あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

もう一つの「舞いあがれ!」大団円あらすじ

2023-03-29 | テレビ
まもなく大団円を迎える朝ドラ「舞いあがれ!」(NHK)。
あと2回(30分足らず)では描ききれないストーリーを考えてみまちた。

◆その1「どうするばんば
かねてより「五島に帰りたい」と思っていた祥子ばんば(高畑淳子)。その思いはコロナによる外出制限でさらに強くなっていた。そもそもこの歳で住処を替えること自体、身内がいるとはいえ、無理があったのだ。環境が変わったことで祥子ばんばには認知症の症状が出始めていた。
孫の悠人(横山裕)と結婚した妻・久留美(山下美月)がフライトナースの仕事に限界を感じ始めていた。あまりの重労働、そして待遇の悪さに心身とも悲鳴を上げていたのだ。悠人と話す時間さえとれない久留美。働き方を変えようと求人情報を探し始めたところ、五島に新しく開院する「Dr.五島診療所」の看護士募集をみつけ、応募する。それを舞(福原遥)から伝え聞いた母めぐみ(永作博美)は悠人に「ばんばをあんたらに頼んでええやろか」と相談。二つ返事で祖母との同居を承諾した悠人と久留美。その後、祖母の認知症が進み、在宅ワークをする悠人には思わぬ苦労が待ち受けていた。慣れない介護でのストレスを酒で紛らわせる悠人。アルコール依存になりかけるも妻・久留美が早めに気づいて事なきを得る。そんなある日、久留美の父(松尾諭)が妻・道子(たくませいこ)と五島にやってくる。カフェを休み、新婚旅行を兼ねて久留美たちに会いにきたのだ。折りしも五島では「バラモン凧大会」が開催。大阪からの客人を島の人たちも歓迎し、大宴会が催される。

◆その2「どうする貴司
八木のおっちゃん(又吉直樹)を頼ってフランス・パリに住み始めた貴司(赤楚衛二)。仕事と子育てに追われる舞への負い目は徐々に薄らいだ。ロックダウン下で不自由をしいられながらも、パリの空気は貴司にやさしかった。同時にこれまで自分がいかにちっちゃい世界で生きていたのかを痛感する。ここでは義母や妻に気を遣うこともない。幼い頃より慣れ親しんだ、お好み焼きソースの香りもしない。何より、誰ひとり自分のことを知らないー それこそが貴司を自由にした。心解き放たれた貴司はこれまで行き詰っていた短歌のみならず、詩やエッセイ、小説のアイデアが次々と溢れてくるのがわかった。
出会いも訪れた。同じアパルトマンに住む中年画家のナターシャ(ソフィ・マルソー)、彼女はドイツからの移民だった。不自由なロックダウンのなか、食糧を分けてもらっているうちに片言のフランス語で気持ちが通じ合うようになり・・・。(翌週へつづく... なんちゃって)

その3「どうする舞」、その4「どうするめぐみ」については、気が向いたら追記します。
実は、ただ Dr.五島(ゴトー)が書きたかっただけ・・・。



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センバツ高校野球、戻ってきたアルプス応援(大阪桐蔭高校の応援歌メドレーも)

2023-03-28 | 野球


開会式でみかけたチアリーダー(๑˃̵ᴗ˂̵)

センバツ高校野球はまもなくベスト8が出そろう(これ書いてる時点で7校決定)。
今日は地元の兵庫の報徳と大阪桐蔭が勝ってホッとしている。
あんまりガッツリは見れてないけど、
ここまで印象に残った試合といえば・・・

◆2回戦「仙台育英2-1慶応」(3月21日)
清原氏の二男が出ているということで注目した(ミーハーなので)。

・いきなり初打席でヒットを打ったが、点にはつながらず。
・延長10回のタイブレークでは、2死満塁のチャンスに打順は清原。ここで打てれば「甲子園スター、清原の再来か⁉︎」と期待したが。あえなく空振り三振。清原は清原にはなれなかった(>なんのこっちゃ)。
・しかし、バックネット裏で見守った父ちゃんは「しっかりスイングできていた」と息子を褒めた(みんな親バカ😅)。

・とにかくこの試合、慶応の大応援団がすごかった。『若き血』『ダッシュ慶応』など東京六大学の応援さながらで、敵の仙台育英の選手でさえ「しびれました」。球場のアウェー感に苦笑していたようだ。
・六大学ファンのわれらにとっては耳福、ほんに幸せなひとときであった。

