自我の弱い人が狂気に陥るわけではない。
自我が弱くても、その人なりのリズムが取れていれば、問題ない。
狂気とは精神のリズムが狂った状態のことをいうのだから。
どこかが弱ければ、他の部分が強くなっていると考えるのがいいだろう。
ボールの一部分を押すと、他の部分が出っ張るといったイメージ。
狂気とは、自我が何らかのショックを受け、歪んでいる状態のことだ。
だから、時間を経て再びリズムを取り戻せたら我に返るというのも、あり得ぬ話ではない。
実際、自我を強くしても、より困難な状況を招き寄せるだけではないか。
要するに、身の程を知るというか、バランスが大切。
しかし、成長するためには一時的にバランスを崩さねばならないところが人生の難しいところ。
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