PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

4桁のスポロレメンテのゆくえを再考する。

2009-08-22 | 悩み

私は4桁のスポロレよりも5桁のスポロレの信奉者ですが,それでも,特に夏にはケースが軽くて,ブレスもガチャガチャしていい感じの4桁スポロレの個体はいくつかありますので,やはり今後のそれらのメンテナンスは不安です。これは今日に始まった問題ではありません…。

将来4桁のスポロレを購入されるのであれば,国際サービス保証書(どこの国でもよい)が添付された個体,またはメーカーメンテを証明してくれるショップの個体を購入するべきです。できれば数年以前のメンテ済みの個体をです。

メーカーメンテのしていない個体,特に手巻のデイトナミルガウスはロレックスを専門にメンテできる修理屋さんと取引のあるショップがよいでしょう。ミルガウスは耐磁テストをしてもらえなければ普通の3針時計ですので意味がないといえばそうなんですけれども…。

とにかく,いまや日ロレメンテに期待ができない以上,これらのショップの重要度が非常に高まるわけです。日ロレの地方営業所でもよほど知人がそこにいないかぎりは困難で,次に日ロレ技術者公認店に依頼しても,胴元からのパーツ供給がなければ同じことでしょう。そう考えても,ロレックス修理に精通した技術者のお店がたとえメンテナンス料金が多少高くても妥協しなくてはいけません。現実的には。あと20年もすれば,今度は現行5桁の日ロレメンテも怪しくなるかもしれません。

ロレックスは確か,生産終了から30年間はパーツを保有するはずなのですが…。

そういった意味で,今後はやはり,100万円以上も支払って,〝改造品〟,〝2個1〟,〝贋作〟だったらナサケナイので,道場破り的な質問をされても,ロレヲタのコアな質問に逆切れまたは警戒しないで返答できる責任者やスタッフのいるショップは強いと思います。

話は変りますが,キッチリしすぎている感のある現行6桁のスポロレで,買うに値するのはステンレスのデイトナがギリ…という感じですね。これすらも怪しいのだが。

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