この試合の翌日。宮本慎也氏(元ヤクルト、清原と同じくPL出身)の長男が東海大菅生にいると聞き、ぜひとも見てみたいと思ったが。急いで帰宅するも先発した宮本投手はすでに2回で降板、その姿&プレイを拝むことはできなかった(ちなみに今日の試合では登板機会なし)。ぜひ、あすの準々決勝で投げる姿を見たいものだ。
***
テレビで見るかぎり、慶応だけでなく各校の応援がすばらしい。ようやく本来のアルプススタンドの応援が戻ってきた感じだ。

吹奏楽の演奏曲はー 新しいところではバウンディやyoasobiや人気アニメの曲も多く。定番では ♪うらら、うらら~の『狙い撃ち』や『海のトリトン』など昭和の曲もいまなお健在。
そうそう、あらためて『君の瞳に恋してる』はよく演奏されているな~と感心?すらしてしまう。原曲は1960年代のはずだ。日本でいうと舟木一夫の♪高校3ねんせ~とか西郷輝彦の♪好きなんだけど~くらい古いではないか。
しかし、この『君の瞳に恋してる』が甲子園で流れるたび、サビのあと「♬ちゃん、ちゃちゃん」で無理やり終わるので思わず苦笑してしまう。楽譜がそうなっているのだろう。(ボクらが昔よく聴いた80年代のバージョンはフェードアウトで終わっていたはず)

*おまけ*
最後に今日も甲子園で鳴り響いた大阪桐蔭吹奏楽部の演奏動画を2つアップします。
(甲子園ファンの皆さま、これ流しながら家事や運動するもよし?)

◆まずは「高校野球応援チャンネル」より、前の試合(センバツ初戦)の演奏を↓
 
曲名 目次付き完成版・最新曲満載!2023センバツ・大阪桐蔭高校の応援歌メドレー全26曲♪(高校野球応援チャンネル)

お次は、
◆な、なんと大阪桐蔭吹奏楽部にYouTubeチャンネルが。
昨日アップされたばかりの動画↓今年の新曲もたっぷり。

【野球応援】一緒に応援しませんか?【大阪桐蔭吹奏楽部】


ああ、一日くらい現地で観戦したかったな(目下、花粉症でそれどころじゃないが😢)
声援や演奏が地鳴りのように響くあの体験は球場でしか味わえないもの。
さあ、あすはベスト8。大阪桐蔭のクールな左腕・前田悠伍クンが先発してくれるといいな(← やっぱりミーハー)。
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岸田さーん、難波(春場所千秋楽)にも来てよ

2023-03-27 | 大相撲


結果、まさかの霧馬山でしたか。このところ体重が増え、強くなってきているから、いずれは優勝するとは思っていた。
とは言え、中盤までは全勝の翠富士が断然有利だったし、千秋楽は先頭に立つ大栄翔で決まりだろうと思っていた。
マスコミも霧馬山の優勝は予想していなかったのだろう。せっかく”初優勝”したというのにテレビのインタビューや新聞記事を見ても、霧馬山に関するネタ(個人的なエピソードなど)が殆ど紹介されていない。「幼い頃、モンゴルでよく馬に乗っていたので足腰が強くなった…」だけでは、つまらんではないか。
後追いで記事が出るだろうか。男前の元霧島・陸奥親方や、モンゴルの先輩で(部屋が一緒になってから)彼に多大な影響を与えた鶴竜親方にもじっくり話を聞いてほしいものだ。
***
今場所も大相撲は連日ママ家で観戦した。
老婆はもはや、お相撲さんの名前や顔を覚えられない。霧馬山のことも「えっ、日本人ちゃうんか?」てな認識である。
でもなぜか朝青龍の甥=豊翔龍のことは見分けがつくのか、登場するたび「ホンマに目つき(or人相)悪いな」などとのたまう。

で、昨日の表彰式。お決まりの「内閣総理大臣杯・授与」の際、土俵に上がったのは西村経産大臣だった。ああ、やはり総理は来られないのか。
「岸田さん、来はったらいいのに」「きっと選挙にも効果あるのに~」
と口々に言い合った。
なぜかと言うと、その直前の定時ニュースで岸田総理が関西におられるのを知ったから。
今日から文化庁が京都に移転、その式典で総理があいさつをされたのだ。

