放射性物質を含む廃棄物・フェロシルト。
70万トンといわれたその投棄場所や量が、徐々に明らかになっています。
それを新聞一面や社会面で取りあげたり・・・世論などが行政や業界を動かしているようです。
愛知県内の一部でも、「撤去が約束された」との話も伝わっています。
東海地区以外はどうなんでしょう?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆岐阜県は産廃とは判断していない。その判断に瑕疵はなくフェロシルトが拡散したことに県の責任はないと、姑息な幕引きの本音。この姿勢では、同じ過ちを繰り返すことが目に見えている。
岐阜県内のフェロシルト暫定量
◎6月6日の週の石原産業報告(約3万トン)
可児市久々利 6,800トン
瑞浪市稲津町 10,000トン (←1,000トン)
土岐市泉町 4,000トン
可児市大森 9,600トン
恵那市三郷 量、搬入者とも不明
美濃加茂市 10トンダンプ 5台分搬入
(搬入時期 2005年4月)
◎伝票で石原産業、石原テクノ、販売業者までは販売量をたどることができる。
しかし具体的にどこにどれだけ入れたかは、確定しない。
岐阜県が運搬した人、施工した人に聞き取りしている。
フェロシルトが入っているのではないかという、情報も寄せられている
◎2005.6.17 岐阜県発表(約500トン+近日判明か)
岐阜県内の搬入場所新たに判明
本巣市 農地
岐阜市と本巣市の境界 400~ 500トン
瑞浪市陶 造成 野積み?
土岐市鶴里 造成 野積み?
美濃加茂市 58トン
と言うことで、今後搬入場所も量も増加する可能性大。
◆三重県の販売ルートはすっきりしている。
石原産業 →石原テクノ → 建設業者らが施工
愛知、岐阜は間に人が入り複雑。
それだけ金が動き、儲かる仕組みがあるのではないか。
・・・・・・・・・・・・・・
(以上は兼松さんの報告をまとめました)
今までの投稿へのリンクは6月11日にあります
| Trackback ( )
|
こんなに、色々なところで廃棄されているとは、信じられません。
てらまちさんのブログで初めて知りました。近所に住んでいらっしゃる人はたまらないですね。
自分の目の前からいらないものは消す、隠す。
放射性物質を含む物質ですからね。
気持ちはわからないでもありませんが、
部屋にある脱ぎっぱなしの服を隠すのと違いますから・・・
★てんちゃん、自分さえ金が儲かればって、感覚なんですよね。・・・やっぱり、そっちが魅力的かなぁ。
いつも、ユニークなコメントありがとうございます。
一応は「最終処分場」なわけですから、量が「許可量」より、大きかったということですよね。
一方、岐阜の「椿洞」ですか、あそこは、中間処理場で「無資格なんですよ」ね?
また、不法投棄というのは呼んで字のごとく「法律に不の投棄ということですよね」
それが、すぐは安全だから、とするのは、感覚的に理解できないんですけど???
そんなの取り扱ている、「ブロム」とか、「掲示板」ないですけね?
インターネット検索どうするのですかね?
また、土中に気を20年も30年も置いておいて、「問題」ないのかな?
「椿洞」の場合は、近くでの農家の方もいるのにと思うのは。。。、「長良西の子」だけですかね???
四日市の報道みて、三重県行政の無責任をつくづく感じました。
岐阜は、無許可場所だから不法投棄。安全か安全でないかより前に、「法律に『不』だから、不法投棄と判定する」というのが、役所。
何か、市民の生命や財産より、「マイペースのお役所仕事が一番大事」と映りますね。
申し訳ありませんが、不法投棄などのテーマのブログ、私は知りません。また、掲示板は覗いたこともないので・・・
隣市の側から、岐阜市民に怒って欲しい、と願っているのですが・・・いけませんかね?
六価クロム、トリクロールエチレン、PCB、硫化水銀等々。どれだけ大勢の人が苦しみながら死んででいったことか。
②飲料水が汚染され、飲んだひとの健康を害し、発ガン率が増加、奇形児、障害児出産と育児の悲劇。尾張平野、矢作川、木曾川、揖斐川水系はもう取り返しがつかないかも。
③岐阜県北部、神岡鉱山から流出したカドミュウムは神通川を汚染し、富山平野にイタイイタイ病が多発したのはご存知のとおり。
④チッソ・水俣の悲劇もいまに生々しい。
⑤その都度、企業責任だ、行政責任だと責任転嫁が行われ、いざ裁判となると、裁判所がまったく機能しない。法が変わっていないのに裁判の判断が変化する。世論に迎合する。だがそのときはすでに遅い。
⑥みな過去の事実が証明している。
⑦誹謗中傷している場合ではありません。
⑧すぐ食い止める行動をいますぐおこさないと、濃尾平野には住めなくなりますよ。
確かに、飛騨・高山方面から富山平野に広がった過去の汚染の歴史があります・・・
東海三県が伊勢湾を囲んで、高いところで投棄・放置すれば、下流域に汚染が広がるのは当然です。
行政と事業者は当然ですが、住民も知らん振りはダメですね。
1 東海3県緊急知事対策会議開催(できれば関係市町村長まで含める)。
2 フェロシルト公害対策3県合同本部の設置。
3 ひろく市民から意見・提案・情報の提供を収集する公聴会の開催。
が望まれます。
行政がよくやるような企画、つまり喜びそうな企画、裏返せば、重要度の認識により、着手の可能性が揺らぐ、ということになりますね。
今度、この件で県庁へ書面を持って要望に行くので、話しておきます。
「フェロシルトを撤去する」ということは、これまでの説明にあったように、かならずしも安全ではなかったことを示唆していると痛感しています。
身体のなかに蓄積した放射能の内部放射により被爆。発ガンや白血病の発生、胎児への影響。過去に事例があります。これが杞憂であることを願わずにはいられない。
寺町さんや有志たちの勇気ある行動が、これを未然に防いでくださっている。感謝します。
日本の人たちには、もっと、自分のことは自分で守る、ということに意識を持って欲しいと思います(とはいえ、自衛隊推進論者ではありません/笑)