他人を貶めて自分を救おうとするマウンティング。
対人関係における主導権を握るためによかれと思ってなされるのだろうがそれによって一体全体誰を幸福にできるのかと。
情けないことに本人は気づいてないのだろうが彼には人間的な思いやりの心が欠落してる。
たぶん精神的なゆとりがないせいだろう。
彼の心象風景を例えるなら地獄のようになるかもしれない。
ニック・チェイター著『心はこうして創られる』という本を読んでます。
この本を手に取るきっかけになったのはネットで香山リカという精神科医が衝撃を受けたと語っていたからです。
読んでみると確かに科学的なのですが「無意識の思考、深層心理、内的世界……そんなものは存在しない。記憶の中の光景も、政治的信念も、あの人を見た時のときめきも、すべては脳の即興＝瞬間的にでっち上げているものだった！」とかいろいろ人の直観に反するようなことばかり書いてあるのでそりゃショックだわなと納得しました。
今まで自分たちの信じてきたことは何だったのかと。
とにかくこれが全部本当だとしたら精神医療にも革命的な影響を及ぼすと思います。
定価：本体１９５０円（税別）
今日知らないお父さんが怒り狂ってる夢を見ました。
そして息子たちが彼の常軌を逸した行動を何とか食い止めようとするのですが敵わず犠牲になるという夢でした。
とても疲れる夢でしたがこの夢にどんな意味がある？
他人の迷惑にならない限り生に執着するのは何の問題もないと思う。
むしろ傍からそういう者を見るのは楽しいものだ。
彼にそのつもりはないだろうが彼が身代わりになってくれるおかげで自分は生への執着から離れることができる。
そして弱った時には熱をもらうこともできる。
