チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

立春の秩父長瀞

2020年02月06日 | ウォーキング

 

よく晴れた穏やかな立春の日、宝登山の蝋梅園が見頃だと聞いて、長瀞まで行ってきました。宝登山の頂上は杉林が伐採されて蝋梅園になっています。ロープウェイで誰でも登ることができるので、お年寄りも子供づれも、犬を抱いた人も来ていました。薄黄色の透明感のある花はとても綺麗なのですが、匂いが少ないのがちょっと淋しい。

遠くに見える三角の山は秩父の名峰武甲山です。秩父は今は山奥ですが、昔は海の底だったそうで、隆起して何億年も前の地層が表に出て間近に見えるという、全国でも大変貴重な場所で、古くは宮沢賢治も見学に来たことがあるそうです。

武甲山はちょっと前までは違う形だったのですが、海の底だったため石灰岩で出来ていて、山を削りコンクリートにする巨大な工場がいくつも出来ていて、年々削られて形を変えています。少しは残してくれなくては秩父の人は悲しいでしょう。

 

 

宝登山は山自体が宝登山神社で頂上には奥宮、麓に本宮があります。権現造りの美しい神社です。秩父三社と呼ばれる、三峯神社、秩父神社、宝登山神社は三つともこの造りで見応えあります。

 

 

長瀞は急流下りもあるのですが、今の時期は水が一番少ない時期で急流はないそうで、その名の通りの長い瀞になった場所をゆっくり周遊する コタツ船に乗りました。岸の大きな一枚岩は岩畳と呼ばれる天然記念物です。川は荒川で、一昼夜船に揺られていれば東京湾に着くそうですよ。長瀞に最初に来たのは小学校の遠足で、岩畳の上でお弁当を広げました。今はお弁当にはちょっと寒いですね。レトロな商店街で昼食です。

春分のこの日、地元の武甲酒造では新酒販売の杉玉が上がったそうです。私も酒粕を買って、電車の中で秩父餅をつまみながら帰ってきました。


ヒヨドリの仕業

2020年02月06日 | 菜園日記

 

先月末までは白菜もキャベツも元気で、もうすぐ董立ち菜(菜の花)が採れると楽しみにしていたのに!

白菜の董立ちはすっかり食べられてしまいました。キャベツはとんがったキャベツが3個残っていたのに、芯までえぐられています。ヒヨドリの仕業です。ギャーギャーと派手な鳴き声、大きなくちばしで全部突いてしまったようです。チンゲンサイに至っては、芝生を刈り取ったように葉っぱが食われて平らになっています。この季節は鳥たちも食料がないのでしょうか? 

それにしても、いつも思うのだけれど、周りの畑にはもっと立派な野菜が残っているのに、なんで不出来な、しかもいくつも残っていない、私の作物を狙うのかなぁ。