素人の娘とSEXしても責任を取らなくてよいというのなら男にとってこんなに好都合なことはないなあ。
でも仮に妊娠させてしまった場合どうするんだろ。
コンドームつけてても可能性としてはありうるだろ。
彼らに親になる覚悟はあるのだろうか。
中絶という手段が法律で認められているが、僕としてはあまりに安易な解決法に思われるのだ。
それって本当に解決法なのかって。
とにかくたとえ合法でも言葉（法律は言葉です）で命を断絶してしまうことに納得できない。
正直言って怖い。
なんか越えてはいけないものを越えてしまうようで。
単なる思い込みに過ぎないかもしれないけど。
以後、答えを求めて繰り返し考えてしまうような気がして。
今日、印象深い夢を二つ見ました。
一つは僕を含めた４人の子供ががらんどうの明るい倉庫の地べたに寝ながらおしゃべりしている夢でした。
そして最後には大人たちもぞろぞろ入ってきて寝転がるという夢でした。
もう一つは女優の能年玲奈さんに僕がぴったりと抱きつくエロい夢でした。
でも彼女はもう一人の女の子と別の男の子を探しているという夢でした。
現実には絶対あり得ないことなので何か得した気分になりました。
とりあえず恋愛を結婚と結び付けるのはやめにしようか。
これまで「責任を取らねばならない」という思いが強すぎて一歩も踏み出せなかったから。
また相手にも重い奴だと見做されかねないし（西洋占星術によると僕の性格は真面目だけどのんきなのです）。
さらに僕はセックスというものを過大視しているのかもしれないし。
ところで異性間の友情って成立するのだろうか。
とにかく死ぬまでに「肉のよろこび」というやつを知りたい。
そうです。
僕は童貞だけどエロ人間なのです。
だいぶ衰えたけど性欲はあります。
国立職業リハビリテーションセンターにお弁当を配達するとき、毎回自動ドアの大きなガラスに僕の姿が映るんだけど、僕の体型ってクマクマしてるなって。
どうでもいいことかもしれないけど、昔の僕を知っている人ならみんな驚くだろうなって。
設定ではバカボンのパパが４１歳で銭形警部が２９歳なんだって。
うそだー、と叫んでしまいました。
どう見てももっと年上だろー。
ちなみに僕はもうすぐ５０歳になるけど年齢より若く見られます。
最近も３０代に間違われました。
年相応の渋さがありません。
軽い人間に見られはしまいかと心配です。
どうすれば成熟できるのか。
どうすれば美味しくなって誰かを喜ばすことができるのか。
果実が考えることではないかもしれないが気になる。
十分に育つには日光や養分が必要になる。
だから木がどんな場所に根を張るかが一番大事かもしれない。
それにしても僕は５０歳になろうとしているのに未熟でしょうがない。
いまだに自分の持ち味が分からない。
「いつ死んでもいい」と思えるような生き方が最高の生き方なんじゃないかなあ、なんて思う今日この頃。
熟した実が今にも木から落ちそうになっているというイメージ。
こう言えば分かってもらえそうな気がする。
自分らしく生きていない人ほど他人を貶めようとする。
それよりは自分が心から好きなことを追求しよう。
それによって結果的に平凡な人と見做されたとしても構わない。
自分を偽って（代用品を身につけて）非凡な人と見做されるよりはいい。
というか、本当に非凡な人って自分の欲求にとても正直な人なんじゃないか。
だからまず自分が本当に求めているのは何かを知ることから始めよう。
時間はかかってもそこさえブレなければ大丈夫だと思う。
個性的に生きていない奴に限って外見にこだわると思う。
僕の幻聴の主たちはよく僕の顔の悪口を言ってきたけど、それは彼らが無個性だということを白状しているようなものだろう。
顔とか学歴って分かりやすいからね。
でもそういうものは社会に出るとあてにできない。
信用というものは日々の積み重ねで得られるものだからね。
顔とか学歴に安住する者は、怠惰と見做され、そのうち飽きられるだろうね。
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最終的に死ぬ僕は敗北者であることが決定づけられている。
仮に僕が不老不死になっても同じことだ。
そのうち「僕は死ねないのか、可愛そうに」と自己憐憫の情に囚われるだろうから。
だから生きるも死ぬも等価なのかもしれない。
そこは「ここではない」という形で体験されうるのに対して、ここを「そこではない」ような場所として体験することは困難である（ここでは便宜上、あそこやかなたなどの遠距離の規定もそこに含めておく）。
ここから出発してそこを規定することはできても、そこから出発してここを規定することはできない、という非対称性については、一つの円を思い浮かべて、ここをその円の中心に置き、そこを中心以外の箇所に置いてみるとすぐ理解できる。
円の中心は、それのまわりに円が形成されるところの、つまりそれがなければ円が円として可能にはならないところの、しかも一つの円についてはたった一つしかありえないところの、きわめて特権的な源泉点である。
これに対して中心以外の点はすべて、それが「中心でない」ということに関しては平等であり、非特権的であり、その意味では交換可能である。
つまり、円の中心として表象されたここの特権性は、もっぱらその源泉点としての唯一性・交換不可能性にある。
この唯一性・交換不可能性はここのポジティヴな本質規定として絶対に欠かすことのできないものであって（これが欠けると、ここは多くのそこの一つになってしまう）、もしここを「そこでない」という仕方で規定しようとすると、このポジティヴな本質規定が欠落してしまう。
これに対して、そこはむしろこのポジティヴな規定を欠いていることをもってその本質としているのだから、「ここでない」という形で十全に規定されうるのである。
以上、木村敏著『分裂病と他者』から抜粋。
う～ん、この文章のおかげで僕が超人を目指していた頃を思い出しました。
当時、僕は狂っていたのだけど、どこが変だったのかよく分かりました。
あの頃、もし誰かに「超人とは何か」と訊かれたら「普通の人を超えた人」と答えたでしょうが、さらに「普通を超えるとはどういうことか」と訊かれたら「普通ではない人になること」と答えただろうからです（それにしても普通って何だ！）。
要するに僕は他者を基準にして（ひねくれた形で）自己を規定しようとしていたのです（証拠をいくら集めても同じこと）。
別の言い方をすれば、僕には本心からなりたいものが何一つなかったのです。
だから、具体的な職業選択にも苦労することになったのです。
でも、遅まきながらこのことに気づけて良かった。
この前、作業所の厨房で一緒に働いているIさんが注文の電話に出る時、「はい、所沢診療所です！」と言い間違えたのでみんな笑いました。
注文の電話は頻繁にかかってくるので混乱してしまったのだなあ。
責める気は全く起こらなかったよ。
