あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

ちょいと残念な映画たち

2020-05-29 | 映画
「来春の朝ドラヒロイン、清原果耶に決定」の一報に多くのドラマフリークは
「やっぱりね」
「キターーーッ!」
と大きく頷き、ガッテンしたに違いない。
昨年のドラマ「蛍草」「俺の話は長い」「マンゴーの樹の下で」はどれもよかったしね~。
(かえすがえすも「透明なゆりかご」を見逃したのが悔やまれる、、)

その来春の朝ドラ、タイトルは「おかえりモネ」。
なんだか簡単デザート「おかえりマンゴー」の類似品みたい?
モネは有名な画家さんではなく、ヒロインの名前。
これまで朝ドラ作品の半数以上はヒロインの名前からタイトルつけてるんじゃないかな。
なつぞら、梅ちゃん先生、瞳、こころ、純ちゃんの応援歌、なっちゃんの写真館、鳩子の海・・・(って、えらい古いやんか!)。

早く見たいな、清原さんの朝ドラ。
だって、今のヒロイン(主人公の妻)ったら、全然かわいげがないんだもん。
子役時代は顔が可愛すぎるくらいで。
成長してからは性格キツそうだな~と思ったら、ほんとに年中怒ってる(苦笑)。
ドラマ自体も・・・実在の人物のサクセスストーリーなのでハラハラしないんだよな。

来春、清原さんが登場する前に、
秋(冬にずれ込むかも)に始まるBK制作の朝ドラが杉咲花ちゃん主演だ。
子役の時から”演技派”だった彼女。

先月見た宮沢りえ主演の映画『湯を沸かすほどの熱い愛』は娘役・杉咲花ちゃんの演技が一番印象に残った。
タイトルからしてドロドロした愛憎劇か?(宮沢りえだしね^^;)と随分前に録画しておきながら、なかなか食指が動かなかった。
ダメ父ちゃん役のオダギリジョーも悪くない。

以前ここに書いた、織田裕二&吉田羊の『ボクの妻と結婚してください』と同じくテレビでちょうどいい感じの作品だった。
***
一方、残念な映画にも遭遇した。
まずは、本木雅弘主演の「ファンシイダンス」。

おそらくNHKが大河ドラマ「麒麟がくる」を盛り上げようとして、

大河の斉藤道三役で話題のモックンの映画を放送したんだろう。
しかし「これ、ホントに周防さん(周防正行監督)の作品?」と疑いたくなるくらい、つまんない。シュールすぎる。
漫画原作らしいが、ロックバンドでボーカルをつとめるモックンが寺を継ぐために禅寺で修行する様子が描かれる。

恋人役に鈴木保奈美。
「カンチー!」(「東京ラブストーリー」のセリフ)みたいな甲高い声がこの作品では完全に浮いちゃってる。

変わったところでは、かつて雑誌「an an」のモデルなどでおなじみ甲田益也子が剃髪して美青年僧侶を演じている。
もしや周防監督、当時は彼女を狙ってたんじゃ~?(あっけなくふられて方向転換→ その後バレエの人に…あくまで想像)

もう一人、エンドロールで名前を見て初めて気づいた人がいる。

ひ ひ、彦摩呂って。

「宝石箱やー!」(グルメリポーター)の若かりし頃だ。じーっと見てると面影あるね。

次に、アニメ作品「君の膵臓を食べたい」は最初の30分くらいで断念。まーったくダメ。
当時中国大陸でも公開していたから、若者にはウケるのかな?

舞台が福井の映画「チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」はなんとか最後までがんばったけど、ストーリーがありがち。
この手の話はたった2時間では無理があるかも、描き切れないよ。

やっぱり広瀬すずはどうも苦手。福井弁は頑張ってたけどね。
中条あやみはチアにしたら細すぎるくらいの抜群のスタイルで、ダンスシーンはヒューヒュー!もん。
ステレオタイプなコーチ役の天海祐希さんはちょっとお気の毒。(作品を選んでくださいな)

でもツッコミどころが2つあった。

チアダンス部メンバーの1人に、いまや脇役でひっぱりだこの彼女ー富田望生ちゃんが。

彼女、ぽっちゃりしてるけどダンスは得意。キレキレのダンスから目が離せなかった。
次に、中条あやみに告白するオタクっぽい男子高校生役に

このオノコ。誰だかわかる?

朝ドラの時とは別人のよう。

これでどうだ。(最後のシーン)

そう、いま話題の・・・

アシガールの若君こと、伊藤健太郎クンであった。

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