プシコの架空世界

ホレホレ触るとはじけるゾ。
理性がなければ狂いません(妄想の形成にも理性の助けがいる)。

最終的な影響の大きさと、その初めの原因の大きさ

2013年08月31日 15時39分05秒 | インポート

 

 マーク・ブキャナン著・水谷淳訳『歴史は「べき乗則」で動く』の本文中の「最終的な影響の大きさは、その初めの原因の大きさとは何の関係もないからだ」という一文が目に留まる。<o:p></o:p>

 

これから僕は統合失調症に思いをはせる。<o:p></o:p>

 

統合失調症の発症にはトラウマになるほど重大な出来事を必要とはしない。<o:p></o:p>

 

それまで心理的に不安定な臨界状態にありさえすれば、つまり歪みと圧力が十分蓄積されていれば(統合失調症を発症する前の僕には長い間ある葛藤がありました)、ちょっとしたきっかけで脳内ホルモンのバランスを崩し、発症に至るのだ。<o:p></o:p>

 

べき乗則を理解することで統合失調症の謎のひとつが解けたような気がする。<o:p></o:p>

 

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近所の家が外壁を黄緑色に塗装しました。

2013年08月31日 11時25分34秒 | インポート

近所の家が外壁を黄緑色に塗装しました。
「それがどうした?」と聞こえてきそうですが、2007年に統合失調症の症状が再発した頃、僕は近所の家の外壁の色に敏感になり、妙な被害妄想に陥ったことがありました。
団地内に暗い色をした外壁を持つ家が二つ、三つと増えてきている、これは何かよからぬ兆候だと・・・。
大体、家を暗い色にしようとする心理がわからない。
でも、今はそういうことはありません。
外壁を明るい色にする家も増えてきたような気がします。
今度は景気がよくなってきたことと何か関係があるのではないかと疑っています。

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浮気遺伝子

2013年08月30日 15時04分13秒 | インポート

浮気遺伝子というものがあるらしい。
個人的にはこんな遺伝子を持った異性とは付き合いたくないな~。
だって、泣きを見るのは火を見るより明らかだもん。
僕が絶対的な権力を持っていたら、この遺伝子を持つ男女の抹殺を企てたであろう(僕が権力者でなくてよかったね)。
しかし、調べたら、僕自身がその遺伝子を持っていたりして・・・。

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方程式よりゲーム

2013年08月30日 12時52分23秒 | インポート

 

 マーク・ブキャナン著・水谷淳訳『歴史は「べき乗則」で動く』から。<o:p></o:p>

 

 平衡状態から外れた物事は、時間に依存しない方程式を解くことでは調べられない。そこで物理学者たちは、別の方法に切り替えた。方程式の代わりにゲームを使うことにしたのだ。物理学の雑誌は今、単純なゲームの研究に関する論文でいっぱいだ。ある論文は結晶成長の原理を探るもので、また別の論文は粗い表面の生成を再現するもので、といった具合である。わずかずつ異なる何百というゲームが行なわれている。そして砂山ゲーム同様、そのどれもが非平衡システムに関係しており、そのために本質的に深く歴史に依存している。すべてのゲームが、フランシス・クリックがかつて「凍結した偶然」と呼んだものに影響されている。砂山ゲームでは、一粒の砂がどこに落ちるかは、偶然に支配される。そして砂山がその砂粒の上に成長し、その砂粒はその場所で「凍結」することになる。砂山全体は、その砂粒が他ならぬその場所にあるという事実に、永遠に影響を受けつづけることになる。つまり、今起こっていることは、決して消え去ることなく未来全体に影響を与え続けるのだ。<o:p></o:p>

 

 もし物理法則が凍結した偶然を許さなかったとしたら、世界は平衡状態になり、すべてが風船の中の気体のように、永遠に均一で不変の状態に留まっていたはずだ。しかし実際には物理法則は、一つの出来事が、そこに永続的な結果をもたらし未来の進む先を変化させることを許している。物理法則は、歴史の存在を許しているのだ。臨界状態の普遍性の発見は、複雑系理論の初めての信頼しうる発見であるだけでなく、歴史における出来事の典型的な性質に関する、初めての意味深い発見でもある。そしてそれは、我々を本章(第1章 なぜ世界は予期せぬ大激変に見舞われるのか)の出発点へと立ち返らせることになる。<o:p></o:p>

 

 う~ん。<o:p></o:p>

 

 歴史の漸進的な傾向や周期を探すのは間違った方法なのか~(これらの概念は平衡系の物理学や天文学に現れるものだからだそう)。<o:p></o:p>

 

