター事情。カワユイお友だちがいつ会社に復帰するつもりなのか?知らないが。実家で出産→その後の育児もガッツリお願いする(場合によっては預けて帰る)という選択肢ではなく、夫婦2人で育てる選択をした。そんな彼らの決断を心から応援したい。

(まあ、ひと口に実家と言っても、彼女の実家はロシアほど遠いからな~ なんたって中国は広い)

子育ての経験豊富な保姆さん(シッター)がいれば、ダンナさんが仕事でいない日中も安心。かたや日本ではいわゆる”ワンオペ”で頑張っている若いお母さんが多そう。こういう点は中国に見習ってもよさそうな気がする。もちろん、一朝一夕にはいかないけどね。

ps.宝宝の幼名は润发(るんふぁ)。香港スターのチョウ・ユンファ(周润发)からつけたのではないようです。

 

 

 

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地震国ニッポンの必読書!五百旗頭真『大災害の時代』

2024-03-25 | book

先日急逝された政治学者の五百籏頭さんに興味を持ち、この本を借りてみた。


2016年の本。昨年、文庫版も出ている。

お堅い本かと思いきや、これが面白いのなんのって。序章「はじめに」からして、いちいち興味深く、面白い。

「はじめに」の冒頭:(以下、緑字は抜粋)

◆我々は思いもかけず「大震災の時代」にめぐり合わせている。日本列島の地震活動は、あの1995年の阪神・淡路大震災をもって平穏期から活性期に転じた。16年を経て、2011年に勃発した東日本大震災は超弩級の複合災害であった。問題の重大さは、それを地震活動のフィナーレと見ることができない点にある。

これに続き、自身が阪神・淡路大震災を経験したこと(自宅は全壊、教え子の神大生が多く犠牲)に触れている。

そして「筆者は地震学者ではなく、歴史家であり政治学者である」と断りを入れたうえで、「地震のメカニズムよりも、日本人と日本社会の地震への対応の歴史を多く語ることになるであろう」と述べている。

決して”地震の専門家”ではなかった氏が、震災を”まともに経験”したことにより、突き動かされたものがあるー この熱い衝動のようなものが本書からも、ありありと伝わってくる。結果、読み物としても一級品になりえたのである。

◆読者の皆様は、ご自身で地震を体験されたことがあるだろうか。日本人であれば、大地の揺れを知らぬ人はいまい。ただ、多くの人は、震度5あたりまでの「普通の地震」しかご存じでないのではなかろうか。

多くの人々の知る「普通の地震」は、次のようなものである。

—ガタガタ、ゴトゴトとリードの揺れが始まる。もしかして地震じゃないか。人々は心の中で警戒とともに、どの程度の地震かな、と瀬踏みする。このリードの長さは震源地からの距離に比例する。小刻みだが速く伝わる、いわゆるP波(タテ波)による地震の通告である。突如、大きく本揺れになる。S波(ヨコ波)の到達である。震度3から4までだと、なかなかしっかり揺れるじゃないか、と人々にはまだ余裕がある。震度5以上だと、人々の表情が変わる。危ない、棚の上のものが落ちる、机の下に隠れないと。膝を屈する気持ちになると、幸い地震は遠ざかっていく。大自然を甘く見るなよ、わかればいいんだ。まるで大地の魔神がそう言い残すかのようにー。

大多数を占める普通の地震は、このように人々に警告を発するが、とどめを刺そうとはしない。それなりにエチケットを心得たものである。

(略)

◆直下型地震(阪神淡路)の場合、先に述べた標準型のようなリードの揺れがない。いきなりガーンと下からはね上げられる。その地にあった私にとって、その一撃は、わが家に飛行機が墜落したのか、山津波に襲われたのか分からない大衝撃であった。目を覚まし、何事だ、と思う間に、猛烈な揺れが始まった。地震だ。が、我々が知るところの(エチケットを心得た)地震ではない。大地の魔神が、わが家を両腕でわしづかみにし、引き裂こうとしている。この家を破壊し、家族を皆殺しにするまで止めない気だ。なぜだ。なぜそこまでする。殺意を感じる猛攻である。家はひし形にゆがんで悲鳴を上げ、室内は家具が飛び交うのを、暗闇の中でも感じた。もし家族4人が、それぞれ2階のベッドで寝ていなければ、果たして生きながらえることができたかどうか。

「エチケットを心得た地震」か、なるほどねぇ・・・このような文章表現から、五百籏頭さんのユーモアあふれる温かいお人柄が感じられる。

***

本書では、大正期の関東大震災、阪神・淡路大震災、東日本大震災とおもに3つの震災を分析している。この中でまず驚きを隠せなかったのは、この3つの震災が起こった時期、というか瞬間は、いずれも政権が不安定だったことだ。「大自然には政治の弱点を突く悪趣味な性癖があるのだろうか」という五百籏頭さんらしい書き出しで始まり、

