♬我爱你中国 by 汪峰（ワンフォン）

杭州に渡ってまもなく、
人気音楽番組「中国好声音」で大陸のロック歌手・汪峰（ワンフォン）を知った。
周杰伦（ちょう・じえるん）らとともにオーディションの老师（審査員）をつとめていたのだ。

汪峰は北京生まれ。
クラシックの素養もある、
（小学校～大学まで音楽学校でバイオリンが専門）
ちょっとインテリ風？ なロック歌手だ。

まずは一曲、お聞きください。

汪峰《我爱你中国》　＠《歌手2018》

♪我爱你中国～といいつつ、おもに母への愛をシャウトしながら歌っている。
母を愛する＝祖国を愛することにつながる・・・これ、いかにも中国的な発想なのかも。

渋いロックを歌う実力派の彼が人気番組にレギュラー出演することで知名度が一気に上がり。
さらにさらに・・・

国際的女優・章子怡 （チャン・ツィイー）と結婚することで さらに注目された気がしますなー。
お互いが出演するテレビ番組では必ず"楽屋コーナー"で顔を見せ、
愛娘を囲んでラブラブぶりを見せつける。
ちなみに彼は３度目の結婚で、写真の左のお子は最初の妻の子。
「彼のプライベートは滅茶苦茶だけど、歌はいいね」
とは、ある友人の弁。

中国の 硬いティッシュが 懐かしい

習慣とはおそろしいものだ—　

「ごわごわで硬い、中国のティッシュがなつかしい」。
最近しみじみ思うのは、
日本のトイレロール紙や箱ティッシュの紙がやわらかすぎて なんとも頼りない。
はっきり言って、あまり役に立たない、というか 使い勝手が悪い。

以前は何とも思わなかったのに、
約３年 中国製の分厚く硬いティッシュを使っていたので
すっかり慣れてしまったのだ。

最初は硬くてごわごわしてるな、と思ったが
そのうちに慣れたのだろう。

この清風はティッシュやロール紙の有名ブランド。

中国ではトイレの紙は便器に流さず、フタのない汚物入れに入れるのがルール。
（なので、臭くてたまらんのだ）
水圧が弱いせいもあるだろうが。
そりゃこんな硬いロール紙じゃ、すぐに詰まるでぇ〜
（弊杭州ジムショでも 最初は日本のように流してて、まもなく詰まりまちた）

帰国してしみじみ思った。
日本製（ネピアやスコッティ、エリエールなど）のトイレロール紙の柔らかいこと！　
肌ざわりがよく、また水に溶けやすいようにあえてそうしているんだろう。

しかし今のボクには何とも頼りない。
なので、ついたくさんぐるぐる使いすぎてしまい、すぐになくなっちゃう。
ああ、習慣とはおそろしいものだ。

もしかしたらティッシュ問題はほんの一例で、
中国で最初は我慢していたり、違和感を感じていたことやモノが
そのうちに普通になり、好ましく思ったりしているのかも。

（たとえば…
「エレベーターで挨拶を交わさない気楽さ」や
「バスの中で平気で物を食べたりする習慣」。
食べ物でいうと パクチーや臭豆腐 etc かな？）


向こうで使ってた卓上に置くティッシュ、
貴重な在庫はあと２つ。
喫茶店の 紙ナプキンくらいの　硬さかな〜
（いじょー）

時の人 〜 貴景勝クン

こんな人 はじめて見たかも。

きのう大相撲で初優勝した芦屋市出身、

小結・貴景勝クン（22）。
決して笑顔をみせないのは元親方・貴乃花の教えか。

けさワイドショーでみた、彼の赤ちゃんの時の
写真 ↓ が とにかくすごかった。


今と まーったく同じ、変わっとらん！
当分 このままでいてほしいもんです。

＊おまけショット＊

ママちゃんち 行くたび
「持って帰り」攻撃はつづき…

先週のある日（しょうがなく）もろてきた靴下2足。
今回処分する 古いスキー服セットに入っていた模様。
まだ家で履けるで〜とおススメされましてね。
早速ボスちゃん ご愛用 (~_~;)

「私たちはみんな张国荣（レスリー）がすき！」

晚上好！　～ わんばんこ　(^^♪）
今宵のボクはDJではないけれど、
まずは一曲、お届けしまする。

ボスちゃんも敬愛する 香港スター张国荣（レスリー・チャン）の
♬「追」。レスリー主演映画『君さえいれば　金枝玉葉』の主題歌です。
では、はりきって　だうぞ～

张国荣 Leslie Cheung【追 Chase】Official Music Video


ではここでちょこっと、
レスリーこと张国荣（ちゃん・ぐおろん）にちなんだ 杭州でのエピソードをご紹介。

題して、
「私たちはみんな、张国荣がすき！」
　～ 经典歌手（いにしえのスター歌手）を敬愛する中国の若者たち

中国は基本的に"親孝行"の国である。
儒教（孔子）の教えや、国の政策の影響も大いにあるだろう。
親をとても大切にし、さらにその愛情表現も実にストレートだ。
照れ屋な日本人ではこうはいかない。
そのあたりの話はまたいつかするとして・・・。

