あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

贅沢なテイクアウト弁当

2020-04-30 | グルメ
コロナのせいで飲食店はどこも悲鳴をあげている。
やむなく店を閉め、店頭でお弁当販売を始めたところが多い。

店頭に置かれた各種弁当のポスター写真をみていると、
どれもボリュームたっぷりおいしそうで、
あれもこれも…と試してみたいところだが。
"あたいの胃袋たった一つ、ボスちゃの胃袋もたった一つ"。
しかも起床が遅めであれこれしているとランチタイムが2時や3時になり、
あんまりがっつり食べると夕飯にひびくので量は少なめに…となると、
なかなか弁当を買いに行くチャンスがない。

ふと、目に留まったこの看板。
市内のホテルのレストランがテイクアウト弁当をやりだした。
「うならー」と称されるほど鰻好きのボクちゃん。

はんぶん、ママちゃんに分けてあげたら
この値段も決して高くないのでは? と自分に言い聞かせ。
よっしゃー!と昨日の午後1時、ホテルに電話予約。

「ご注文から1時間かかりますので、2時頃おこしください」。
もしや、今からうなぎを捌くのか?とか想像しつつ。
散歩を兼ねて パン屋→コンビニ(プリント楽譜の入手)に立ち寄ったあと、
うな弁を引き取りにホテルの和食レストランへ。

10分前に到着。
「少し早いので、待たせてもらいます」と入り口の長椅子に座ろうとしたら、
「タカハシさま、ご用意できております」。
支払いを終えると、ビニール袋に入れられた弁当の折を手渡される。

その足でママちゃんちへ。
めったにありつけない”うなぎ”をワケワケしようと思ったが、
「いらんで。お腹いっぱい」とあっさり断られる。
時刻はすでに午後2時すぎ。しょうがないっちゃ、しょうがないのだが。
貴重品なので夕飯にでも半分いかが?とおすすめしたが、いらんの一点ばり。

あーあ。ちょっと予想はしてたけど
一人で1600円の弁当は贅沢すぎるし、テンションだだ下がり(>_<)。
しかもジムショからマイ山椒袋を持参するのを忘れてしまい、しょんぼり。
(山椒の粉、ほんの少しはかかっていたけどね)
インスタント吸い物は持参していたので、お湯で溶き…
ひとりさみし〜ランチとあいなった。

見た目、ポスターと限りなく近い うな弁。
うなぎはまあまあ軟らかくておいしかった。
が、驚いたのはごはんの冷たさ。
「1時間かかります」と言うから、でき立てほやほやかと思ったんやけど… 
違うんかい!?
折(おり)の隅っこのご飯が固くへばりついて、箸ですくいとるのに苦労した。

とにかく 1600円の贅沢ランチだ。
食べながら ブツブツと"不足"を言っては、ママちゃんに何を言われるかわからない。

昔から ことあるごとに、
「あんたが ボーっとしてるからや」
とママちゃんに言われつづけてきた。
人気の「チコちゃん」を見ても、
さほど新鮮味を感じないのは そのせいに違いない。

***
さてさて、
きのう「うな弁」を買いに行ったホテルで きょうは食パンをゲット。

レジを終えると、入れ替わりで中年男性とすれ違った。
男性はどうやら予約していた中華弁当の引き取りらしい。
「ホイコーロー!」と言うのが聞こえた。
おいおい、ホテルの中華レストランでもやっぱり「ホイコーロー」かよ?
と笑ってしまった。
(>ほっといたり~^o^
ちなみに上のメニュー表ではホイコーローという表示はなく「豚とキャベツの炒め物」になっている)

*おまけショット*
最近のモーメンツより。

すでに日常が戻った中国の皆さんへ日本の現状をご紹介?って、
あまり切羽詰まった感 ないですが。

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NHK朝10時台の列島ニュース、いいね!

2020-04-27 | テレビ
ここんとこ予定のない日は朝ネボー、
「起きたら9時」なんて日が続いている。

早起きで勤勉なジムショ員が転勤してからというもの、このざまだ。
(起床時間の最遅キロクは「起きたら11時半」← 若い証拠?)