東日本大震災は、政権交代を遂げた民主党政権が不安定な試行錯誤を続ける中で勃発した。

阪神・淡路大震災も、社会党委員長・村山富市を首相にいただく自社さ連立政権という変則的事態を襲った。

それ以上にひどかったのが関東大震災であった。何と、首相不在の瞬間に突発したのである。

と書かれている。知らなかった、関東大震災当時の総理(加藤首相)が現職のまま(腸がんで)病没されていたとは。

とにかく、本書はいちいちおもしろい。まだ最後まで読めていないが、つい夜更かししてしまうほどである。

それはわれらが阪神大震災を経験したことも大きいであろう(ただし被災者ではないが)。震災当日の各行政の首長の動き、自衛隊の動きなども克明に書かれており、わくわくして読み進めた。



すっかり本書に影響された弊ジムショ。なんでも地域の”お祭り”がある場所では、震災の時に共助できるから死傷者も減らせると本書で知り、「地域の消防団などの組織に参加するのも、今後の防災のためにはいいんじゃないか?」とガラでもなく考え始めている。(たぶん入らんやろけど)

いつ、次の震災が起こるやもしれぬ日本。本書はすべての日本人が今、読むべき本ではないだろうか。

本書に感銘を受けると同時に、能登の震災を目の当たりにした五百籏頭さんが、志(こころざし)半ばで急逝されたことの無念さを思わずにいられない。この先も、日本の”国難”のためにどれほど必要な方だっただろう・・・。


文庫版も購入。字が小さめですな (-_-;)

 

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NHK「マイ・フェイバリット・アルバム」で流れた♪熊谷幸子『夜明けの歌』

2024-03-24 | DJ(おもに中文歌)



最近聴いてなかったな〜熊谷真実・・・じゃなくって♪熊谷幸子。

(正午のNHK 関西のニュースをみて)

ありゃ、宝酒造までもが(小林製薬の)紅麴原料入りの日本酒を回収し始めてる〜。小林製薬のニュースを見た時は激しく反応。わが身に起きた「キョーレオピンによる肝機能障害」と一緒やん!と。

そういえば先週、月イチのピタバスタチン等💊を受け取りに調剤薬局に行ったら。いつものおばちゃん調剤師(いうてもボスよりわかそう)ではなく。初めてお見かけする、だるまさんみたいな男性調剤師で、何かとお詳しそうだったので。「たぶんキョーレオピン(キャプレット)毎日飲んだせいで肝臓の数値あがったみたいなんです」と言ってみた。だるまさんはすぐに反応、「そらあきませんがな。あんなもん毎日飲むもんやありません。ユンケルなんかも毎日飲んでたら肝臓いかれまっせ~」と一蹴。な、なんだ、この自信満々の発言は?と思わないでもなかったが。だるまさんは妙に説得力があった。そうか、疲れた時のみ頼るべきサプリだったのか。そんなんどこにも書いてへんで~


一日2回とある。われらはケチって夜のみ2錠飲んでいた。それなのにアウト!だった(><)。

***何が本題だか、、)

たま~に就寝前のお供だったNHK FM「夜のプレイリスト」がいつのまにか終了していた。3日ほど前にラジオでやっていたのは、番組名が変わって「マイ・フェイバリット・アルバム」。番組内容はほぼ同じっぽい。その日はヒャダインさんが熊谷幸子のアルバム『虹の彼方に』を紹介していたのでビックリ。かつて弊ジムショのイチ押しだった熊谷幸子、そしてこのアルバムの「夜明けの歌」はボスちゃんが結婚記念ライブで歌い、大コケした ほろ苦〜い思い出の曲だ。

熊谷幸子「夜明けの歌」~アルバム『虹の彼方に』より4曲

熊谷さんは松任谷正隆氏主宰の音楽スクール出身。その曲作りは当時”天才”と称された。でも実際ヒットしたのはドラマ「夏子の酒」の主題歌くらいで、運に恵まれなかったのかな? でも、今もこうしてツウな人たちの間で聴き継がれているのだろう。ありガトー!ヒャダインさん。 

弊おじちゃんのバンドメンバー、ギターの井上さんが熊谷幸子さんと昔いっしょに演ったことがあるらしく、仲間内で「さっちゃん」と呼んでいたとか。えー、「くまちゃん」じゃないの?とボクはおもいまちた。(今日の千秋楽は大の里の優勝を願ってます)

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