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気分さっぱりしました。

2013年08月30日 10時22分29秒 | インポート

3か月ぶりに美容室に行ってきました。
髪を短くしてもらって気分さっぱりしました。
さて、これから何をしようか。

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統合失調症と臨界状態

2013年08月29日 16時29分04秒 | インポート

 

 中井久夫著『精神科医がものを書くとき』より引用。<o:p></o:p>

 

 統合失調症問答<o:p></o:p>

 

 (略)<o:p></o:p>

 

 ――かりにそうだとして、あなたはどうお考えですか。<o:p></o:p>

 

 二つの可能性があると思うのです。一つは、前頭葉とか、そういう部分の機能が衰えていて、だから、必要に応じて血液を配るシステムが少ししか配らないということ。もう一つは、前頭葉なり何なりが暴走しようとするので、血液供給を少なくして暴走を食い止めようとする安全装置が働いているということ。いずれも、むろん憶測です。そもそも脳の血液を合理的に配分しようとするシステムが何かはわかってません。そういう問題意識も、まだこれからですね。<o:p></o:p>

 

 ――後者のほうは、原子炉の暴走を食い止めるのに、炭素棒とか何とかを突っ込んで減速を試みるというのに、似ていますね。<o:p></o:p>

 

 そういえばそうですね。脳には原子炉なみの安全装置が仕組まれていても不思議ではないでしょう。暴走すると大変なシステムですからね。そういう目で精神障害を見てゆくと新しい見方ができそうですね。患者には、頭がやたらにいそがしくなって制御できないという感じを持つ人がかなりいます。意欲がなくなって疲れやすくなってくるという人もいますがね。<o:p></o:p>

 

 ――後者の人たちの場合は、安全装置のほうが先に働いてしまった?<o:p></o:p>

 

 そういうことになりますでしょうかね。<o:p></o:p>

 

 (略)<o:p></o:p>

 

 ――鬱病は、どうですか。<o:p></o:p>

 

 安全装置の発動として考えますと、こういう考えはどうでしょうか。私の友人の神田橋條治氏が、鬱病でいちばん辛いのは、いちばん得意な能力がいちばん低下したと感じることだと言っています。これを聞いて、はっと思ったのは、統合失調症の発病の直前には、ふだんできたらいいなあと思っている能力――得意になりたいと憧れている能力――が、ぐっと出てくるように感じられることです。<o:p></o:p>

 

 ――どういうことを考えられたのですか。<o:p></o:p>

 

 鬱病は、暴走のかなり手前で制動を掛け、システムの火を落としている。統合失調症では、この制動が働かなくて、暴走の直前に行ってしまう。原子炉の暴走の直前にも規定の出力の数百倍の出力が出るそうですが、それと似た状態が現れます。だから、発病への路は、誘惑的なのです。あの状態を返してくれ、治さないでくれ、治してもいいが、あの状態だけには戻りたいという人が出てくるほどです。<o:p></o:p>

 

 ――その瀬戸際の状態に留まって、すばらしい詩を書いたり、科学の発見をしたりするということはありませんか。<o:p></o:p>

 

 あると思います。実際に、そうではないかという詩人や数学者もいます。でも、私は、人に勧める気にはなれませんね。第一に大変苦しい。それから、その瀬戸際にとどまれるかどうかは、個人差があって、私の経験では数時間の人から、二、三年の人まであります。そして自分で左右できません。それから、第三に、そこでは、それまでの知識と経験の蓄積を総動員はできるけれど、その時から勉強を始めては遅いのです。新しいものを外から入れることはできない状態です。<o:p></o:p>

 

 ――発病寸前にすごく勉強を始める人がいますね。でも、稔るところまで、病気は待ってくれませんね。もっとも、稔った人は、精神科医に来ないのかもしれません。<o:p></o:p>

 

 一般に安全装置が働いて成功した場合は、医者に来ないでしょう。<o:p></o:p>

 

 う~ん。<o:p></o:p>

 

 午前中、マーク・ブキャナン著・水谷淳訳『歴史は「べき乗則」で動く 種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学』という本を読み終わったのだけど、そこに「臨界状態」という言葉が出てきて、気になりました。<o:p></o:p>

 

 この本の内容もとても興味深かったです。<o:p></o:p>

 

 統合失調症も「べき乗則」で説明可能なのではないかと思ったりしました。<o:p></o:p>

 

 興味のある方は一度読んでみることをお勧めします。<o:p></o:p>

 

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歴史

2013年08月29日 12時55分03秒 | インポート

 

 ポール・ヴァレリーの言葉。<o:p></o:p>

 

 「歴史とは、決して繰り返されることのない事柄についての科学である」。<o:p></o:p>

 

 ああ、これは家族史や個人史についても当てはまることなのだろうなあ・・・。<o:p></o:p>

 

 これからも、同じようなことは起こるだろうが、同じことは起こらない。<o:p></o:p>

 

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あれ?この人、死んだんだっけ?