文化庁長官に都倉俊一氏。都倉さんて、結構こういうのお好きですね、要職を歴任(^_-)。

ほんのそこまで来ているのに、どうして大阪・難波に来れなかったんだろ?
そのギモンを解くため、われらは朝刊で昨日の「首相動静」をチェックした。(>ヒマ人か)

【首相動静・26日】(抜粋)
午前:防衛大卒業式

午後:
13時 新横浜駅発(のぞみ号)→15:15 京都駅着
   文化庁の式典であいさつ(@ホテルグランヴィア)
16:07 京都駅発(のぞみ号)→16:29 新大阪駅着
17時 自身の関西後援会会合で講演(@リーガロイヤルH)
18時すぎ~関西の主要経済人たちと食事。
19:30 伊丹空港着
20:37 伊丹空港発→ 21:20羽田着→ 21:54公邸

うーむ。夕方5時からの「関西後援会会合」への出席はどうしても避けられなかったか。

(参考記事 ↑ )

関西経済の要人たちとの会食も選挙には欠かせなかったのだろう。
折よく西村大臣が週末地元の兵庫に来ていたため春場所の方はお任せしたのか・・・まあ、どうでもええっちゃええけど。

春場所が終わり、新たな大関候補が初優勝したというのにどこかすっきりしない。相次ぐ力士のケガのせいだ。特に若隆景のケガが心配。相撲生命にかかわらなければいいが。(ひそかに応援する兄・若元春の稽古相手もしばらくできひんやんか~)

*おまけ*
 ”どっか似てへん? この2人

★春場所を盛り上げたのに三賞なしの「翠富士」関 vs 「チョコレートプラネット・松尾駿
・・・先週「芸能人格付けチェック」でチョコプラをみて、はっと気づきました。
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弊ボスはくるみちゃん似?(ドラマ「グレースの履歴」ほか)

2023-03-26 | テレビ
昨年末から身内の骨折が相次いでまして(計3人)。
目下の心配は、離れてひとり住まいをしている義母ちゃん。年末から腰痛がひどく、腰を曲げて歩いていた。暖かくなったら治るかな?とこちらも楽観的に構えていたが、いっこうに治らない。整形外科では手術ばかり勧められる、と義母は電話で嘆いていた。
そんなぁ、いきなり手術なんて。試しに整骨院や鍼灸院に通ってみるのはどうだろう? と、ケアマネさんに調べてもらったりもしていたが。ここにきて、腰の骨が圧迫骨折していることが判明。
じゃあ、なんで1月のMRI検査の結果がどうもなかった、なんて言うんだよ~(><)
やっぱ高齢者が一人で通院するのは限界があるのか。うちのママちゃんよりだいぶ若いとはいえ、義母ちゃんもすでに80代だしな... 最近耳も遠くなってきている。
で、治療の選択肢としては2つ、
①オーダーメードのコルセットを巻く保存療法か、②手術だ。
つぶれた背骨部分にセメントを注入する手術というのがあるらしい。所要時間30分。義母は手術に気持ちが傾いている。病院でコルセットの現物を見せられ、こんな仰々しいものを装着して、とても生活できないと踏んだようだ。たしかに、あの高価なオーダーメイドコルセット。昔、こぼんのパパちゃんも、うちのおじちゃんも、腰のヘルニアで作らされたけど。結局はタンスの肥やしになったもんなぁ。

そんなピンチの渦中にある義母ちゃんに「いっぺん帰ってきて~」と懇願され、おじちゃんが先日帰省。週末なので病院には行けなかったけど。レンタカー借りて杖を買いに行ったり、ごはんを一緒に作って食べたりしたらしい。
それが朝ごはんの時、朝ドラ「舞いあがれ!」を見ながら義母ちゃんが、
くるみちゃんが、〇〇〇さん(ボスのこと)に似てるんやってぇ ←福井弁
と言ったらしい。
えっ、ボスがくるみちゃん(山下美月)似だって? 
これを聞いたボスちゃん、嬉しかるかる~舞いあがったとさ。
(ドテッ・・・朝ドラ見てないおじちゃんにくるみちゃん=山下美月の写真送ったところ「全然似てない!」)

若かりし頃のボス、じゃなくて
うたコン出演中のくるみちゃん(^-^)

その、くるみちゃん。先週木曜の回だったか、いきなり髪の毛が短くなってて。しかもよく見るとわざとらしいカツラやんか!(>ウィッグと言え)