中国の若者が敬うのは自分の両親だけではない。
昔のスターたちを誇りに思い、尊重する気持ちも半端ないのだ。

日本だと「わたし、今でもひろみや秀樹がすきよ」なーんて
大きな声で言うのはためらわれるが。

杭州で出会ったラジオ局の女性アナウンサー、
ハルビン出身の李琪（20代）は ボスちゃんが今は亡き香港の大明星（大スター）张国荣（レスリーチャン）のファンだと知ると、

「私たちはみんな、张国荣がすき！」
と何のためらいもなく、言った。

たしかに杭州のFMラジオでも、いまだによく张国荣の曲が流れる。
同じく早世した香港のスター、陈百强（ダニーチャン）の曲も。

香港スターといえば、かつて"四天王"と謳われ一世を風靡した香港４大スター（刘德华-アンディ・ラウ、郭富城-アーロン・クォック、黎明-レオン・ライ、张学友）は 50代の現在も第一線で活躍中。

いまだ映画の主演が相次いでいるのは、刘德华と郭富城だ。
ボクからすると刘德华はー 吉本新喜劇の内場勝則にしかみえなくもないのだが。
やはり大陸での人気は根強く、とある杭州市内の按摩店（足のマッサージ屋さん）の女性マッサージ師に「歌手ではだれが好き？」とたずねると、
彼女はデレーっとしながら「やっぱり刘德华！」。
アンディ・ラウの人気は根強いのだ。

映画で活躍する他の３人を尻目に、歌手として精力的にツアーで飛び回っているのが、张学友（ジャッキー・チュン、57）。

「彼の年齢からすると、これが最後のツアーになるだろう」
と断言するのは、
昨春、四川省九赛沟で出会ったチベット族のお兄さん（運転手）。
たしかに、そうかもしれないな～。

日本ではサンディ・ラムの名で知られる香港女性歌手・林忆莲も
52歳の年齢を物ともせず、大陸各局の人気音楽番組に出演している。
実績のある数名の歌手たちが歌唱力を競いあう番組（湖南TV「歌手」2017）で優勝するなど、まだまだ伸びしろがあるんじゃない？と思わせる活躍ぶりだ。
日本だと、そろそろホテルのクリスマス・ディナーショーあたりに
落ち着きそうな年代なのにね。

「私たちはみんな、张国荣がすき！」
今でも印象的な女性アナウンサーの言葉。
あんな形でこの世を去った香港のスターを何のためらいもなく敬愛する。
そこにはスターの天賦の才能だけではなく、
たゆまぬ努力でスターの地位を確立した彼らへの尊敬の念がある。
（以上 、文責 こあま）

これ、とーっても素敵な映画なのに、版権の都合でDVD化されず （ ; ; ）
むかし、西葛西のTSUTAYAでビデオ借りてみまちた。胸きゅんものです。

チャリオとの別れ

きょうはつらいお別れがありました。
先日 すでに戦力外通告されていた

このチャリオくん。
船便で海を渡り、船便で戻ってきた苦労人。

杭州にいる時から、たまにペダルが空回りし、
おっかしいな〜 とは思ってました。

先日、とある自転車屋さんでみてもらったら
もう寿命みたい。
無理して乗り続けると転倒のおそれあり。

彼との出会いは10年以上まえ、東京・船堀のダイエーの自転車売場だった。

防犯登録のシールには葛西（江戸川区）の文字が。
その下のあくびちゃんはボスちゃんのマーク？
ここんとこ、だましだまし乗っていたけれど。

きょう ママちゃんのおつかいで病院に行った帰り、またペダルが がくんとし始めたので、
量販店の「あさひ」へ駆け込み、
新しいのを買っちゃいました。
（自転車買うのも ボクにとっちゃ これまた悩ましい作業でして・・・とにかく軽さにこだわって 決めました）


チャリオはあさひで500円で引き取られ・・・
あまりにあっさりした別れでした。
できれば ずーっと一緒にいたかった。
でもコケたらあぷないからさ（ボスも若くないしね）、しょうがないんだよ。

ゴメンよ、チャリオ。
異国で苦労させておいて、ほんとに悪かった。
おまえのおかげで・・・

昨年の夏は川沿いの道を走って学校へ通ったり、


秋にはイチョウ並木をみにいったり、買い物にも行けたんだよ。
そうそう

向こうの修理屋さんにも

みてもらったっけ。
今さらながら・・・

涙がとまりません（ ; ; ）今宵は喪に服します。