2013年08月27日 09時45分02秒 | インポート

 

 「あれ?この人、死んだんだっけ?」。<o:p></o:p>

 

最近、母とテレビを見ていて、よく発する言葉である。<o:p></o:p>

 

 そして、二人で「どうだったかな~」と考える。<o:p></o:p>

 

 そういうときは、お互い、間抜けな感じになる。<o:p></o:p>

 

 けれども、これ、僕たちの記憶力が悪いせいではないと思う。<o:p></o:p>

 

 なぜなら、毎日、毎日、テレビでは生者に交じって死者の姿も映し出されるからだ。<o:p></o:p>

 

 だから、見る側の記憶が混乱してもおかしくないと思う。<o:p></o:p>

 

 そうして、生と死の境界線がぼやけていく。<o:p></o:p>

 

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←人生→

2013年08月26日 12時39分07秒 | インポート

 

実存主義の先駆者セーレン・キルケゴールが語った人生のジレンマ。<o:p></o:p>

 

「人生は時間をさかのぼって理解されるものだ。だが、人生は時間を下って生きなければならない」。<o:p></o:p>

 

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屋久杉のようになりたい。

2013年08月25日 19時04分22秒 | インポート

Imgp0582

自宅においてある家具です。
材料は屋久杉です。
見て分かる通り、全然機能的な代物ではありません。
でも、大好きです。
扉を開けると、独特のいい香りがして、幸せな気分になります。
僕は屋久杉みたいな男になりたいのです。
いえ、長生きしたいというより、こんな風にうねった感じに生きたいのです。
なんかダイナミックでしょ、屋久杉って。
まあ、永遠の憧れですね。

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ショックを受けたときのなぜ?

2013年08月25日 17時11分12秒 | インポート

Imgp0584

素朴な疑問。
ショックを受けたとき、なぜ、右前頭部から1センチぐらい離れたところに衝撃が走るのだろう?

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リス・パー・怠(ダ~ル)

2013年08月24日 12時53分10秒 | インポート

Imgp0577
リス

Imgp0578
パー

Imgp0579
怠(ダ~ル)
ごめん・・・。

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僕のアレルギー性鼻炎、治った?

2013年08月24日 08時26分33秒 | インポート

今日で点鼻薬を使わなくなって1か月がたつけど、僕の鼻はなんとか機能しています。
う~ん、僕のアレルギー性鼻炎、治った?
もしそうだとしたらうれしい。
神さまに祈った甲斐がありました。
ありがとう!神さま!
現実に、点鼻薬代がかからなくなったので、助かります。

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エビリファイって効くのかなあ・・・。

2013年08月23日 15時35分52秒 | インポート

現在、リスパダールという抗精神病薬を一日に4ミリグラム服用している僕だが、最近、エビリファイという抗精神病薬の存在が気になって仕方ない。
何と言っても、「エビリファイ」という薬名が「アビリティ(能力)」という英単語を連想させるからだろう。
こんな脳内変換が起きるのは僕だけかもしれないが、今度の精神科の受診日に説明してもらおうと思っている。

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お金がもたらす錯覚

2013年08月22日 16時26分46秒 | インポート

 

お金をたくさん持っていると、偉くなったような気分になるのは、わからんでもない。<o:p></o:p>

 

だって、どんなに高価な商品でも、手持ちのお金と交換すれば、手に入れることができるから。<o:p></o:p>

 

幸いなことに、現代の日本社会では店員さんに「お前、嫌いだから、売ってあげない」とは言われないのが普通だ。<o:p></o:p>

 

むしろ、笑顔で応対してくれることの方が多い。<o:p></o:p>

 

だから、お金持ちが全能感に満たされてしまう気持ちもわかる。<o:p></o:p>

 

でも、勘違いしないように、教えてあげよう。<o:p></o:p>

 

「相手が好意的なのは、単にお金がほしいからだよ、別にお前のことを尊敬しているからではないよ」と。<o:p></o:p>

 

ちなみに、宝くじの高額当選者にいつまでも自信がつかないのは、正しい自己認識があるからだろう。<o:p></o:p>

 

 それでも、お金は使ってこそ意味がある。<o:p></o:p>

 

 使えば、誰かに施しを与えることになる。<o:p></o:p>

 

 しかし、それによって威張るのはおかしいというだけの話だ。<o:p></o:p>

 

 施しを与えても、言葉で取り返してしまったら、意味がない。<o:p></o:p>

 

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