そういえば中国でも多くの映画で主人公の時間の経過をあらわすために「少女時代は超ロングヘア→ 大人になるとボブヘア(この反対もあり)」が多用されていたつっけ。安直だし、ウィッグがわざとらしいな~と感じたものだ。
今回のくるみちゃんは髪の毛も不自然やけど、なにより近場で…しかも親友の兄ちゃんと付き合うなんてどうかしてるぜ!(これもドラマでありがち、、)

くだんの2人どす

さてドラマといえば、先週BSプレで始まった「グレースの履歴」(日曜夜10時)がよかった。最近録画をしても、すぐにつまらないと観るのをあきらめてしまうボクだけど。このドラマはどこか映画を鑑賞しているような、小説を読んでいるような気分に浸って楽しめた。主演が滝藤さん(賢一)と尾野真千子=夫婦役だから、悪くなりようがないけどね。
初回いきなり妻が死んでしまい、夫に内緒にしていた秘密が暴かれる点や、妻の愛車が物語のモチーフになっているところは、映画『ドライブ・マイ・カー』を彷彿とさせる。2話以降もおもしろいといいな。









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佐々木朗希投手の顔つき/ ”因为”(なので)を多用する栗山監督のトーク

2023-03-24 | 野球
昨夜の「報道ステーション」に帰国したばかりの侍ジャパン・栗山監督が出演していた。ここぞとばかりに元・東大野球部のエース、大越キャスターが質問を投げかける。
(その内容はこちらでみられます)


そのなかでボクが注目したのが、栗山監督の話し方。それなりに歳を重ねられても、栗山さんの話し方はかつてテレビでお見かけした時と変わっていない。(同じ人間だから、そうそう変わるもんじゃないっか)
さらに、中国語学習者として物凄~く気になったことがある。それは栗山さんが「因为(~なので)」を多用すること。

辞書から抜粋↑

それも文章の語尾に多く使うクセがある。これもたぶん昔っから。
《例えば... @昨夜のインタビューより 》
・すごく重いので。(メダルのことを聞かれて)
・いつかどっかでやられる可能性を考えているので。
・(日本国籍は)お父さん、お母さんじゃないとダメなので。
・ただ活躍するかどうかはやってみないとわからないので。
・切り込み隊長にぴったりだったので。
・今日を一生懸命じゃなかったら、あしたはないので。(決勝のことをあまり考えていなかったという話のなかで)
・そういうのは最初から思ってたので。
・絶対大事なところで打てると思っていたので。(ムネのこと)

それがどうした? てな話ではある。
「栗山さーん、揚げ足取ってゴメンなさ~い」。

***
さて、お次が本題。
弊ジムショがひそかに2年ほど前からチェックしている国語塾のブログがある。筆者は大阪市内の国語塾の塾長、経営者。偶然みつけて、それ以来のお付き合い(って読んでるだけやけど)。
そこに先日、千葉ロッテ・佐々木朗希投手に関する興味深いことが書いてあった。タイトルは「佐々木朗希投手の顔」。
野球については門外漢の筆者。昨シーズン、佐々木朗希が完全試合を達成した際に朗希の顔を初めて見て、
「他の野球選手と全く違う顔をしている」と感じた。その面構えが「世界の最高峰で戦っているバイクレーサーのようだ」というのだ。
じつは筆者は長年バイクレースのファンで、自らもバイクに乗る。そんなバイクレースに詳しい筆者が、ある時「そういえばバイクレーサーはみんなイケメン」だと気づき。その理由として「世界レベルのレーサー達、彼らは普段から”生死の狭間を縫うようにして生きているので”(←栗山風)」という持論を導いた。
そう、10歳の時ー あの震災の津波で家も家族も亡くした朗希にも同じようなことが言える。”命の重み”を常に感じて生きてきたからこそ、あのような面構えになったのではないか、と。
たしかに朗希はこれまでいなかったタイプ、雰囲気を持つ野球選手だ。あまり体育会系っぽくなくて、どちらかといえば文科系。「ぼく、医学生です」と言われても違和感ないし、「棋士です」と言われてもフシギじゃない。ただ真面目というだけじゃなく、どこか研ぎ澄まされた雰囲気がある。
「あの震災がなかったら、ひょっとして野球をやっていなかったかも...」と朗希が「情熱大陸」で語っていたのが今もひっかかる。もしや残された家族(母)のために野球を頑張ったのかな? 
とにもかくにも、国語のプロフェッショナルだけあって文章がうまくて読みやすいブログ、ぜひご一読を。
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