言い訳その1: 2月3月が忙しすぎた、その反動。

〃 その2: 色々していたら入浴が午前0時→その後、枕元での読書が止まらない。

〃 その3: 目覚ましを止めてからの ”ひと夢(悪夢)” が長い。

さいわいというか、このマンションのゴミ捨て場(倉庫型)は24時間、いつ捨ててもOK。
以前のマンションでは生ごみの日にネボーすると、
「待ってぇ~!」
とゴミ収集車の音に慌てて駆け出し、
追いかけるも間に合わず・・・ということも多々あった。(ネボー常習バレバレ、、)
このすばらしく便利なゴミ捨て場がボクのネボー癖を助長しているのは間違いない。

(悠長なこと言ってゴメンなさーい。しばし、この怠惰すぎる生活をお許しください)

***
さてテレビのお話。
NHK朝10時~の「ニュース・気象情報」につづく、
「新型コロナ最新情報 緊急事態宣言で各地は」がなにげに面白い。
ようは北海道から~沖縄まで、列島各局の「おはよう〇〇」の再放送を流しているだけ。
各地方でのコロナ対策などをみていると、
「みんなそれぞれ、工夫して頑張っているじゃ~ないか!」と励みになる。
また各地のキャスター、アナウンサー陣が興味深い。
「なかなかの美人アナ、いずれは出世して東京行くかも?」
「3月まで『ゴゴナマ』に出ていた松尾アナ、広島に移られたんだ」
「東京のアナは引き続きローカルニュースも担当してるんだ、おつかれさま〜」
などとツッコミ入れながら見てしまう。

よほどの転勤族か旅公演の一座でもない限り、日本列島のなかで自分が住める地域はごくわずか。
この手の番組編成、コロナ後も大歓迎、ぜひぜひ続けてほしいものだ。

朝だけでなく、午後2時台にもやってましたわ 似たような「列島ニュース」。
この方 ↑ いつのまにか札幌転勤ですか、おつかれさま。

その後のテレビ体操。ちょっと見ないうちに体操指導には若いお兄さん先生も加わってました。(写真はナシ)
最後に一句、

「昔より メイク濃いめの お姉さん」。
ちゃん、ちゃん!
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岡江さん≒ おかあさん(岡江久美子さん逝く)

2020-04-24 | テレビ
デビュー作、ポーラテレビ小説「お美津」(TBS)の時から知っていた。
子ども心に ”正統派の美人だな~” と思って見ていた。
NHKの「連想ゲーム」もよく見ていた。
でも岡江さんといえば、やっぱり ”はなまる”、
「はなまるマーケット」(TBS)、これに尽きる。

すばらしい番組だった。
ボクはあの番組で家事や料理のイロハを学んだ。
「はなまるカフェ」とか「今日のおめざ」とか楽しかったぁ~

最終回には涙した。番組への感謝の思いでいっぱいになった。
そんなことって、なかなかない。
17年にわたって「朝の顔」としてお茶の間に親しまれた「岡江さん」。

きのうネットニュースでみた、岡江さんの訃報。
「岡江久美子さん死去」には、この目を疑った。
あの岡江さんじゃない、他のもっとご高齢のどなたかじゃないの?と。

でも間違いなく、あの岡江さんだった。
ショックでガタガタ震えが止まらなかった。
(その少しあと、久米明さんの訃報をみた時には久米宏と勘違いしてドキッとした)

***
ここでちょいと、
岡江さんがデビューされた「ポーラテレビ小説」の歴史を紐解こう。
NHK朝ドラとほぼ同じ時間帯に放送されていた 20分の連ドラ。(協力:ウェキペディア)

ボクが記憶しているのは、萩尾みどりさん以降。
タカラヅカの遥くららは岡江さんの次だったのか、懐かしいな。
とにかくNHKよりもベッピンさんが多かった。

樋口可南子なんて、当時から堂々とした佇まいでしたよ。
その後、キャスターに転身された浜尾さんも早くに逝かれて惜しかった(;o;)。
こんな風に大型新人を起用する連ドラ、今ではもう作れないのかな。

