紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

彦星・織り姫が見えないのに七夕の月に入りました

2012年06月30日 16時36分39秒 | 日記
今日は朝7時半から、の集会所に出かけました。姫野々・恒例の「七夕飾り」制作の日です。約7~8メータの高さの笹竹10本に、24名が寄ってたかって、飾り付けるのです。奥さん達は、8時からお昼の食事の五目寿司・酢の物・お吸い物の準備。わいわいがやがや、結構楽しんでやってくれました。この中に、此の先月、朝飯の最中「箸を落とし」・・・手の指に力が入らず救急車で搬送された「脳梗塞」の方も来てくれていました。血圧が常時170くらいだったのに、医者に行くと「酒を止められる」ので・・・そのつらさで、病院に行かなかったそうです。土佐の酒飲みの真骨頂です。の60台の若年寄りには「奥歯・両脇の歯が抜けて前歯だけ」の人が沢山います。結局、毎日飲んで、飲んで、飲んで、そのまま、歯も磨かずに酔いつぶれて眠るもんですから、歯が抜けるのです。 所で、北越紀州製紙の22、12%の株の支配を受け、関連会社「持ち分法連結決算会社」になった大王製紙。その創業者、故井川伊勢吉の長男「井川高雄」さんが、再び「大王製紙の顧問」に復帰就任したそうです。両者とも、よくぞ折れ合いを付けた物だと感心します・・・これぞ「商売人」の真骨頂ですね、ツラを張る小沢流の政治だとこうは行きませんです。(紙おむつやティッシュペーパーなど、大王の創業家が経営権を握っているグループ18社の株式は、北越紀州が一度取得した上で、大王に売却する方向で調整している)又、消費税10%にならないうちにと云う動きが出始めたようですが・・・?、住宅着工件数が4ヶ月連続で前年比プラスになっています。住宅や、車や高額の物は、消費税アップの前に「前倒しバブルもどき」になりそうです。写真は、昨日の梅雨の晴れ間の1日、上の畑のアガパンサスです。

CSR:(Corporate Social Responsibility)社会的責任

2012年06月29日 16時50分05秒 | 日記
株式会社・企業には社会的責任があります。以前の事です、和紙原料の村・田舎の精華小学校の児童を連れて「製紙会社」を見学さしたくて、高知県いの町「日本製紙パピリア」に話した所「当社は地域社会に貢献する事」が会社のテーマーの一つになっていて、地元の方達の工場見学を歓迎していますので、と、許可されました。此の工場は、「特殊紙専門工場」なんで、いろいろなユーザーとの製品製造に関し「秘守義務」契約をしているので、無理だと思っていたのですが、それは、昔の話でした。又、以前から此の工場は、近く町内の小川の清掃等も定期的に社員にやらせているのです。さて、「キリンビール」ですが、先月21日、県庁で開かれた締結式にはキリンビールの高橋常務と尾崎知事、四万十町の高瀬町長が出席し、以前から行っている「協働の森づくり事業」のパートナーズ協定を新しく結びました。「キリンビール」では2006年から山の手入れを体験するバスツアーなどを企画して、「四万十町」で森林保全活動を続けているのです。これまでこの事業に参加した55の企業・団体の中で3回目の協定を結ぶのはキリンビールが初めて。また、今回は協定森林の面積を従来の「82ヘクタール」からおよそ「216ヘクタール」へと、およそ3倍弱に広げました。昨夜は、津野町での「あったかふれあい」センター事業で、此のにある「廃校・幼稚園」のセンター開設準備会に呼ばれましたが、此の全国にも無い事業も、尾崎知事の「地域社会貢献策」の肝いりだそうです。今日は朝から天気です。今日は、7キロ先の上の畑の果樹園の雑草退治でした。今日は、明日10本の竹笹竿に短冊等くくり付け,国道沿いの橋に飾り付ける「七夕祭り」の準備をしました。高齢の事業ですが、今年の世話人は私と、私の家内です・・・総掛かりの大仕事です。写真は、庭で咲くホウセンカの花。

世界のハローキチーちゃんは高知出身

2012年06月28日 17時06分27秒 | 日記
世界中の国にハローキテイーのキャラクターが愛されています。スヌーピーが先駆者ですが、スヌーピーには厳しい「肖像利用規制」があり、ユーザーは自由勝手に使う事が出来ません。その点、キテイーちゃんは、ユーザーの裁量に任せる戦術を取って来たのです。「海外本部」は「イタリア」に有って大繁盛です。「ハローキティ」を此処迄成長さしたのが高知市出身の「山口裕子さん」(ハチキンおばちゃん)、3代目のキテイーちゃんデザイナーでした。山口さんは、キティちゃんを世界109の国と地域で、愛されるキャラクターに育てあげた女性です。彼女は高知県出身故に、15日、県庁で高知県の「観光特使」の委嘱状交付式がおこなわれ、尾崎知事から委嘱状と名刺が手渡されました。山口さんは、ことし秋に、キティちゃんが「戦隊ヒーロー」に変身する新しいキャラクターを誕生させる予定で、高知と関係のあるキャラクターを生み出して高知をPRしたいと意気込んでいた。(県の観光特使は山口さんで319人目)今日は朝から久しぶりの晴れ!雑草だらけになっているので、畑の野菜を作らない道の周囲に「除草剤」を施しました。庭の通路にも残りを施しましたし、「庭木」のサルスベリ等の葉っぱには雨続きで、白い粉状の虫がついてしまったので、スミチオンの殺虫剤を・・・兎に角、晴れ間が、夕方迄の半日続いてくれる事を祈っています。本日のジム、65、9キロ。

