はぁ~とため息をついた。たかい、高杉しんさく。今に始まったことやないけど、演劇やミュージカルの料金がたかすぎるのだ。先週「あさイチ」にアンジェラ・アキさんが出ていて、(ちゃんと見たわけではないが)どうやら音楽を担当したミュージカル「この世界の片隅に」のPRらしい。そこまで彼女が力を入れて作り上げた作品とあらば、ちょっくら見てみたいではないか。どれどれ... とチケット情報を検索して、ヒロインはWキャストなので大原櫻子ちゃんの日はいつかなー?なんて見ているうちは楽しかったのだが。肝心の料金をみて「はぁ~」。そこでブチッ、作業中断。大阪公演では全席S席:15,500円だったのだ。たかすぎ、高杉しんさく!(さらにシステム手数料とか色々加算されるしね)
よほど好きな役者が出ているか、好きな演目なら別だけど。それでも高すぎる、庶民には。一生記憶に残るような舞台なら、価値あるかも? それでも、せいぜい1万円前後でお願いしたいもんです。
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さて本題。朝ドラ「虎に翼」はその後も巷(ネットか)で絶賛されているけれど。弊ジムショでは依然として評価は低い。視聴放棄寸前のところを何とか持ち堪えているって感じだ。(こういうのを”そりが合わない”というのかな)
このドラマにおける伊藤沙莉も、その母も、妙にクセのある兄&兄嫁も。同居人・仲野太賀さえもわざとらしくって気に入らぬ。ヒロインの相手役?なのかようわからんがEXILEの岩田なにがしっちゅーのは昔からどうもお高く留まっているようにみえて、関西電力のCMも好かんかったぁ~とボスちゃん。
ただ軽快な米津氏の主題歌は悪くない。悪くないけど、一箇所気になるところが。途中、米津が突然ドスを利かせ、「そばにツバを吐く」(調べると「空にツバを吐く」だった)とシャウトする。ええんか? 朝ドラやで。これ絶対クレーム入るよ。しかしその後、このフレーズの前で「来るで、来るで...(もうすぐ吐くで~)」と身構えるようになった。じつはこれ、ドスを期待してるんかも?(>あほか)
音楽といえば、劇中でヒロインがことあるごとに披露する「♪うちのパパとうちのママが・・・」という歌が聴くに堪えない。どこがいいんだ? しかもあの声だし...。こんど歌ったら、ほんとに視聴放棄するかも。
PS.主題歌については、やはりこんな苦情が。(笑)
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一方、大河ドラマ「光る君へ」はその後も楽しく見ている。ストーリー展開はもちろん、特に好きなのが音楽だ。平安時代なのに、時にジャジーな曲が流れたり。斬新なのに、とてもしっくりくる。あの時代がちょっとお洒落に彩られるのは音楽の効果も大きいのではないか。前々回だったか、ヒロイン・まひろ(紫式部)が清少納言と会話する場面。清少納言が突然(まひろが愛する)藤原道長さまの名前を出し、その評判(あまり人気がないの~)などと語ったシーンでまひろがハッと顔を赤らめる時。ギターソロがきゅんきゅんする音楽が流れ、絶妙だった。感動すら覚えた。
音楽は冬野ユミさん。主題歌も彼女がつくったらしい。以前ハマった「アシガール」を担当されたていた時、彼女の存在を知った。今回もいい仕事をされている。ぜひじっくり耳でも大河を楽しもう♪
*おまけショット*
きのう風呂上がりにやっていた「映像の世紀 バタフライエフェクト」(NHK)。
晩年のビリー・ホリデー。
おもしろそうなので途中から録画。彼女も黒人差別に苦しんでいたのか。やっぱりこの番組、ええわ~
アシガールからご存じのこと、あまちゃんさすがにお目が(耳か?)高いですな。
(米津が突然ドスを利かせ…で爆笑してもた)
いやお恥ずかしい・・・じつはアシガールも再放送でみたわれら、決して耳は高くないですよん。
(米津さん、毎朝気合入ってまんな。ちゃうか、、)