*おまけ*
信号待ち。郵便局前の花壇をじっくりみていたら、たくさんの花の中に…

かわゆい花をみっけ。これがプリムラ?
ネットで調べると、

こんなのや、

こんなのが出てきました。
とってもかわいい。天国の岡江さんに捧げよう。
今回「岡江さん」と書いたつもりが何度も「お母さん」と変換されちゃう。
そっか!みんなが岡江さん岡江さん、と親しげに呼ぶ理由がわかった気がした(^-^)v

(上階から、ぴょんぴょんなわとびをしている音がする。真上は高齢の姉妹がお住まいのはず。それにしても軽快な音、ボクも負けてられないな~)

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朝ドラ「エール」に嬉しいキャスト

2020-04-23 | テレビ
先週から朝ドラがおもしろくなってきた。
やっぱ ”古山裕一(窪田くん)パート” はいいね。
意外だったのは、裕一はあんがい惚れっぽい奴だったってこと。
ファンレターをくれた未来の奥さん(音:二階堂ふみ)と文通なんか始めちゃってビックリ。その前にはダンスホールの彼女に夢中になったり。

さて前回「『てっぱん』の駅伝くん登場」のことを書いたけど。
2週目の ”ヒロイン 音パート”のなかでも、意外な出演者をハッケン。
一度辞めて戻ってくる いかつい馬具職人をみて、ピンときた。
「どっかでみたぞ。もしや、舞台のあの人じゃ?」。

8年前、「モリ―先生との火曜日」という音楽劇を西宮で観た。
なんの期待もせず、舞台の割にはチケ代が安い(記憶では4千円くらい?)
という理由で観に行ったら・・・
これが大当たり!
出演者数名だけのひっそりとした舞台だが、とてもよかった。
その中で一番若そうな出演者が、今回馬具職人を演じる吉原光夫だった。
あとで調べると吉原さんは劇団四季出身のミュージカル俳優で、
さすがに歌がとてもうまかった。

吉原さん、今回はテレビ初出演なんだろうか。
「エール」には他にもミュージカル出身の役者が何人か出演するらしい。

すでに登場している人でいうと、
銀行のユニークな女性行員役・堀内敬子さんも元劇団四季。
名前はわからないが、ヒロイン音の歌の先生もミュージカル俳優らしい。

現役ミュージカル俳優の山崎育三郎がいつ登場するかは知らないが、
わざわざ彼を起用ってことは、必ず歌のシーンがありそうだ。
いや、これだけ歌える人が勢ぞろいしているのだから、
劇中劇、劇中ミュージカルで各人が歌うシーンとかあるかも?
(期待していいかな)

そして今回、個人的にとっても嬉しいキャストをハッケン。
裕一の祖母役に三田和代さん。

ボクのお友だちが三田さんの中学時代の同級生ってことで、たびたび彼女の舞台を観る機会に恵まれた。
そのたびに、その小気味いいセリフまわしはまさに国宝級だ!と感動したものだ。

今回、祖母の出番はなんとなく少なそうだけど(祖父・森山周一郎も早々と死んじゃったしね)。
少しの出番も決して見逃さない、聞きもらさないつもりだ。
(三田さんも実は劇団四季の出身だったりします〜 大昔ね)

*おまけ*
きのうのウィチャットより。

関西スーパーの入り口にいるボクのお仲間、カンくんとスーちゃん。彼ら、マスクは前からしてたけど、おとといあたりから突然 防護服?を着始めたのでビックリ。お客さんを出迎えるどころか、いかにもぐったりの様子…彼らもコロナ鬱なのかね〜


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ひとり手芸部 (テレビネタも)

2020-04-21 | 日記
(コロナ禍→ コロナ鬱→ コロナ太り、コロナコロナ…コロナ云々)