炭水化物の多い食事の行く先は

2012年06月27日 16時57分01秒 | 日記
日本で糖尿病患者が最も多いのが「徳島県」で、2008年から2011年連続No.1、10万人当たり17、3人(全国平均11、6人、その前が14年連続1位)。私が、高知~大阪を車で往復する時に必ず食うのが徳島のうどんです。小腹に入れるにはうどんか、ラーメンが一番なんです。不思議ですが、四国では徳島に唯一、近畿地区ラーメンチェーン店の「来来軒」の出店が有りますが「徳島ラーメン」も有名なんです・・・このほど、徳島のラーメンチェーン店が3億円の負債で倒産したばかりです。さて、香川県のうどん・そば消費量は、1世帯あたり33.2kg(2008年)。もちろん「全国第1位」で、「2位」にランクされる秋田県の22kgを大きく引き離します。全国平均の「2.11倍」です。成人男性のうち、糖尿病患者及び予備軍は、全国平均では30.3%とされています。このほど、香川県が発表したデータによると、県内の成人男性はこの割合が42.6%と平均値を大きく上回っていることがわかったそうです。「うどん」の最大の欠点は、殆ど「野菜」が摂れない上に,炭水化物が「糖分」になる事なんです(まず、具が無い)。何故か、高知の山奥の津野町でも、糖尿病患者が相当いますがこれはどうも?歩かないからか?。ひどいのは、透析を受けていたりしてる同年輩の百姓もいるし、元老人ホームの支配人も自分で腹に、インシュリン注射を一日4回もしていたりです。ただ、津野町に限って云える事は、先ずは「歩かない」歩かないです。足や、膝や、腰やの痛みで・・・高齢者が歩かなくなってます。「若者」もひどい!、生活圏全て自家用車、「仕事」に行くのも、パチンコに行くのも、魚釣りに行くのも、タバコを買いに行くのも、郵便局に行くのも、おかずを買いに行くのも全てが「車」です。従って一家には、軽自動車が成年の人数分有ります。家は、100坪、200坪,300坪、駐車場の心配も無いし・・・です。恐らく、彼らは都会の「階段」階段、階段だらけの交通機関、行き交う人の歩く早さ、自転車だらけの動く手段での生活では、たぶん暮らせないと思います。写真は、印刷ニュース:山桜の記事に有ったザンビアでのバナナの繊維収穫写真を借りました。

土佐の画材和紙「大濱紙」

2012年06月26日 17時04分04秒 | 日記
東京の画商の淺木正勝氏等の提唱で、日本画を支える職人や表具師、紙の研究者等の協力により幾種類もの試験漉きが繰り返され、また幾度となく日展作家、画家による試し描きを経て、ようやく「大濵紙」が完成しました。この「大濵紙」は日本国産材料のみにより製造され、薬品による漂白や着色剤は一切使わず、古典的な素材処理によって造られています。重要な材料の処理具合の見極め、「配合・制作の指揮」は、高知の「大川昭典」(元高知県紙業産業技術センター技術第2部総括主任)、「濵田佳世子」(鹿敷製紙株式会社 代表取締役社長)が担当しお二人にちなみ、「大濵紙」と名付けられたのです。土佐和紙の新しい発表です。又、書家の使う和紙等も、「こだわり」が有り、専属の「手漉き和紙職人」を抱えています。日展作家の筆、墨での発現性で作品に大きな差が出るのです。以前、広島の書道家が、千年以上保存出来る手漉き和紙を所望した時、私の大津の友人(あるメーカーの常務)が手配したのが奈良県・吉野の和紙、僅か5枚で50万円もしました。それは、200枚程漉いた中から、気に入った5枚を選んだからです。つまり、希望する「書の寸法」にあわせた手漉きの簾の新調も含め、原価が50万だったのです。中国の古くからの書の画材には、竹パルプを入れた紙があります。筆の走りが良いそうです。若竹を切り、節を切り除いて,泥の池に2~3年浸けて腐らし、その繊維をとるのです。私の知り合いの土佐の手漉き職人(亡くなりましたが)は、「竹の子」を煮て、たたき壊して竹繊維を取り出していました。又、日本で唯一、「竹パルプ」を製造している製造メーカーは「中越パルプ工業」だけです。竹繊維には「抗菌性」が有り、食品用紙製品に使われるのです。
ニュース6月26日午後:紀州北越製紙は、大王製紙創業家保有の大王及び大王関連会社の株式を取得する「契約書」を締結しました。