紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

大王製紙対北越紀州製紙、どちらも、振り上げた手をよう下ろさなくなっています・・・

2016年02月25日 17時55分42秒 | 日記
 今朝はー4度と氷が張っていました。かみさんがいないので味気ない朝食を取りグランドゴルフに出場・・・皆がどうした、どうした「かみさんは来ないの・・・?」と、云うので,ちょっと用があって…と,誤摩化しましたが、会長には駄目。サポーターの休みを、かみさん自ら電話したので「どっか具わいが・・・」でした。幸いにして,しびれの程度は軽くなっていますがもう少し掛かりそうです。(しびれとは・・・首から上は、左対左・・・首から下は、上が左なら下が右だそうです)病院に行く途中の家の庭にこぶしが咲いていました。(携帯の電源が弱っているので,充電してこれから持って行きます)

  製紙メーカー産業廃棄物の有効利用です。「PS灰」(製紙スラッジ焼却灰)の活用・・・愛媛大学と「丸住製紙」で、PS灰の有効利用に関する共同研究を進めていて、PS灰に“凝固機能”を付与する技術(特許申請中)を見出し、「インターロッキングブロック」の開発に成功しました。
 愛媛大学と丸住製紙はさらに研究を重ね、セメントの代替としてPS灰を体積比で約3分の1配合したブロックを製造し、今回、連携協定を結ぶ四国中央市の協力のもと、市営中央駐車場の舗装にPSブロック(愛称:ピースブロック)が施工したのです。(紙業タイムス) 

 北越紀州製紙vs大王製紙=損害賠償請求訴訟で第1回口頭弁論…ちょっとヒツコイですね,どちらも、振り上げた手をよう下ろさなくなっています・・・。
「大王製紙・転換社債」の発行により損害を受けたとして、「北越紀州製紙」が大王の役員13名に「約88億円」の損害賠償を求めていた訴訟の、第1回口頭弁論が1月28日、東京地裁で行われ・・・。
 地裁は、両社に次のように命じた。 大王製紙に対しては、「転換社債発行を決めた際の取締役会議事録」と「転換社債の公正価値に関する外部機関の評価報告書」の開示を、次回口頭弁論までに検討すること、また北越紀州製紙には、自らの主張内容(請求原因)をより明確にし、2月26日までに書面で提出するよう指示しました。

 良かったです!従業員もやっと安堵です・・・でも,株価は25日午前176円としぶい。(ホンハイが”元を取る”為に「増資」するのが見え見えですから、値打が大幅に下がりそうなので買い手が警戒です)・・・「シャープ」は25日午前、臨時取締役会を開き、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業による再建案を受け入れ総額7000億円規模の支援を受けて、「鴻海の傘下」に入る事を決めました。裏にいたのは、「みずほ銀行」で・・・みずほがホンハイを勧めたのです。(「みずほ銀行」は、今年に入り、鴻海案を支持する姿勢・・・事実上の決定権を握るのは大口債権者、みずほ銀行と三菱東京UFJ銀行)

 シャープは7000億円規模の支援が確実に履行されることを求めて保証金1000億円を支払うよう求めていましたが、鴻海が受け入れた。
 もう一つの支援は決まりません(高温多湿で破裂のエアーバック)「タカタ」問題です・・・タカタはエアバッグの世界シェア2割、シートベルトなどでも高い技術を持持っています。(海外企業に買収されると,技術が流出)
 「タカタの主要顧客の“ホンダ”が支援を決断すれば協力する」…ですが「ホンダ」は我が社一社では嫌や、と云っているのです。(経営不安で供給出来なければ、自動車各社の生産に響く恐れが有るのですが・・・)

  急増する訪日外国人客を受けて・・・。「森トラスト」は22日、運営ホテル「ラフォーレ」の半分にあたる“5施設”を米ホテルチェーンブランド「マリオット」に切り替えると発表(今回の5カ所を含めラフォーレ7カ所を160億円かけて18年までに改装)・・・「米マリオット」は今回の5カ所を含め、2020年までに日本で2倍の“30”に増やす計画。
 森トラストはマリオットとFC契約を結び、今回ブランドを切り替えるのは全10カ所のうち、中軽井沢(長野県)、南紀白浜(和歌山県)、山中湖(山梨県)、修善寺(静岡県)、琵琶湖(滋賀県)で、いずれも訪日客が増えている地域だという。
 「ラフォーレ」は法人利用者6割で、契約社数が横ばい、其の性格で景気変動の影響も受けやすいのです。

  政府は現在の太陽光偏重の是正に動いており・・・日本で「風力発電」の導入が加速です。 国内首位のユーラス(HD)と同2位の「Jパワー」がそれぞれ2020年までに600億円規模で投資(少し小さい投資?)・・・国内全体の風力発電能力は現在の約3倍となり、「原子力発電設備10基分」に増える見通しだそうです。風力も再生可能エネルギー活用の新たな柱になりそうだと云われています。