先の見えないこの状況、どうやって気持ちをコントロールすればいいのだろう。
「心を整える。」なんて本を書いた人(ハセベっち)にでも聞いてみたいもんだ。

色んな人が『上を向いて歩こう』を歌う動画がある。
たしか宮本亜門さんのプロジェクトかなんかで。
この曲はボクも好きで、
つらい時・・・杭州でシャワー浴びながら
よく口ずさんでいた。自分を鼓舞するようなかんじでね。

思い入れがあるだけに― 
今回テレビで見かける、大竹しのぶが(どや顔っぽい?笑みを浮かべ)
朗々と歌いだす『上を向いて歩こう』はちょっと苦手だ。
(大竹さんが苦手なだけかも(~_~;))

そういえば、震災後の『花が咲く』もいい曲なのに、
あのリレー歌唱はあまり好きになれなかった。
(「絆」なんて言葉が苦手なのと、おんなじかな?)

***
先週、ミシンで縫い物ばかりしていたママちゃんに触発されてか。
ボクも随分前に「手芸の丸十」で買って以来、ほったらかしのハギレを引っぱり出し、
切りっぱなしになっている両端をかがることにした。

セール時に「これ、かわいい柄」と目的もなく買った2枚のハギレ。
1枚は家にある糸で三つ折りにしてひたすら縫った(かがった)。
縫物は苦手なので非常に時間がかかる。片方の端だけで1日。翌日にもう片方。
でも、コツコツ縫う作業は頭がからっぽになって、無心になれる感じがいい。

不器用なので、仕上がりはひどい。
でも頑張って縫ったー それだけで満足、ボクにとってはいとおしい布のできあがり。

お次の2枚目はもうちょっとマシな仕上がりにしたいなーと、すぐ近くの手芸屋さんへ。
いつも素通りだったこのお店。店頭に毛糸やハギレが置いてあるなーとは思ってたけど、
ボクには関係ないと見向きもしなかった。
それが思い切って入ってみると、刺繍糸だけでもたくさんの種類があって、
微妙な色のグラデーションは見ているだけでも楽しい。

お店の人はとても親切な感じのおじさんで、聞けばここは戦前からあるお店らしい。
そんな雑談をしながら・・・
ボクはにこやかなおじさんの頭につい目がいってしまった。
三等分された頭頂部のまん中が、あきらかにスーパーミリオンヘアー?のような
お粉をまぶしてあるのだ。
この店にはこんなに豊富な手芸素材があるけれど、なんとかならなかったのかい?
(ならなかったんだろうな・・・)

とか思いつつ。お会計も終えて「また来まーす」と店をあとにしようとしたら、
続々と常連とおぼしきお客さんが入ってきた。

「これ、マスク用のゴム、入荷しましたよ」
とおじさんが誰かに話してるのを「なんだ、なんだ」とボクものぞき込んでしまった。
ほほー、今流行りの手作りマスクの材料、やっぱり品薄なんだ。
へぇ~白い専用のゴムがたくさん入って400円。一瞬、買っておこうか?と思ったがやめた。
おじさん:「残りわずかですよ」。
ちゃんと、買うべき人が買わないとね。

では、恥をしのんで・・・
わらわの作品をば。

ほんとに端をかがっただけ。
この大判ガーゼ布、なにに使うかは未定。
(せいぜい、何かのカバーですかね、、)

*蛇足(テレビネタ)*

今朝の「エール」(NHK)。二階堂ふみのお見合い相手の兄役に、
かつて朝ドラ「てっぱん」の駅伝くん(長田成哉)が登場。
駅伝くんはヒロイン瀧本美織ちゃんの相手役だったのに、
その後「科研の女」で見かけたくらい? 今回もちょい役やん、とか思っていたら。
先月「日本アカデミー賞」最優秀を獲った『新聞記者』にも出演されていたらしい。
あと大河「西郷どん」にも。
ブレイクせずとも、継続してお仕事があれば、まだいい方なのかな?この世界。
ちょっと昔の知り合いに会った気分でした。
(やっぱり二階堂ふみってキツそう、コワそう~)

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